『夢と現実』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夢と現実
夢はいい。自分の理想をえがけるから。
起きたら忘れているのだから。
現実で例え嫌なことがあったとしても、
夢の中なら逃げ込める。
だけど、どちらかがかけたら、どちらの良さもなくなってしまう。
☆夢と現実☆
私は、よく宝くじが当たったらっと妄想する。
この時間は、現実から離れて夢の世界に行けるから楽しい。
まず、宝くじが当たったら…。
真っ先に、中古物件でいいから、庭が凄く広い家に引っ越す。
なぜなら、愛犬めいちゃんと楽しくフリスビーをしたいから。
現実は、めいちゃんは、ノーリードができない。
一度試したが、めいちゃんはどんどん進んで帰ってこなくて、てんやわんやになった。
マジで生きた心地がしなかった。
だから、フリスビーをする時、長男がめいちゃんのリードを持ち全力で走る!
だんだん、長男が疲れてくる…。
そして、足も遅くなる。
最近では、めいちゃんが長男に走る速さをあわせているのが良くわかる…。
フリスビーをしている時は、楽しそうだけど、ノーリードでおもいっきり楽しんでほしい。
次に引っ越した家にバルコニーを作り、紅葉たちが自由に家とバルコニーを行ったりきたりできるようにしたい。
バルコニーには、柵をつけ完全フリーな状態にしたい。
現実は、ホームセンターでバルコニーをよく見に行く。
『わぁいいなぁー。』って思って値段を見て、諦めるを繰り返していた…。
最終的に、理想に近づきたくて、猪の侵入を防ぐ金網が凄くお手頃な値段で売っていた。
とりあえずそれで、柵だけつくって、めいちゃんだけなら、フリーで遊べるスペースはできた。
次に車を大きくしたい。
むしろキャンピングカーを所有したい。
めいちゃんは、お出かけが大好きだ。
キャンピングカーを手に入れたら、めいちゃんと紅葉と一緒に出社。
めいちゃんと紅葉は、私の仕事が終わるまでキャンピングカーで待機。
ちょこちょこ様子を見に行けるし、最高。
それに、めいちゃんや紅葉が行けない場所や、ちょっとした用事があっても、キャンピングカーさえあれば、一緒に行ける。
何よりみんなで、車中泊できるし思いでも沢山増える。
現実は、そんな高価な車は買えないから、五人乗りの乗用車だ。
子供達やめいちゃんが、小さいころはそこまで問題もなくコロナが流行する前は、よく車中泊もしたが…。
緊急事態宣言後自粛している間に、子供たちが大きくなりすぎた。
長男173センチ75キロ、長女165センチ女の子だから体重は秘密だが、可愛く言えばポッチャリだ。
次男150センチ45キロだ。
次男は小学生だから、これからどんどん縦に横に伸びる。
そして、めいちゃんももうすぐ五歳だが、最近肉付きが良くなって10キロを越えてしまった。
みんなで、五人乗りの乗用車に乗っておでかけすると、車がぎゅうぎゅう詰めになる…。
めいちゃんは、どうにかして座る場所を探して、座る。
もう、車中泊どころじゃなくなった。
あぁ…。宝くじ当たらないかなぁ?
紅葉が幸運の招き猫になったらいいなぁ~。
『夢と現実』
訪れるたび変化する夢の世界
そこから目が覚めれば
何時も変わらぬ現実が待っている
失敗するたび遠のく夢
それとは関係なく
何時も目の前には現実がある
ならば自分は夢を見ない
ならば自分は現実を見る
夢は何時だって曖昧で非情なのだから
現実は何時だって確実に存在するのだから
お願い、もう疲れたの。辛い思いはしたくない。
だから今からこっちが夢ね。
夢と現実
全ては今 出会うため
うつむき 手を取り 出会ったの
No.5『君に会いたい』
散文 / 散文詩 / 歌詞?
