『変わらないものはない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#7
『変わらないものはない』
あの人と私の関係性。
昔と真逆になっちゃった
昔は仲良く過ごしてたのに、今じゃ碌に会えなくて。
会ったら家族に心配されて辞めときなって言われる始末。
なんでこうなっちゃったんだろうね。
変わらないものはないっていうけれど、
これは変わらないで欲しかったなぁ
貴方がいつまで経っても
振り向いてくれないから
貴方を想う私の心は
うつり変わってしまったみたいだよ
"変わらないものはない"
「君がどんだけ変わろうと、友達なのに変わりないからね」
強さに固執した君に一番伝えたかったことだ。強くなくていい、何も考えないで、もう一度、前みたいに、自分と、…。
「変わらないでよ」
よーく考えたんだ。そしたら気づいた。
全部君のせいだったんだ。
君にとったらどうでもいいよな。間違ってないだろ。
俺は間違ってない。
_2023.12.27「変わらないものはない」
変わってない奴と変わった奴。
主人公 ライバル
変わらないものはない
とこまでも続く空
それでも夜になれば星が現れる
月が現れる
朝方になれば太陽が顔を出す
この世に変わらないものなんてきっとない
「明日の公式戦、負けたら三年は引退だ、夏の公式大会は大目に見たんだから、
そろそろ三年は就職やら受験やら真面目に考えなさい」
『はい、監督』
「明日、ぜってー負けねぇ」
「私は、戦うことはできないけど、応援は人一倍するから、勝ってね、大悟」
「瑞希ちゃんが甘えてる…明日は雪か?」
「どつき回すぞ」
「これでこそ我らの瑞希ちゃん」
「槍でも降らしてやろうか?」
「終わりの大会、日常が、どんどん変わっていくのが怖い」
「変わんねーもんはねーよ、けどさ、明日は終わりの大会じゃねーし」
「明日、負けたら、終わりだよっ!」
「馬鹿、勝って勝って、優勝して、サイコーの状態で卒業すんに決まってんだろ」
「相手は、強豪だし、ふつうに考えて勝てるわけ…」
「さっき、変わんのが怖いつったろ、それが良い方向に変わってもか?」
「大悟、カッコつけてやんの」
「なんだとー!」
嗚呼、この日常が変わんなければいいな
変わらないものはない
「あ~あ退屈だぁ!」俺は大きく伸びをし
欠伸を噛み殺す。
たまの休日 明日からは、又変わらず仕事
毎日 毎日 同じ事の繰り返し
暇だぁ~ 退屈だぁ~
「あ~あなんも変わんねェ つまんねー」
俺はそんな事を考えゴロゴロしていた。
そろそろ小腹が空いたので
コンビニにでも出掛けようと思っていた時
突然 電話が鳴った。
着信表示を見ると 実家からだった。
俺は、出るのを躊躇う
又 お袋の小言や愚痴を延々に聞かされる
羽目になると思い 俺は、そのまま
着信音が止まるのを待った。
だが いつまで経っても 着信音は、
鳴り止まない。
俺は、苛立ちに負け とうとう画面を
スクロールする。
「もしもし お袋!」
俺は、怒り気味の声で電話に出た。
しかし 何分待っても 電話の返答が
来ない
いたずら電話かと思い 俺は、切りボタンに手を伸ばそうとした その時
「孝弘...」低い 重々しい声が 俺の耳に
飛び込んだ。
「親父...」親父が俺に電話を掛けてくるとか珍しい事もあるもんだ
親父は、無口でお袋の言う事を黙って聞き
入れている印象が強い為 そう思った。
「何」俺が聞き返すと 親父のさらに
重々しい声が響いた。
「母さんが亡くなった...。」
俺は、その言葉を聞いた瞬間 電話を
落としそうになった。
俺は、親父との通話を切り
取るものも取りあえず 貴重品と鍵だけ
持って駅に向かった。
駅に向かう足が自然と早足になる。
俺は、数秒前の自分を思い出す。
『あ~あ何も変わんねェ つまんねー』
あんな台詞を吐いた自分を殴りたくなる。
変わらないいつもの日常が欲しくて
たまらない
今の俺には、残酷な程 変わらないものなどない事が 辛く 重く のしかかった。
『変わらないものはない』
変わらないものはないと思っていた。何事も変化が現れるのが「人生」だと思っていた。それなのに、僕はあの人に対して気持ちが変わることは無い絶対的な自信だけが胸の中に溢れ返っている。
______やまとゆう
今日久しぶりに親友だった子の夢を見た。
親友と喧嘩別れした続きの夢
私が親友に謝る夢
「ごめんなさい」その一言を
言えた夢
でも、目を開けると
そこには親友はいなかった。
夢のように「ごめんなさい」と勇気を持って
言えるような自分だったら
きっと、すぐ仲直りして
親友と一緒にいれたんだろうな。
親友だったMちゃんへ
たった一つのMちゃんのドタキャンで
自分の価値が下がった気がして
自分なんてMちゃんにとって
どうでもいいんだなって
思えて
バカバカしくなった。
Mちゃん、もう少しで
あなたと一緒にいなくなって
1年が経ちます。
Mちゃんには事情があってドタキャンしたのも
わかったけど、バカにされたような気分だったの
あの時は。
あの時、LINEもインスタのDMも
無視してごめんなさい。
Mちゃんは寄り添ってくれたのに
私が逃げたよね。
Mちゃん、私がいなくても
ちゃんと楽しんでますか?
ちゃんと幸せになってますか?
