君の奏でる音楽』の作文集

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君の奏でる音楽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/12/2023, 11:19:40 AM

【15,お題:君が奏でる音楽】

僕は人じゃない。
黒光りする羽にグゥアァ、ガアとしゃがれた鳴き声
僕はカラスだ。

僕は生まれたときから森の奥深くで、息を殺しながら生活してきた。

その森は、色とりどりのカラフルな鳥たちで溢れかえっていて
綺麗なさえずりや羽の美しさを競いあい、鳥たちはより美しく優美に輝いた。

......いつの間にかこの森では、美しさがすべての基準になっていた。

醜かったり、上品にさえずれなかった鳥たちは次々とこの地を離れた
離れた...と言うより追い出されたんだ、宝石に混じった石ころを摘まみ出すようにして
地味な鳥たちは数を減らし、ついには僕だけになってしまった。

僕は離れなかった。

離れたくなかったんだ。

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薄暗い夜明けの光の中、僕は木のうろにある寝床からこっそり抜け出した。
幸いにも、黒い羽はまだ明けきらない闇に溶け込める
今日は見つからずに出ることが出来そうだ。

木の密集している中を音を立てないようにしばらく歩いて、木が少なくなったところで極力ゆっくり飛び立つ
なだらかな丘を少し飛んだ先に“それ”は見えてきた。

......今日はまだ起きてないな

その小さな家は街から離れた丘の中腹に建っていた。
僕が寝床に石を投げ入れられても、頭から水をかぶせられても、ここから離れようとしない理由がこの家だ。

庭の木にとまって、羽繕いをしながら“その人”を待つ。
少し早く来すぎたかな?そう思い始めたとき

ガラガラガラッ

向かいの窓が開いて女性が顔を出した。
視線が誰かを探すように動き、僕の前でピタリと停止する
その瞬間に彼女の綺麗な顔がほころび、片手を前に出して僕の名を呼ぶ。

「ネーロ!おいでっ」

バサササッ!

木の枝を蹴って飛び立ち、彼女の出された手にのる
僕は彼女のことが大好きだ。

「おはようネーロ、いい朝だねぇ」

グアァガァ(そうだねアリア今日は晴れて良かったよ)

彼女の全部が愛おしい、これまでに何度人間になりたいと思ったことか
彼女の声 笑いかた 話し方 もちろん全てが好きだけど、特に好きなのは

「じゃあ、今日も聞いていてねネーロ」

グァア!(もちろんだよ)

アリアは僕を椅子の上に降ろすと、おもむろに古いグランドピアノの鍵盤に手をのせ
ゆったりと弾き始めた。

遅いテンポでのんびりとした曲調、君の奏でる音に聴き入ってると、ふともう一つ音が重ねられた

「~~~~♪~~~~♪」

音楽に合わせて楽しげに弾む歌声、心からピアノが好きなのが伝わってくる

君の奏でる音楽が僕は大好きだ、心から楽しそうにピアノを弾く君が大好きだ
君が居るから僕はここに居ることができるんだ。

8/12/2023, 11:17:03 AM

テーマ:君の奏でる音楽 #272

君は演奏者で
僕は観客。
君の奏でる音楽は
人々を感動させる力があった。
僕にはそんな力がなくて
君を尊敬する。
君は誰もが持つことができるわけじゃない
魅力的な力を持っている。
僕にもそんな力があったら
なにか違った視点で世界を見られただろうか。
言葉にしてそれを君に伝えると
意外な言葉が返ってきた。
「君にも私は持っていない、
 魅力的な力を持っているよ」
君は優しいから
気を遣ってくれているんだと思っていた。
でも君は言った。
「理想は高くていいと思う。尊敬する気持ちも大切。
 でも自分を認めることも同じくらい大切だよ」

8/12/2023, 11:14:36 AM

窓を開けると いつも心地よい音色が聞こえてきた
音色は スゥーと中に入っていき
僕の中でこだまする。
悲しい時や、辛い時は
あの音色を思い出し
幸せな時や、嬉しい時も
あの音色と踊った
でも 音色を奏でていた君は
音色同然の存在だった。

また 君の音色を聞きたい

8/12/2023, 11:11:29 AM

君の奏でる音楽が好きだった。それは、楽器とかそんなのでは無くて。君の体から流れる音楽が好きだった。衣服の擦れる音、笑う声も泣き声も、心臓の音も。
君から発する音全てが、私を魅了して離さなかった。離れなかった。離れられなかった。

