『夜の海』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夜海とは何ですか?
夜の海。
夜海(やかい)とは? 意味や使い方 - コトバンク
ある日わたしはヒーリングを受けた。根源の愛につながって、骨にその0のエネルギーを流してもらったら、今まで溜まっていたエネルギーが自然と体から流れだしてきた。指や腕がくるくるまわったり、、首が八の字をえがいたり。目を閉じて八の字を描いている自分の髪の毛とベッドがコスれる音は、まるで夜の海の繰り返すなみのように一定のリズムを刻んでいて、すごく心地よくて、からだが喜んでる、解放された瞬間だった。
月泳ぐ
紺の水面に
影二つ
夢を語るる
午後十一時
お題:夜の海
夜の雰囲気は落ち着くのでいつか夜に海行ってみたいな。1人では怖いけど笑
夜の海。
その暗い空と黒い海の狭間に誘(いざな)われるように。
わたしは波打ち際へと立った。
君の顔が浮かんだ。
先ほどまで穏やかな顔を見せていた海に途端に恐怖を感じて
わたしは思わずあとずさった。
そこから先の記憶はない。
気がつけば、太陽が顔を出していた。
「夜の海」
夜の海の、まっくら。
夜の海の、底の底の、もっとまっくら。
そのまっくらな海の底で、私はバスに乗っている。
たったひとりで膝をかかえて、壊れたバスに乗っている。
だあれもいないまっくらな、ほんとうは、よるかどうかも、わからない海の底で、
たったひとりでバスに乗ってる…
バスのライトは生きている。
なぜだか灯台の灯りのようにぐるぐる、ぐるぐる回りながら、
古代の魚の大きな骨の連なりが、
ぎゅるぎゅる、ぎゅるぎゅる回っているのを灯りの中に捕まえる。
私は怯えて肩を抱き顔を膝にもっと埋める。
これをごらん?と言って来るような灯りの中から目を反らして、ぎゅうっと目を瞑ったら…
…目が覚めた。
全身から力が抜けた。ホッと息をついた。
夜の海に霞むあなたの影。
追いかけても、追いかけても、離れていく。
思い出しては、目から滴が落ちる。
遠い海の端と空の端の境界は曖昧だ。
そんな空と海の中に煌めく星々。
そのどれかに君を感じた。
夜の海。深い海。
太陽も月も食べてしまう。
波の音は遠くて近い。
波間の煌めきは、何かの蠢き。
星星に誘われて、ひたひたとやってくる。
「さかな」
窓の向こう、風に揺れるカーテンの端から魚籠(びく)が突き出される。
「いらないよ」
「やすい、うまい、おいしい」
死んだ魚の目が上向いている。
部屋の灯りは太陽の代わりになるだろうか。
「いくら」
「くっきー、にまい」
【夜の海】
「僕の従兄弟がね、夜の海で」
と、彼は言った。
彼に従兄弟がいないことは知っている。
「裸足で海胆を踏んでしまったんだ」
彼は目を細めてこちらを見ていた。
ああ、人を揶揄う時の顔だ。
「暗いしさ、サンダルを流されたんだ」
彼はちょっとだけ口角を上げた。
どうやら機嫌が良いらしい。
「大変だったらしいよ」
「海胆を踏むとあの棘がさ……」
冗談にしては随分とリアルで。
ゾッとしてなんだ背筋が寒くなった。
「嘘だよ。君のその顔が見たかっただけ」
アハッと笑って、彼は言った。
ああもう、どこまでが嘘なのやら。
「少し涼しくなったでしょう?」
確かに、今日は暑いからね……
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昔、学校の先生がウニを踏んだ話を聞きまして
詳細な描写は自粛しておきます
夜の海
夜の海に入る。
街から離れ外灯も少ない場所だ。
人知れず楽しむ為に来たが、恐ろしい。
開放感があるだろうと思ったのだが。
未知の生物でも出てきそうな雰囲気だ。
すぐに海から上がり、帰り支度を整える。
気づいた時には無事に帰れる事を祈っていた。
明日には友人に勧めよう。
夜の海
自動車免許取り立てのころ友人たちと出かけた、台風の夜の御前崎。あのころ乗ってた軽自動車に波がかかった。今夜は夜勤だと思いながら車を飛ばした焼津の海岸通り。夜勤はしんどかったけど同僚と話すのは楽しかったな。それから恋人と別れたその夜にヤケクソで走った大崩海岸。朝まで大崩海岸にいて朝日を見たっけ。
あのとき走った道は崩れてしまってもう存在しない。大崩海岸のカフェダダリはまだあるけどね。あそこは元アトリエだったんじゃないかと思う海に開けた絶景の喫茶店で、店にはダリの本物が飾ってあった。今は美術館を併設してる。父は昭和30年代に大崩海岸を無謀にも海から登って別荘に登りついてしまったそうだが、たぶんそれはいまはカフェダダリだ。当時はカムカムエヴリバディの英語の先生の別荘だったと父は言うけど。ホントかどうか。
夜の海の記憶は意外に自動車と結びついてるんだと思い出しながら、私は国道150号を走る。父が入院している浜松の病院を目指して走る。左手に海。あの暗い海に父はもうすぐ帰るのだろう。私もいずれあの海に帰ってゆくのだろう。それはきっと今ではないけれど。
夜の海
君と出かける
遠い水平線と星を眺めて
頬にそっとキスをする
あ どこまでかな
い ん?
