『君と最後に会った日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
・君と最後に会った日
君と最後に会った日は
全てが美しかった
もう会えないのだろうけど、
早く会いたいな
君と最後に会った日
君と初めて会った日を
覚えてる
君のこと、好印象だった…
いまは…
嫌悪感
一生トラウマになる
ことばをありがとう
あまりの小ささにやっちまったと思ったけどこんなに大きくなってくれて感無量。
その日はとても快晴で
プレゼントを渡すにはとてもふさわしい日だった。
もう別れてるのに
僕は眼鏡をかけて、お気に入りのズボンを履いた
渡した後
彼は僕を家まで送ってくれた。
でも、、それだけじゃなかった
「なんで、別れたの。」
問いただされた。
その後はもう思い出したくない。
体を触られ秘部を触られた。
僕は突き放した、
その日から彼が怖くなった、。
プレゼントを渡すにはふさわしい日
最後の思い出にはふさわしくない日
【君と最後に会った日】
病室のベッドの上の君は、記憶の中の君とあまりにもかけ離れてしまっていて、すぐに病室から離れてしまった。それが最後になるとは知らずに。
じゃあね
それだけ言って別れたなんてことのない日
なんてことのない日にしたかった
自分の記憶に2%しか残らないくらい
どうでもいい日にしたかった
きみに片思いして
きみと会って
きみと話して
きみと電話して
きみと遊んで
きみを誘って
きみにしたことはたくさん覚えてる
きみと会いたかった
きみと会ったらうれしかった
きみと話せたらうれしかった
1番長く片思いした
両思いなんてことは望んでなかった
きみには好きな人がいるから
そして知る前からわかっていたから
私には付き合えないんだって
だからもうやめたの
きみのことは思い出さないように
きみの話はもうしないように
きみのことは好きだと思わないように
そうするって決めたの
だからもう会わないように
きみと会った最後の日。
98%の想い。
泣いて哭いてナイテ
どれだけ大声で叫んでも
どこへ行っても
もう 届かないと知って
無くしたものの大きさに
震えが止まらなくて
あの日から
どこかがおかしいままで
それでもマエヲムカナクチャと
あれから
いろんなことがあったよ
話したいことも
隠したいことも
聞きたいことも
たくさんあるんだ
思い出すときはいつも
あの日の横顔
君と最後にあった日
夜に珍しく呼び出されたと思ったら
君は儚く笑って、それで…。
次の日から誰も君を知らないって
一体、誰だったの?
君と最後に会った日(安らかに眠れ)
うちのお嬢様は大層気まぐれだ。
今日も朝早くから叩き起こされて、何事かと慌てると予定にはない墓参りに行くと言い出し脱力する。
―――当然の如くお嬢様付きの執事の俺は同行を命じられ、朝からどっと憂鬱になった。
「お、じょ、う、さ、ま!」
小高い丘の上にあるらしいその墓は、登っても登っても一向に見えてこない。
これ丘じゃねえ、寧ろ山だろ!
………心の中で何度突っ込んだかわからないくらいの急な道程を、さらに墓掃除道具一式背負わされて俺はブチギレ寸前で前を行くお嬢様に声を上げる。
「何よ、もうヘタったの? だらしのない」
「荷物が多すぎなんです! ていうかまだですかね!? かなり歩いてると思うんですが!」
ただでさえ苛々が募るのに息が切れて、口調の荒さが増すのはどうか咎めないでくれ。咎められたらまたいつかみたいに大喧嘩になる。
こんな場所でそんな失態犯したくねえ。
「あなたもう少し鍛えた方がいいわよ。この程度で音を上げるなんて」
いやあんた手ぶらだろうが!!
喉まで出かかったその言葉は、急に開けた目の前の景色に一瞬で掻き消えた。
平らに成らされた土地に建つ、白い英国式の墓。
………墓に対する感想として相応しくないかもしれないが、純粋に、綺麗だと思った。
「着いたわよ、ご苦労さま」
見惚れて呆ける俺を置いて、彼女が俺の荷物を手に取り墓に歩み寄る。
俺は我に返ると、彼女と共にその真白い墓標を掃除し始めた。
―――あらかた掃除を終わらせ、最後に彼女が花束を添える。
屈んで手を合わせるその姿に、自分も隣で目を瞑り同じく手を合わせた。
「何も聞かないのね」
「………。聞かれたくないのではと思って。普段よく喋るお嬢様が、今日は思いの外静かなので」
―――やはりこの人は、見込みがある。
あの時お父様を説得して、わたしの傍勤めにしておいて正解だった。
「………ここはね、以前勤めていた執事のお墓なの」
「―――お嬢様に仕えていた執事の?」
「そうよ。うちの邸宅に侵入した反組織に撃たれて命を落としたの。彼は執事とSPを兼任していてね」
ボディガード………。
「―――わたしを庇って一発で。致命傷だった」
あれが最後の日になるなんて、思いもしなくて。
最後あの人と何の会話を交わしたか、―――もう思い出せない。
「………お昼回っちゃった。そろそろ帰ろうか」
立ち上がり俺を促す彼女の横顔が、どうにも虚ろに見えた。
「―――大丈夫です」
「え?」
「俺は死んだりしないので。あの夜、俺も願掛けをしたから」
あの夜――― 月下美人の?
