『夜明け前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夜明け前
焦りが生まれ気だるさを感じる
寝れていないという事実だけで
法律でも違反したかのような罪悪感を感じる
実際被害を受けるのは日中の自分なのだが
憎めど呪えど、どちらにせよ腹が減るので
起床するのはほぼ確定している
夜明け前の荒んだ自分は
朝ご飯自体が勿体無いかいしょうなしだ
いつの日か残り一粒を勿体ぶるほど
精神の安定した人になれれば良いのだが
最近眠れない日々が続いている
夜になると考え事をしてしまって
なかなか寝付かない
どうにか少しでも眠ろうと
ヒーリング系の音楽をかけてみる
だんだんと瞼が落ちてくる
(大音量で広告が再生される)
…今日も眠れぬまま夜明けがやってくる
【夜明け前】
寝れない夜があった昔のことを思い出すと寝れなかった。
夜明け前に大好きな人が無くなったという連絡が入った、最愛の彼女だった誰よりも愛していた。
綺麗な瑠璃色の目をしていたんだ、
一目惚れだった
そんな彼女のことを毎晩思い出してしまってまた大好きな人を無くしてしまうのではないかと、寝れない
寝れない寝れない寝れない寝れない寝れない…大好きな彼女だったが忘れてしまいたい
彼女は夜明け前が好きらしい「夜が終わってしまう感覚が好きなんだよね」と言っていたそんな彼女の最後の嫌がらせだろうか。
私は彼女が好きだったのだろうか、彼女が死ぬ前まで嫌がらせがウザかったり喧嘩していたりで嫌気が指していたはずだ
でもなぜ彼女との思い出がこんなに頭にこびりついて離れないのだろうなぜ寝れないのだろう。
そんなことを考えると吐き気がしてきた不安で気持ち悪くなってしまう。
思い出すのはもうやめよう彼女を殺した瞬間なんて
君の髪撫で梳いている夢醒めて
朝明(あさけ)の闇に枕のみ浮く
#夜明け前
夜明け前#75
夏の終わりってなんだか寂しいよね。
あれだけ暑いって言ってたのにめっきり聞かなくなったりアイスも食べなくなっちゃうし。
秋ってなんだか面白いなぁって私は思うの。
急に寒くなったり、急に暑くなったりして毎朝の服選びも大変。
でも、こんなことできるのって秋だけじゃない?
最近は秋どこいった?とか聞いたりするけど、私は服どうしようの季節が来たら秋だなって感じるの。
夜明け前の気温も毎日変わってたりするから季節を感じられて素敵。
夜明け前
夜勤が終わる夜明け前。
身体的にも精神的にも自由になるまであと少し。やっと解放される。
頑張れ。頑張れ。
と自分に言い聞かせ、朝日を眺めながらボーとする短い時間。
昨日の夕方からひっきりなしに聞こえてくるサイレンの音。救急車かパトカーか、はたまた消防車か。このサイレンは運命の別れ道だ。
プルプル〜
◯◯救急です。交通事後の方で右足に痛みあります。足を動かすと痛みが強くなるため、一時的に固定をしています。
バイタルは…。
こんな入電ばかりだ。
夜間は本当にいろいろな人がやって来る。
鼻血が出て止まらない。お腹が痛い。
手をスライサーで切った。子供の熱が下がらない。お風呂で転倒した。
重症者から順番に診ていくが、待つのは辛く苦情も多い。苦情対応も仕事の1つだ。
それでも、「夜中に悪いねぇ。ありがとう」なんて言葉を貰えれたら「これからもがんばろう」と思える。自分って割と単純だ。
緊張の連続で責任重大な仕事だけど、その分やりがいのある仕事だ。
昔は夜明け前の空が好きだった
橙、紫、濃紺、黒
沢山の色が混ざり合った空はとても綺麗で
早起きした日や夜更かしをした日は
よくカーテンを少し開けた窓から見ていた
あんなに好きだった空が今では苦手になってしまった
夜が明けると明日が来てしまうから
朝になってしまうから
こんな人間になりたくなかった
夜明け前の空を純粋に綺麗だと思えるままでいたかった
あぁ、また朝が来てしまう
自由になれる夜がずっと続けば良いのに
ー夜明け前ー
夜明け前
心地良い静けさの中で、猫がにゃんと鳴く。
じきに来る朝を待ちわびているのだろうか。
人の音も、匂いも、熱も、何も無い。
なんだかすごく特別で、でもちょっぴり寂しい。
今日への期待と、少しの不安が混じる。
夜が明ける、ほんの少し前の時間。
お題『夜明け前』
閉め切られたカーテンが、仄かな青を湛えている。
瞳孔の開ききった目でそれを捉え、緩慢な瞬きをひとつ。それから、慣れ親しんだ静寂の中に吐息を溶かした。
もうじき、夜が明ける。
星の影に沈み込んでいた自分の輪郭が、新たな日を迎えた空の微笑みで、薄ぼんやりと浮かび上がっていく。
ただただ枕に顔を埋め、眠りの訪いを待つだけの時間は、良くも悪くもそれで終いだ。
と、ここまできて、ずっと閉じる仕事を嫌々熟していたはずの目蓋が妙に重たい。四肢もなんだか鉛のようだし、思考にも靄が掛かり始めている。
覚えのありすぎる感覚に、思わず天井を仰いだ。いつものこととはいえ、ちょっと本気でやめてほしい。
