『変わらないものはない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
変わらないものはありません。
例えば自分の好きな食べ物がおにぎりだとします。
どんなに好きで食べていても途中で飽きがくると思います。「美味しいな」→「美味しいけど飽きたな」
さらに食べ続けると「もういらない」に気持ちや感情がどんどんと変化していきます。
人生だって同じです。
前までは「こんな楽しい人生ずっと続いたらいいのに」→「この世から消えたい、死にたい」に変わりました。ある一つのことからこのような感情になりました。
皆さんも今どうして生きているのか、どうして生きたいのか、どうしていきたいのか、今一度考えてみてはどうだろうか
「変わらないものはない」
おはよう。と君の声で私は目が覚める
いつも決まって電話で起こしてくれる。
そして1時間後に職場で会う。
そんな毎日を最近迎えている
そういえば君と私は10個離れている
けど、そんなの全然気にしたことなかった
一緒に居てすっごく楽しいし、面白い、落ち着く、それに毎日かわいいって言ってくれるから可愛くなる努力もできる…
君はたまにやっぱり10個も離れると気にするよ、と言う
歳がどれだけ離れてようが何も変わらない
お互いの気持ちが大事なんだ。
そう思わせてくれたのは君が初めてだった。
いつか結ばれる日が来ますように。
そんな事を心どこかで願ってる。
変わらないものはない
友情も愛情もいつまでも変わらないと言うけれど…
本当に…?
本当に変わらないと言うならば、なぜ壊れる時は簡単に壊れてしまうの…?
結局は変わらないものなんて……
あるわけないんだよ…
#変わらないものはない
嫌いだったはずなのに
消えたかったはずなのに
好きだったはずなのに
生きたかったはずなのに
思考も感情も何もかも
常に変化し分からなくなる
でもね、
ヒトの深くにある変わらないもの
それがあるはず―
だけど
それに気づくのが怖くって
常に無常を信じてる
こころはコロコロころがるから
ココロっていうんだって
それってちょっと残酷で
ちょっと優しい
変わらないものはない
数十年ぶりに、地元に帰ってきた。
私が出ていった時は田んぼだらけの田舎だったのに、今ではすっかり商業施設や娯楽施設が建ち並ぶ『そこそこ便利なまち』になっている。
「都会ぶっちゃって、まあ」
知っている店も、人も、家も、もうほとんど見当たらない。あるのは馴染みのない店や、人や、家である。
「ん?」
あと十分で実家だという頃、右手に駄菓子屋が見えた。外にアイス用のクーラーボックスとガチャガチャが二つ。中学を卒業する時まで通っていた昔ながらの店だ。
「なつかしー」
車を停めて、中に入る。売っている商品は、どれも五百円以下のお財布に優しい価格設定。五円チョコとラムネを手に取り、レジの男性に渡す。駄菓子屋のばあちゃんの孫かなぁ、と思いながら精算し、車の中で五円チョコを口にした。
「あっっま」
全国の砂糖を集めたかのような甘さ。こんなに甘かったっけ? 自販機……コーヒーは……
「あ」
無意識にコーヒーを探す自分に気付き、思わず笑った。
自分は町ほど変わっていないと思っていたけれど、そんなことはなかったらしい。所詮、変わらないものなどないのだ。
~2作品~
潮の香りがするバス停から少し歩き石階段を登った先には、樹齢何年だろうかと思うような立派な松が生い茂り、そこを抜けるとまるで別世界のように広がる青い海。
腰をおろし広がる青と白を眺めながら、打ち寄せる波の音を聴いた。
遥か昔より、何も変わらない景色だろう、しかし彼方に見える船影のみが現代である事を教えてくれる。
ゆっくりと流れる船は何処へ行くのだろうか?
この波は何処から来たのだろうか?
どれほどそこにいたのだろうか、気がついた頃には赤く染まり出した景色を名残惜しく思いながら歩き出した。
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子供だった頃の記憶は年を重ねるごとにだんだんと少なくなってしまうものだ。
そして大人が子供だった頃は何を考え何を感じていたのか?
