『夏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「夏」
ずっと昔の夏休み
朝に古いアニメの再放送 蝉の大合唱
お昼はそうめん 宿題やる気満々は最初だけ
暑いねー暑いわーおばちゃんらのご挨拶
日傘が揺れてワンピース 待ってよお母さん
いまだに夏が私のノスタルジア
「夏」
透明なグラスの中
氷の音も軽やかに
夏を弾くソーダ水
夏
暑くて、汗が肌にまとわりついて、もう嫌だっていつも思うけど
あの空の蒼さに、いつも救われてしまう
人混みが苦手。
きっと今年の夏は、
どこに行っても人だらけ、なんだろうな。
イベント自体は好きだけど、
チラッと見たら帰る。
なるべくクーラーを使わず、
家で楽しめることは何か。
この夏は、どうやって乗り切るか。
私にとっては、まだまだコロナ禍。
遠くから蝉の声が耳を劈く。
風のざわめきとともに湿気を帯びた熱が頬を撫でる。
雨上がりのような土の匂いが仄かに香る。
足元からアスファルトの熱気を靴越しに感じる。
汗を拭い目を開けると、眩しい光が眼前に広がる。
夏が、来る。
絶望を一瞬だけ攫ってくれる青空
くっきりとした色になる季節に
いまこそ救われたいと思っている
耳を塞いでも塞いでも
誰かの何かばかりで
それ以外の晴れ渡る
たくさんを観たい
開いたばかりの ニ から
ぼたぼた溢れる 揺れる視界のまま
微かでいい
僅かでいい
口角を、上げろ
夏
「なつーは、(中略)かーゆくなるー♪」
ってCMがTVで流れ始めると、
「あ…そろそろ夏か…」って個人的に感じる!
あの夏
確かに僕達はいた
蝉の鳴き声をうるさいとも思わず
空(てん)に伸びる向日葵見上げて
朝から元気な太陽と一緒にラジオ体操して
手に宝島の地図
子供だけの秘密基地
宝の詰まった箱
聞こえてくる祭囃子
シュワシュワラムネ
泳ぐ金魚
口に入れると消える綿菓子
夏って綿菓子みたいだ
甘く消える子供の頃の夏休み
いつの間にかに
宝島の地図は消え
秘密基地はコンビニに
宝の詰まった箱はカラッポ
それでも鳴く蝉に
照りつける暑い太陽
あの夏のタイムカプセル
取り戻そう
ほら、祭囃子が聞こえてきた
ビールじゃなく、ラムネ
でっかい花火打ち上げて
子供の頃を取り戻す冒険の始まり
お題
夏
夏きたけど、体調崩して、でも去年と違って早めの体調ダウンで免疫つくなら良かったかも。
後遺症はよ治して、どうにかしたいところ。
スターシードということを改めてわかって、私の知り合いは、孤独な人が多い理由は同じようにスターシードだったりすることが多いからだろうと思った。そしてその中でもわからないけどスターシードたちの理解者になりうるのがわたしというのが本当に謎だけどそんな感じがしてる。
わたしが好きな人たちはみんなきっと宇宙人であり、スターシード率が高い。何か違和感を感じるときは、何か波長が合ってないとき、もしくは近づきすぎたときということになるだろう。
起きたら眼科に行きたい。
あと、ブレインフォグ?みたいな脳のところ行ってみたいといえば行ってみたいな。ちょいこわみだけど。
合わせようとすると不安な焦りになるけれど、
自分のスターシード感でいうと、1人であるということ正解になるから不思議だよね。
1人だからなんか嫌だ!ってそれ合わせられないんだから、当たり前だから😂みたいなそんな価値観。
夏
降り注ぐ日差し。青々とした空。弾力のありそうな雲。
窓越しのそれらを眺めながら、水滴のついたグラスを持ち上げる。カランと氷が音を立てた。
エアコンからは冷たい風がガーガーと吹き、扇風機が冷気を部屋の隅々まで届ける。少し柔らかくなったパピコの口を切って吸い付くと、甘さと冷たさが脳を直撃した。
「っはあ〜〜〜夏サイッコー!!」
「いや姉ちゃん部屋でだらけてるだけじゃん」
「これが私の夏なんですうー!」
ー夏ー
午前の仕事を一区切りにし公園の噴水に腰掛け一息つく