何を願ったの、と彼女が聞く前に彼は行き同様掃除道具一式を担ぐと、先に来た道を下り始めた。
「お嬢様、置いてきますよ」
「ま、待ちなさいよちょっと!」
慌てて後を追う彼女に、競争です!と声をかけて俺は一気に坂を駆け下りる。
ずるい、意地悪、卑怯者!と罵声が飛ぶのを背に受け、俺は笑った。
“この見かけによらず繊細なお嬢様を、強い意志で守り抜けますように”
―――俺はあの花と満月の荘厳さに誓って。
あんたを一人にはしないと心に決めている。
END.
※関連お題
6/26「繊細な花」
君と最後に会った日
東京に状況してきて早くも3年が経った。
東京での生活も慣れてきて、上京したての初々しさはなくなっていた。こっちでも友達ができ、毎日そこそこ楽しく過ごしている。
そんなある日、ふいに通知が来た。それは写真アプリからだった。アプリを開いてみると、数年前の今日の写真が特集されていた。それらは地元の友達と遊んだ時に撮った写真であった。
「なつかしい、、、」
私はあの時しか経験ができない輝かしい毎日を思い出して感傷に浸った。地元の友達の中でも一部とは今もたまに会うが、上京して以来会えていない友達もいる。
今も元気にしてるかな、そうやって君と最後に会った日のことを思い出す。
また今度連絡してみようかな
昨日更新し忘れたから、昨日と今日のお題一緒にして書く
思い出すは、あの日のこと。
最後に君が微笑んで宙を舞った。その時だけは、時間を区切ったようにワンカットずつの映像に見えた。
あの日の朝、君は近くの商店街に買い物に出掛けて行った。3時間経っても帰ってこなくて、携帯に電話をかけても出てくれなくて、一体どこで道草食ってんだと思って僕もふらふら家を出たら。
「立てこもりですって」
近所のおばさんたちが群がって騒いでいた。危ないから離れてください。危険ですからここから下がってください。警察官の叫び声、その場の人たちのざわつく声。大勢の声がグチャグチャに混ざり合ってとんでもない不協和音になっていた。
「あそこの角の花屋さんに立てこもってるんだって」
嫌な予感がしたんだ。毎週木曜日、いつものこの時間に君は花を買いにゆく。いつも何の花にしようかな、って、鼻歌混じりで出掛けてゆく。今日もそんな朝だった。
人混みをかき分けて花屋の見える位置まで行く。何人もの警察官に囲まれて眼鏡をかけたエプロン姿のおじさんが頭から血を流しながら何やら喚いていた。
「女の子が、女の子が人質になっているんです。いつもうちに買いに来てくれる子で――」
それを聞いた時、僕は膝から頽れた。身体中から血の気が引いた感覚になる。嘘だと思いたかった。どうか人違いであってくれ。確かめたくて、力を振り絞ってもう一度立ち上がった。よたよたした足取りでそのおじさんに近寄る。警察の人に制されたが、必死にその腕にしがみつき、おじさんに話しかけた。
「その女の子って、今日ブルーのワンピース着てませんでしたか」
「あ、あぁ」
予感が現実となり、僕はその場で叫びをあげた。そばにいた人たちが驚いて僕を異物を見るような目で見る。店に飛び込もうと掛け出す僕は警察に羽交締めにされた。転んで、アスファルトに当たって唇を切った。血を滴らせながら、やめてくれやめてくれと叫んだ。嗚咽と奇声をあげる僕をなおも押さえつける警察たち。わけが分からなくて頭が割れそうに痛かった。
「あ、あれ!」
誰かが叫んだ。ガラス張りの花屋のドアに2人の人像が見えた。汚らしい男に首を掴まれているのは僕の彼女だった。恐怖で目をギュッと瞑りながら震えている。僕は力強く彼女の名を叫んだ。僕の声が届いたのか、彼女が薄目を開けた。何度も何度も叫んでいると彼女は僕の存在を見つけた。目が合った瞬間、大粒の涙が溢れだす。押さえつけられている身を捩って僕は手を伸ばした。応えるように、彼女も僕に手を伸ばす。
でもそれが、男にとって癇に障ったらしい。
「きゃーっ」
