『君と最後に会った日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「君と最後にあった日」
私はこれが最後になるなんて思ってなくて
お別れの言葉なんて、全然考えてなかった
あの時、こう言っておけばよかった
もっと一緒に遊びたかった。話しておけば…
後悔、しないためにも
毎日を大切に。
お母さん、時の流れは早いもので
会えなくなって丸12年だね。
最期に会ったのは、たまたまお父さんと一緒に都内にお出掛けするついでに、私の職場近くに来てくれた時だったね。
当時好きだったハンバーガー屋さんに一緒に行ったけど、お母さんにはバーガーが重たくて食べきれ無かったよね…!
もっとあっさりしたご飯屋さん探しておけば良かったな、今度は別のお店に連れて行かなきゃ!と思っていたのに、あれが最期になるなんて。
会社の側まで見送ってくれて、お父さんと仲良く歩いて行く姿を、子どもながらに微笑ましく見てた。
その数週間後、唐突に訪れた予期せぬお別れ。
誰より辛いのはお父さんだけど、その知らせを聞いた時、
私は『どうしよう!まだ話したいこと、伝えたいこと沢山あったのに、これからも沢山出てくるのに、いつどうやって話したら良いの!?ありがとうも言えないの!?』って、どうしようも出来ない状況を受け入れられずに、ずっと泣きながらオロオロしていたのを断片的に思い出す。
会社への往復で最期に別れた道を通る度に、お母さんの残像が思い出されて、本当にもう会えないの?って毎日涙目で通勤してたな…。
12年の間に、お母さんの知らない人と結婚した。
(途中、何人かと付き合って別れて…辛かった時期もあったから、色々話聞いて欲しかったなぁ…)
何回か転職もした。
そして、昔は食べきれてたバーガー、今や私も重く感じて半分も食べられなくなった。
お陰で20代前半の頃は全身パンパンだったのに、お母さんと同じ位まで体重落ちて大分スリム化した。
こんなしょーもないこと含め、きっと見守っていてくれていると思うけど、でもやっぱり声だけでも良いからお話したいなぁ…
今度はいつ会えるかな?
時々夢で会えることあるけど、ちゃんとお話出来ていないんだよね。。
でも、それまで思い出話を沢山蓄えておくね!
土砂降りの雨の日
どんなに叫んでも雨の音でかき消される
もがいてもがいて
結局君は私の話も聞かずに
空に浮かぶ星になっちゃったね
【君と最後に会った日】#31
「君と最後にあった日」
君と最後にあった日はどんな日だったか覚えてないけど、凄く寂しかったのは覚えてる。
鏡の中からきた君はボクをそっと励ましてくれた、
「また会いたいな,会いに行ってみようかな、会いに行こう」
夏が始まりそうなこの暑さの日に、僕は鏡の世界へ飛び込んだ
その夏は一生終らないものとなった
「君と最後に会った日」
最後に会った時の君は気が立っていたね。
普段穏やかな君がその日に限って気が立ち
ご飯を出しても食べなかった。
暫く来てなかった日があったから
その間に何があったのだと思う…。
ご飯も食べずにいつも通り
ちょこちょこと歩きながら何処に行ってしまった
(後ろ姿を眺めてその日が最後に
君と会った日になるなんて思いもしなかった)
その日を境に君はもう二度と来なくなった…
君と最後にあったのは
前田さんとパソコン教室で出会う
そして仲良くなったのに
多分御主人が亡くなり、ワンちゃんも
子供さんが見えないからね
教室に見えなくなり、半年以上が経ち
思い切って、ラインをしてみたけれど
また、連絡するわと合ったけど
来ない 待ってるけどね
なんか、淋しいね もう、話ししたくないのかな
立場が家庭環境が違うから?