あ 近づくような遠ざかるような
い 全部だもんな
あ 包まれてるね
い みーんな
あ 時間も…だね
『夜の海』
旦那と付き合っていた頃
「夜の海」によくドライブに行った
月明かりが砂浜を照らすくらいで
ホントに静かな場所だった…
何だか良いムードに…なんて事も
たまにはあったかもしれないが
どちらかと言うと、暗闇が不気味で
私は早く帰りたかった…
今は、草食系男子がもてはやされる
時代だが、一昔前は男は男らしくで
車を運転出来るようになった適齢期の
男子なんかは、皆こぞって
「夜の海」に繰り出したもんだ…
さて、その後かなりの時間が過ぎた
今の彼(旦那)の変貌ぶりはと言うと…
毎晩呑む…いい調子で出来上がって
どうでも良い昔の武勇伝を昨日の事の
ように語り…
家族が生返事だとすねて…
家事に追われている私にもスルーされつつ
数十年変わらない定位置を確保している
あ〜…運転する斜め45度の横顔が好きだったなぁ〜…あっ!過去系はまずいか(笑)
いつも、お仕事ご苦労様です♥
夜の海というと思い出す歌がある。
『暗闇の中 波の音が響く
風が冷たい 誰もいない海』
静かで、波の音だけが聴こえる。空には無数の星。
『二人ガードレールで 夜明けを待っていたよね
黙ってずっと 星を見ていたね』
口ずさむ位好きなバラード。とても良いので聴いてください。
「Like a star in the night」倉木麻衣
『夜の海』🧡
波の音。
静かな夜に
響いてる。
心地よいリズムで
いつも僕を
癒やしてくれる。
現実逃避には
もってこい。
夜は落ち着く。暗闇の中にいると、私の全てを飲み込んでくれそうで。海も落ち着く。私の全てを洗い流してくれそうで。
先日、彼とお祭りに行った時、花火が丁度クライマックスの時に別れ話をされた傷が、まだ癒えない。この、悲しい、悔しい、ドロドロとした気持ちを洗い流して欲しくてここに来た。ああ、潮風が気持ちいい。このまま海に入って私自身も消えてしまおうか、とさえ思ってしまう。
「......帰ろう。家で可愛いにゃんこが待ってる」
結局、夜の海は私の心を洗い流してはくれなかったが、帰ることにした。このままいると、海とひとつになってしまいそうだったから。
お題:夜の海
〚夜の海〛
夜の海の奥下には、不思議な生物が眠るの。
それはとても大きいのよ。
とにかく綺麗な海の下を泳ぐ素敵な生き物。
そして、その生き物は世界に一匹って事知ってる?
まるで君と僕と世界の人はその生き物と同じように同じ道を通って、一人一人の不思議な人生を歩んで行っているんだ。
いつか見た映画のように、自転車に乗ってあの月まで飛んでいけたらいいのに。
真夏の急な登り坂を自転車で漕ぎながら、ふと思う。
自転車で空をかけたり、深海の中を潜ったり、時を越えてしまえたらいいのに。
乱れた息を吐き、滝のような汗を掻きながら、自転車を漕ぎ続ける。
どこでもいい!
嗚呼、このまま、何処かへ行ってしまいたい!
波の音
風のそよぎ
星の瞬き
私の鼓動
それだけ
………夜の海