喪失感』の作文集

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喪失感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/10/2023, 4:40:50 PM

本当の友達ってなに?

真実の愛はどこ?

好きという感情の証明は?


作者の意図を考えても、難解な数式をいくつ解いても、
あなたのことは分からないまま。

どうせ教えてくれないなら知りたくなかった。

あなたが私を気にもしていないことなんて

9/10/2023, 4:40:47 PM

やる気はどこからうまれるのか

疲れた体からは何も変わっていないがひたすら喪失感しかうまれない

やる気など何も無い

ただ生物が生まれてこの仕事をやるという

やる気は必ずうまれるかは疑問である

仕事は誰もやらない難しいもしくはやりたくない事の需要の対価である!

やりたくない事に必ずやる気が生まれるだろうか

やりたくない事の対価で生きていける

全世界に多くの仕事がある

やりたい事をやって仕事ができれば幸せだろう

ただ、そういった人ばかりでない

キツイことばかりの意味になんの意味があるのかわからないまま生活のために生きている
家族のためと言えばそれまでだが
必ずその人のやる気があって
やりたい事なのかは別ではないだろうか

そうなると仕事は人生の多くの時間を使うだろう
ただ、金のためなら仕事には時間を抑えた方がいいのではないか
必要最低の金額を計算して
自分がひたすらやりたい事をやるのはどうだろう

人は必ず死ぬ
ひたすらやりたい体験に挑戦すると
人は幸せになれるのかもしれない

9/10/2023, 4:37:45 PM

あなたがいなくなってぽっかり空いた穴がきがする
もうあなたはいない

9/10/2023, 4:28:08 PM

『喪失感』

失恋・失敗

失うことは悲しいこと

そこで止まった私も〇〇〇〇…。

ねぇ、前に進む方法ってなに?

私にもそれが出来るの?

……。

歩きたくないよ。

9/10/2023, 4:27:11 PM

喪失感

夏が終わってしまった。
夏が終わってしまった。
世間は10月31日を先取りしている。
あの夏を覚えてる人はどこにもいない。

9/10/2023, 4:27:11 PM

あなたを無くしてから私は喪失感に苛まれているよ。

9/10/2023, 4:11:12 PM

~喪失感~
失って、つくづく思う
どれほど君に世話になっていたかを
日々の生活に窮する僕が
君の名を呼ぶことはもう無いだろう

分かっている 世界は移ろうが
変わらず守らねばならないものがあり
その代償を我々は支払わなくてはいけない

そう、原材料の高騰、諸経費の値上げ
しかし、味は落とせない
となれば、単価に反映せざるをえないと

あぁ、
メニューから消えた「大盛」無料の文字
カムバック大盛!

9/10/2023, 4:07:36 PM

喪失感



苦労して鍛えた+99の剣が弾き飛ばされて、
その飛ばされた先に運悪く敵が居て、
ダメージを与えて消滅した時。

9/10/2023, 4:04:56 PM

空いた穴
塞ごうとすればするほど
開いていくようで。
空いた穴
気にしないように見せるのが
精一杯で。
君に気づいて欲しいけど、
気づかせないように
頑張るの。
この頑張りに君は気づいているのかな。
空いた穴
それは君だよ。

喪失感

9/10/2023, 4:04:29 PM

習作
⚠️caution
・あるゲームのCP小説です
・根√のネタバレを含みます
・名前表記あり(ゲーム内準拠)
・途中曲の歌詞記載あり(その時に流すと良い感じです)
・設定捏造あり
・お題≠タイトル(テーマ)
・推敲遅れる可能性があります
なんでも有りな方のみ
⸺2500字程度
(少し加筆済)


ゲーム内bgm : Mad Artist,Pt.1or2
(お好きな方でどうぞ、個人的には1です)



