『君の奏でる音楽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君の奏でる音は何処か聴いたことのある様な優しい音色がする。
透き通った、夏にぴったりな涼しい音でもある。
チャレンジ23(君の奏でる音楽)
思いもしなかった
君の奏でる歌を聞けなくなる日がくるとは
去年と同じ祭り囃子が
今年も聞けると思っていた
君の音楽を聞ける日はいつになるだろうか
1ヶ月後か、半年後か、1年かかるのか
医者にも分からない
もう一度、君の奏でるお囃子を聞きたい
煌めきの 陽落ちたるは 学び舎の
恋し悠かの 音たちて去ぬ
#14 君の奏でる音楽
見えない波を起こして
胸の奥を震わせ
私の鼓動を従えて
全身を駆け巡る
頭の芯に届く倍音が
過去と未来を結び
感情が熱となって
現在(いま)を融かす
二度とはない音の繋がり
永遠に消えない響きの記憶
(君の奏でる音楽)
このハイルデンの土地の11人の魔女のうちの一人、音楽の魔女の通り名を持つ君は僕の幼なじみだ。君の奏でる音楽は聞くもの全ての心と体を癒し、魔を払う能力を持っている。剣士である僕は君とのパーティーは今まで数々のモンスターを屠り、たくさんの宝物を見つけてきた。そんな僕たちの冒険はまだまだ続くだろう。これからも彼女の音に助けられながらたくさんの世界を見つけていきたい。
君の歌を初めて聴いたとき、なんて美しい音楽を奏でる人だろうだと思った。
感情を真っ直ぐ乗せて、弦楽器のように滑らかな声。
丁寧にひとつひとつ音を重ねるように紡がれる旋律。
割れたガラスに触れたい。積雪の上で眠りたい。知らない街を気ままに散歩したい。そうしてただ無邪気に綺麗なものを見つめたい。
そんな感性で奏でられる君の歌が好きだ。
(君の奏でる音楽)
遅刻魔だった俺が早く学校に行くようになった。
それだけで周りは騒いだけれど、3日も経てば収まった。人は人のことにあまり興味なんてない。
朝7:30。
学校の正門にまであの音は届いている。
一度も話したことのない彼女のトランペットの音は、明るくてどこか寂しげだった。
ハトと少年。
あのジブリの名曲が毎日毎日聴こえてくる。
明日は音楽室まで行ってみようか。
彼女と喋ってみたいと思った。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
遅刻魔だったクラスメイトが学校に早く来るようになった。
毎日毎日ギリギリに来てセーフだアウトだと騒ぐ姿は見慣れていて、それがなくなっただけで周りは皆理由を知りたがった。
早く来るようになったことを知って、わざと窓を開けてトランペットを吹くようになった。
自分でも分からない。
ただ気づいてほしかったのかもしれない。
私のことを知ってほしいと思った。
「君の奏でる音楽」
「君の奏でる音楽」
窓の外に佇んで聴いてる、ピアノの音。
水の流れを思わせる…雨の響きを思わせるそれを、
恩寵のように大切に聴いている。
君の奏でる音楽は、私には痛くて…ひとりの時じゃないと聴けない。……泣いてしまうから。
こんなに心の奥深くに切り込んでくる音を、私も出せたらいいのに…。
悲しいし悔しいけれど、君の音楽を知らないで生きるよりはいい。
こんなに痛い幸せをもたらしてくれる神さまに、苦し紛れに感謝している。今日も密かに。
君の音楽を聴いてから私は、苦しみと優しさと、よろこびと悲しみを、ふたつに切り離せなくなった。
幸せに宿る悲しみ、悲しみに宿る幸せ。
複雑でシンプルな(だってふたつがひとつになるんなら、その分シンプルじゃない?そして混ざってしまうなら、やはり複雑。)悲しみに満ちて、まるきり恋をするように君の音を聴く。
窓の外、たったひとり、世界中の誰にも氣づかれない、日だまりの死角に……今日の日も私は、君の音楽を聴く。
【君の奏でる音楽】
鏡の向こうへ僕は問う
「こんな小さな手ではギターなんて弾けないよね」
鏡の向こうの私は答える
『やってみないとわからないよ』
期待した答えではなかった
数ヶ月二一度触れるだけ
憧れで初めてすぐに終わったもの
だけど僕は音楽が好きで、ギターが好きで…
『だけどきっと君の奏でる音楽は聴こえないだろうね 』
「どうして」
『君が誰にも聴いてもらおうとしないからだよ』
君の奏でる音楽
静かな音楽室
響き渡る優しい音色
いつ聴いても心地よい
君の奏でる音楽は世界に引き込む
人には人の、それぞれが発する言葉がある。そして、その言葉は他人が同じく口にした時、まったく同じ意味になるとは限らない。聞き手、受け取り手の考えや心情などあらゆる環境や状況からまるで異なるものとなる。それこそ対義する言葉にもなり得るが、これが言葉の面白さであり不思議なところである。