パン、という乾いた音と叫び声が聞こえた。ほぼ同時だった。僕の目には、彼女の体がふわりと舞っているように見えた。スローモーションで彼女は宙を舞う。最初から最後まで、彼女と僕は目が合っていた。そして、地面に倒れ込む寸前、彼女は微笑んでいたように見えた。
「確保だ!」
僕の上に乗っていた警察はあっさり退き、たくさんの人間が店の中へ突入する。ざわめきが今日一番大きくなった。多勢の人が動く。押しのけ合いぶつかり合う。でも僕はそこから動けなかった。誰かに踏まれても蹴られても、地べたから這い上がることができなかった。
“今日はカスミソウにしよっと”。
こんな時に思い出した。今朝の彼女とのやりとり。今日はカスミソウを買ってくるつもりだったらしい。君にしては随分控えめな花だな、って僕が言ったら、それってどういう意味?と聞き返された。
“だってさ、いつも君は薔薇とかトルコキキョウとか、主張のすごい花を選ぶじゃないか。カスミソウなんて物足りないんじゃない?”
“たまには私もそういう繊細な花を買う時だってあるの”
頬を膨らませ、彼女が反論してきた。自分で繊細なんて言うかよ、と笑ったけど、君が飾る花はいつもセンスが良い上長く咲いてくれたから、どんな花でも良かった。でも僕は今日を持ってカスミソウが嫌いになりそうだよ。だって、君への手向けの花になってしまったから。
空みたいな君のブルーのワンピースと鮮やかな君の血の赤。それを邪魔しない白くて儚い花。こんなにも調和するなんて嘘だろ。君が死んだなんて、何かの間違いだろ。
君と最後に会った日
君と最後に会った日はいつだろうか
もし私が君にもっと優しくできていたら
もし私が君をもっと笑顔にできていたら
もし私が君にもっと執着しなければ
もし私が君と親友にならなければ
もっと君と長く一緒にいられたのかな
いつがそれになるかわからないけれど、きっとその日が遠くないことはわかるし、ひょっとしたらもう最後に会った日は過ぎ去ってしまったかもしれない。
二千年ばかり季節が巡れば世界のどこかで空から槍が降った日もあっただろうし、今日のことも明日のことも誰にもわからない。
あなたはきっと誰かの期待に応えるのが苦手なひとだろう。
世界のほとんどすべてがあなたの敵だった日、舞台の中央で静かに俯いて四面楚歌の合唱を聴いていた、その姿が最後になるならあなたらしいが哀しい。私は歌なんてどうでもよかった。あなたに会いたいというだけだった。
あの日のあなたの想いを忘れないひともいる。
それだけで歩んできた価値はある。
努力は裏切るかもしれない。
願いは届かないかもしれない。
あなたに付き纏う翳がそんなことを囁きつづけるなら、今日は佳い方に傾きますように。
(君と最後に会った日)
君と最後に会った日
君と最後に会った日を、僕は正直なところちゃんと覚えているわけではない。
おそらく卒業式の日だったっけ。
何せ高校を卒業したら、それ以上交流する気は、僕には全くといっていいほどなかったのだから。
昔からの悪いくせで、僕は誰にでもいい顔をしたがる。
君はずっと一人だった。
周りのクラスメイトたちとはどうにも肌が合わず、常に浮いているといった感が否めなかった。
それでも君は、毎日彼らに微笑みかけていた。
僕はそんな君につい同情してしまったんだろう。
僕の生半可な優しさのせいで、つまらない関係が数ヶ月も続いて。
いい加減うんざりしてきた時期に、卒業式がやってきた。フェードアウトするにはちょうどいい。
それからもう2年が経つ。
ときどき、君のことを思い出すこともある。
「今ごろ、何して過ごしてるのかな」って。
しかし、その回想に感情は微塵も込められていない。
君のおかげで、僕という人間の罪深さがわかったよ。
自分でいうには歯が浮きそうな台詞だけれど。
もう忘れてもいいと思う。
折に触れて「元気してる?」とLINEを渡してくれているけど、僕がそれに対してまじめに答えた試しはないし、これからもないと思うからね。
さようなら。
いずれ僕より優しい人に出会えるといいね。
『君と最後に会った日』
人間いつ何があるかわからないんだよ?いつ何があってもおかしくないんだよ?
