『君に会いたくて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君に会いたくて
なにをしていてもふと思い出す
寝る時も勉強する時も、集中できない
あーあ、また会えたらな
わたしには幼なじみがいた。
幼なじみのゆうくんとは仲が良く、まいにちいっしょに遊んだ。
「ねえ、あやちゃん!次はボール遊びしよーよ!」
「うん!やるー!」
ときどき喧嘩もしたけど、いっしょに過ごす日々が楽しかった。
でも……
ある日、ゆうくんはいなくなった。
ママはゆうくんが引っ越しをしたとわたしに言った。
「ゆうくん、いつか帰って来るかな…」
そう独り言のように呟く日々が続いた。
十年後。中学二年生になった私――綾は、優君の事をすっかり忘れていた。
私は誰だっけ?
何を考えていたんだろう
確か、誰かの事を思い出していたはず。
誰だったかな。
ただ、ただ……
君に会いたかった。
思考が静脈のように
増えていく。
名前を呼べば輪郭が壊れそうで、
私は沈黙だけを重ねる。
距離は優秀な檻。
近づかないことで感情はまだ形を保てる。
君に会いたくて、
想像が現実を侵食する。
声の温度
視線の重さ
存在しない記憶が、
私の中で事実として保存されていく。
どうして
会えない時間ほど鮮明になるの。
思慕は柔らかい毒、即効性はない。
ただゆっくり思考を君色に染める。
君は触れていない、それなのに
私はすでに変質している。
君に会いたくて
一歩、踏み出さない。
この渇きが失われる方が怖いから。
会わないまま、
私の中に居続ける方が安全だから。
ずっと会えるから。
会えない時間が何を育てるんだっけ
【君に会いたくて】
『君に会いたくて』
「君に会いたくて、地球を一周してきたんだ」
それは一聴するとロマンチックにも聞こえるが、本当に会いたい人ならば、わざわざ地球を一周してくる必要なんてない。
むしろそれは会いたくない人にする行為だ。
などと考えながら、この両手にいっぱいの花束を持った男に、私は少しばかり軽蔑の眼差しを送る。
男の格好はあまりにもみすぼらしく、それこそ会いたい人にするべき格好ではなかったからだ。
手入れされず無造作に伸びた髭に、不潔な長髪。
黒のTシャツ?は泥まみれにボロボロで、同じく黒のズボンなんか両膝のうえで破れて短パンになってしまっている。
靴もひどい。かろうじて革靴だが、どれだけ使い潰したのか汚れと傷で傷みきっている。
よく見ると、男の格好はタキシードの一張羅だった。
その瞬間、私の脳裏にとんでもない考えが過ぎる。
もしかしてこの男、本当に地球を一周してきたのか?
それを裏付けるように彼の胸ポッケからは海藻がはみ出す。
まさか船も使わず、ここまで泳いで渡ってきたというのか。
「ああ、これかい?」
私の視線に気づいたのか、男は恥ずかしそうに胸ポッケから海藻を取り出した。
「泳いでる途中、キミに似合うと思って取っておいたんだ」
そう言って男は花束を私に預けた。
そしてその海藻を広げて輪を作ると、それをまるで花冠のように私の頭に被せてくれたのだ。
君に会いたくて
(※1/18 「閉ざされた日記」の続きのお話)
あれから数年、あっという間に月日は流れて
あの時小学校だった俺は中学生になった。
あの屋敷の事も、少女の事も、日記の事も、記憶がすっぽり抜けたように忘れ去っていた。
ある夏の日だった、友達グループが近所に誰も知らない心霊スポットがあると盛り上がり、夜に探検に行くことになった。
あまり乗り気じゃなかったが俺も渋々ついて行くことにした。
忘れていたはずなのになんだか見覚えのある道。
気持ちに反して足はどんどん前へ進んでいく。
「あの時と同じだ…。」
「ん?なに?怖くなった?」
友達のひとりが振り返ってからかう。
まもなく目的地に到着した。そこで俺は全て思い出した。「なんで、忘れていたんだろう。」
ぼーっと洋館を眺めていると、2階に人影が見えてこっちに気づいたのかサッと隠れてしまった。友達たちも一部始終見ていたのか一斉に騒ぎ出して俺を置いて来た道へ逃げ帰ってしまった。
ただ一人、その場にポツンと残されて、躊躇せず俺は洋館の中に入って2階へ向かった。
日記のある部屋へ。
日記を開くとそこには、あの時俺が残したメッセージの返事が書いてあった。
【初めまして。友達、嬉しい!よろしくね。】
俺は酷いことをした。ずっと忘れていたなんて。
【ごめん。友達になったのに、ずっと会いに来なくて。本当にごめん。寂しい思いさせたよね。…これからはずっと一緒ニイルヨ。】
そう書き添えると、誰もいないはずなのに日記に文字が浮かび上がる。