喪失感


  葉の揺れる音がする
  それはそれは鮮明に
  
  登り慣れたこの山の頂で手を合わせる
  ( ⸺⸺ますように。)
  そうしていると、風がほのかにそよぐ
  心地良い風で、まるで…


  「っ…根地先輩!ここにいたんですね!もう、探しましたよ…」

  「君だね」
  「へ…?」
  わっ…

  きょとんとした可愛いらしく、愛らしく、あどけない表情
  僕は君の頬を触る、そして、ふにふにと弄ぶ
  しぇんぱぃ…と愛しい囀りも聴こえるがお構いなしに

  「…可愛いね」


  ◇◇◇

  
  「さて、王子様のお迎えも来たようだし、そろそろ戻りましょうか!」

  「『ねぇ…王子様?』」

  彼女が一息つく、またかと呆れたような、それでも付き合いますよと一切の負の感情は感じられない。
  それに、愛しさを感じた瞬間
  
  彼女、いや彼は顔を上げる
  ぞくりと身震いする。
  

白を基調とし、エポレットなんかが付いたいかにもな王子服を身に纏う、そこには眉目秀麗な男性がいた。
きっと人々の誰もが憧れるだろう。

そんな彼が跪き、私に手を差し伸べている。
そして、その私には羨望、嫉妬、怨念様々な目を向けられている。
だとしても、私は彼の手を取るしか出来ない。

『お姫様、お手を』
『ええ』

彼は慈愛を含んだ温かな目で私を見る。
それに返すように微笑む。
彼が少し照れたような表情をする。
それも私だけが見ることができると思うと幸せで満たされる。

私はこれからどんな困難が立ちはだかろうと、誰になんと言われようと貴方といる未来を取るでしょう。


  ◇◇◇


  「わっ…」
  彼女が小石に足を取られ躓きそうになる。
  「おっと…お姫様?」
  正面から抱えるように支える。

  「す、すみません…」
  「いやいや、ここは山だからしょうがないさ。君も慣れたからとは言え気をつけるように!まあ、今は地面とにらめっこしながら歩いていたら日が暮れちゃうから少し急ごうか!!」

  「お手をどうぞ、…立花くん」
  「…は、はい!」

  彼女は演技ではない僕の格好つけたような言動に照れてしまうらしい。僕も同じくらい恥ずかしいのに、その表情を見るだけであぁ、してよかったなんて思えてしまうのだから困ったものだ。


  ◇◇◇
 
  もう少しで校舎に着く。

  びゅーっと音がして、木から落ちた花弁たちが舞った。
  目の前の彼女を取り囲むように、けれど、自然の様相なはずなのに、ぞんざいではない。
  そして、彼女は僕を見つめていた。
  その光景は舞台の演出のようにも思えた。
  

  「「綺麗だ」」

  二つの声が同時に同じ言葉を発した。
  
  「綺麗だよねえ…桜」
  「はい、それはもう綺麗に根地先輩を際立たせていて、根地先輩って自然ですら演出にしてしまうのかと思いました。」

  おそらく彼女も僕と同じように見えたのだろう。
  自然とは恐ろしい。

  「先輩…卒業しちゃうんですね…」
  
  「そうだね、寂しいものだねやっぱり。最初はただのステップアップだと思ってたユニヴェールがさ、こんな想い出だらけの倉庫になっちゃうんだもん、びっくりだよ!」

  僕が比較的陽気に、おどけて校舎へと前に進もうとしたとき、自分の脚が止まった。

  「根地先輩、寂しいです」
  そう告げる彼女の右手は僕の服の裾だった。
  強く引っ張っているというわけではないが、僕の脚を止めるほどであった。
  
  「んー、少し寄り道していこうか」

  そう言って裾にあった手を掬い、繋ぐ。
そして、反対方向へと向きを変え、すぐ近くの公園に向かった。校舎前よりは桜を植えていないのか、あまり咲いていなかった。

  
  「少し前に立花くんに書いた曲、覚えてる?」

  それは、今日から丁度1週間前に贈った曲。
  大切な人に曲を贈るなんて、と思うだろうが、彼女は大層喜んでくれた。
  物覚えがいいとしても、びっくりするくらいすぐ覚えてくれたのも鮮明に覚えている。