そんな理性とは裏腹に、身体はやっと顔を見せた眠気を待っていたとばかりに受け入れ、心は親を見つけた幼子のように、穏やかな明けの光に絆されていく。
ああ、今日も勝てなさそうだ。
暗い絹糸で何層にも重なったベールに向かって車を走らせる
街灯もない山道を超え、トンネルに入る
腐れ縁が突然家に訪れ、連れられた
言葉を組み合わすでもなく、車を走らせる
トンネル照明を爪に反射させ、雨にして遊ぶ
どうせなんかあったんだろ
昔からなんかあれば俺の事情は構わず連れられる
トンネルは長く窓を見てもコンクリの壁だけ
棒人間もジャンプしがいが無い
グローブボックスへ乱雑に押し込まれた煙草箱を取り、火をつける
窓を開け、少し冷え込んだ空気が煙草火を燃やす
まだ出口は見えず、トンネルはまだ
「夜明けの先」
9月中旬、早朝
昨夜は疲れて
何もできず
寝てしまった
なんか損した気分
今日は土曜日のはず…
二度寝するかどうか迷う
いや、
眠れない自信がある
こうなったら
“三文”を探しに
起きてしまおう
『夜明け前』に
アレコレ考える
まー
「音を楽しむ」
午前3時前 起床
最近では秋の音がしている
虫の声だ
暗闇の中に映し出される世界
なんだか瞑想に似ている
1分でも良い
ただ虫の声に耳を傾けながら目を閉じてみる
心が洗われるようだ
夜明け前の贅沢な時間
もう少しだけ もう少しだけ
社会人になると夜明けを忘れてしまう。
サンタクロースを待ち侘びて見た夜明け。勉学に励んで見た夜明け。語り合った友と見た夜明け。自由を求めて見た夜明け。
今では時間を数字でしか見なくなった。
朝の9時、昼の12時、夜の21時。
自身と同様、空も時刻によって瞬時に切り替わっていくように感じてしまう。
だからほんの少しだけ、窓の外に意識を向ける。
真っ黒な中に滲み出す白。あのグラデーションがそこにある。
決して忘却ではない。認識しなかっただけなのだ。
──確かにそこに、夜明けはあるのだ。
夜明け前
午前四時三十分。もう朝が来るのに寝れない。
いや、眠らないだけ。
「夜がいっちゃん好き」
そう言って私は片手にエナジードリンクを持ちながら夜明け前の空を睨みつけた。
「朝が来なければいいのに」
真夜中に一人きり冷蔵庫を開けて 窓開けて虫の声を聞いて
スプーンに乗せたアイスがゆっくりと溶けてゆく
それを見つめてたら胸がキュンとした
いつからあたしはあたしを作ったんだろう…
冷蔵庫の扉を閉じる勇気もない…
不安な気持ちが一つ胸ん中を巡る
代わり映えのないこの日々を傷つけよう
窓の隙間に見上げた黄色い満月は
あたしに気付かないフリして雲に隠れた
君がそこに居るんならあたしは歩けるわ
「か細く漏れる光、あたしを照らしてくれ…」って
叫んだとして いつも願ったとして
いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ
一つのタメ息も残さないで あたしという輝きを放つ
早朝の仕事が始まる日は
夜明け前に自転車を
キコキコ
こいでましたぁぁぁぁぁ!!!
よろしくぅぅぅ!!
夜明け前の4時、眠れずに眼が覚め窓の外を見ると彼方の空が薄いオレンジ色になっていた。ああ、もう夜明けなんだと1日が始まる期待と切なさが胸の中で交錯した。
夜が怖い。
20を過ぎた大学生が未だにこんな事を思うのは恥ずかしいだろうか。
昔から怖がりで心配性だった。
自分より大きい物も些細な物音も、小さな虫を殺すのだっていつか復讐されるものだと思い込んで怯えていた。
怖かった原因を理屈で知る事が出来るようになっても尚、私の心臓は小さくなっていく心地がした。
遊園地の大きなサメも決められた動きを繰り返す恐竜も、いつか意思を持って私を襲う様な絵が鮮明になっていく。
夜は怖い。
視界を奪われること、自分の意識が保てなくなっていくこと。
意識を手放した先の秒針で知らない事が起こっていること。
何が起きてもおかしく無いのだ。
お化けも、虫も、事件も私を脅かす全ての事象は必ず夜。
眠る前の自分と次起きる時の自分は、全くの別人になっている可能性だってある。
落ちる瞼に逆らいたい。眠った後の私は、起きる私を明るい世界へ連れていって欲しい。
まだ外は暗い。起き抜けの私が絶望している。
『夜更け前』
#74「夜明け前」
僕の鬱病が悪化したのか眠れない夜が増えた
苦しいと感じているせいか目から涙は止まらない
誰かの言葉がほしい…
誰か僕を愛して欲しい…
「ねぇ、君は僕を認めてくれるの?」
「あぁ、俺は君を認めるよ」
「なら君は、僕の手を話さない?」
「勿論さ。離すわけないだろう
だって…ずっと君と僕は一緒だ」
嬉しかった
例え嘘であろうとも僕を愛してくれているだろう
そう思える環境で苦しくても幸せだった
ずっと明けなかった人生に
やっと夜明け前の光が差し込んだ
表参道、午前5時
まだ夜は明けていなかったけど
どこか明るい蒼い夜空が
とても美しかった
車通りのない交差点は
昼の面影はなく
大の字で寝てみたい衝動に
かられたけれど