私には母親、主人、子供、孫がいる
あの人にはいない
まあ、詮索されるみたいで嫌なのかもね
また、どこかで会おうね
結び目が解けていた
気がつかないでいた
街が色を失っていた
遠く雨が降っていた
猫のように気まぐれ
雨に濡れてないかい
月夜に抱かれたまま
見えない星を探した
五十鈴川のせせらぎ
心音が聞こえますか
今を感じていますか
私に還る所はいつも
あなたの懐のそばに
No.41『君と出会った最後の日』
君は突然私の前から姿を消した。
その瞬間まで君はいつも通りだったはずなのに。
君は跡形もなくいなくなってしまった。
もう随分前の話だというのに、君と出会った最後の日の君のいつも通りの笑顔が鮮明に思い出される。
そのいつもは君の存在とともに一瞬で消えてしまった。
日差しのきつい、茹だるような
あの、夏の日。
蝉の声も、君の声も
混ざり合って
いくら拭っても、だらだらと伝う汗が
気持ち悪くて。
ただ、そんな状況が一変するほどに
君は真っ白な日傘を
そっと傾け、見たこともない寂しげな顔で
おれに、さよならを告げた。
彼女の吐く息は、俺の汗を冷やすほどに
冷たく。彼女の指先は氷そのものだった。
一方的な、さよならに
追いすがる間も無く…俺の目の前から
彼女は消えた。
ただ、白い日傘が
俺の目の前に、ポツリと残されたまま。
【お題:君と最後に会った日】
私は~幼なじみの女の子と小4の時に最後のお別れでした😞
私は家庭の事で転校する事になって、生まれた時から一緒に居た幼なじみとは小4になって距離がありました笑って居た幼なじみもいつの間にか笑っている所を見なくなりました。そして、転校する前に幼なじみに「元気でね私も頑張るから」っと笑顔で言われました彼女の笑顔は世界一可愛いと思いました笑
『君と最後に会った日』
君と最後に会ったの、もう10年以上前のこと
あんなに仲良かったのにね
友達にも君のことよく話してた
君とのエピソード、楽しげに
毎年お互いの誕生日には
おめでとうとお祝いの言葉送り合って
その度に会いたいねって話してたのに
なんだかんだで時は流れ
もう連絡先も分からない
君が遠くに行ってしまったことを知っているだけ
これを機に、共通の友人通じて
君の連絡先を突き止めてみますかね
なんて
そうしろとのお告げですかね、今日のお題は
君と最後に会った日
嘘のつけない君が
また会おうと言ってくれたから
再会を祈り続けよう
流れる星はなくても
学校で
散歩で
酒の席で
旅先で
火葬場で
もう更新できない
きっと、飛び降りるまで
君と最後に会った日
私が実家を出たのは高校卒業の年…
就職して全寮制の厳しい寮生活が始まった
当時、自立心の強い私は両親と離れる事にさほど抵抗はなかったが10歳から毎夜、
一緒の布団で就寝していた愛猫は特別な
存在でかなり後ろ髪を引かれた…
「君と最後にあった日」をあえて人では
なく愛猫にしたのには理由がある…
私が家を出る3ヶ月前に兄夫婦に子供が
生まれていた…
甥は可愛かったが猫も大事だった…
当たり前だ…甥より10年も先に居たのだから…
けれど、大事にしていた私が家を出たと
同時に黙って親戚の叔母宅に引き渡された…
私が激怒するのはわかっていたから
その真実は上手く隠されてしまった…
理由はこうだ…赤ちゃんが大事だった。
ずいぶん時間が経ち、猫は行った直後に
叔母宅から姿を消したと聞かされた…
野良猫になったのか…
「捨てられた…」そう思ったに違いない
消息不明で数十年が過ぎたが、私を見送る最後の寂しそうな姿が忘れられない…
真実を知った時、私はどんな事があっても
動物は一生責任をもち育てると強く誓い
今も決してその気持ちは変わらない…
『君と最後に会った日』
私は、2年前に亡くなった愛犬に会いたい。
亡くなる直前に、誰も傍にいてあげられなかった。