せめて夢の中ででも君に会いたい
ただ眠るのが怖い
そんな夜ももう終わりにしたい
夜が来るたび願うことはただひとつだけ
君に会いたい
夢でしか会えない君に
君の訃報を聞いたあの日から
止まってしまった時を動かす魔法
ただ眠るだけなのに
なかなか寝付けない夜もあるけど
夜に限定しなくていい
お日様が眩しい昼でも
眠れないまま目覚めてしまった朝でも
静かに目を閉じて上手く眠れたなら
君に会える
夢でしか会えない君に
現実逃避じゃなくて
それが君に会う唯一の方法
お題:夢と現実
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今日はちょっと歌詞のような散文に。いつもは歌詞を書く時は曲が先なんだけども、たまには。というか纏まらなかったので歌詞というか、自由詩という括りにしてしまった;
夢と呼べるほどの目標や情熱はないけど小説を書きたいのと痩せたいってのがあるな
現実は小説を書く気力が全然わかないし全然痩せられない
でも昨日から小説100日チャレンジ始めたし明日から主食をオートミールに変えるからこれをきっかけに変わりたいね
夢は夢
現実は違う
だからこそ夢を見る私達――
夢と現実
現実から目を背けたいから、夢を語っているところがある。
夢を叶えたいが為に、何とか現実と折り合いをつけていく。
正反対のもののようだけど、切り離して考えられない。
できれば、どちらともいい関係を築いていきたい。
その為に、無視をするわけには、いかないんだろうな。
想いを寄せていた
君と
念願のデート
ずっと楽しくて
笑い合って
この時がこのまま続けばいいのに
夢と現実
夢と現実
田舎から出てきて東京の大学を卒業した私は、そこそこ有名な大手企業に就職した。
職場は東京にあるけど、家賃が高くて東京に住むのを躊躇い、大学時代から住んでいる埼玉で生活しているので通勤にはいつも電車が欠かせない。
しかも、まだ入社したての私は朝も早めの出勤だというのに、早朝から電車に乗り込む人の数が多く、毎日満員電車に揺られ、ヘトヘトになりながら通勤していた。
職場に着くと、私の仕事は朝の上司のお茶くみ(珈琲を入れること)から始まる·········。
上司は、機嫌が良いとありがとうと言ってくれるけど、機嫌が悪い時は当たられることはないものの無言になるのでとてもわかり易い人だった。
昼休みになると、今度はコーヒー片手に女の先輩方の恋話を聞かされるので、私はいつも聞き役に徹する。
とはいえ、毎日良く別れる選択肢が出てこないなと感心する程、付き合っている彼氏の愚痴や嫌味を散々聞かされるので、時々苦痛になることもあるのだけれど、決して「別れたりしないのですか?」とは言わない。
だって面倒くさいから··········。
人はただ聞いて欲しい生き物なのだ。
そんなある日のこと、私は初めての職場で開発チームの仲間入りをさせて貰えることになったのである。
念願叶ってチームに入れて貰えたので、嬉しくて仕方ない私でしたが、チームで新人の私に口を挟むことは許されないのか、自分の思う意見を言いたいのに言わせて貰えない状況が続いていた。
(··········こんなのなんの為にチーム入ったかわかんないじゃん、そもそもコピーやら、資料集めやらら雑用ばっかりだし··········)
いつしかストレスを抱えるようになり、職場で言えない分、家での愚痴という独り言が増えていく始末。
(この開発チームから抜けようかな)
そんなことを思っている時だった、タイミング良く上司が労いと称して飲み会を開催してくれたのだ。
その時、飲み過ぎには注意と思っていたのに、学生時代のようにペース配分を考えず飲んでしまった私は、酔いすぎてしまう··········。
気付いた時には自分の部屋のベットで、何故かパジャマに着替えて寝ている。
起きてから頭が混乱する私は、飲み会の時のことを必死に思い出そうとしているのに何も思い出せない。
··········いたたたっ!
飲みすぎているせいで、頭がガンガンする程の頭痛に襲われる。
「大丈夫!?、ほら、これ飲んで」
そんな私に水が入ったコップを手渡す上司··········。
「えっ、えーーっ、ちょっと、何で|桐谷《きりたに》上司がここにいらっしるんですか」
「あれれ、何にも覚えてないの?」
そう問いかけられたけど、何も思い出せない。
でも、よく考えたら、私はブラをしないまま今パジャマを着ていて··········確実に着替えている。
(下着を付けていないってことは··········えっ、嘘でしょ!?)
