『夏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
10代の頃は、私が死ぬ日は、夏真っ盛りの晴天で、遠くに入道雲がみえる天気の日。
テレビからは、猛暑から酷暑に変わったとか、異常気象だとかの音が聞こえている昼近くの午前中に、高いビルから飛び降りて数秒のスカイダイブをして死にたいって思っていた。
20代になると、30歳ににはなりたくないと漠然と考えるようになり、それは死ぬ事より老いる事の方が怖かったのだと思う。
しかしながら、夏の日の暑さ、陽の強さ、夏休みを期待する若者や、暑さに耐えながら働く人。木々の青々とした生命力。そんな人の日常に、飛び降りてぐちゃぐちゃになった自分の体をどこかの誰かに片付けてもらうのは忍びないと思うようになった。
だから、死ぬ方法は、人になるべく迷惑をかけない方法で。病死だったらいいなぁって考えるようになった。
なりたくないと思っていた30才は気が付かないうちに訪れた。
20代で子供を産んだから、自分の年齢を気にしなくなったのだ。気付けばなりたくなかった30代。
子供は可愛い。自分の命なんか吐いて捨てたいけれど、この子には私が必要なんだ。今のうちは。
だから、この子が私を必要としなくなったら死にたいと思う。
季節なんていつだっていい。
ただ、この子に迷惑だけはかけまいと。
それでも願う。私が死ぬ日は、夏の始まりの晴天の日だだったらいいのになって。
だって、私はそんな日に生まれてきたから。
私の子供は春に生まれたから、子供の生まれた日を祝った後に死ねたら幸せだ。
夏は戦い
とにかく戦いなのだ。
命の危機を感じる暑さ
顔面に全力でぶつかってくる虫たち
(とくにセミはテロリスト級)
恋に、思い出づくりにと、夏をエンジョイ!してるリア充の皆さま。
夏は、毎日そんなことと戦っている。
体力も精神もすり減らして、汗をだらだら流しエアコンのない部屋で。
そうして秋の気配を感じ始めた頃、世間が夏を懐かしむ頃、私はひとり静かに自分を労い、カボチャプリンの味に舌鼓を打つのだ。
夏の蒼さを知らない男の子と
春を知らない女の子が
青い春を知る物語
#青春
とても暑い日のことだった、私は暑さと憂鬱さでどうしても寝付くことができなくて窓を開けて外を眺めていた、時刻は深夜2:00を回り、いつもよりも暗く、静かな街に私は思わず心が踊った。
そしてお母さんにバレないように、ボロボロになってしまった制服を着て、汚れた靴を履いて、こっそりと家を抜け出してみた、いつもとはまったく違う雰囲気の空気は私の体を包み込んで、どこかに案内しようとしているようだった。
頬にできた傷がまだ痛む、しばらく散歩していると私はとある場所で足を止めた、それは近所にある川の土手沿いを歩いている時だった、ふと川を見るとそこには満点の星空が映し出されていて、まるで星空のプールみたいだった。
ぱっと空を見上げる、そこはこの世のものとは思えないほど美しい景色が広がっていて、星はこんなにも綺麗なんだと身をもって実感した。
そこで思い出した、この川がそんなに深くないことに、とても暑いし、丁度いいやと思って靴を脱ぎ、川に入ってみた、川はとてもヒンヤリしていて、けれど膝にある傷口にはしみて、相変わらず星がずっと映し出されていた。
その時だけは自分の周りに星が輝いていて、何もかもから開放され、まるで自分も星の一部になったかのようだった「このまま星になりたい…」そして虐められていた少女は星になった
「夏」
ウクライナでの戦争が終わる気配はない
北極点の氷が溶け切るかもしれない
世界のどこかで
新たな戦争や紛争が起きるかもしれない
シベリアの永久凍土から
さらに大量のメタンが放出され
その事を真剣に心配する人間は
ほとんどいない
いままでの人生で最悪の夏
人と人はネット情報で分断され
人間の生存本能はいつも逆作用
繋がる便利さの分だけ憎しみあう
第六絶滅期の開始を告げる夏
私達は同じ地球に生きる人間なのに