私は幼少の頃からたくさんの人に愛され、大切にされて濃い時間のなかで育ってきた。その中には辛いこと悲しいこと、楽しいこと嬉しいこと、許せないことやり切れないこともあった。人とのかかわり合いの中で、たくさんの新しい出逢いも、同じだけ悲しく寂しい別れもあった。出逢い親しくなる人たちは皆特別な存在で、格別な時間を私に与えてくれていたが、そんなみんなから私へ掛けられた言葉もまたこの人生を生きていく今でも意味のある貴重なものだった。
学校から家に帰る道すがら、仲の良い友人たちと後でいつもの公園に集合しようと話をする。友人たちはいつもお菓子を持ち寄るため、この日の私はと言うとやはり何か甘味のもののひとつでも持参すべきと考えた。考えたが我が家にはお菓子などなく、友人たちへ持ち寄る甘味のものなど何も無かった。母が毎日作るコーヒーに角砂糖を二つ落としているのを見ていた私は、母がどこに角砂糖を収めているのかも知っていた。母は仕事で夜まで家を空けているため事後報告をするとして、母の引き出しの中から角砂糖を四つほど拝借してポケットに突っ込んだ。
公園では先に集まっていた友人たちが既にボール遊びなどをしていた。私の姿を見つけると友人たちは駆け寄って来てくれたのだが、私は角砂糖をいつ差し出すべきかと躊躇っていた。意を決してポケットから角砂糖を取り出して「皆で食べない?」と訊けば、いつも持ち寄っているお菓子より喜んでいい反応を見せる。「ごめんね。こんなものしかぼくの家にはないの」と私がべそをかくと、そんなことは気にするなと励ましてくれた。友人たちからすれば、お菓子は持ち出せてもお砂糖などはきつく叱られるそうで大層よろこんでいた。
この時の、貧乏で情けのないと勝手に思い込み恥ずかしいと俯いた私への友人たちの言葉、「ありがとう」や「甘くておいしい」、「ぼくたちがお菓子を持ってくるから気にしていたんだよね、でもいいんだよ。皆で食べた方が美味しいから持ってくるんだよ」という言葉は今でも私の心の中で輝いている。
小学三年生の夏休み、仲良しで学期中は毎日遅くまで遊んでいた友人と登校日に久しぶりに話しをした。夏休みに遊ばなかったのは、どの友人たちも帰省したり旅行に行ったりテーマパークへ行ったりしていたからだ。私は気にしいな性格で、きっと誘っても迷惑だろうと大型連休には友人のもとを訪ねないようにしていた。
久しぶりに目を見て話しをしたその友人は、風邪をひいていたのか元気がなかった。学校を後にするとき「また遊ぼうね」と笑顔で口にした友人につられて、私も笑顔で「うん」とだけ応えて手を振った。訊けばやはり友人は具合が優れないようで、夏休みの間は静養するのだそうだ。そんな友人へ元気になったらまたいっぱい遊ぼう、たくさんゲームをしたり、アニメを観ようと手紙を認めた。明くる日の昼下がり、友人宅に足を運び認めた手紙を郵便受けに入れようとしたが郵便受けが見つからず諦めて帰ってしまった。
新学期の登校日、友人の机には花瓶が手向けられていた。担任の教師が友人との別れを告げる言葉を聞いても心の幼い私には実感が持てない、意味がわかっていなかったのかもしれない。ただ、もうずっと会えないのだなという感覚でしか無かった。日を追う毎に、歳を重ねる毎に友人が天へ旅立ったことを理解した。それと同時に手紙を渡せなかった後悔が私の頭を、胸を、心を抉った。
病弱だった友人は行動も制限されることが多く、いつも大義をしていた。そんな友人であるにもかかわらず、いつも前向きな言葉しか口にしなかった。決して弱音や後ろ向きな言葉を口にすることは無かった。私の行き過ぎた悪戯に「人の嫌がることはしちゃだめなんだよ」、「遊び方もかける言葉もちゃんと考えないとダメなんだよ」、「人を傷つけたら自分も傷つくんだからね」といつも諭してくれた言葉は忘れない。いつも今を生きることを忘れず、人として素晴らしい様を見せてくれた友人を私は忘れない。掛けてくれた言葉、強く前を向いて歩き続けたその背中に勝る輝きを私は知らない、
大人になって初めて知った恋と、初めて知った恋しい人との別れは私にたくさんの気づきと反省を与えてくれた。2人で過ごし紡ぐ時間の中で注がれた愛情も、時に喧嘩をしてムキになって背中を向けあった時間も全てが尊い。それにもかかわらず私はなんども新しい恋をして、その度に別れを繰り返してきた。私から恋人を嫌いになったことも、別れたいと思ったこともない。ただただ、私が不甲斐なく恋人を不安にさせてきたことが全ての原因だ。結婚を前提に交際しようと言いながら、仕事の忙しさを理由に注がれる愛情を当たり前と勘違いして、大切にしてあげられなかった。何倍にも返して幸せにしようなんて考えて、その実は悲しませ寂しい思いをさせていた。