  
  「それはもちろん」
  「それじゃあ、歌おうじゃないの。歌割りは即興にしよう、お互いを感じ合いながら楽しく愉快に!」

  彼女は少し驚いた表情をした後、はい!と元気良く頷く。
  そして、繋いでいた手を離し、少し離れた位置に立つ。
  彼女は目を瞑った。


  ◇◇◇

   
      約束した駅で 君が来るのを
      あの日から今日まで ずっと待っていた

  彼女は歌う。

      リアルとシュールとの その狭間は

  僕が応える。
   
      窮屈だね

  君もまた、応える。
    
      君が手を

  手がのびてくる

      そっと引くと

  その手を取って引き寄せる

     『風吹いた』

     ひそやかな 袖しずく
     君だけが 見透かした

  僕たちは誰よりも幸せな顔をしていたと思う

 
  伴奏さえあるかのように彼女は佇む
  手を繋いだまま一呼吸整える

     大げさな見映えも 虚栄心さえ

  会話をするように歌う

     もし

  君がこちらを見つめる
  
     君のことを救う なら薬だね

  あの時のように君へ近づく

     ああ

     真実がどこかで 待ち続ける

  それでも君は逸らさない

     そんなものが

  もう過去なのだから

     ないとして

  赦すように包むように

     かまわないよ

  今度は君が僕を引き寄せる

     『探させて』

     たまにはさ 不安だよ
     それでもね 大丈夫
 
  
  互いの水滴が手に付いた

     気づいたら 二人だね
     すこしだけ 自由だね


  ◇◇◇
   

  もう、空が半分も茜色になるところだった。

  「はー…好きだなぁ…」
  「私も本当に好きです」
  互いに目元がほんのり赤くなっていた。
  
  「我ながら、君を想いながら書いたとはいえちゃんと歌い、歌われるとぐっと来るものがあるねえ…満天才なんだ僕…およよ…」
  ふざけなければ、きっと堰を切ったように泣いてしまう。

  「そうですね!」
  彼女も涙を堪えて返事をしているようだった。

  「あ…!」
  思い出したように声を出す。
  「先輩達の送別会をできたらと思いまして、それの為に呼びに行ったの忘れてたぁ…」
  「あーらら」

  手を掴まれ、引っ張られる。
  「根地先輩!行きましょう!」
  「はいはい、最後までお騒がせな満天才として登場しましょうかね〜!!クラッカーとか持っていく?それともレッドカーペットなんか…」
  なんて、演出を考えていたら引っ張られていた脚が止まる。


  彼女が振り向く

  「黒門さん、好きです。卒業してもその後もずっと一緒にいてください。」
  
  桜がまた舞う。

  「…希佐、好きだよ。愛してる。もちろんずっと君のそばにいるよ、元よりずっとそのつもりだったしね。」
  僕が照れていることを彼女は分かったのか、彼女も頬を赤くした。
  
  僕たちの祝福を演出するかのように。

  
  「…じゃあ行きましょう!」
  と言うと、彼女は僕をまた引っ張って走っていく。


  片方の手で顔を抑える。
  可愛すぎる…。
  こんな事になるなら、神頼みするんじゃなかった…。
  僕はそんなことを呟きながらも最大限の感謝を着くまで心の中で述べ続けた。

9/10/2023, 4:03:54 PM

喪失感

君がいなくなりぽっかりと心に穴が空いた気がする
君はもう帰らない

9/10/2023, 3:37:21 PM

Episode.23 喪失感


たった一瞬の夢だった。
あの日、あのまま死んでいれば______


僕の家庭は周りの家庭と比べたら厳しかったそうだ。
実際、僕も両親に対しての不満が無いわけじゃなかった。

高校生になった今でも門限は7時。
学校が終わって、自習室や図書館で自習をしていたらあっという間に7時前になってしまう。
友達は門限がもっと遅いため、僕だけが先に帰るのが嫌で遊ばなくなってしまった。

他にも束縛はされ続けていたが、その不満を直接ぶつけると暴力を振るわれる。
一度だけ、そういう経験がある。


" 次破ったら殺してやるからな "


