『夢と現実』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
昔は目を閉じる必要はなかった
そのままでも確かに見れたから
無駄なんかないと信じたいけど
吐息からも目を逸らしてしまう
夢と現実
夢と現実を行き来すればするほど、塩梅よく生きられる。
本当なら理想に浸っていたい、けど現実を見返すことで我を失わずに突き進めれる
夢に支配された自分はもはやそれに抵抗できない空っぽな存在。
擬似体験ほど幸せなひと時はないのだから。浸りたい時はテメエのタイミングでとことん浸ればいい。
そんな現実と夢との乖離が大きいという事実を受け止めながらもめげずに努力出来る人は偉大である。
『夢と現実』
私にとって、それは6時40分。
数年前から目覚ましに振動をつけるのをやめた。
振動は触覚に作用するため、強制力が強いからだ。
最近は音のみで徐々に覚醒していくことが多い。
夢の中に現実の聞き馴染みのあるアラームの音が混ざり込んでくる。
とはいえ今朝の夢ももう思い出せない。
いい夢だったらもう少し覚えているのか。
でも、いい夢こそ醒めた時に寂しい気がする。
夢と現実の間にアラームの橋が架かるまで。
今夜はどんな夢を見るのだろう?
夢と現実って、
同じに思える。
夢が夢ではないような、
現実が現実でないような気もする。
足が地についているここは本当に現実なのかな。
そう思うのもきっと
昔の僕の過ちのせい、
明日も夢で、今も夢で、
全部全部夢だったらよかったのに。
もういっその事全部壊れたらならな。
夢と現実
他人のなす音でスンとするくらいは
まだ現実であるという現実はある
愚かだ無謀だといわれる夢を追い続けようとする現実はある
まだ「人」と定義されるくらいにはいられる、マシだと思う現実もある
夢と現実に違いは無い。
現実を現実として定義できるものは何一つなく、そこにあるものを空想だと思わないのが私たちだ。
遥か未来に住んでいる私たちを想像してみよう。
その中では体という鉛から解き放たれ人々は情報の1部でしかない世界だ。そんな世界で何が現実か何が仮想なのかなんて論争に意味はあるのだろうか。
あなたはこう思うかもしれない。それは未来の話で所詮は妄想でしかないと。しかし私はこうも思う。
この話に未来かどうかなんて関係あるのだろうか。
例え5秒前に作られた世界だとして、あるいは私たちが仮想上の実験動物だとしてもやる事に変わりは無いはずだ。
夢か現実かなんて区別に意味は無いということ。
ただ突き進むしかないのだ。我武者羅に。馬鹿の一つ覚えみたいに。
夢と現実」
最近区別つかないんですよね。
ええと、戦争に踏み切る独裁者がたくさんいる方の世界が現実でしたっけ?
私の夢の中では推しが歌を歌ってくれてそれは平和な世界なんですが…
これなんとかして逆に出来ませんかね?
部長「小さい事からコツコツと」
新人「独裁者の骨と推しの骨を少しずつ入れ換えるんですか?」
部長「お前時々頭のネジがキレまくってとこ、俺としては見どころがあると思ってるよ(堪らず吹き出す)
夢と現実
馬になったり
空を飛んだり
夢の国へ遊びに行ったり、
好きな人と結ばれたり
そんな夢を見た。
親友が亡くなったり
飛行機が墜落したり
嫌な思い出をみたり
現実との差を突きつけられたり
そんな夢も見た
新しい友達ができたり
夢や希望を持ったり
旅行へ行ったり
我が子の成長をみたり
そんな現実を味わった
友達に虐められたり
夢や希望が無くなったり
旅行に行けないほど忙しかったり
死んでしまったたり
そんな現実も味わった
そんな自分は
夢と現実を溶かして混ぜて飲み込もう。
現実を甘い夢でボヤけさせ
現実にしかできないことを楽しむ
夢と現実いいとこ取りはできないから、
せめて、
夢を見て現実と向き合うしか無い。
題 夢と現実
ねぇ、オトナになったら何になる?
そうだなぁ、ケーキ屋さんかお嫁さん!!
そんなセリフ幼稚園で言ってたっけ。
可愛かったなぁ。
大学の講義の帰りにクスリと一人で笑う。
広々としたキャンパスと青い空を見て思う。
私は今、あの夢ってどうしたんだろう。
ケーキ屋さんなんてなったとしても時給低いし、お嫁さんなんて、それこそ収入安定しないと、子供だって作れないし、結婚なんてまだまだ先だ。
夢になんて出来ないと思う。
こんなに現実的思考になってしまった自分に一つ小さいため息をつく。
もっと自由に生きられたら、私、ケーキ屋さんになってたかな?
