『夢と現実』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
わらわらと、群がる、笑笑と
ぷすりぷすりと、氷のつぶてがわたしを貫く
穴の空いた心、静かに凍ってゆく、こころ
ゆっくり固まり埋まってゆく、いつしかガラス細工の綺麗な心
ぱちん
目の前でシャボン玉が割れた
うららかな日差し、午後
ふぅっと、石鹸を吹く君
にこにこと、駆け寄る、わらわらと
『夢と現実』
言葉にして発すると、夢は叶うらしい。
具体的であればあるほど、叶うらしい。
でも、そもそも、夢ってなんだろうか。
夢と目標はどう違うのか。
夢と妄想や羨望はどう違うのか。
夢と理想はどう違うのか。
夢があることは良いことなのか。
夢があることは幸せなのか。
夢がないことは悲しいことなのだろうか。
眠るときに見る夢も夢と言うし、
叶うはずのない望みも夢と言うし、
実現できる願いも夢と言う。
ある意味、全ての小説は夢の中の出来事で、
もしかしたら、今このときも夢の中かもしれない。
夢の中の夢の中の夢の中の夢の中かもしれない。
何度目が覚めても、いつまでも夢の中なのかもしれない。
すべての夢から目が覚めたら、そこはどこだろう。
それが現実なのか。
表裏一体なのか。
はたまた、グラデーションなのだろうか。
夢と現実の間。合間。狭間。隙間。あわい。
では、今このときは、夢か現実か。
そうすると、わたしはなにものか。
わたしでないものは、なにものか。
わたしがわたしであるならば、夢と現実は同じものでは。
今が夢の中であり、現実の中でもある。
夢にいるわたしもわたしであり、
現実にいるわたしもわたしだから。
わたしがわたしをわたしと思うから、
わたしでないものが生まれる。
夢の中でもわたしはわたしで、
現実でもわたしはわたしだ。
わたしでないものも、同じ。
であれば、現実にいながら、夢の中にいる。
夢は叶っている。
そういう夢を、見たかもしれない。
夢と現実
まだ40代だった頃、60過ぎても
おしゃれで活動的、お腹周りはスッキリスレンダーな還暦になろうと考えていた。そんな目標になる女性も近くにいてそうなるんだと夢みてた。いえいえ、誓ってた。
その年齢になったわたし。お腹周りは、しっかりお肉がついてます。毎日の忙しさに紛れ、髪の毛はボサボサ、気やすい楽な服をきて過ごす還暦過ぎのおばさんになりました。それが現実。
努力すれば叶えられたかも知れない夢。現実は、鏡に映る自分。
病気もせずに暮らしてるからこれでオッケーと捉える、現実肯定のわたしです。やれやれ!
夢と現実
夢の中ではあなたと両思いになれたり
付き合えたりした
だけど 現実は違う
あなたには好きな人がいて
この恋は実らない
これが現実
夢と現実 ここたん
脳裏に明確な
ビジョンとして描かれる
見覚えのある景色
人生2周目なのかと
思ってしまうほどに
色鮮やかな原風景が
眼下にひろがる
夢なら冷めないで欲しい
現実ならば
辿り着く手立てを
考えなければならない
ここはラビリンス
夢と現実
もしも叶うなら…これまで、どのくらいの夢を持っただろう…そして今、また新しい夢に翻弄している…
それは、あなたと一緒にずっと人生の旅に出掛けること…あなたに出逢えて、モノクロの世界に彩りがついて、初めてもっと生きたい、一人のままでいたくない、そう思えるようになった…心の中では、止まらない想いなのに、現実は…
夢と現実。
夢の世界は素敵だろうけど、向こうは向こうで、「夢って大変なのよ」とか言ってるかもね。
現実という今を踏みしめて、夢ってヤツに進もうか。
夢と現実
------
少し前、ほぼ毎日のように夢を見ていた
普段は月に1回でも夢を見られたら良い方だった
友人達からこんな夢を見たと話を聞くたびに、私もそんな夢を見てみたいと思っていた
目が覚めてしばらくは夢の内容を覚えているけれど
ベッドから出て、さて今日は何をしようかと考えている時にはもう、夢の内容が思い出せない
夢を見たと言うことは覚えていても、内容はさっぱり思い出せないのだ
だから余裕のある時は、見た夢を書き残している
「1/5