すごく後悔してます。
最後くらい近くにいてあげたかった。
「また遊ぼう」って約束した日
「またね」って空港で見送った日
次があると信じてたから。それを当たり前と思ったから。
でも、そんな当たり前は奇跡でしかなかったね。
日々は奇跡の連続だって言うけれど。
偶然や運命もそれまた同じことなんだろうね。
「嫌だ」とわがままを言えばよかった。
「あの時に」と毎日後悔してる。
「嘘つき」ってきみを責め立てたいと思ってる自分が憎らしいよ。
だって。どんなに願ったって会えないんだもん。
「また」なんて呪でしかなかった。
「またやり直せたなら」って何度絶望を味わえばいいんだろう。
くやしいな。
- 君と最後に会った日 -
《君と最後に会った日》《雨華晴》
《今日のお題》
君と最後に会った日は体育祭。私が高校3年生
あなたは社会人。少しだけ髪の毛が赤くなって
大人っぽくなったあなたに声をかけようとした
けれど私には見向きもせず女友達と話していたね、
とてもかっこよくなって私なんかよりずっとずっと、大人になってたあなたの後ろ姿は今でも目に焼き付いてるの。あの日もう少し素直になれていたら
もう少しだけ好きでいたかった。
自分の誕生日に9年間の片想いにピリオドをうったんだ
でもね今はあなたに似たとても優しくてかっこよくて
思いやりに溢れた方と交際したよ、ありがとう
いつか面と向かってありがとうと
言えるその日までダイエットとか
頑張ろう。
当時小学生の俺からすれば、彼女が引っ越すということは今生の別れに等しかった。同じ教室で授業を受けていた彼女ともう会えなくなる、その衝撃にやられあほの小学生であった俺は連絡先を渡すなんて手段も思いつかずただ、板書をする彼女の背中を見ていた。というかそも彼女に対して何かを思ったこと自体、その時が初めてだった。今思えばその時、俺の中で何かが起きていたのだ。放課後仲の良い女子たちが別れを惜しみながら手紙やらを渡しているところを目で追えば、笑顔の彼女も映る。控えめなえくぼがあらわれるのだと知ったのは今更なことだった。
// 君と最後に会った日
【君と最後に会った日】
君と最後に会った日。
僕は昨日の出来事のようにまだ鮮明に覚えている。
ギラギラと輝く太陽が肌を焼き付け、蝉たちが異常なまでに大合唱していたあの夏を。
アイス片手に塾へと向かう途中、反対側の歩道で信号待ちをしていた君を見つけた。
君は僕に気づくと満面の笑みで手を振っていた。
信号が青に変わり、渡ろうと1歩踏み出した君。
僕は溶けたアイスに気を取られて君から一瞬、目を離してしまった。
もう一度君の方を向こうとした時には「ドンッ」という何か大きなものがぶつかったような音と急ブレーキ音。
バッと顔を向けるとそこに君は居なくて。
代わりに少し離れた場所で「ガツン、ガツン、ガタガタガタッ」という音と共に塀に突っ込んでいる大型トラックと地面を紅く染め上げるナニカ。
周囲を見渡すと何か大きな物がトラックの側に転がっていた。
ダッシュで近寄るとソレは真っ赤に染まった君だった。
頭部は半分ぐらい粉砕、手足はあらぬ方向へ曲がっていて、心臓は脈を打っていない。
息がないことは明白であった。
だが、まだ助かるかもしれないと君を抱きかかえ、震える手で救急車を呼んだ。
救急車が到着する頃には僕の服は君の血で真っ赤になっていた。
…君は助からなかった。
君の葬式は気づいたら終わっていた。
君の家族も、暫くしたら笑顔を見せるようになった。
死んだらこんなにもアッサリしているのかと実感させられてしまった。
僕は毎日あの場所に足を運んだ。
君が大好きだった青の胡蝶蘭を供え、手を合わせ続けた。
心にポッカリと穴が空いた僕はずっとあの夏に取り残されたままだ。
今までも、そしてこれからも。
今日です
さっきだよな またすぐ
会うけどな
それが どーしたの?