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夢と現実



私の推しはあるグループの中に居て
そのグループをとても愛していた

自分の仕事は、全てグループに還元するためにある。
自分の存在は、全てグループに還元するためにある。
グループに還元できない仕事はしない。
自分にとってはグループが全て。


私は推しだけをとても愛していた

自分の支えであり、癒しであり、道標であり
元気の素であり、悲しい時に慰めてくれる存在。
推しに還元できないことはしない。
自分にとっては推しだけが全て。


だけど推しがいつも言うのは

「グループのことを愛してね」


どれだけ推しだけを推しても

実は届かない
届いていない


私の夢は推しにたくさんの個人仕事が来て
俳優としても認められて
いつだかの、その人が出るドラマの時間は街から人が消える
なんて事態が起きるぐらい、人気で誰もが知る存在に
なるということ


だけど現実は

「グループで国民的な存在になる」


私の夢は叶わない。
一生、どんなに貢献したとしても、叶わない。


単推しほど
叶わず悲しいものはない。


それが夢と現実

12/4/2023, 1:43:00 PM