もう、訳が分からず、酔いが覚めていないのか、なんなのか目の前がクラクラしてくる私。
「へー、何にも覚えてないんだね! 気持ち良かったよ」
「ちょ、ちょっと··········それってどういうことですか?」
「そのまんまの意味だけど··········?」
どう捉えたら良いか分からないまま放心状態になる私。
「あぁ、これだよ、これ、」
そう言って桐谷上司が手にしていたのは毎晩私がしている顔パック。
「そ、それは私の··········」
桐谷上司の話では、私が余りにも酔いすぎてしまったので、帰りの方向が同じということから、一緒のタクシーに乗り送ってくれたのだという。
ところがタクシーから降りて一人で部屋まで辿り着けそうにないことを心配してくれた上司が部屋まで連れてきてくれたのだというのだ。
私の意識が朦朧としていたものの、部屋の鍵を手渡してくれたので、部屋に置いたら帰ろうたしていたらしい。
ところが、私が強い力で桐谷上司の腕を掴んで離さなかったのだという。
その後、徐ろに化粧落とし用のコットンで化粧を落としてパックを始めたものの、上司にも強引にパックを勧めたようで··········上司はそれに付き合ってくれたというのだ。
でも、それだけで終わらず、私はあろうことか桐谷上司に対して、せっかく入れてもらった開発チームの愚痴を言ってしまったらしい。
「す、すみません··········私、顔パックの件だけじゃなく愚痴まで言ってしまって··········」
目の前がまたクラクラしてきてもうお終いだと思った。
こんな人間が開発チームにいられるわけがないし、この会社にいるのも難しいかもしれない。
「色々大変だったね、|森口《もりぐち》さん、気付いてあげられなくてごめん。 メンバーにはそれとなく話すよ、だからこれからも応援してるから宜しくね」
ところが桐谷上司は私を怒らず、ニコッと微笑んで応援すると言ってくれたのだ。
「あの、ありがとうございます。 そ、それより桐谷上司には奥さんもお子さんもいらっしいましたよね。 私のせいで帰宅出来なくなってしまって··········あの、私どうしたら良いでしょうか?」
私は上司からの優しい言葉に嬉しくなっていたけれど、ふと、桐谷上司には家族がいることを思い出した。
「あはは、それは気にしなくて大丈夫だよ。 普段から良く仕事が忙しい時は会社に泊まり込んでるだろ、だから家にはも帰れないって連絡入れといたからね」
でも、そうだな··········と言ってそのまま私を押し倒してきて··········。
家に帰宅した直後、自分でパジャマに着替えた私の掛け違いになっているボタンをゆっくり外すと、私達は恋人同士でもないのに、私はそのまま桐谷上司を受け入れ、身体を重ねた。朝まで何度も··········何度も··········。
☆
それから、私と桐谷上司の関係は続くことになる。
奥さんにバレるかもしれないというスリルがあるからドキドキが増していたのかもしれないし、彼が既婚者で簡単に手に入らないと分かっていたから、余計に執着していたのかもしれないけれど··········恋人でもない、セフレのような関係は続いた。
これを世間一般では不倫というのだろう。
不倫はクズな人間がする行為である。
分かっているけど··········現実に戻るのが辛かった。
分かっているけど··········関係が止められない。
普通の恋人同士と違って、二人で会える時間や日数が限られるからこそ、その分二人はベットで燃え上がった。
ところが二年後、私達の関係に終わりが訪れる。
価値観も会うし、髪型やメイクの少しの変化にさえ気づいて褒めてくれる彼。
私はそんな彼と少しでも永く今の関係を続けたくて、彼の心を繋ぎ止めていたくて、関係を壊さないようにと都合の良い女を演じてきた··········女優でも無いのに。
気持ちは一緒になりたいけれど、彼の気持ちは私だけに向いていない··········漸く無理だということが分かってしまい、都合の良い女を演じるのが馬鹿らしくなったのだ。
それからの私は、会社も止めて、携帯の電話番号もアドレスも変えると、辛いと思っていた現実に戻ることにした。
【ずっと大好きでした】
これが、私が彼にした最後のメール。
当たり前のように街中で手を繋ぎ歩くカップルがいる。
この中に本当の恋人同士は何組存在するのだろうか。
そんなことを思いながら今日も人混みを歩き、何の変哲もない日常を送る。
彼がいなくなり寂しい時もあるけど、これから少しずつ彼の居ない日常を取り戻して行けたらいいなと思います。
「夢と現実」
僕は転職を決めた時、周りに反対された
電気会社の正社員になって役職についた
家には妻と息子がいたし
家族を養うお金もあった
やめる理由は時間を気にしたからだった
今の仕事は確かにお金は貯まるが家に帰る時間がないのだ
家に帰れば家族は寝ている休日は上司とゴルフ
このまま会わずに家族といることが果たして幸福なことなのか迷っていた
家族との時間を大事にしたい。
家族に話し辞表を出して転職を決めた、家族の成長を見ながらまた新しい生活を夢見ていた