煩わしい蝉の音と汗だくのシャツ、この気温を少しでも和らげたかったが、わずかな風がコンビニの袋を揺らすだけ。
小さな子供が母親と水浴びに来ているのを横目に自分の家族を考える。
よし!奮い立たせて午後の活力へ
夏。もうエアコンガンガン使ってるけどまだ6月なんだな。でも今年は冷夏って話をどっかで見たけどどうなることやら。
夏と言えばスイカということで先日久しぶりに買うことにした。久しぶりに食べるスイカは別にそこまで美味しくなかった。まだ時期が早かったのかな。
食べ物は食べる時期が大事だよな。旬というのもあるけどスイカは水分が多いからもっと暑い時期に喉がからからの時に食べたほうが美味しかったかもね。
まぁもう食べちゃったしスイカなんてのは年一くらいで十分だ。買ったスイカは下の方がまだ色がついてる部分なのにずいぶん水っぽかった。
なので身を大分残してごちそうさま。残った部分が多くてもったいなかったから皮を厚く剥いて適当に切って漬け物にした。
スイカは瓜できゅうりの仲間なんだっけか。漬け物にして食べた感じは確かにきゅうり感あった。でも薄くても甘味がまだあったからあんまり美味しくなかったな。
漬け物はやっぱりきゅうりのほうがうまい。沢庵やらっきょうもうまい。キムチもうまい。つまり漬け物はうまいということだ。
夏。
一文字なのにすごく暑そうなのが伝わってくる。
じめじめした夏休み。
私の学校は今年夏休みが38日とかぐらいあったと思う。
でも受験生。宿題は多いし、宿題終わっても勉強やって追い込めないといけないし、友達を誘おうと思ってもべんきょうするからって言われちゃうし。
夏休みが長く感じそうだな、今年は。
私は夏より冬派。夏は暑いし扇風機とエアコンなかったら死んじゃうし。冬は寒いけどファッションとか幅広くて楽しめるし着重ねても全然暑くないし。
夏って悪いとこばっかじゃないけど、暑いってのがいちばんの強敵。それで体調が悪くなったり、、
今日、私は学校だったけど休んだ。
何年崩してないんだろって思うほど体調は崩してなかったのに、今日はほんっとに不調すぎてびっくりする。
明日テストなのになぁ。休むわけにも行かないし、
熱があってでも行ってやるって思ってる。
みんな応援して笑
執事たちと花火がしたい。
唐突にそう思って、近くのスーパーの片隅に売り出されている花火セットを3つも買って指輪をはめた。
バケツや着火剤を持ってこなかったなと失敗したなと思ったけど、それくらいならこっちの世界にもあるだろう。目を開けるとそこはデビルズパレスの自室だ。持ってきた花火セットを開封している音が聞こえたのか、ドアをノックする音がした。どうぞと言えば今日の担当執事がにこやかに、おかえりなさい、主様。と挨拶をしてくれる。あらら、これは何ですか?すぐに主がいじっている花火に目を向けて質問をしてきた。花火はこちらの世界にはまだないのかもしれない。
これに火をつけて遊ぶんだよ。今日の夜、よかったら屋敷のみんなでやりたいな。みんなでできるようにいっぱい買ってきたんだ。そう言うと、それでは皆さんに伝えてきます。執事は部屋を後にしようとした。
その執事の服を掴み引き止める。もう少し一緒に、今感じているワクワクを共有してほしい。引き止められ、どうしたのかと振り返る執事の目を見て訴えると、ふふと笑って、火をつけてどんなふうに遊ぶ物なのですか?と聞いてくれた。
夏、私は夏に打ち勝とうとしている。
ここ数年は、熱中症や
夏バテで、負かされてばかりなのだ。
去年は、3度も熱中症になってしまった。
経口補水液も、暑さ対策も
しっかりと念入りにしていたのに。
夏は、私に優しくしてくれない。
初夏〜晩夏に移り変わる様も
大きな入道雲も
緑が濃ゆく萌える木々のざわめきも
私は好きなのに。
ただ、四季の中でひとつ選ぶとしたら
私は「秋」を選ぶだろうし
打ち勝とうとしながらも、好きという