だけど、いつからか君の奏でる音楽は少しずつ小さく、少なくなった。
それに私は気付かなかった。心地良さだけを信仰していたから。気付いた、いや、変わっていくと認めてしまったら、結局私は君の音楽に少しずつ耐えられなくなってしまうだろう。その未来が、もう既に見えていた。
だから、私がこの音楽に終止符を打つことにした。私は指揮者で君は演奏者。2人でひとつの作品になる。ほら、もうそろそろ終わりの時間だ。拍手喝采が聞こえるだろう。
演奏者がいて、指揮者がいる。指揮者がいて、演奏者がいる。
それが私の全てだ。


いつからから、鳴り響いてた音楽は止み、指揮者も観客も何もかもが居なくなった。
なーんてね。音楽っていうのは語り継がれるものだから、きっとまた同じ楽曲が流れるさ。

8/12/2023, 11:10:43 AM

その姿は、まさに表現者。
表情に、指先に、足の先まで。
全てを駆使して、音無き音を紡ぎ出す姿は、まさに圧巻で美しい。

音があってこその表現と言われるであろう世界で。
音がなくとも音楽を伝え、観る者に訴える表現力と造詣に富んだ読解力は、他の追随をまるで許さない。

まさに、孤高にして至高。

誰もが到達し得ない、唯一無二の世界を紡ぐ者であり、その先を見据え、たゆまぬ研鑽を積む努力者。

そんな”君の奏でる音楽”は、いつだって憧れで目標なんだ。




君の奏でる音楽

8/12/2023, 11:08:04 AM

初めてライブに行った時
彼らの奏でる音楽に心震えた
映像とは違う迫力
心に響く歌声
光り輝くステージ
彼らに心奪われた私は
この日の事を忘れない

8/12/2023, 11:05:42 AM

「君が奏でる音楽」

忘れ物をし、教室へ急いで走っている時

音楽室から綺麗な音色が流れていた

誰が弾いてるのか疑問を持ちながら教室へ走った

「友達を待たせてるから早く出なきゃ」

そう思いながら下駄箱まで走った

するとやっぱり音楽室から音色が流れていた

弾いてる人がどうしても気になり教室へ入った

そこには仲のいい男友達が弾いていた

「なにしてんの?」

そう聞いたら

「なんとなく、?でも、秘密にしといてよ?」

そう言うとまた彼は弾き始めた

彼が弾いてる姿に見惚れてしまった

これは2人だけの秘密だと思うと胸が高鳴り

今では毎日放課後、音楽室に来て

彼の音色を聞いている

8/12/2023, 11:04:44 AM

かごの中
夏限定で騒いでる
ジージー
ミンミン
チージーチー
しゃあしゃあ
ジージー
賑やかに

苦手や苦手だけれど
夏を感じる
それはどこか
落ち着く、夏の日のできごと





(2023.08.12/君の奏でる音楽)

8/12/2023, 11:00:50 AM

【君の奏でる音楽】

 心をなぞるメロディーに、心を奪われた。

 放課後の音楽室。
 普段は頑丈に閉ざされている防音の部屋は、その日に限り少しだけ空いていた。
 僕は普段、音楽に興味はない。
 けど、今日は嫌なことがあって、少し涙ぐんでいたから。偶然聞こえた音に、ゆっくりと足を向けた。

 この曲はなんと言うのだろう?

 その程度の好奇心。
 だから君が弾いている姿を見たとき、なんで声をかけたら良いか、あるいは何も言わずに立ち去るべきか分からなくなってしまった。

 君ーー宮野は、僕にとって程遠い存在だったからだ。
 クラスでも目立つ男で、人懐っこく友達も多い。
 お喋りで明るい性格は、僕とは正反対で、少し苦手。だから避けていた人物だ。

 鍵盤の上で指が踊るたびに、彼の体が揺れてリズムを刻む。
 強弱をつけて切なく響くメロディは、まるで恋の歌だ。宮野もそんな風に曲を弾くんだな、と思っていたら、急に曲が止まって後悔した。

「……そこで聞くなら、そばに来たら?」

 宮野が俺を見ていた。

「ごめん、盗み聞くつもりはなくて。すぐ、帰るので」
「……帰るなよ。寂しいから、話し相手くらいなれって」
 宮野は明らかに肩を落としたように見えた。いつも笑っているから、意外だ。
「う……うん。でも、なんで……?」
「なんでも」

 聞けば。彼は今日、失恋したのだと言う。
 僕と同じだ。
 好きだと思っていた人に、他に好きな人がいたと、知ってしまったのだ。

 その日から、僕らは放課後に音楽室で語り合う仲になった。
 宮野が弾き手で、僕が聞き手。二人だけの秘密の時間。
 秘密の友達、と言う関係だろうか。
 宮野が好きな人が僕であったと気づくまで、まだ時間がかかりそうだった。