しかし僕は気づいたていなかった、妻は今まで買えていたブランド品を買えなくなったことをストレスに感じ始め、息子もお小遣いが減ったことを嘆いた
ある程度の年齢になった僕はなかなか転職が決まらず焦り、派遣会社の人事部に転職した
家庭内で喧嘩が絶えなくなり、僕は副業で夜にバイトを入れる始末だ
お互い限界がやってきて僕ら離婚することになった子供は妻が引き取ることになった
皮肉なことだ、家族との時間のために仕事をやめたのに結果的に家族を失うことになった
奇麗な言葉を並べても夢と現実は違う。
家族の間には確かに金銭の繋がりがあるのだ。
タバコを吸いがらを車の灰皿に押し付け一人僕は仕事に向かう。
【夢と現実】
幸せだった。
今までの辛い出来事は、ぜんぶ嘘だった。
親友は生き残っていたし、自分は任務を果たした。
今では、愛する家族に囲まれて笑っている。
幸せでたまらず、横に座る男に腕を絡めた。
「どうした?零」
愛しさに溢れた美しいエメラルドの瞳が、優しく細められる。
「こんなに幸せで良いのかと思って」
甘えるように男の胸に顔をうずめる。
ぼうっとするような甘い匂いに包まれた。
「君はよく頑張った。幸せになって良いんだ。
永遠に、ここにいれば良い。誰も君を傷つけやしない」
甘い声が、麻薬のように脳内に染み渡る。
ああ幸せだ。
このままここで、彼に守られて過ごせば良いんだ。
ふと頭の中で声が聞こえた。
本当に?
本当よ。
ここは…、私の幸せな世界。私の真実。
私はここで幸せに生きていくの。
お願い、私から大切な人達を奪わないで。
でもやっぱり、気付いてしまった。彼は、もっと苦くて苦しくて、心を突き刺すような匂いの人だった。
まだ何も伝えられていない。帰らないと。
暖かかったはずの彼の腕が、だんだんと冷えていく。
ぽろぽろと涙が溢れた。見上げると、彼は優しく微笑んだままゆっくりと頷いてくれた。
目を開けると、白い天井が見えた。
口には酸素マスクが付いて、体には数多の機械から管が伸びている。息が上手く出来ない。
「零…!?」
横に、驚いた表情で赤井が立っていた。
「目が覚めたのか…本当に、良かった」
男は声を震わせた。
目の下には濃い隈ができ、疲れた顔が痩けている。
でも、握りしめた手は、とても暖かかい。
痛くて苦しい世界だけれど、私の生きる場所は此方なのだ。
「ただいま」
掠れた声で呟くと、赤井は泣きそうな顔で微笑んだ。
それは夢で最後に見た彼の表情と、同じだった。
「おかえり、零」
白雪はらり、
一面を覆う。
息が白い。
肌寒い冬がやって来た。
この冬は、どんな出会いが、
あるんだろうか。
ぽつり、
心に不安のインクが滲む。
『夢と現実』
私は小さな頃から重度の夢女子であった。
某超次元なサッカーから夢が始まり、数々の作品を経由して今はさる海賊の鉤爪の船長に落ち着いている。
支部や某占いサイトでありとあらゆる最推し達と大恋愛の末に結ばれたり結ばれなかったりした。
某超次元なサッカーの世界では仲間の一員になって世界最強のチート能力持ちとして一緒に冒険をした。
某ひとつなぎの大秘宝の世界では、これまた全ての実の能力が使え、覇気も全種類習得しているる最強の海賊として主人公の仲間になったり、白い髭の人の所の家族の一員になったり、海軍として奮闘した。
某ポケットなモンスターの世界では、モンスター達と会話出来るという設定でチャンピオンを目指したし、邪神に呼び出されて元の世界に帰る為に奮闘したし、カラシ師匠の道場の入門者としてまったり修行をした。
最近では支部で捻れた世界で踊ることが多い。
ありとあらゆる登場キャラ達と恋に落ち、時には元からキャラの婚約者として活躍し、時にはキャラ達と怪異に巻き込まれてスレ立てをし、時には悪女に謀られて嫌われたり嫌われなかったり、元の世界に帰ったりなどした。
そして今現在最推しとして据えている某夢の国の鉤爪船長とは、私が夢の国に遊びに来て出会えた時にどんな反応するかを妄想して楽しんでいる。勿論大恋愛の末に結ばれたりも忘れない。
数々のキャラ達から「ふーん、おもしれぇ女」の称号を頂戴した美魔女がこの私なのだが、現実ではどうだろう。
まずそもそも、愛した男たちは鉤爪船長意外画面から出てくることも無く恋愛のれの字もない。
唯一会える系最推しである鉤爪船長に至っても、目の前にするとたちまちド緊張のあまり口の中が一瞬でカラカラに乾いて足がすくみ、好きとしか考えられなくなって言葉も出なくなる。
夢の中ではあんなにもハグをしたり、ぺちゃくちゃお喋りをしたりするのに、現実の私は少し遠目から眺めているしか出来なかった。
容姿だって、夢では100人中100人が振り返るほどの美人かカワイイ系だったが、現実では自分磨きなどこれっぽっちもしていないが故に至って平凡な顔つきで、体だって至る所をかき壊してしまっているから汚いものである。
夢の中の私は、私のこうなりたいの理想である。
私は今、鉤爪船長が目の前にいても億さず話せるくらいになりたい。ハグだってしたいし、手を取ってエスコートして貰えた人が羨ましいとまで思う。
そんな理想を、私は今日も夢見続ける
ここは夢の中だ。
そう思うのは何故か?