あなたの幸せを願ってる。
中学の時の人に流されるようなあなたじゃなく
Mちゃんらしくいて欲しい。
またいつか会えたら
私たち友達に戻れるかな。
「変わらないものはない」
【変わらないものはない】
満点の星空を君と二人で並んで見上げる。白銀の星々がまるで地上へと降ってきそうなほどに大きく輝いていた。いつもはうるさいサイレンの音も、僕たちを捜索する兵士たちの声も、今は聞こえない。夜の闇に身を委ねて、僕たちは手を繋ぎ合った。
「大丈夫です。あなたは僕がお守りします、殿下」
君の指先が少しだけ震えている。少しでも安心してもらえるよう、その手をぎゅっと握り込んだ。
変わらないものなんてこの世にはない。絶対だと思っていた王家の権力は潰え、明日も訪れると思っていた平和な日常は消え去って久しい。それでも今、僕は君の隣にいて、君は僕の隣にいる。その事実さえあれば、僕には十分だ。
星々だけの見守る静かな夜に、僕たちは今日も二人きりで生きている。
こうしてずっと星空を眺めていると、時が止まったような感覚を覚える。
観測をすると地球ではなく星が動いているように見えるが、人の目では分からないほど、ゆっくりとした速度で大地は動いている。古い時代の人々が、地球ではなく天球が動いているのだと主張する理由も分かる。
星座は標本のようだ。手足を星に縫い付けられ、空という板から動けない。
神様は、観測者は常に理不尽だから、天地が逆さまだったり、自分の知らないものと星を繋げられたりと、星座という標本には案外適当さがある。古い星図なんかは面白おかしい絵が多く見れる。
この景色はこれからもずっと変わらないだろう。
もちろん固有運動によって少しずつ星座という形は変わるけれど、少なくとも、『自分』という世界が終わるまでは標本のまま、時を止めたまま空を巡る。
だからこそ、僕はベテルギウスの爆発が待ち遠しいのだ。『自分』という世界は常に移ろう。それは、僕が観測する星座だって恒星だって銀河だって、例外ではないのだ。
……寒くなってきた。馬鹿なことを考えていないでもう帰ろう。エネルギーを作ることが出来る恒星と違って、ヒトは外部からエネルギーを摂取しないといけない。コンビニの適当なホットスナックでも買って帰ろう。
さっきまで使っていたレジャーシートをおざなりに折り畳んでリュックへ突っ込んだ。
お題:変わらないものはない
「変わらないものはない」って言われたら
「変わらないもの」見つけたくなるよね
だからこのままアマノジャクでいるよ
そう言って笑ったね
小さいけれどキラキラしたものが
たくさん降ってきたみたいだった
変わらないものはない
またねと言って別れたけど多分もう会わない。
彼女には彼女の生活がある。それに気づいた時、変わらないものはないのだと思った。
「この世には変わらない物はないんだよ…」
と親友の佳奈が言った。
「そんなこと言わないで」と一言言えばよかったのかな
佳奈は無言の私を睨みつけてこう言った。
「なんで黙ってるの?私はこんなに苦しいのに…」 と
ずっと無言だった私もやっと口を開いた。
「ごめんね。私、佳奈の事まだわかってなかった…」「あと…変わらない物ってあるんだよ。何かわかる?」
「知らないよッ変わらない物なんてあるはずない!」
「そっか…じゃあ正解は『愛』だよ」
子どもの頃から、明日になるのが怖かった。
だって、明日になるってことは、時間が進むってことだから。
時間が進むと、大人になる。
大人になったら、いまこうやって、お父さんとお母さんと並んで寝て、この天井を、この電球を見上げることができなくなる。
それが怖かった。
変わらないものはないから、いまこの瞬間、時間が止まって欲しかった。
大人になった今。やっぱり明日になるのが怖い。
ベビーベッドにすっぽり収まる息子は、いずれ一人で寝起きするようになる。そしていずれ家を出る。
ニコニコと、喃語でなにやら一生懸命話しかけてくる、膝の上で大人しく抱かれる息子の時間が進むのが、嬉しくて怖い。
いつか来る別れ。それが怖い。
変わらないものはないから、だから今が尊い。大事に過ごそうと思う。
けれど、今この瞬間、時間が止まって欲しいと、願ってしまう。
変わらないものはない
時が経てば
やがて変わりゆく
その時に何を抱きしめているのか
それが大切
変化……
どんなことでも
かたちを変えていく
好きから嫌いへ
一生懸命から面倒へ
恋から愛へ
少しずつ 少しずつ
かたちを変えていく
その時々で 心は揺さぶられるけど
それも 長く続くわけではない
この揺さぶりも
いつか きっと
思い出に変わっていく
人生を振り返った時
あたたかい
大切な 大切な
思い出に変わっていく
【変わらないものはない】#50
君の声を聞かせてよ。
いつもみんなの顔を見て
意見に流されて
君の声聞いたことない。
変わらないものはないから
僕は君の声を聞きたいよ。
─────『変わらないものはない』
変わらないものがあるとするなら、
みんな変わってゆくって事なんじゃないかな。
それは良くも悪くも前に進んでるって事。
今、どんなにどん底に居たって変わるよ。
時間は掛かるかもしれないけど、
自分では気付かないかもしれないけど、
必ず変わるよ。
それはいいことも同じ。
だから、 いま を大切に。
変わらないものといえば「時間は戻らない」ということである。
時間は決して逆行することなく、常に一方向に進んでいる。
#変わらないものはない
死にたいと願う毎日に
いつか希望という光が見えるのか