優柔不断な私が、夏に好かれることは
ないのかもしれない。
【お題:夏】
夏
夏の草原に銀河は高く歌う
胸に手を当てて風を感じる
ふと、頭の中に流れだすメロディ。
これは……そうだ、高校の合唱コンクールで歌った歌だ。
当時も理由はないけど気に入っていたフレーズ。
たまに込み上げてくる思いで立ち止まってしまいそうになる。
いったい、どうしてこんなにも……
思わず足を止めて目を瞑って考え込んだ次の瞬間。
瞼を開いた先に広がっていたのは、銀河だった。
一面に見える星々の光。
少し濡れた匂いのする草花。
草を揺らす風の音だけがする静寂。
ここは……どこだ。
という自分の考えに被さるようにして思い出す。
僕は知っている。
ここは那須高原だ。
小学5年生の時の塾の集中合宿の夜の景色だ。
そう、ぼくは2日目の夜に彼女と一緒に夜空を見に抜け出して……
彼女って誰だ。
「- -」
空から音が降りてきた。何か話しかけている、とは分かるけれどぼくはその音を声として認識することができなかった。
視線を上げる。
そこには空を埋め尽くす勢いで広がる光る円盤のようなものが。
「…ゎ…し…ぅ…に………なれた……ね…」
暑いけど☀️
夏が季節の中で一番好き
季節は
それぞれいいところが
一つや二つあるよね?
今年はどんな年になるのかな?
#夏
『夏』
じりじりと照りつける日差し
アスファルトの上にいると、まるで僕はフライパンの上の生肉だ
この蒸し暑さも、僕を調理しようとしてくる
早く冷やされないと、肉は腐ってしまうから
僕は冷たい冷蔵庫にいよう
外には出ないで
「夏」
毎日 太陽に照らされる夏。蝉の声が夏の始まりを教えてくれる。
水平がキラキラと輝き、たくさんの人が海やプールに走り出す。
そして、24時間テレビが夏の終わりを教えてくれる
『夏』
夏になると近所の蕎麦屋では軒先に風鈴を吊す。
よくあるガラスのものではなく、鉄製のそれは、音が一段高く澄んで聞こえる。
風鈴が吊される時期は年によってまちまちで、梅雨入り前の5月下旬頃からの年もあれば、気象庁の梅雨明け宣言がされた当日のこともある。尤もこちらも気にしている年もあれば、気がついたらいつのまにか吊されていたという年もあるのだが。
ともあれ、あの音が聞こえ始めると「ああ、夏が来たんだな」と実感する。
私にとっての「夏の風物詩」のようなものだ。
梅雨もようやく折返しかという6月終わり頃の夕方、私は近所へ買い物に出かけた。
この日は梅雨の中休みの好天で、昼間は猛暑日に届くかというくらい暑かった。
こんな日は食欲が落ちるからさっぱりとしたものが欲しい。ちょうど豆腐があるから冷奴にでもしようか。
そう思って冷蔵庫を見たら薬味に使う生姜を切らしていた。
我が家の冷奴にはぴりりと辛い生姜が欠かせない。
そんなわけで、自転車に跨がり、近所のスーパーへと向かっていたのである。
チリリン。
件の蕎麦屋の近くに差し掛かった時、ふと澄んだ高い音が耳を掠めた。
速度を落として窺えば、やはり軒先に鉄製の風鈴が揺れている。
梅雨が明けるまではまだあと半月ほどは掛かるだろうが、この日、私にとっての夏が来た。
スーパーに行ったら、生姜だけじゃなく、西瓜も買ってしまおうか。
夏のデザートといえばやはり西瓜だろう。
異論は認める。子供達に話したらきっと「アイスの方がいい」と言うに違いない。
「ただいま」
「おかえりなさい」
「帰りにあそこの蕎麦屋の前を通ったら風鈴が鳴ってたよ」
「うん、私も夕方の買い物の時に気がついて」
「あれを聞くと夏が来たなって思うよな」
「ね。だから西瓜買って来ちゃった」
「いいね」
夫は背広を脱ぎながら、私は夕飯の支度をしながら、そんな会話を交わす。
私が毎年のように気にしているからか、夫にとってもまたあの風鈴は夏の風物詩となっているらしい。
夫婦でそんな共通の事柄があるのが何となく嬉しくて、思わず顔が綻んでしまう私なのだった。