好きな物を食べて、好きな遊びをして、好きな人とも会える。
何でも叶ってしまう夢のような居心地の良い場所だ。
でも現実味がない。
好きな物を食べても味はなく、お腹が満たされない。
好きな遊びをしても疲れを知らず、身体で感じない。
好きな人と合っても笑うだけで、話してはくれない。
頭で思い描くだけで現れるそれらに私は何を望んだのだろうか?
現実で叶えたいから夢を見るのか、現実から逃げたいから夢を見るのか。
夢を見ているのか、見せられているのかさえわからない。
でもこの「夢」から抜け出す気持ちにもなれない。
幻のような現実に魅せられているようだ。
このままここに居続ければ私は夢と現実の区別がわからなくなるのだろうか...
【夢と現実】
夢と現実の区別つかない。
怖い怖い夢を見た。
大好きなおばあちゃんがあの世に行く夢。
怖くて頭をブンブン振った。
現実にいることに気付いた私は母に聞いた。
「おばあちゃんいまどうしてる?」
すると「体調良くないけどなんとか過ごしてるんじゃない?」とかえってきた。
とりあえず良かった…。
夢は夢だった。
私は安堵の涙を流した。
夢ができた。それは大きな衝撃だった。その日から、夢を見つけた僕と僕の2人で夢を追って生きる生活が始まった。
しばらくして、僕は現実を知った。夢と現実の差は、残酷だった。僕は夢を諦めた方がいい。そう思った。だから、目指すことはやめてしまった。夢を見つけた僕は、悲しそうに僕を見ていた。そして僕は、逸らしてしまった。その痛みを、未だにハッキリと覚えている。
諦めようとしていたけれども、ある時、転機が訪れた。やっぱり夢を目指したい。そう強く思った。燻り続けていた火がまた灯った。僕は目を逸らした痛みと向き合う決意をした。
その日から、いい事ばかりではなかった。辛くて、挫けそうになってしまいそうにもなった。
そんな痛みを乗り越えていき、いつしか過去の痛みは、僕を支えてくれる力となっていった。
僕は思う。「もう大丈夫だ」と。
たとえ現実が襲いかかってきても、乗り越えて強くなったことを思い出すんだ。
夢を見つけた僕はあの日消えてしまったけれど、僕の心のどこかにいると信じている。夢を見つけてくれてありがとう。
僕は、夢を追いかけるよ。
夢と現実
#夢と現実
子供には大きな夢があるという
いつの頃から現実に泣く
安定に流されていく心には
選べぬ未来に振り回される
夢と現実
目を覚ますと、病院だった。
医者や家族の話によると1年目覚めなかったと話していた。じゃあ、今までいたのは夢だったのだろうか…。
でも、確かに私はあの世界にいた。助けてくれた恩人のあの子とその両親、近所の友人たち、一緒に旅した大好きな仲間たちの顔が浮かんでくる。
二度と戻らない毎日が浮かんでは消えていく。
「別れたくなかったよ…」
目覚めたこの世界が、私の本来いた場所なのはわかっている。
でも、向こうの世界のみんながいないことが現実だなんて、今は受け入れたくなかった。