8/12/2023, 10:58:54 AM

〜君の奏でる音楽〜
君の寝息、君の笑い声、君の泣き声、君の口笛。
君の奏でる音楽は全て素晴らしい。君の全てを私は愛す
            2023.08.12#7

8/12/2023, 10:57:10 AM

君の奏でる音楽

遠くから微かに聴こえるメロディ
良く知っている

幼なじみの君が
よく奏でていた曲

あの頃はたくさん一緒に遊んだ
この曲を奏でる君を見てきた

今はもう
君と一緒になることはない
君を見ることはない

ただ
たまに君の奏でる音楽を
遠くから聴くことしかできない

8/12/2023, 10:56:48 AM

最近暑さにやられてか体調が良くなかった。しかも盆前。色々焦っていた。盆明けに、連休前にやり残した仕事を覚えている自信がなかった。なるべく持っている仕事を終わらせたかった。体も心も真面目にやばかった。
そして盆休み。
ひっさしぶりに食べた大好きな納豆ご飯(オクラ、からし、青じそチューブ、ちょっと麺つゆ)がもう最高に美味しかった!
そして、すりおろし生姜としょう油をつけたきゅうり!
夏野菜は本当に美味しい。きゅうり最高。水分もあって瑞々しいし、体も冷える。天才である。
今日はなかったけどなすびも大好きだ。ピーマンも!
そしてなにより缶ビールを開ける音よ。
こっそり持ってきたのに「プシッッッッ!!!」って、そりゃあもう気持ちいいくらいに響いた。うめーーーや!
ありがとう、夏。ありがとう、平和。

8/12/2023, 10:56:41 AM

君の奏でる音楽は
いつも僕の聴きたい音なんだ。
寂しい時は慰めるような音を、
嬉しい時は楽しそうな音を、
悲しい時は寄り添ってくれる音を
聴かせてくれる。

それだけの事と言われればそうなんだけど……
やっぱり嬉しくなっちゃうよね

今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
君の奏でる音楽
╰━v━━━━━━━━━━━━╯

8/12/2023, 10:51:20 AM

ー君が奏でる音楽ー

君は毎週お筝に行っているね
その度僕はお筝の音色に癒されている。
もう一つ惚れたものがあるんだ
それは君だ。

お筝を演奏している君は
ひどく穏やかなうえ、上品で美しい。
そんな君に僕は惚れてしまった

とても穏やかな顔つき
間違えてしまっても何度も挑戦する君
お稽古が終わったら深々とお礼を言う君
とても素敵だよ

いつも僕は君を遠目から見るだけで
ましてやお近づきは到底出来やしない

お筝の音色と君を独り占めにしたい。
そう思うのは罪なのでしょうか、神様

8/12/2023, 10:48:58 AM

君の産声

君の泣き声

君の笑い声

君の怒り声

君のあきれた声

それら全て

愛しい君が奏でる音楽

8/12/2023, 10:48:44 AM

――君の奏でる音楽――

君の奏でる音楽は
ひとえに誰かを問い詰める

道に迷える或る子羊に
あるべき姿で在るように

愛に飢えた戦士達には
誰が希望を与えるだろう

悲しく古びた旋律に
誰が答えをくれるのか

8/12/2023, 10:45:51 AM

君の奏でる音楽。



放課後音楽室で貴方がピアノを弾いた。

聞いていると、とても心地いい。

君の奏でる音楽はとても美しかった__。

8/12/2023, 10:41:08 AM

その場所にはいつかたどり着けると信じていた。
最後のメロディーは僕の背中を優しくおしてくれた。

8/12/2023, 10:40:46 AM

「〜〜〜♪〜〜〜〜♪♪〜〜〜〜〜〜♪」

僕が落ち込んでいる時、悩んでいる時。その音色は聞こえてくる。
緩やかで、それでいて力強く、透き通るような音色。

不安な気持ちが、辛い気持ちが、この音を聞けば、いつだって落ち着く気がした。

彼が奏でる音色は、いつだって僕に安心と安らぎをくれた。

彼だけが奏でられる、彼だけの音、音色、声音
それは、僕にとって何よりの心の支えだった。

「〜〜♪……俺で良ければ、相談くらい乗ってやるから、一人で抱え込むな」

そして、彼は僕にとって、世界一大好きな人であり、唯一の光だった。

#君の奏でる音楽

8/12/2023, 10:40:45 AM

君の奏でる音楽は僕の心をかき乱す。
君の声、君の指が奏でる音、君の目線、
それだけで僕は少し、息がしやすくなる。

好きとか、良くわからないけど、
そばにいたい。
それだけは分かるんだ。

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