『君は今』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日の朝も最高でした。
きれいな鳥の声で目覚めたんです。
朝ごはんを食べていたら窓辺にリスがやってきて物欲しそうにこちらを見たのでパンのかけらを少し分けてあげました。
そして、飲みかけのミルクティーを手に大切な手紙を開くのがお気に入りの時間なんです。
この手紙、読んでも読んでも奥深くて。
今日もこんな朝を用意してくれたことに感謝で胸がいっぱいになって、伝えきれない感謝を日々伝え続けています。
君は今、どんな風に過ごしていますか。
わたしは苦しみから抜け出して、こんな素敵な日々を送っています。
PS.もちろん昼も夜も楽しく過ごしています。
君は今
何をしているのだろう
勉強してるかもしれない
ゲームをしているかもしれない
本を読んでるかもしれない
もしかしたら宇宙にいるかもしれない
もしかしたら逆立ちをしているかもしれない
もしかしたら同じことを考えてるかもしれない
人間って、すること考えること、みんな違うね
全く同じな人ってやっぱいないんだな
君は今
「どこに居るのだろう」
ふと、自然に声に出してしまった
俺は昔、田舎に住んでたあいつのことを思い出した。
何気なく掃除をしていたらアルバムがでてきたのだ、懐かしいなと思い開けてみると
そこには、俺と俺と同い年ぐらいの奴がかたをくんだ写真があった
「君は今」というお題を見た途端、『ひぐらしのなく頃に』の『you』が脳裡を過り、これ以上に適切なものはないと思ったため、本日はお休みします。
君は今何を考えているの?
机の下に足をばたつかせながら僕越しに窓を見る君。たしかに、今日は晴れてるし、校庭では体力測定をやっていて、ワイワイ騒いでて、楽しそうだよね。
それに比べて、この数学の授業は本当に退屈だよね。
でも、気になって仕方がないんだよ。
すらりとした長いまつ毛、肘をつきながらほっぺたに手を付けてるから、ほおが上がっちゃって視界が狭そうな目、でも輝いてる瞳。
なんで気だるげなのにそんなに可愛いの。
なんでビックリマークは階乗になるの。
なんで君は元気で明るくて、魅力的で、集中力は無いけど、とても楽しい人なのに、
なんで君は変な子って言われてクラスで浮いてるの。
なんで皆は分かってくれないの。
「なんで、外を見てるの?」
「ん?だって、皆が精一杯頑張ってる姿を見るのはテンションが上がるよね。数学はテンション上がんないけど。」
君はそういっていたずらっぽく笑う。
つられて僕も少し笑う。
前の方の席で話してしまったからか、心なしか先生がこちらの方を睨んでいるような感じがした。
先生はすぐに授業に戻り、進める。
(皆がいう普通ってなんだろな。普通じゃなきゃダメなのかな。こういう輝いている子がいると、羨ましくなっちゃうのかな。)
ちょっと学校という環境にムカつきを感じたけど、今は数学に集中だ。
なんでこんなに難しいの。
外ではさんさんと太陽が照りつける。
日光が反射して、君の瞳はキラキラと輝きを放つ。
眩しいぐらいに君は美しい。
いつか君が羽ばたいてくれる環境が見つかるといいな。
そんな想いを馳せながら、黒板をノートに写す。
暖かい陽気が窓から差し込むからか、僕の頬は真っ赤に染まっている。
お題:君は今
『何をしているんだろ』
自分は、ふと透華は何してるんだろうと思った。
まだ、記憶は戻っていないだろうから、家族とどうなっているのか気になってしまった。
よそよそしいのか、それとも和気あいあいとしているのか。
きっと、全員優しいから楽しく過ごせているんだろうな。
君は今、何処にいますか。
ワタシの愛しい人。
ワタシと同じ思想を持つ人。
ワタシを救い、ワタシが救った人。
君は今、川を流れているのでしょうか。
薬を呑んでいるのでしょうか、
腕に、赤い花を咲かせているのでしょうか。
縄で遊んでいるのでしょうか、
風に吹かれているのでしょうか。
いつかまた、遭う事が出来たなら、一緒に楽しく、
旅しましょう。
人生に一度きりの、素敵な旅へ。
君は今、何をしている。
君は今、何を思っている。
君は今、誰かを求めている?
私を求めていたら答えてほしい。
私のことを呼んだならいくわ。
君は今
…何してる?
と思う人は1人ではない。
ふと思い出しては、
元気かな?と思いを馳せる。
今も今後も会うことはないであろう、
昔懐かしい人達。
君は今、どうしているだろう?
元気でさえ居てくれたらそれでいい。
『君は今』
スーパーの駐車場に車を停めると
入り口から子供達の声が聞こえて来た。
今日は近くの小学校の校外学習らしく
児童が行き交う人々に何か話し掛けている。
「3年生の総合の授業で、暮らしと
リサイクルについて勉強しています」
先生に促され側に来た女の子は
おどおどしながら私にパンフレットを渡した。
『美しい景色を未来に残すために今出来ることを』
パンフレットにはそう書いてあった。
そうだね‥。
君達は今、出来る事を頑張っていると思う。
知らない大人に話し掛けるのって勇気いるからね。
テレビ画面左上
(あ、5月12日か…)
って思った私の頭はどうなっているんだろうか
ちがう、5時12分だよ…!