気がつけばエスカレートした自国愛
その愛の指し示す末路は想像不能
それでも地球は変わらずに美しい
パンドラの箱の底に眠っている希望
その光を感じる貴方のなかの愛が
新たなる世界へと導いていく
注意⭐︎推敲しました。
まだ梅雨は明けていないが、そろそろ夏がやってくる。しかし、その夏の前には、梅雨の他にも試練があるものであって。
「こら、ちゃんとテスト勉強やってるの? シュウト」
雨が降ってる中、どこにもでかけられず、俺は彼女のモモカと勉強をしていた。
ペン先でプツリと頬をつつかれる。痛い。その反動で、頬杖をつきながら窓の外を見ていた俺は、姿勢を正した。
「テスト良い点数とって、なんの役に将来たつんだよー」
俺はやる気なさげに、教科書やノート、プリントに目をやる。
「将来役にたたなくても、雑学として覚えておいて損はないでしょ、テレビ見る時楽しくなるよ?」
「えー、そんなの良いことでもないよー」
「良いことがあれば、頑張れるの?」
モモカはペンを走らせながら俺に問う。
「見返りがあれば皆がんばるでしょ! だから俺は働いたらお金が貰える就活組なのだ!」
俺はガッツポーズをしてみせる。その姿にモモカは苦笑いをした。そして、彼女はこう提案をする。
「じゃあ、テスト一つにつき80点以上とったら、夏休み中に一回デートしようよ、で、全部の平均点数90点以上とれたら、夏休みにお泊まりデート!」
「お泊まり!?」
俺の声が静かな図書室に響く。恥ずかしい。
「でも、一個も80点とれなかったら、夏休みの間デート禁止」
「えぇぇぇ」
高校三年の最後の夏。せっかく彼女がいるのに、デート禁止は辛い。友達と過ごす夏もいいが、海に祭りにプールに彼女と過ごすと充実するイベントが盛りだくさんなのに……!!
「俺、頑張る」
彼女は、チラッとみて俺に笑みを浮かべる。
「まぁ、天才の私もこの勝負に参加するから、お泊まりデート一回は確約だね? これは対戦じゃなくて協力戦だから、がんばってよ?」
「おぉぉぉ!」
図書室の窓際の席で、俺は一人震えていた。
楽しいものの前には試練がある。夏の前には梅雨があって、夏休みの前にはテストがある。
俺の夏は明るいものだと信じ、テストに挑むのであった。
【夏】
『夏』
激しい陽射しに君が落とした影はアスファルトの上で揺らいで君は君でさえ気づかずにそこに汗の香りを残した
今この世で1番幸せな空間はそこにある
それを言葉にしているうちに拡散して夏色の風のにおいに変わってしまった事を僕は悔やんだのだ
あとは梅雨が開けて夏がくるなぁ。今年の夏はどんな暑さがくるのかな。あと何回夏が来るのかな。もう50回も夏を過ごしたからあと何回あるんだろ。そう思うともう少し大切に丁寧に過ごしとけば良かった。日々を大切に丁寧に過ごして生きたい。あ、急に変えるのはまず無理だから少しずつ変えて生きたい。
夏。
夏生まれの私にとって
あと少しで
お誕生日。
まだ今は49歳なので。
2人と楽しい
夏が過ごしたい。
夏なんて嫌いだ細流川もスイカを割る子供も居やしない。君だって笑いもしない。なんでこんなになっちゃったんだろう。前までは確かに水遊びもしていたのに君も居なくなって一人になって外を見ても誰も居ないだだっ広い庭が広がるだけ。瑠璃色の水も今ではどうでも良い。得たものの変わりに失ったものの存在にすら気がつかないほど強欲になった私なんてこの夏に溶けて消えてしまえば良いんだ。
変えたよ〜!
夏とは何か
一般論でいけば海、プール、祭り、かき氷、暑い、とかそんな感じだろう。
でも、僕からすればすべての季節が同じように感じる。確かに、寒い、暑いは違うかもしれない。
だけど、普通の日常を送ってる限り春夏秋冬って、関係
ないでしょ?逆にある?
まぁ、人それぞれなんだけどね。
結果、僕にとっては夏なんてどうでもいいって事。
う〜ん.....なんか上から目線になってる?ごめんね?
あっ!♡500いった〜!ありがとね!
# 47
今年もこの時期がやってきた。
そこで待っていろ!