水そう 生き物 ハリセンボン 赤い魚 海水 水そうセット 世話できず真っ白に 大きいシロちゃん
すごくリアルなゆめ しろちゃんリアルと間違えそうなほど、」
...正直どんな内容かさっぱり思い出せない
朝に弱く寝惚けながらなんとか書いているので、いつも思い出すまま書いていたが
こんなにもよくわからないとは思わなかった
シロちゃんとは昔飼っていた金魚のことだが、夢の中で一体なにがあったのか
「1/22
また夢みた いつぞや前に見たのに似てる
バス 親友と 人そこそこ 親子にゆずる つりかわ 田んぼあぜ走るな 横断する人 名札ついた苗?」
親友と書いてあるところには、
「なんでか横で座ってて、寝てる 左ほほにキスされた」
...正直、少しだけ思い出せた
他のところはよく思い出せないが、親友のところは少しだけ
隣同士で座って、バスに揺られていて、眠りから覚めた親友にキスされた、左頬に
頬へのキスは親愛の意味があるらしい
そう言えばその時期は、親友への気持ちが何か特別なものであると自覚しはじめていたときだ
夢は現実のことを整理するために見るのだとか
なるほど、確かに現実のことが夢に影響しているのだろうな
将来を楽しみに妄想する
そのことに疲れた時、
ふと、我に帰る
しばらくすると
また、妄想の世界に入る
夢と現実を行き来してる
わたしがいる
なんか現実の社会が
仮想現実っぼく
思えてきちゃった
まー
夢と現実
キラキラ輝いてるのだけが夢じゃない。
今をいきる自分だって夢のような現実にいる。
元気でいれること。たくさん学ぼうと思えること。
大好きな人たちにか囲まれていること
現実を感謝できる人でありたい
夢は希望を与えてくれる存在だと思う。
夢の中で深く眠っていたい。けれど、現実はそれを許してくれない。
目はどう足掻いても覚めてしまった。
現実世界に飽きを感じる今日この頃。
そんな時、一つの夢をみたのだ。
私が暗い空間にいて、真ん中で誰かが話しかけてくる夢を。
[現実世界は、つまらないですよね。辛いことも苦しいこともありますよね。それでも、私たちは生きます。なぜだと思います?]
[知らない……]
[知らないなどありません。現実世界を頑張って生きてる、あなただからこそ知っていることです。それに正解はありませんが、答えはあります。心の中に]
[心の、中に……]
[はい。あなたは生きる理由を見つけられる人だと思います。理由がなくても、あなたは一生懸命現実世界を歩んでいる。誇っていいんですよ]
その夢は、朝起きても鮮明に覚えていた。
私は学校に行く支度をし、今日という日を歩きだす。
頑張る勇気をもらったから。
「夢と現実」
夢と現実は区別するのが難しい。
現実世界にいる時は絶対にありえない事も、夢の世界では有り得る事になる。
午後8時、疲れきった体をベッドに投げる。
髪が崩れる事なんてお構い無しにグリグリと顔をベッドに擦り付けてから、目元まで布団をかける。
これが、彼と出会うまでのいつものルーティンだ。
目を閉じてしまえば、簡単に意識は飛んでしまう。
彼女は刻刻と眠りに落ちた。
アラームの音で目が覚める。
おはよう、と隣から声がかかった。
「おはよう!椿くん」
「椿」それが彼の名前だ。
「あぁ、おはよう。もうご飯は作ってあるから一緒に食べようか。」
「うん!」
落ち着いていて、いつも冷静。穏やかな彼に私はいつしか恋をしていた。
ズキッと頭を殴られたような頭痛がする。
疲れてたのかな、そう思いながら寝室を出ていく彼の後をついて行った。
「君の好きな、鮭を焼いたから好きなだけ食べよう」
「本当?ありがとう」
私の好みもきちんと把握してくれている。
本当に幸せだ。
だが、そんな幸せも数時間経てば消えてしまう。
彼は必ず決まった時間に帰ってしまう。
寂しいが、彼の決めた事に抗う気は無い。
彼を見送った後にまた眠りについた。
そうすれば、また鬱陶しい仕事が始まる。
なんで夢なのにこんな仕事しなきゃいけないんだ。
心の中で愚痴を吐く。
また眠りに落ちる。彼に会う。
ぎゅっと抱き締めながら彼は言った。
「早く堕ちちゃえばいいのに。」
もう僕がいる方が現実でしょ?