大声で壁に押さえつけられて、何度か殴られながら言われたあの言葉は今でもトラウマで忘れられない。

きっとあの日からだ。
僕のギリギリで繋ぎ止めていた心が砕け散ったのは。

その後はAIのように言われたことを淡々とこなし、成績優秀でいい子で両親からも褒められるようになった。


でも我慢の限界が来た。
身体も精神もボロボロで疲れきっていた僕は、帰り道にある橋から飛び降りようとした。

「…は?おい、憐!待て!」

僕が身を乗り出した瞬間に叫び声が聞こえて、反射で体をビクッとさせた。
横を見ると同じクラスであり僕の好きな人がいた。

「あ、やと……な…で…なんで…」

僕が今まで生きてこれてたのは絢斗のお陰だ。
初めは少し話す程度だったが、放課後の自習室で隣に座ってからは親友のような関係になった。

僕が家庭の事を話しても傍にいてくれて、遊びや逃げることを強制させる訳でもない。
寄り添ってくれたその優しさに知らないうちに惚れ込んでいた。

去年の秋、フラれるのを前提で告白した。
気持ちを隠し続けるのが辛かった。

「…マジで?ほんとに俺のこと好きなの?」

「う…ん、すきです…」

「やべーにやける…よろしくお願いします。」

その日から、また僕の人生は変わろうとしていた。

付き合う前は話せなかったこと、出来なかったこと。
母親も門限までに帰ってくるならと、土曜日に出かけることを許してくれた。

でも、きっと僕が全て間違っていた。
連絡がすぐ返ってこないと不安で仕方なくて、一度問い詰めてしまったこともあった。

他人と距離近くならないで、何時までには帰ってきて。
まるで両親が僕にしていた束縛をそのまま絢斗にしていた。

「俺じゃ応えられる自信が無いんだ…別れよう。」

「…は、」

心にぽっかり穴が空いてしまった。
何も出来ない、何も考えられない。
僕のせいで、絢斗が、辛い思いをしちゃったんだ。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

いつかの本で読んだ気がする。

" 寒さしか知らない人間はそのまま凍えて死んでいく。
だが温かさを知ってしまった人間は、もう寒い環境へと
戻ることが出来ない。
その温かさも永遠と続くとは限らない。
温かさを知らずに死んでいた方が幸せな時だってある "

ああ、僕は温かさを知ってしまったんだ。
だからまた寒い環境に戻るのが怖くて、怖くて仕方がなくて堪らないんだ。
今度は寄り添ってくれる人もいない。


あの時死んでいた方がよかったのかもしれない。

もう何もかも考えられない。
脳内の機能が停止したかのように動かない。
虚無になることは許されない、あってはならないのに。

僕は二度目のきっかけで、自分の部屋で命を絶った。


「…れ、ん……?憐が…しんだっ…て…は……??」

9/10/2023, 3:36:44 PM

目の前の冷たさがほどけることは二度とない

精巧にできたビスクドールにも
大小様々なパーツが集まるロボットにも
敵わなかった 敵うはずがなかった

いっそ共につれだってくれたらどれほど良かっただろう
聴こえないはずの聲が響く
感じないはずの掌が温かい

結局、無い喜びを追うことに疲れたよ

あぁ、これを飲めば楽になれるかな




#喪失感

9/10/2023, 3:32:57 PM

ジェンキンス家の無邪気な兄妹


朝、廊下の隅で我がジェンキンス家の愛犬のトビーが、死んでいた。
没年15歳。白と灰のシベリアンハスキー。老衰死。
トビーは僕が生まれた年にやってきた。

「大型犬にも関わらず、本当に良く長生きしたよ」と、パパは目に涙を浮かべて冷たくなったトビーを撫でた。あの滅多に涙を見せないパパが泣きそうな顔をしているのが珍しかった。