君は今、悪魔だ。クラスの半分が殺されてしまった。
彼女は四月に転校してきた。艶やかな綺麗な髪で、真っ白で華奢。高嶺の花だ。誰も近づくことも出来なければ、話すなんてもってのほか。いつも本を読んでいて、ご飯も1人で食べている。今から五か月前の七月の夏、僕は部活の道具を忘れて教室に戻ると彼女は泣いていた。「どうしたの?」と始めて話しかけると、「親が亡くなった事を思い出して泣いてしまった。」というのだ。彼女が転校してきたのはそのことが原因らしい。両親が自殺で亡くなったが、クラスの友達に「お前が殺したんだろ?」と言われてから学校が嫌になり、今の学校に転校してきたそうだ。僕も弟を亡くしているので共感できた。この事がありクラスメイトと話す事が出来なかったそうだ。次の日から、明るくなり笑顔を見せてくれるようになった。男女問わず話すようになった。その時から今まで変わらず過ごしていたのに、今日はやけに変だ。ずっとそわそわしてる。授業が始まっても変だから先生が注意すると、「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさぁぁぁぁぁい。」と叫び、刃物を出して先生を刺した。逃げようとする前にどんどんたくさんのクラスメイトが殺された。僕も殺されるんだ。そう思っているとついに最後の一人になった。血まみれの彼女は僕に近づいて微笑みかけた。天使のようだった君は変わり果てて、悪魔になってしまった。「今日は両親の命日なんだ。貴方と私も今日になっちゃうね笑。」まあ、君となら死んでも良かったかもね。君に殺されるなら本望だよ。地獄で会おうね。美しい悪魔へ。
『君は今』
君は今、どこで何をしているのだろう?
なんて、そんなことは全く気にならないが、
今もちゃんと君は生きているのか、
それだけは時折気になるよ。
繋がりの薄い僕達だ。
いつか君や僕にその時が来たとして、
そのことを知るのはいつになるのだろう。
私がこうして元気であるように、
君もきっと元気でやっているはずだ。
そんな当たり前のような思い込みで、
君がいなくなったことにも気づかずに、
君は今、どこで何をしているのだろう?
なんて、そんなことをふと思ったりするのは、
酷く愚かで滑稽だと思う。
改めて繋がりが欲しいわけではないが、
確かに一度は繋がった縁だ。
その終わりを知れないのは虚しいだろう。
君は今、ちゃんと息をしていますか。
君は今
毎日のように顔を合わせるのも、今日で最後かもね。
卒業式の日、君といつも通りに喋っていた。
思い出話に花を咲かせながらも、話題は徐々に未来のことに移っていく。
「君はどこ高校行くんだっけ?」
「港の方の自称進、第一志望受かって良かったよ。君は?」
「僕は――」
君と交わす他愛もない会話。
すっかり使い込まれた、だっさいセーラー服。
君と歩く、夕焼けに染まった帰り道。
君と過ごす、当たり前の日常。
その全てがこれで最後なんだと思うと、何ともいえない感慨と寂しさに包まれたように感じる。
あれから一年。
一人で歩く、宵闇の垂れ込めた帰り道。
君も、同じようにここを歩いているのだろうか。
君は今、どうしてますか?
離れて過ごすようになって、もうすぐ1年です。
君がいなくなったら私は脱け殻になってしまうと思っていたけれど。
なんだかんだ元気に楽しく過ごしています。
ときどき君を思い出しながら。
きっと君も元気に楽しく過ごしていることでしょう。
あの日、虹の橋で約束したもんね。
いつかまた逢おう。
〈君は今〉
今、何をしてるんだろう。
ただ電話ひとつ、メールひとつすれば解決するだろうに、なんだか躊躇ってしまう。
同じ校舎に居た時は気にならなかったのに、実距離と比例して意識が大きくなる。スマホを握ったままポケットに手を突っ込んで、ふうっと息を吐いた。途端、
ムー、ムー、ムー…
手のひらに振動が響く。
画面を見れば、彼だった。迷わず通話ボタンを押す。
「あ!」
相変わらず元気な声が、耳を突き抜ける。
勢いもそのままに声は続いた。
「今、何してた?」
あなたのこと、考えてましたよ!
-君は今-
なにしてるぅ?
俺? 仕事してるぅ⤴︎
𝐇𝐚𝐯𝐞 𝐚 𝐧𝐢𝐜𝐞 𝐝𝐚𝐲!
「君は今」
君は今どこで何をして何を考えているの?
私はこの世界で死にながらな生きて君のこと思ってるよ。
今、新しい葉書が届きました。
今回はまっしろな雪の綺麗な場所ですね。この間はまっくらな洞窟だったから、少し心配していたんですよ。
貴方からの葉書は、いつも挨拶の一つもないような素っ気ないものばかりだけれど、この一枚の景色がまるで貴方の分身のようで、とても愛おしく感じています。
いつもありがとう。
思い返すと、今まで北の果てから南の果てまで、たくさんの景色を分けてもらいました。頂いた景色を壁に貼るたび、我が家はまた少し貴方に染まります。
手のひらサイズの小さな葉書はさながら小窓のようで、いつの間にか我が家は随分と風通しがよくなりました。
貴方は今、何処に居るんでしょうか。
寒いところですか。暖かいところですか。
どんな生き物がいますか。どんな植物がありますか。
貴方は私の居場所が分かるけれど、私は違う。私が受け取った景色の場所に、貴方はきっともういません。
それを悔しいと感じてしまう時もあるけれど、貴方が今日も何処かで、私への景色を見繕ってくれていることが嬉しくもあります。
また、葉書を送って下さい。
貴方がこの家に帰って来る日を待つよりも、貴方からの葉書を待つほうがよっぽど幸せだから。
テーマ「君は今」
君は今、何をしているの?
お外は楽しいかい?
いっぱい遊べてるかい?
自分は相棒の事で胸がいっぱいだよ…
早く会いたいな、相棒
空でまた会ったらいっぱいお出かけしようね。
それまでに相棒はたくさん思い出を作って僕に聞かせてよ!
大好きな相棒!!!