私は幼い頃、強く思った事を覚えている。
早く大人になりたい
それを強く願った。
そんな事を言う私に祖母は
「みんないつかは大人になるから大丈夫よ」
と笑いながら幼い私を膝に乗せてくれた
しかし、幼い頃の私が大人になった今そんな思いは真逆になっている
今では全てが懐かしい
夕方友達と別れ家に向かう道で嗅いだカレーの香りや、家族と共にした祖母と母の手料理
父のおおきな背中を洗い、ゴツゴツとした指で洗われた頭の感覚
祖父の布団のぬくもり
変わらないものはない、時の流れで全てが皆等しく変化し、大好きな祖父母は天へと登り、大きかった父の背中はいつしか小さく感じ、母はいつからかおばあちゃんとなっていた
しかし、唯一変わらない物があるとしたなら家族を思う気持ちだろう
変わらないものはない
人の気持ちも考えも、
もちろん身体も虚ろい変わっていく。日々変わり続けているとも言える。変わらないものはない。その不安定なのが、命なんだと思う。
変わらないものがあるとすれば、絶対的な真理。その真理を見極めるのは難しいけど‥。
わたしは子供の頃から、この世の中の本当って何だろう?と考える変な子供だった。大人になっても、神さまの存在は?とか良く考えて生きてきた。
変わらないもの、それは人間の思考の及ぶものではないだろう。でも絶対的な真理に、触れてみたいと思う。きっと簡単じゃないだろうけど。
こんなちっぽけなわたしだから、先ずは、虚ろい変わり続ける自分を俯瞰することから始めてみようか‥。真理を求めて。
言葉が宙を浮いていて
頭に入ってこないのは
変わらないものはある
そう信じているからだ
流れゆく時を越えても
ボクはキミを見つける
キミはボクを思い出す
永遠を誓った愛だから
ボク達はひとつだから
『変わらないものはない』
『変わらないものはない』
変わらないものを
僕は探している
君と出会ったあの日のように
いつも歩き慣れた道は
変わることもなく続いてる
君は変わらずに居てくれるだろうか
僕はまた君に会いたい
そう思うと自然と体は走りだしていた
変わらいものなんて存在しないさ
景色も人も時間も
めまぐるしく変わってるんだよ
探しものを見つけに行こう
また会えると信じて
END-名も無き小説家-
変わらないものは無い
変わらないものなど存在しない。それは、何に対してもそうだ。愛にしろ、欲にしろ、感情にしろ、永遠にしろ、幸せにしろ…もし、何か一つでも、変わらない物があったら、今の私は、今頃、心から愛する彼の事を信じ続け、結婚してただろうか…?愛する彼氏と同棲出来た喜びから、早く結婚したい気持ちが日に日に勝っている…それに、今の私は、彼がいないと何も出来ない様な抜け殻で、今まで一人で出来てたはずの事が、彼に甘え過ぎて、弱くなっている…駄目だね…もし、ホントに貴方の身に何かあったら、私は、どうなってしまうのだろう…?ただ一つだけ我儘を言えるのなら、私は、心から愛する貴方からの永遠の愛が欲しい。そして、一生その私だけに向けられている愛が、永遠に変わらないで欲しい。
変わらないものはあると君は言う
雨上がりの虹を照らす太陽のように
キラキラとした笑顔だった
だけど違うんだ
変わらないものはないんだ
だって唯一変わらないと言った友情は
もう変わっているのだから
お題『変わらないものはない』
"変わらないものはない"
季節が移ろうように、色や形を変えていく。
同じ季節でも、気温も景色も全く同じにはならない。
人だってそうだ。周りの環境で、時間の使い方や食生活、思考とかが多少なりとも変わる。
動物にも言える事がある。苦手だったものが得意になったり、逆に得意だったものが苦手になったり、嗜好が変わっていく。
ハナも初めてお風呂に入れた時、最初はやっぱり水が苦手で暴れたが、少しずつ慣らすように身体にお湯をかけてあげていると大人しくなってきて、お湯の中にそぉーっと入れてあげると気持ち良さそうにして、それからはお風呂に自分から入っていくようになった。
爪切りも最初は嫌がったが、獣医のアドバイス通りじゃれついて来た時や、食事中の時に足先を触ったりしていたら次第に平気になって、今は爪切りを出しても逃げなくなった。
俺自身も、一人でいるのが当たり前で全然平気だったのに、今では一人でいるのが少し寂しい。
良い意味での変化か悪い意味での変化か、見方によって違う。それでも、『変わらない方がいい』とは思わない。どんなものでも、いつかは変わる。変化を繰り返して動植物は進化してきた。
変わる事を恐れないで。
変わらないものはない、か
そうだね