「トビーは虹の橋を渡っていったのね」と、ママは泣きながら僕より三つ年下の妹のシェリーの肩をさすって抱き寄せた。妹も泣いていた。

おじいちゃまもおばあちゃまも、みんな泣いていた。僕は、ぼんやりとトビーの亡骸を見ていた。
家族のそれぞれが最後の別れの言葉をトビーにかける。妹が「これまで、私たちと遊んでくれてありがとう、トビー」と言ったのを聞き、僕はとうとう肩を震わせて泣いてしまった。僕は「さようなら」とだけ言って、動物霊園のトラックに乗せられるまでトビーを見ていた。

昼ご飯を家族で食べた後、僕は妹を呼び出した。
「公園へ行こう」と言うと妹と僕は家を出た。
「兄さん、私…」妹が何か言いかけたから、僕はそれを制止した。「公園につくまで、こらえるんだ」とだけ言って、二人は黙って歩いた。

公園のブランコにそれぞれ座ると、とうとう僕も妹も大声で笑いだした。腹の底から思いきり笑ったせいか、他に遊んでいた子供たちが、いっせいにこっちを見てきた。それでも、僕らはお構い無しにゲラゲラヒーヒーと笑った。

涙を拭いながら、「お前、『今まで遊んでくれてありがとう…』はないだろ! もう吹き出してしまうかと思ったぞ!」
「兄さんこそ、ぼーっと突っ立って! みんなして泣いて、ほんとに面白かったもん!」
「トビーのヤツ、最後まで僕らの言い付けを守ってたなあ」
「うん! 『言うこと聞かないと殺しちゃうぞ』ってずっと言って、芸まで仕込んでやったね」
「ああ。これが軍隊なら名誉勲章ものさ!」

僕らにとってトビーは、単なるオモチャに過ぎなかった。
家族のみんなにとっては、どうだったのか知らないし、そんなのどうだってよかった。

「次のオモチャが欲しいな!」と、妹はブランコをこぎながらニッコリと空を見て言った。

9/10/2023, 3:29:16 PM

失って始めて知る大切さとかかけがえのないものって
月並みな表現だけど実際たくさんあると思う。
そういうものに出会う度にこの悲しみを味わうなら
最初から知りたくなかった、出会いたくなかった
とよく思ってしまう。

その悪感情すらも超克して全部含めて良い経験だった
と思えれるような人間に自分自身なりたい。

【喪失感】

9/10/2023, 3:28:15 PM

信じられないほどの喪失感
そんなものを感じたのはいつ頃だろうか
意識がついに無くなったあんたを見て
俺は、俺は。

「あの子、ずっと笑えてないよね。あれから。」
母さんと父さんの話し声が聞こえた
嫌でも聞こえてくる壁の薄い作りの一軒家
「やっぱりあの事があったから、今度旅行でも行く?」
「おお。それはいいかもな。しばらく羽を伸ばしてみるのもいいかもしれんしな。」
余計なお世話
ンなもんに行く時間があったら俺は花を摘んでる

「これ。あんたが好きって言ってた花だと思うんだけど。違ったらごめん。」
今日も俺は誰も御参りに来ない墓の持ち主にあいにきていた。
「、、やっぱあんた友達居なかったんじゃねぇの、?」
あんたが生きてたらきっとこーゆー時。
『余計なお世話だっつーの!ほっとけ!』
って言っただろうな。
チッ 思わず舌打ちが出た。
「いつの間にか口癖になってんじゃねーかよ。」

だせぇ
気持ち聞く前に逝きやがったあんたもだせぇけど
気持ち伝えられなかった俺はもっとだせぇ
「俺ださく生きてきた訳じゃねぇのに。」
思わずしゃがんで俯いた
『私の前だと君変にダサくなるよね。』
うるせぇ。こちとら緊張しとんだわ。
『まあいいんじゃない?ウブっぽくて可愛いよ〜♡』
ムカつく。なんでこんなやつ。
『あ、来週は来ても私居ないよ。手術始まんの。』
『は?ンなこと一言も。』
『うん。だから君に会える最終日に言った。』
『大事なことは前もって言えよ、、』
『あぁ、、、そーゆー意見もあるのか、、、生きてたら実践してやるわ!ほら帰んな帰んな〜! 小学生は家に帰る時間だぞ!笑』
くしゃって笑いやがる。
『うっせー!俺だって来年から中学生だし!』
『やーいやーい!それでも高校生の私には叶わないくせにー!はよ帰れー!』
『だからわかったっつーの!うっせぇ!じゃーな!』
バァンッ