起業をして従業員に恵まれ、さらに多くの人達との繋がりのなかで自分自身を育て、磨いてきたのに恋人のひとりも幸せにできなかった私はどうしようもない大馬鹿者だ。
そして、この人生こそが私が奏でてきた音楽なのだ。否、奏でてきたとは烏滸がましい。ただただ吹鳴させてきたに過ぎない。
私の作品を目にしている
君(みなさん)の奏でる音楽は、
いったいどんな音色を響かせているのだろうか。
弱そうで
強い音色を
響かせて
君は自分に
話しをする
君の奏でる音楽
君の奏でる音楽に心臓を奪われた。
僕の人生であれほど興奮したことは今までないだろう。全身に血が高速で流れるような感覚。
観客の拍手でさえ僕には君の音楽の1部に聞こえたんだ。
「な、んで……」
「えへへ……」
目の前にいるのは、死んだはずの彼女だった。俺の家へ来る途中、交通事故で亡くなったと知らされた時は後悔と苦痛で壊れそうな程泣き喚いたのだ。
それなのに、自分の目の前には、彼女がいる。
「1日だけ、会いに来たよ」
「……1日?」
「うん。ほら、手とか足とか透けてるでしょ」
「おう……」
「1週間だけ一緒にいれるから、後悔してる事全部しよ!」
「待って、頭が追いつかな」
「早く!行こう、今夏休みでしょ?」
彼女に手招きされるがまま、ショッピングモールやら遊園地やら駆け回る。周りから見たら1人で男子がはしゃいでいる異様な光景なのだが。
振り回され続け、気づいたらもう太陽が沈みかけていた。途中からは自分も楽しくなって、手を繋ごうとし他が彼女の手は掴める訳がない。
「あ!ストリートピアノ!弾いてもいい?」
「もちろん。お前のピアノ久々に聴くな」
「確かに。マンションじゃ置けなかったもんね」
周りから見ても不思議じゃないように、自分も座って鍵盤に手を添えておく。ぽんぽん、と膝を叩き、彼女を自分の膝上に乗せた。……乗せるフリなのだが。
「何弾くんだ?」
「んー……じゃあ王道にカノンで!」
そう言って彼女はピアノを弾く。他の物体には触れなかったのに、何故かピアノだけは音を奏で始めた。
「……綺麗」
ぼそり、と心の声が漏れる。ピアノの音も、滑らかに動く手も、楽しそうにピアノの弾く彼女も。優しい音色が広場に響き渡る。
4分程で一通り弾き終えると、彼女はふんわりこちらに向かって微笑んだ。
「ほんとに出会えてよかった。私の分までお幸せにね!」
「待って、まだ」
透明になっていく彼女の顔が近付いて、唇にひんやり冷たい感覚。一瞬、瞬きをしたが最後彼女は居なくなっていて、通りがかりの人達が“俺”のピアノの演奏に拍手を送っていた。
『君の奏でる音楽』
「君の奏でる音楽く」
放課後いつも僕はとある女子生徒の生歌を聴いていた
彼女はいつも恥ずかしいのか隣の空き教室で歌っている
ある日の放課後僕は勇気をだして隣の空き教室で歌っている
彼女に話しかけに行くことにした
「君の歌っている隣でギターを弾いても良いかな?」
彼女は頷いた
君が奏でる音楽
初めて聞いた曲が余りにも衝撃すぎて今でも十分記憶に残っているほどの衝撃でした、
音楽の化身達が作り上げた、最強の音楽を貴方が弾く度に、私の脳に染み込み、貴方が会話をする度に、笑みがこぼれたのです、
11歳の天才ピアニスト、 ███ さん、
少し私が彼女に溺れた経緯を語ると、私は今では天才絵師として活動していますが、私のイラストは極端に言えば癖が凄く強かったのですね?、(笑)
だからこそ、私の絵はネットの海に溺れたのです、その時暇だったので深夜テレビを見た時彼女に会ったのです、彼女のインタビューで、
Q、 見てくださっている人達にコメントを、
鮫██ : 見てくれてありがとうございます!私の音楽で貴方方を、お救いで来たら嬉しいです!
___あ、 運命だ、
Q、 何故ピアニストなろうと?
鮫 川██ : ピアニストは15歳で辞めるんです……あはは……私の将来の夢ではないので、
__え? 嗚呼そうか、僕以外に見ないで欲しいんだ。
だったら鮫川 風 ちゃんを閉じ込めよう、誰も見えない暗闇に、
そうです!今では私の運命の人、いやお嫁さんです、運命ですから
━━━━━━━━━━━━━━━ 𓂃 𓈒𓏸◌
運命 × 妄想 ○
諦めろ、 少年、
君の奏でる音楽に耳を澄ませて
同じリズムに乗って
最終章まで
【君の奏でる音楽】
coming soon !
君の奏でる音楽
笑う声、泣く声、僕を呼ぶ声、怒ってる声。
君の奏でる音楽はどんなものも愛おしい。
最近、昔よく聞いていた中島美嘉の曲を聞いています。