どんなに固い約束も、誓い合った愛も、時の流れとともに、あるいは、ほんの一瞬でチャラになってしまう
君も僕のことなんか、もうとっくに忘れているだろうね
だけど、僕が君を思う気持ちは、まだ変わらないよ
今のところはね
子供の頃、いつまでも不変であることを信じて、またそうであることを願ったことがある。そして、そんな願いは叶うことなく、現実は裏切るものだということを叩きつけられる出来事があった。そのことで私のこころの中の〝夢〟という小さな世界は崩れ壊れた。
幼くして〝絶望〟という言葉を知らないまま、絶望という感覚を味わうことになった。そういう経験をして、私は夢を持つことは自分を苦しめるものでしかないと、何処か冷めた子供だった時期がある。私にとってのエピソード・マイナスワンである。それはまた別のお話。
そしてまた逆に、不変であることで絶望していたことから、変わることでその絶望から立ち直れるという希望が持てるようにもなった。いわゆるエピソード・ゼロと言える出来事 ────
私は生まれながらにして、母親の持つ〝忌わしいもの〟と受け取れる遺伝を受け継いでいた。小学二年のときにそれが原因で不登校にもなり、地元の大学附属病院で診断されたのが神経障害だった。今でこそその障害の程度は軽くはなったけれど、やはり今でもある景色や色を意識して見ると、他人には聴こえない〝音〟として、心地よいとか気分が悪いとかに関係なく聴こえてしまう。
私のそんな奇妙な体質を知っているのは、母親と母方の祖母とドクターの三人くらいだった。すごく仲良くしていた友達にバレるのが怖かったし、そのことで変なヤツだと決めつけられて嫌われるのが恐ろしくも思えた。そもそも、学校のクラスの担任の先生に「聴こえない音が聴こえるなんて、お前は変な子供だ」と言われたことで学校というものが信じられなくなった。
不登校になって、初めて私の友達になってくれたのは市立図書館の司書さんだった。図書館にある大型版の美術書で『ムンクの叫び』を見たときに、強烈な音が頭の中で響いた。頭痛と吐き気で机に突っ伏していたときに、その司書さんが肩に優しく温かな手を添えて「大丈夫?」と声を掛けてくれた。
優しくて、オットリしたような声で、今でいう天然っぽくて、何よりも色白で綺麗というか可愛いような、その半々な顔立ちで私の顔を覗き込んできた。不思議だった。真っ黒でドロドロした気分だったのが一瞬にして晴れた感じだった。素直な気持ちにもなれて、自分の奇妙な体質のことやそのせいで学校へ行かなくなったことなど全部を打ち明けた。何故だろう?何故なのか、そんな気持ちにさせてくれる人だった。
学校へ行かなくなって、もうじき4か月が経とうとしていた秋のある晴れた日。友達の司書さんがピクニックに私を連れ出してくれた。今思うと、まったく赤の他人なのにそこまで親身になってくれるなんて、ホント変わった人だなって思う。でも心から信じることのできる大好きなオトナの人だった。ずっと今のまま変わらないでほしいと思ったものだった……ずっと年の離れた友達のままで……と。
私はその司書さんの惜しむことなく与えてくれる優しい心と言葉によって、だんだんと自分という存在が嫌なものではなくなっていった。奇妙な体質であっても上手く付き合って、他人とも上手く距離を置くとかして関われそうだとも思えるようになった。
そして私はまた学校へ行くようになった。音視という神経障害は相変わらずではあるものの、世の中の見え方が変わっていった。それだけでも私は成長できたし、変わることが出来た。
神経障害に縛られて生きていくなんてもう嫌だと強く思った。変われるものなら、私はもっと変わっていきたいとも思えた。忌わしいという気持ちは少し残ってはいるけれど、その音視であることを恐れることなく、もっと他人と関わっていこうと。
今も思い出す優しい友達の声。
「変わらないだなんて諦めないで。怖がらなくていいんだよ。必ず変わってゆけるから、君は変わってゆけるから。そこからもっともっと希望が生まれてくるから。そうやって君は生きてゆくの。変わらないものなんてないんだから。でもね、変わらないものもあるの。それはね、私の大事な小さな友達……君と私の約束だよ」
テーマ/変わらないものはない
【150,お題クリスマスの過ごし方】
クリスマスの過ごし方
ケーキを食べる?プレゼント交換?
誰かと一緒にわいわい?それとも1人で自由に楽しむ?
みんなこの時ばかりは、ちょっぴり自分に甘くなって
少し高めのお買い物、ケーキ、洋服、プレゼント
さあみんなでお祝いしよう
ハッピーメリークリスマス!
