『君と出逢ってから、私は・・・』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君と出逢ってから、私は何か変わったのだろうか。
自分ではよく分からないや。
でも、君も私と出逢って何か変わったのだろうか。これも私にはよく分からない。
私と出逢う前の君に会ってみたい、なんておかしなことを考えた。
風が強い
家の中にいても強さがわかるくらいに強い風
外に出たら髪に自我が芽生えて暴れ出すだろうな
私は嫉妬深くなった
君は私を狂わせてしまったんだよ。
君が他の人と話すともやもやするし、嫉妬する
私だけ見てほしくなった。
それほど大好きな君には言えないけど
「君と出会ってから、私は…」
すっかり安心して甘えるようになりました
やがてその優しさをためすかのように
ワガママ放題で言いたい放題に。
深く傷つけていることにも気がついていた
離れていかないことも知っていた
貴方と出逢ってから…俺は
いっぱい幸せです
貴方は俺の全部を
受け入れてくれる
そんな貴方が大好き
貴方もこの先ずっと
俺に
愛情をください
その綺麗さに怯えるほど、"上手く"笑う人だと思った。
彼は決して、誰かの前で素顔をさらさなかった。
みんなの笑顔の輪の中で、彼だけはずっと、綺麗な仮面をつけていた。
自分の心に鍵をかけて、ただ穏やかに振る舞うあなた。
まわりの笑顔の為に、自分のことを何もかえりみないあなた。
それなのに、誰が笑おうとも一緒に笑ってはくれないあなた。
誰かの為に自分を"使う"ことは、あなたにとって当たり前のことだったのだろう。
けれど、そんな風に自分を消費していく姿が、私はとてもさみしかった。
だから、ただただ、たわいのない言葉を重ねた。
なにか一欠片でも、仮面の奥に届く事を願って。
そうして仮面に入った亀裂から、あなたの本当の笑顔を見た時、
私はあなたへの恋を自覚する。
『理屈では敵わないもの』──(テーマ:君と出逢ってから、私は……)
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はじめは些細なことだったのだと思う。
嫌いな食べ物を、食べれると言ったり。
兄が希望しなかった方の色を、好きだと言ったり。
ほんの少しだけ自分を誤魔化して、笑う。
そんな些細な嘘。
気づいて欲しいと思わなかったわけではない。
けれど、気づかれたくない気持ちが勝ったのだろう。
だって、この嘘が通ったほうが、みんなが笑顔でいられるから。
そうして僕は、自分を誤魔化すようになっていった。
自分のなかに芽生えた感情の芽を、自ら摘み取り、違う種を蒔く。
摘み取る痛みを感じなかったわけではない。
けれど、次第に痛みは感じなくなっていった。
痛覚が麻痺したのか、痛みに耐えかね、そんな芽など出なくなったのか。
あるいは両方なのかもしれない。
そうして、ほんの少しは次第に積み重なって。
いつしか僕は、僕をわからなくなっていた。
今度は、わからないことへの不安の芽が生えてきた。
その不安の芽を積まなければ、積み重ねた嘘が崩れてしまうことがわかった。
だから、その芽も何度もつみとった。
やがて、自分が蒔いた種以外は芽吹くことはなくなった。
そうして僕は、自分をわかろうとする事をやめた。
ついには不安の種になりうる存在そのもの──家族さえも捨てて。
今までの自分を捨ててようやく、僕は心の安寧を手に入れた。
『雑草は、つまれない場所で育つといい』──(テーマ:大地に寝転び雲が流れる……目を閉じると浮かんできたのはどんなお話?)