我が宿敵「宿題」
セミの声 暑くて食べたくなるアイス 湿気が嫌な時期
あなたが隣にいて全てキラキラする
そんな季節が大好きです
今年は好きなことができますように
夏
早苗「夏だ! 山だ! カブト狩りだ!」
翔吾「それを言うなら夏だ、海だ、潮干狩りだ、だろ」
早苗「残念ながらここは山の中なのでね。変えさせてもらったよ。しかし、海かあ。行きたくはあるな」
翔吾「いきゃあいいだろ。……片道二時間から三時間くらいか」
早苗「僕ら二人でいくには少し遠いな。いや、しかし、僕らはもう高校生。しようと思えば旅行くらいはさせて貰えそうな年齢だ。いや、でも、ワタシハ結構体が弱いから何かあったら困るし……」
翔吾「……早苗」
早苗「なんだいショーゴくん」
翔吾「なんかあったら俺が責任とる。俺に無理に引っ張って連れて来られたとでも言え。だからやりたいことをやめようとか、そういうのは考えるなよ」
早苗「ショーゴくん──優しいなあ。でも、僕は君のせいにするのは嫌だからね。それに責任をとるのは言うは易く行うは難しだ。簡単に言うてくれるなよ」
翔吾「……そうかよ」
早苗「まあ、でも、君の思いは確かに受け取ったよ。あ、そうだ。ここはどこぞの青春小説や漫画よろしくクラスのみんなで海にいくっていうのはどうだい? そうすれば何かあっても誰かがいるから安心できるし、なにより、面白そうだ」
翔吾「じゃあクラスの奴らに声かけてみっか」
早苗「ああ。是非ともそうしてくれ。可能なら、送り迎えをしてくれる保護者も手配してもらうようにお願いしよう」
お題 「夏」
夏って暑いですよね
最近僕は暑さに長袖で耐えてます
なぜ長袖を着ているのかと言うと、
自分の体型にコンプレックスを抱えているからです
ぽっちゃりがバレないように長袖長ズボンを着ています
痩せたら半袖着て、ハーフパンツ履きたいです
弟みたいなファッションしたいです笑笑
関係ない話ですが、
今日はセミが鳴いてました。
夏ってほんと暑くて嫌です
皆さんは春夏秋冬どれが好きですか?
僕は春、秋が好きです!丁度いい気温なので
俺の中では
春→色んな始まり
夏→1番の青春
秋→挑戦しまくる
冬→雪降ったら雪だるま作りたい
です笑笑
俺のところ雪降っても積もらないんですよ…
涼しげな言葉も笑みも無縁な、暑い夏。あの悪女は、豪雨も猛暑も関係なく、思い通りの生活を送っていることだろう。
他人のおもいを踏みにじった、人でなしの今井裕子。
夏場のワンちゃんの散歩。アスファルトがなかなか冷めなくて、大変そう。
夏
夏は暑すぎ!!
汗でベタベタして汗臭いし、もう嫌になっちゃう!
早く冬になんないかなー
そして、夏にある期末テストよ〜
早く、終わってくれ〜!
息子が2〜3歳の頃は、家族で海に行き、砂浜に深い穴を掘り息子を入れて首まで埋めて写真を撮るのが恒例。父さんっ子の息子は何をされても大喜び。4歳になる頃、海外に単身で駐在。息子と会う時間がほとんどなくなり、お互いに辛かったね。年に数回会う機会には、駆け寄って飛びついてくれたね。別れの時は泣きじゃくったね。電話で話しても、今すぐ帰ってきてくれないと泣いちゃうからねって大泣きしてくれたね。沢山の愛をありがとね。今では無精髭を生やした息子だけど、いつまでも大好きだよ。
夏はだいすき
お母さんがやさしくなるから
でも夏いがいの季節はきらいだな
『夏』 No.96
だらりと頬を伝わって、首まで下りてくる汗。
ひまわり畑の一本道
プールにはしゃぐ小学生
スイカに塩をふるお婆さん
みずうちをする奥さん
「暑いですね~」と世間話をするおじさん
私の、いつものなつ。
…─────────────────────…
あとがき
本格的に暑くなって参りました。
皆さん、体調管理、体内時計にはしっかり気をつけて、楽しい夏を過ごして下さい。