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【151,お題:変わらないものはない】
「全てのことは移ろい変わる、変わらぬものなど存在せぬのだ」
いつもいつも、口癖みたいに君が言ってた言葉
僕は頭悪いし、なんとなく分かるような分からないような難しい言葉だ、とずっと思ってた
「人は脆い、弱くて孤独で儚い者だ。...お前も何時しか私の元を去るのであろう」
どこか君にしか見えない遠い場所を見つめて、僕の顔なんて見ずに君はいつも話すんだ。
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...変わらないものはない、って本当にそうなんだなぁ
薄れる意識で、ぼんやりと思ったのは 君にあって少したった頃の、会話
あの時、僕の事を避けて 逃げて 拒絶した君は、いま 僕の身を案じて 慌ててくれてる
本当に、変わらないものなんてないんだなぁ
例えそれが千年以上生きた、人外の心でも
この世に、この宇宙に、変わらぬものの一つとてあろうか
と、かつて道行きを共にした友を思い出しながら「変わりゆく」ことを寂しがる者に言ったことがある。聞いて応じるに「…そうだね…」とまた寂しい顔をしていた。寂しがるおぬしも変わって来たろう、と言ってみたが応えはなかった。
私もぐんぐん変わって来た。それは子供の頃から絶えずそうだった。誰も彼も、皆変わりゆく。だが、それは「見知らぬ者になる」のではない。それぞれの核となる“存在のユニーク”は揺るがない。それに、成長すればいろいろ変わるものだ。それは「めでたき、よろしき変化」であり、「変わるな」とは「成長するな」と同義の場合もある。芽吹きの双葉がやがて苺を実らせるのを悲しむだろうか? 冬芽で冬を越した桜が咲くのは寂しいだろうか? 赤子が無事に育ち、自分の人生へ歩み出すのは喜ばしいことだ。
日々、ときには瞬々、自分なりに愛してきたところから、新しいありようが咲くことを指して「変わりゆくもの」と考えるほうが、過去から流れてくる思いも未来から吹いてくる風も、明るくあたたかく感じることができるし、それは「今」を生きゆく力になる。
変わりゆくものに祝福を、変わりゆく自分にエールを。
変わらないものはない
穏やかに…ゆっくりと
少しずつ変わっていくの
さみしく…切ない気持ち
とときめく気持ち…
複雑に作用して…
緩やかに…
「冷たかったな。ごめんな」
細い指を掬い、なんて華奢なんだと思った。この指で雪を掻き出していたのか…と自然に口付けていた。
「ちょ…!」
すぐに引っ込められてしまった。それに少しだけいらっとした。なんだ。見られたくないのか。
「なんだよ。心配だったってのは嘘なのか」
「嘘じゃ、ない…けど」
「オレだってお前さんの体が心配だったんだよ確認ぐらいさせろよ」
確認……。ああ、そうだ。自分で言って気付いたけどこれは確認なんだ。
ベッドに彼女を押し付ける。今度は雪ではなくて白いシーツと毛布に沈むのだ。
凍傷になりかけた耳を唇で辿る。湯浴みの香油の匂いしかしない。甘くて涼やかだ。
「ひゃ」
縮こまった首に顔を埋め、凍っていたかもしれない細めの体躯を辿る。
「や…」
猫のように身体をよじり逃げ出す素振りにまた余裕が無くなる。
確認させろよ。
服の合わせ目を探して指が苛立たしげに這い回るけど、無茶したお前のせいなんだからな。
変わらないものはないというけれど、
本当にそうだろうか?
変わらないものとして良い例は何かないだろうか。
暫し足りない頭を捻っていると、
学生時代の化学の教科書が脳裏に浮かんできた。
懐かしさに惹かれて教科書を手に取り開いてみる。
パラパラと捲れば懐かしい知識が──
全く出てこない。
パラパラと捲っていた手を止め、
じっくりと教科書を眺める。
あぁ、なんということでしょう。
写真はおろか、文字なんて一度も存在したことがないとでも言うのでしょうか、この脳内の教科書は。
──なんて、驚きの白さ。
こりゃ漂白剤も裸足で逃げ出すな。
そんな、くだらない事を思っていると
「原子」という文字の跡が微かに見えた。
「原子」
確か、ずっと変わらない性質があったような。
早速ググってみると、
──化学変化によって、新しくできたり、別の原子に変わったり、なくなったりしない。──と出てきた。
変わりゆくのが当たり前のこの世界でも
この世界を作る元は
変わることはないようだ。
また一つ賢くなった気がする。
…。
まぁ、何れはこの知識も
あの教科書の二の舞いになるのだろうな…。
いやいや、今度こそは覚えておこう。
ギリ筆跡が見えるだけとなっていた「原子」の文字を黒字でなぞり、ググった知識をそっと添えておく。
次開いた時は、少しだけ役に立つ教科書になるはずだ。
変わらないものがこの世界にある。
それだけで心強いではないか。