「個人的に、いつのタイミングで誰と出逢ったか、ここ意外と重要だと思うんだ」
ぼっち用鍋と出逢ってから、私はメシの幅が広がりました。小さなグリルパンで肉を焼いていた某所在住物書き。行儀悪くもスマホで見るのは、某防災アプリの地震発生タイムラインである。
「そこがひとつズレるだけで、人生なんざ簡単に崩れるしその逆も然り、じゃないかな、ってさ」
皆様、思い当たる節あるんじゃない?ふとした弾みの人生転落劇とか成功譚とか?物書きはニヤリ笑って、
「……ただそれを傑作に物語化できる頭が俺に無い」
設定構築、物語組立の面倒を避け、ひとまず前回投稿分の話を引き伸ばして、少々楽をすることに決めた。
――――――
昨日も昨日の都内でしたが、今日も今日な都内です。
すなわち最高28℃、最低だって19℃。ほぼ1日中夏日な土曜日です。
そんな都内某所、某アパートに、住んでいますは雪国の、田舎出身の独りぼっち。暑いのが大の苦手です。
職場のたったひとりの友人や、一緒に仕事をする後輩に、暑さ耐性マイナスがガッツリバレており、
今朝も、「仕事はバリバリ優秀なのに、炎天下ではデロンデロン」のギャップ見たさに、
友人の宇曽野が、アイスの手土産片手に、ぼっちの部屋を訪ねておりました。
「今年の冬は、帰省、」
「お前は連れて行かない」
「まだ何も言ってないだろう。俺はただ」
「どうせ、『またあの大量に積もった雪の上にダイブしたい』だろう。連れて行かない。せめて春にしろ」
「変わったな」
「頑固でケチになった?何を今更」
「違う。少し氷が溶けた」
「は?」
「『せめて春』。昔は駄目なら『駄目』一択だった」
ぱらり、ぱらり。バニラ味のミニカップアイスに一味を振りながら、友人が言いました。
「それが、『こっちなら許す』だろう。変わったよ」
きっかけは初恋からの、「あの」クソな失恋だな。友人はそう続けて、朱とクリーム色をかき混ぜました。
「恋して他人とのすり合わせを覚えて。その恋人に心ズタズタにされて。今まで順調に溶けてた氷が逆に分厚くなった頃、お前のとこの、あの後輩と出逢った」
「宇曽野、」
「あいつの教育係で面倒見て。振り回されて。助けて助けられて。たまにメシにも行ってるんだろう?」
「宇曽野。……何が言いたい?」
「あいつを大事にしてやれ。って話だ」
あの後輩は、きっとお前の「傷」をもう少し治せる。
手放すなよ。友人はそう結んで、アイスをひとくち。
辛さが足りなかったらしく、再度一味を振りました。
「私は、」
人間なんて皆自己中、優しさなんて物語の中だけの絵空事、が信条だった筈のぼっちですが、
「わたしは……、彼女と、出逢ってから、」
友人に言われた言葉が心の隅に引っかかり、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、具合が良くありません。
「かわった、のか?」
ただ即座に反論できないのが悶々で、黙々、友人が持ってきた手土産を、ミニカップアイスを、突っついてすくって、その過程で少し周囲が融けて、
黙々。なめらかな甘さを舌にのせ、喉に通しておりました。
君と出逢ってから、何かが変わった。何かはわからないけど、確かに変わったんだ。
何だろう。今までと何が違うんだろう。
ねぇ、君は何を変えたの?変えてくれたの?
それとも、僕自身が変わったの?
モンブラコン*
~~~~~~~~『君と出逢ってから、私は…』
「ただいまぁーっ」
暑い日、帰宅したらまず、カバンを玄関に置き、服を脱ぎながら家の裏に回り、お風呂場の窓(古いので大きい)から、丸めた服を脱衣場の洗濯カゴに投げ入れながら体を湯船へダイブ!
バシャーン…。
「おぎょうげわれぃなぁクショボーズ…」
ビックチョコパイを食いながらトイレから出てきた姉が、文句を言いながら脱衣場の扉を閉めた。トイレで食べる人に言われたくねぇ。
お湯の温度はぬるめで、汗だくのほてった身体に丁度良い。テイちゃん(兄)が、気温と湿度から的確な温度で用意してくれていたのである。
お風呂場の壁には、水を入れるとクルクル回る玩具が貼り付いている、未だに姉さんが遊ぶからあるんだけど、元々は幼かったオレに買ってくれた物だ。
オレは2歳で終わるはずだった。
姉と兄に救われ、
有り得なかった時間を貰った。
それだけじゃない、テイちゃん達は、オレが普通だったら何を経験するかを考え、他の子と同じ様に学校に通わせてくれたり、遊園地や動物園に連れてってくれたり、色んな玩具を買ってくれたり、思い付く限りの事をしてくれた。
「これ入れるん?」
姉さんが、ボール型の入浴剤を持って来た。
オレの手のひらでブクブクと泡を出して溶け、中から…エビフライの玩具が出てきた。
「ちっレアぬチョゴフライでねぇのか…」
捨て台詞とエビフライを残して、姉さんは風呂場から出ていった。レアはチョコの天ぷらか…。
数秒後、今度はテイちゃんが入って来て、つま楊枝にさした一口サイズの林檎を6個、『あーん』の顔♡しながらオレの口に入れ、笑顔で出ていった。楽しい♡
と、まぁ若干過剰な愛情を頂きながらも、ここまで生かして貰ったオレ、
怪物姉弟末っ子である。
もし人間で、今より幸せで良い生活出来たとしても、姉さんとテイちゃんを選ぶよ。
玩具なくても、選ぶよ。
君と出逢ってから、私は・・・
本当は・・・
手放す未来しか
見えてなかった
きっと君も・・・
同じだったはず
遠かった
何もかも
突っ走る勇気も
若さも無く
今がよければなんて
見ないふりも出来ず