「思えば俺あの時なんでまたねって言わなかったんだろーな。」
また会えるってかってに思ってたんだろうな。
あいつは大丈夫だっていう謎の自信。
なんの根拠もない自信。
ほんとに、惨めだ。
「あ゛ー、、、 なんか俺最近ダメだわ。あんたに会ってからどんどんダサくなって。あんた居なくなったら元に戻ると思ってたのに、ずっと弱いまんまで。」
せめて責任取ってから逝けよ。くそが。
「次な。次。約束。俺まだ若いから。小学生だから、今のうちに生まれ変わったらギリ会えんじゃね。俺頑張るからさ、次会ったら。「カッコ良くなってんじゃん!」くらい言えよな。まじで俺頑張るから。」
あんたが好きって言ってたカルピスソーダの中身はただのカルピスに変えとくっていうイタズラもしてやったし。
だから、


「またな。隣の家のねーちゃん。」

9/10/2023, 3:21:39 PM

手放す事。
それをする事で、
人は軽くなり生きやすくなる。
だがそれは簡単な事ではない。

手放したと思っていても、
人はいつも通りや大多数の方へと靡いてしまう。
だってその方が安心だから。

そうして元に戻ってしまうと、
また息苦しい日常になって、絶望する。

手放す事。
初めのうちは不安や喪失感を覚えるだろうが、
その先には確実に
生きやすくなった新しい日常があるのだ。

大丈夫。あなたは手放せる。
その喪失感は、あなたを惑わす偽物だ。


『喪失感』

9/10/2023, 3:19:31 PM

ふふん、せいぜい嘆いておくれよ。
でなけりゃ僕の命が浮かばれない。

一度だって見たことなかった君の涙と引き換えに、僕は僕の生きる世界全てを差し出したんだ。

君の青ざめた頬を伝う涙のしずくは海から掬いあげた真珠より輝いている。その一粒ひと粒を僕は丁寧に磨いて天上の宝石箱に集めてしまっておこう。

いずれ君がここに来たときに、それはそれは美しいネックレスに仕上げて首元をキラキラ飾ってあげる。

君は僕を喪って自由を得る。
僕は世界を失って愛を得た。

大事なものと引き換えに、やっとお互い向き合えた。
次は、何ひとつ逃さずに大切にし合いたいね。

それじゃあ愛しい人、また会う日まで。


************
喪失感

************
所感:
捨てても惜しくないものが何なのか、その答えは本当に人それぞれで。

9/10/2023, 3:16:30 PM

【喪失感】

それを無くしたのはたった一度だけであった。
しかし、その喪失は長きにわたり私を苦しめた。

ただひとつを除けば、いつもの朝であった。
ぼーっと食事を取りながら、手元のスマホで今日の天気を確認する。
雨。その予報が目に入ったとき、私の中にあった喪失感が再び姿を現した。

失った時の光景が鮮明に脳裏に浮かんでくる。
あの時の声が、音が脳裏で反響し続ける。
スマホを机に置き、洗面台に向かう。
鏡にうつるやつれた自分を見ながら、それの喪失による影響をひとり感じていた。

「私ってこんなに笑うのが下手だっけ。」

9/10/2023, 3:06:50 PM

#喪失感

心にポッカリと穴が空いた。

君は、君だけは僕を裏切らないで居てくれると思っていたのに……。

それでも、君は僕を選んでくれなかった。

君に裏切られたせいで、僕の心には穴が空いてしまった。

ねぇ、責任を取ってよ。もっと、もっと一緒に居たかった。遊びたかった。

だから、生き返ってよ……。それか、僕もそちらに連れて行って。

彼は彼女の前でそんな言葉を漏らすもそれは虚空に溶けていった。

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