夢と現実。もうどちらが現実かなんて彼女には分からない。もう目覚めることの無い深い眠りへと堕ちていく彼女は幸せそうに笑っていた。
うちにとっての今の状況は、夢が現実になってるから、夢と現実は変わらないもの、=で繋がっているんだ。
ありったけの夢を胸に、心にいっぱい詰めて過ごしてきた。でも、ちょっと前まではそのどれもが叶わずうことのないまま過ごしてた。終わってた。「結局夢は叶わないんだ。こんなにたくさん詰めても、1つも叶わないなんて……」そう思ってた。結局は夢は絵空事で叶うことなんてない。そう信じてた。そう信じるほうが楽だった。
でも、夢は叶うものって最近初めて感じたの。ちょっと前の私の夢はあなたと一緒にいること。別れる瞬間まで、この夢は叶わないんだって思ってた。だけど、変われたんだ。変えられたんだ。今ではほぼ一緒にいる。いつでもってのは無理だけど、一緒にいられてる。
夢と現実は必ずしも=ではない。それにいつでもそんなことはあり得ない。でもね、ちょっとの勇気と大胆な行動が変えてくれるんだよ。わたしはそう思ってる。そう信じてる。ちょっとの勇気があればいい。いつか夢が現実になる。
いつか、なんでも夢が現実になるようになれたらいいのに……。
でも、夢が現実になる世界になっても、戦争ばかりじゃなくて、どの世界にも笑顔が絶えない状況になってほしいな…。
夢と現実。
夢と現実でも
ゆうに
逢いたい。
お手紙を
渡した時に
ツンな感じなのが
もーっ大好き。
多分キャラを
わかってるよね。
「明日のご予定は?」
ベッドの中でまどろみ始めた頃、
隣でぐーすか寝ているはずのやつに
そう問われた気がした。
「明日は……
天気が良かったら買い物にでも行きたいな。
君も前に新しい靴が欲しいと言っていただろう」
はて、その靴は、
私が買わずとも、君は既に買っていたか。
この前、やっと捨てた靴が、
その一足だった気がする
「……今はもう履く足が無かったか」
意識がまどろみからうつつへ浮上すると、
孤独な暗闇にぽつり、そう呟いた。
『夢と現実』
夢と現実
皆さんは夢だとわかる夢を見たことがあるだろうか。
世間的には明晰夢というらしい。
わたしはその明晰夢というものを何度か見たことが
ある。確かあの日わたしが見た夢はひどく冷たくて、
でも、どこか暖かい夢だった。今日はそんなわたしの
夢を紹介しようと思う。
その夢は大好きだったあの人に会えて、わたしはひど
く喜んでいる夢だった。だけど、夢の中のわたしは彼
の声が聞こえなかった。顔にも靄のようなものがかか
っていてはっきり見えない。あぁこれは夢なんだと実
感する。いや。最初から夢だと気付いていた。だって
今はもうあなたには会えないのだから。夢から覚めた
わたしは黒い四角に覆われた彼の写真に手を合わせ
た。
昔のチャーミーグリーンのCMおぼえてますか?
可愛い老夫婦が手を繋いで歩いている
『私もこんな風に仲良く夫婦で年老いて。。。』
なぁんて”夢”を描いていました
”現実”は 足が当たっても嫌。。笑
なんでかなぁ。。。
こんなはずでは無かったのに。。
”夢と現実” 違いすぎて笑える
夢と現実
私の推しはあるグループの中に居て
そのグループをとても愛していた
自分の仕事は、全てグループに還元するためにある。
自分の存在は、全てグループに還元するためにある。
グループに還元できない仕事はしない。
自分にとってはグループが全て。
私は推しだけをとても愛していた
自分の支えであり、癒しであり、道標であり
元気の素であり、悲しい時に慰めてくれる存在。
推しに還元できないことはしない。
自分にとっては推しだけが全て。
だけど推しがいつも言うのは
「グループのことを愛してね」
どれだけ推しだけを推しても
実は届かない
届いていない
私の夢は推しにたくさんの個人仕事が来て
俳優としても認められて
いつだかの、その人が出るドラマの時間は街から人が消える
なんて事態が起きるぐらい、人気で誰もが知る存在に
なるということ
だけど現実は
「グループで国民的な存在になる」
私の夢は叶わない。
一生、どんなに貢献したとしても、叶わない。
単推しほど
叶わず悲しいものはない。
それが夢と現実
大きく口を開ける。
瑞々しい苺が乗った、
大きな一口サイズのショートケーキが
フォークに乗せられて、
今か今かと待ち構えてる。
これこそ幸せのひと時。
さぁ、私の口にダイブしなさいと
今にも放り込む寸前で、
けたたましい目覚ましに
目が覚める。
あれ、ケーキは??
夢と現実
四つ。それは、そこら辺にポイ捨てした夢の数。
最初はたしか、アラジンになりたくて、次は夢の国のホテルの従業員、そこから、獣医、教師で、今迷走中。
現実を見ちゃうと、収入とか、世間体とか、自分の知能とか、もろもろが邪魔をしてくる。
1番最後に辿り着く目標は、もう親に決められている。それまでの、あと約10年で、わたしには何ができるだろう。
わたしが1番やりたいものはなに?
わたしがやらなきゃ行けないことはなに?
わたしがなりたいものはなに?
人間としてなれる範囲はどれくらい?
夢があるから、現実があり、現実があるから、夢がある。
必要十分条件。残酷。でもきっと、それくらいが面白い。