ショートケーキやスポンジケーキ作るパティシエの専門学校に行って、今、目を輝かせてお菓子作りしてたかな。
それとも、付き合ってる彼氏と結婚のことを話して、何年後には結婚したいね、なんて情報誌見ながら話してたかな。
私、今は経済学部で勉強してる。
親がケーキ屋さんなんてだめだって専門学校行かせてくれなかった。
結婚だって・・・今彼氏がいない私にとっては夢の夢物語だ。
はぁぁ。
大きなため息が出る。
経済の勉強はためになるんだろう。
そうだね、現実を生きるならそれが正解なんだろう。
でもね、私は必ずしも正解を求めてはいなかったんだよ。
親の正解のまま生きていたかったわけじゃないんだよ。
私の夢は宙ぶらりんなままだ。
分岐した道にはもう戻れないのかもしれないけど・・・だけど、確かにそこにあった選択肢。
選べなかった未来を思ってもう一度大きなため息をつくと、私は大学の門をくぐって帰路へとついた。
【夢と現実】
お金はあるけど一生孤独
お金はないけど愛する人と共に生きれる
どちらが夢で現実なら「幸せ」と思えるのだろう?
「おはよう!」
「あ、恵美!おはよう!」
「……ww」
通学中友達とばったり会って挨拶を交わし、他愛もない話をしながら一緒に登校。
教室にはいっても、他の友達と挨拶を交わして授業が始まるまで話をする
夢と現実というのはひとつの境界線で区切られている。果たして、夢か現実かどちらにいるのか。本人には分かるわけあるまい。
「はやくはやく!!もうお母さん行っちゃうよ!」
「わかってるって」
妹のあまりの急ぎようにまるで妹を操ってるプレイヤーのように感じる。
カゴいっぱいに入った林檎は赤く熟れ、芳醇な香りを漂わせてくる。
「おい!絶対落とすなよ!!」
僕が声をかけると、わかってると言わんばかりの、笑顔で振り向く。
ここでの林檎は本当に貴重なのだから。
約3年前、世界は地球温暖化の影響で一気に砂漠化してしまった。食べ物も、生き物もろくに育たず、今や水1本で1万弱するのだ。
生きるだけで地獄を見る世界。それでも僕らはまだ、幸せな方なのだ。
奇跡的に叔父の家で、久々になった林檎を貰うことが出来た。
5つ貰って、2つは病院にいる母に持っていけど言われたので渋々了解し、今運んでいるのだ。
妹にはいってないが、母の病はもう治らない。
骨と皮だけになっただけの人間を置いておけるほど病院には余裕が無い。
だから、連れていかれるのだ。
遠いどこかに。母はこの国にとってのお荷物なのだから。
「兄ちゃん!!もうちょっとだよ!」
「あぁ、そうだな」
「兄ちゃん、うちね夢があるの。いつか、お医者さんになるの。お母さんを治そうとしてくれたお医者さんみたいになるの!」
「そうか、」
呑気なもんだ。何が医者だ、只々母を見捨てた癖に。
「兄ちゃんは?どんな夢?」
「あぁ、そうだなぁ、、、」
僕の夢、、、一体なんだろうか、そんなことを考えているうちに妹の声が聞こえてくる。
「見えた!!お母さんの乗る車だ!!」
「ほんとだな、」
母以外にも捨てられる人がいるのだろう。そこには大量の車があった。
これでは到底母を見つけるのは不可能だ、仕方ない、
「すみません、今日出発予定の須田の子供です。母に渡したいものがあって、」
迷惑そうに向けられた目にビビりながらも何とか妹を呼び止め、カゴを渡す。
「確かに受け取りました。どうも」
「はい、ありがとうございます。ほら、お前も」
「あ、ありがとうございます」
「さて帰るぞ、」
「お母さんは?お母さんには会えないの?」
「ああ、会えないよ、まぁでもきっといつか会えるさ」
「そっか、本当はうちの夢伝えたかったな」
「、、、伝えなくてもきっとわかってくれるさ。林檎は栄養満点なんだ、病人にとっては薬のようなもの、お前は、お母さんにとっての医者だよ。」
「ほんとに?!やったー!!!」
「良かったな」
「うん!あとは兄ちゃんの夢叶えるだけだね!!」
「ん?ぼくは今もう叶ったよ。僕の夢は、お前の笑顔を見ることだからな」