【ずっと、ずっと君に会いたかった。待ってたよ。ありがとう、すごく】
「嬉しい……。」
声が聞こえて振り向くと、あの頃と背格好も服装も変わらない、あの少女が立って微笑んでいた。
音
無
し
池
の
寒
鯉
う
ぬ
と
云
ふ
--19--
君に会いたくて今日も生きた
君に会いたくて明日も生きる
僕が生きる理由
ただ君に会うために
今日を生きてる
君に会いたくて
会いたくて
でも 会えなくて
本当にさみしく感じる
君もきっとそうだよね
お互い寂しいけど
どうしようもないから
今は思い出にふけていたい
#君に会いたくて
君に会いたくて
会ってみたい人はいない
誰かに積極的に会おうと思わない
誰かが積極的に合わせるのも好まない
1人の時間は必要だけど
1人になる方法は沢山あったりする
目に余る邪魔者は始末するしかないし
ほとんどの人が態々私に会う必要がないはず
誰にも会いたくない訳でもないので
あまり気にしてもいない
君に会いたくても
君は現れない
誰かと居る君は誰かの君で
私の君ではないから
アニメやゲームなどで
良いと思うのは
その誰かを通しての君だから
欲がなくはないが
誰もが良い訳でもないし
私に必要がなくても
君に必要なら
強制的に会う事になると思う
私は割と出会いは必然だと考えている
君に会いたい、顔も性格も想像出来ないが只々
自分の人生でいい方向にコンパスを指してくれそうな動物に会いたい。
この世にいるかは分からないが、
いると思っていた方が自分に都合がいい。
君に会いたくて、
君に会いたくて
1ヶ月前に別れた彼氏がいる。
遠距離で、もう絶対会う事ができない彼氏。
大好きだった。お互い。でも、別れた。
もう一度やり直したい。
そして、もう一度君に会いたい。
『君に会いたくて』
「君に会いたい」などと
ある種の呪詛を思う。
会えなくなって10年だろうか?15年だろうか?
ひょっとしたらたかだか5年かもしれない。
だんだんと朧げになっていく記憶は
夢を思い出そうとすればするほど
彼方へ消えていくようなもので。
しかし夢になど出てくれるな。
起きて瞬間悪夢に変わる。
どうせならば忘れてしまえと
願ったこともある。
しかし人は
悲しいかな記憶する生き物で。
忘れようとすればするほど
むしろ鮮明に映ったりする。
どんな喧騒に身を置いても
それはカクテルパーティ効果の如く。
あぁ、いつになったら忘れるのか
さぁ、いつになったら思い出すのか。
今日も温い空気揺蕩うカフェで
私は記憶の海に潜るのだ。
寒い日は
心が冷える
こんな時
君がいて欲しい
君に会いたい
寒い日は、人が恋しくなりますね。私は、人間じゃないけど北海道の丹頂鶴が見たい(笑)。
元気?どうしている?
君からのLINEが届いた
何ヶ月ぶりかの連絡に
いてもたってもいられず
元気じゃない 今すぐに会いたい
と 返信をした
元気じゃないのは 嘘
ぼちぼちの体調だ
今すぐに会いたいのは 本当
嗚呼 早く返事が来ないかな
【君に会いたくて】
『君に会いたくて』
"ねえ、今何してる?"
唐突に来たLINEに跳ね上がる。
最近仲の良い友人からだ。
"特に何もしてないよ〜"
"じゃ、公園に集合ね"
意見を聞く耳も持たず
友人からのメッセージはピタリと止まった。
偶然近場に住んでいたこともあって、
こうやって会えるだろうなあなんていつかは思っていたが
唐突に来ると不安というかモヤモヤが出るもんなんだな。
なんて思いながら普段見ない
街並みの顔を見ながら公園に着く。
すでにブランコで遊ぶ友人。
普段と違う服装だと別人みたいだ。
「よ。」
「おそーい。」
「悪かったよ。で、どうしたの?」
「...この状況でわかんない?鈍感。」
ブランコを飛び降り綺麗に着地した友人は
「寒いから飲み物奢って」と自販機に指をさした。
語り部シルヴァ
私は何者なのか
存在してはいけない輩なんだろうか
親不幸者だからそう言われてもしょうがない
親どころか
家族も大切に出来ない
周りの人たちにも
偉そうにして
感謝出来ない
感謝の思いはあっても
行動に移せないから
いつか仕返しされる
なんで生まれてきたんだろう
〜君に会いたくて〜
駆け降りる階段。
閉ざされるドア。
荒れる息。
流れるしょっぱい大粒。
拭いきれない。
鮮やかな夕日が沈む。
あと2時間。
未完成な言葉。
間に合うか?
君に会いたくて、なんて小説みたいな言葉。
人生で一度は好きな人に言われてみたいな。
君に会いたくて
本名で呼んではいけない。
好きになってはいけない。
忠順な僕でなくてはならない。
そんな私でも愛してくれるのなら、
❧