ひと時の
夢だったみたいに
もう
私の中に
君はいない
「君と出逢ってから、私は・・・」
「にゃあ、にゃあ、にゃあ」
「はいはい、ちょっと待ってね」
足元にじゃれつく君の要求を浴びながら、私は餌入れにキャットフードを注ぐ。上には、君の好きなちゅーる。
餌入れを持ってしゃがむ前から、後ろ足で立って餌入れを覗こうとする君を少しだけ牽制する。不満げな君の前に、餌入れを置くと、勢いよく食べ始める。
その姿を見ながら、ふと思い出す。
『なんか最近付き合い悪くなったよね』
仕方ないじゃん、この子の餌をあげないといけないんだし。
この子、寂しがりやだから、土日ぐらい一緒にいてあげたいじゃん。
「……でもダメなことばかりじゃないんだよね」
平日も早く帰りたいからって、仕事を頑張ってたら、上司がそれを認めてくれて。
「ふふ、今度昇給するんだよ。上がった分で、君には何かお礼しなくちゃね」
そう言って私はキャットフードに夢中な君の背中を撫でた。
「猫飼い」/君と出逢ってから、私は・・・
君と出逢ってから、私は・・・
君と出逢ってから、私は君にしか目がいかなくなった
他の誰と話しても、他の誰かに好きになられても
君が浮かんでしまう。
君が好きだって心が言うの。辛いくらいに
君が悪いんだよ、私をこんなふうに変えてしまったのは
君と出会ってから私は
あの人と出会ってその人は、この人
以外に甘えることができました。
外ではしっかり者のその人は、あの
人にはワガママを言い、自分の話も
しました。そして“愛”らしき感情を
初めて知りました。
逢うべき人に出逢えることを
人は仕合わせとよびます
会えなくなったあの人に今、その人
は会いたいです。
止まっていた運命が動き出し、その
人の笑顔が増えますように。
君と出会ってから
私は ずいぶん強く
なりました
あなたのおかげ
君と出会ってから私は
幸せいっぱいの妻になったよ
ありがと、夫よ
愛しています
君と出逢ってから、私は・・・
人生が大きく変わった。
学校で喋れる人が居なくて孤独を感じていたとき、
君は話しかけてくれた。
あまり人と話さない私は、どもってしまう。
だけど君は笑顔で私の話を最後まで聞いてくれた。
君はクラスの人気者。
だから、君が私のところに来てくれると、
私の周りにも人が集まる。
だから私には、君以外にも話してくれる人がたくさんできた。
私は今中学3年生だから修学旅行がある。
今までは1人になるのが嫌で修学旅行を休もうとしていた。
だけど君が話しかけてくれたから、たくさんの人が一緒に行こうと誘ってくれた。
たくさんの人と、修学旅行を楽しむことができた。
修学旅行1日目の夜、君は言ってくれた。
好きです。付き合ってください。
そして気づいた。
私は君のことが好きだった。
だから私は言った。
よろしくお願いします。と
その日から私は、君にもっと好きになってもらうために
自分の見た目に気を使うようになった。
腰あたりまであった髪を肩より上に切ってボブにした。
顎あたりまであった髪を目の上まで切った。
黒色ばかりだった服は、緑や白、ピンクなど、たくさんの色の服を着るようになった。
お母さんに教えてもらいながら、お化粧の勉強も始めた。自分の見た目に自信を持つようになった私は、
自然と明るい性格になっていった。
君と出逢ってから、私は
友達ができ、
彼氏ができ、
自分に自信を持つようになり、
明るい性格に変わっていった。
無償で譲っていただいた保護猫
のびのび暮らしてもらおうと
大金はたいて引っ越しをした
君はプライスレスであり
私の人生の転機だ
いつか誕生日に欲しいものはあるかと訪ねたとき、お調子者の君らしく、たまたまその時満月だったというだけの理由で、言いましたね。
──月に行きたい。
それがきっかけのひとつだと素直に認めるのは正直悔しい気もするけれど、とにかく私は今天文台で働いています。
その場の思いつきと気分で生きていた君は、ある日旅番組を見て気が向いたからと言って、私を放ってひとり旅などに出かけ、結果、旅先の不幸でずっと遠くに行ってしまいました。そしてなんの面白みもないプレゼントを用意していた私は、それを捨てることも出来ず、今も職場のデスクに置いています。
君のことだから、思い付きで宇宙のどこかに漂っているんじゃないかと、気が気じゃありません。来世では、もう少し地に足のついたひととして生きることをオススメします。
年を取らなくなって11度目の誕生日、おめでとう。
(君と出逢ってから私は)
君と出逢ってから、私は
君が生まれてから
幸せの概念がかわりました
毎日幸せになりたい
なにかいい事ないかなと
眠りについていた私が
君と過ごしていくうちに
何事もなく一日を終えることに
安堵と幸福を感じるようになりました
神社で願い事をする時に
あれもこれもとお願いごとを
していた私が
君の健康と日々の感謝を
するようになりました
親というのは
なかなか楽しい?お仕事です
ぶつかることもまぁ楽しみましょうか
本日も起きない息子とバトル開始です
「君と出逢ってから、私は…」
君と出会ってから私は…仲良くなれそうな気がした
君と出会ってから私は…毎日が楽しくなった
君と出会ってから私は…君に早くでも会いたい
君と出会ってから私は…他の人にとられたくないな…って
君と出会ってから私は…本当の自分を見つけることが出来た
救われた
気づいてくれた
心配してくれた
優しくしてくれた
君と出逢ってから私は、大きく人生が変わった。