ピコンピコン
TRUEEND
「くっそーまたトゥルーかー、なっかなかバットエンド来ないなぁ」
まぁそりゃそうか、何通りあるんだって話だよなぁ。次は、リンゴ落としてみるか、
さて、セーブデータ、セーブデータと、、、、、、、、、、、、、、
てか、途中お兄ちゃんプレイヤーみたいみたいなこと言ってたけど、メタイなぁ〜
果たして、彼らのいる場所は現実世界だったのか、夢の世界だったのか。プレイヤーと称した男は本当に現実世界の人間なのか、、、それは誰にも分からない。
ただひとつ言えるならば、夢と現実の境界線は浅いようで深く超えることは出来ないということ、、、
彼女が振り向いて顔を近づける。
絹のような黒髪がさらりとしなる。
「ねえ、今日一緒にかえろ!」
あ、これ夢だな。
彼女はいわゆる学年のアイドルで人気者だ。
こんな冴えない俺みたいなやつに話しかけるわけないし、ましてや一緒に帰るだなんてカップルみたいなことを提案してくるわけがない。その証拠に彼女以外の景色が水たまりに張った油のようにぼやけている。
あー現実だったら嬉しかったのに。
「おい、寝てるやつ誰だ。」
マッハで瞼を開ける。教壇の上からまっすぐ俺を見つめる先生。背筋の毛が逆立つ。
教室の全員に注目されて何も言えなくなってしまった俺を察したのかすぐに授業を再開させた。
前の席に座る彼女は身動き一つせずに下を向いている。今更になって顔が熱くなる。怒られたのも、授業中に寝ていたのも、寝てたのがバレたのも全部ダサくて恥ずかしい。
存在を消したくて必死に下を向いた。
チャイムが鳴り1日が終わる。
かえろー、部活行くぞー、どっか寄って帰る?みんなそれぞれの放課後に走り出す。俺は彼女をチラ見しながらカバンを取る。急に廊下が騒がしくなったと思いきや、違う色の学年バッチをつけた背の高い男が教室を覗き込んだ。
「あ、いた。帰るぞー。」
男は爽やかに笑った。あれは噂に聞いたことがあるバスケ部のエース。あんなやつと付き合っているやつがうちのクラスにいるのか。
「先輩!」
目の前の彼女が飛び跳ねるように席を立つ。
おい、マジかよ。
クラスの女子がキャーッと騒ぎ立て、男が口笛を吹いて囃し立てる。
あー夢だったらよかったのに。
【夢と現実】
その距離感は
自分が決めてるのだと思う
それは
信じていれば夢は叶うとか
自分次第だとか
そういった話ではなく
100メートル
その距離をどう感じるかは
人それぞれだろうし
時と場合によっても違うだろう
友達の家まで100メートル
友達の部屋からトイレまで100メートル
さらに切羽詰まった時のトイレまで100メートル
100メートル走のゴール
100メートルの高さから見下ろす地表
少し逸れた気もするけど
100メートルはズレてないはずだ
上手くは言えないけれど
100メートル
それに似てると思う
夢→不労所得
現実→万年社蓄
夢と現実がこうも違うとは。
「夢と現実」
あなたの彼女になれたら...
でも、それは難しいんだ。
雷管の鋭いオリエントの警笛に溶け合っている鉛があなたの瞳の色に似ている
『夢と現実』
夢から覚めては
絶望に覆われる
あぁはやくそっちにいきたい
_夢と現実
『夢と現実』
毎日を必死になって生きてる。
でも俺の寿命は変わらない。
毎日が辛かった。
みんなが当たり前にできることも出来なくなって、
独りぼっちになった。
思ったんだ。
あぁ、神様に見捨てられたんだ。
って。
夢と信じたい毎日を生きてたえて。
いつか死ぬんだ。
そう思うのが怖かった。
だから、現実から逃げて生きてきた。
でも、時はきた。
みんなが俺を見守っている。
現実か夢かどちらを生きているか分からない。
ブザーがなる。
俺の人生が終わりを迎えた。
生きているだけで幸せなんて言葉は嘘。
だけど、死んだら楽って言葉も嘘だった。
自分の現実は誰かの夢で
自分の夢は誰かの現実
そんなに無い物ねだりしないで
苦しくなるのは自分だよ