次いつ会えるかわからないし、なんなら会えないかもしれないんだよ?
だからさ、だからさ??
今いっぱい構ってよ
君と最後にあった日のこと、まだ覚えてる。動かなくなった君を抱きしめた時に感じた感覚をまだ、覚えてる。足を上にあげて、椅子をずらして、汚物まみれの床を踏んで、異臭のする部屋から出た。君は別人かと思うほど変わっていて、首に着いた跡はどうにもならなかった。
叶うことなら、あの日に戻って、君を止めて、2人で1緒に逃げたい。
もう、1週間会ってないね
もしかしたらあと1ヶ月
会えないかもしれないんだよね
毎週金曜日会ってたのに
会えないの辛い
すごく会いたいのに
会えないのがもどかしい
付き合ってもないから
会うための口実なんてないし
どうすればいいんだろう
まあ、貴方は会いたいなんて
絶対に思わないんだろうな
それもそれで少し切ない気もする
今すぐにでも会いたいよ
週末の楽しみなくなっちゃった
恋する乙女は辛いのね
#君と最後に会った日
10年前に居なくなった君。
もう二度と会うことはできないけど、ずっとずっと忘れない。忘れられない。大切だったのに、ずっと一緒だと思ってたのに、君にはもう会えない。最後にさよならも言えなかった。君と最後に会った日をずっと忘れることはできないと思う。
『君と最後に会った日』
「こんにちは、はじめまして」
握手を求めてくる男の顔に見覚えはある。姿形も声も笑顔もよく見知った人物そのままだ。どうやら相手の記憶だけが初期化されているらしい。
「……よろしく」
宙ぶらりんになっていた右手にわずかに躊躇の混じった右手を差し出すと、握手に不自然な間が開いたことにこちらを窺うような気配を漂わせていた彼は晴れやかな笑顔になった。
「いやぁ、ごめんなさい。僕なにかやらかしたのかと思ってビビっちゃいました」
口調も人懐っこさもそのままなのかと戸惑いと諦めを抱く。
「いや、こちらの問題だ。すまない」
記憶が遡り、病床で窓辺を見ていた君との会話を思いだす。
「君をひとりで置いてくの心配だからさ、先生に置き土産を頼んだよ」
「土産なんてどうでもいい。どうにか生きられないのか」
「いろいろ手を尽くしてきた上での土産なんだよ。おとなしく受け取って。そんで、仲良くしてあげてね」
あれが“君”と最後に会った日となった。君の言っていた土産はまごう無く目の前の彼だろう。以前の君と同じように付き合いを続けていけば、以前と同じように親密になれるのかもしれない。けれど。
「……あのう、僕のことけっこう見てきますね?」
「……君は知り合いによく似ていてな。君を見ていると彼のことを思い出してしまう」
「そうですか。……大事な人だったんですか?」
「……ああ、とても」
気を遣われてか、そこで会話は途切れた。仲良くしてあげてね、と最後の会話が脳裏を掠めたが、胸のうちには君と過ごした日々がいくつも思い出されていた。
君と最後に会ったのは卒業式も終わり、大学のある東京の、1人暮らしのアパートに僕が旅立つ日だった。
僕は遠距離恋愛をする自信がなかった。
スマホでいくらでも連絡はとり続けられるとわかっていても。
僕の性格上、それぞれの大学でそれぞれ新しい生活や友達ができれば、忙しさにかまけてないがしろにするに決まっている。
都合のいいフェイドアウトは彼女に失礼だと思った。だから別れを告げた。
彼女は「そう言われると思ってた」とだけ答えた。
僕から告げたのに、何故か僕が振られた気分だった。
東京にきて3ヶ月。
都会のスピード感について行くのがやっとだが、大学での生活にも慣れた。
新しい友達も出来た。
君はそちらの大学生活には慣れたかい?
新しい友人は?
…新しい出会いもあったのだろうか。
僕が大好きだった女の子。
今も大好きな女の子。
たったの1度も、彼女からの電話もメールもラインもない。もちろん僕からもしていない。でも着信音がなると期待してしまう自分がいる。
どうやら僕は自分の決断を後悔しているみたいだ。
お題「君と最後に会った日」