君と一緒に』の作文集

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君と一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/7/2024, 4:10:20 AM

もうじきホームに電車がやって来る。16時15分発横浜行き。隼斗が乗る電車。

結婚式場を出た時はみんなでわいわい歩いていたのに、学生時代の話に花を咲かせていたら、私たち二人きりになってしまって。

一つしかないホームの、西側が下りで、東側が上り。
スーツでキメて、あの日よりずっと大人びて見えるのに、西日に照らされてまぶしそうな彼の顔は変わっていなくて。

「なんだよ」
「いや、なんかね。十年ぶりに会ったのに、ずっと一緒にいた気がしちゃって」
「十年は十年だよ。俺がウイスキーならとっくに熟成してるわ」
「まずそう」
「まずそうとか言うなっ」

でも、やっぱり目は合わせてはくれない。
卒業式の日に私の気持ちを伝えてから、「ごめん」と断られてから、ずっと。
ひんやりとした風が吹く。

「結婚式、良かったね」
「予定あんの?」
「え?」
「遥香はさ、なんだ、結婚する予定とかってあんの?」

本当のことを言おうとして、でも、少しからかってみたくなった。

「実は付き合ってる人がいまーす」

隼斗が息を呑んだけど、私は気づかないふりをした。
ホームにアナウンスが流れる。間もなく横浜行きの電車がまいります。
電車が走って来る音に負けじと、私は声を張り上げる。

「もうね、ラブラブなんだから! そろそろ一緒になろうか、なーんて」

真っ赤な嘘をついている自分がおかしくて、なんだか涙が出てきて、でも隼斗には見せたくなくて、前髪を直すふりをして。

ホームに電車が滑り込んでくる。私は隼斗の背中を押して、

「ほら、これじゃないと終電間に合わないんでしょ、乗った乗った!」

彼は動かない。こちらをじっと見ているのが分かる。馬鹿だなあ私、振り向かせようとしたのはこっちなのに。

電車のドアが開く。

「行って!」

お願いだから。
発車ベルが鳴る。

「……ごめん」

大きくて温かい手が、私の頬を包む。手が震えていた。

「ごめん、やっぱり俺、遥香のこと」

顔を上げると、隼斗と目が合って、その眼差しから離れられなくなった。

彼が乗るはずだった電車は行ってしまった。


【お題:君と一緒に】

1/7/2024, 4:08:15 AM

#2 【君と一緒に】
君は、私がはじめてつくったお友達。

笑ってるときも、泣いてるときも、
君と一緒

いつも無口で笑顔を崩さない君だけど、
悲しいときでも、楽しいときでも、
ただじっと、ゆっくりと、私のそばにいてくれる。
決して否定しないところが、君の優しいところ。
いつだって君と一緒

君の匂いは、私の好きなジャスミンの匂い。
その匂いで包み込まれると、
嫌いな上司のことだって忘れられる。
好きなものまで「あなたと一緒」

はじめて行ったお出かけの場所は、今でもちゃんと
スマホのカメラと、私の記憶に残っている。

回る観覧車、君の小さい影、夕日に照らされた
君の笑顔。そのどれもが、いとおしい。
どこにいっても君と一緒

今日も明日も来年も、君と一緒

愛おしくて、かっこよくて、不完全で、完璧で。

君は、私がはじめて「作った」お友達。

これからも、君と一緒に

1/7/2024, 4:05:34 AM

お題「君と一緒に」

転職して気づいたの
あなたに影響受けてたみたい

新卒で勤めてからずっと向い合わせの席だったから飽きもせずよく喋ってたよね
憧れてたとか尊敬してたとか考えたことなんてなかったけど、こんな大人がいいよねとは思ってた

今の職場での私はあなたに少し似ている

あなたと一緒に過ごした日々が私に与えた影響は宝物かもしれないなぁ

1/7/2024, 3:40:56 AM

おはよー。
もー昼かー……
あ、晩ごはんの準備しないと…
歯磨く時間だよー!
そろそろお風呂だね〜
おやすみなさい。

そんな至って普通の毎日も
あなたがいるから
楽しいんだね
これから、もっと、もっと
あなたに感謝して
あなたと一緒に
生きていきたいなあ…

1/7/2024, 3:33:34 AM

君と一緒に


結婚することにして、今の家に
引っ越してきた。
娘が生まれて、来客用の和室が
子供部屋になった。
子供用の引き出しを置いて、学習机を
置いて、一人で寝るようになって
ベッドを置いた。
娘と離れて寝ることになって
私の個室もできた。

今の家は、私達親子の成長とともに
変化してきた。
ゆくゆくは娘が家を出て、里帰り
できるように部屋を用意するだろう。

ここを離れる予定はない。
一緒に娘を送り出し、また迎えよう。

1/7/2024, 3:24:12 AM

君といつまでも一緒だと思ってた。
いや、君とは寿命が違うから、いつまでもは無理だけど、でもまだまだ一緒にいられると思ってた。
突然だった。否、徴候はあった。防げなかった。否、防ぎようがなかった。僕のせいだ。否、どうしようもなかった。
ごめん、ごめんね。苦しかったろう。
僕が神様なら、君の痛みを全て消し去ったのに。
ごめん……ごめんよ。
君といつまでも一緒にいたかった。
もし生まれ変わったら、また僕の家族になってよ。
ずっと待ってるからさ。

1/7/2024, 3:01:16 AM

こどもがねむると とてもしずか

おとながねむると とてもしずか

ねこがねむると とてもしずか

つきがねむると とてもしずか

きみのおおきな かなしみは

きみといっしょに

よるのしじまに とけていく


わたしだけは ねむらずに

きみのおおきな かなしみの

ゆくさきを みつめていよう

だからおやすみなさい

かなしみをうしなった 

きみがねむると 

もっとしずかになる

おやすみなさい

きっとあさには

よろこびがやってきて

よのなかをうるさくするだろう

だから いまはねむって

おやすみなさい

1/7/2024, 2:50:39 AM

君と一緒に

君と一緒にご飯行きたい

君と一緒に遊びたい

君と一緒に笑いたい

君と一緒に泣きたい

君と一緒に生涯を共にしたい

君がいなければ今の僕はいないよ

1/7/2024, 2:43:10 AM

「君と一緒に進みたい。」「進むから、着いてきてほしい。」
貴方の推しはどんな人ですか?

私はずっと推して、少し飽きることもあるけれど、「やっぱり💙 🐐くんが好きだな…」とずっとこれの繰り返しです😂
(まぁみんな好きですよ…)

すとぷりは紅白に出ましたね。有吉弘行サブ垢からのツイートがあったにも関わらず、何もなかったかの様に、いつもの様に明るくて、私にはとても眩しい存在です。
私を勇気づけてくれたり、助けてくれたり…
だからこそ私はすとぷりが大好きです。

貴方は誰が好きですか?😌

1/7/2024, 2:30:01 AM

『君と一緒に』

夢を見ていた。君と一緒に手を繋いで運動場のトラックを駆け抜けた。背後から大きな恐竜が追いかけてきたが不思議と恐怖は無かった。それどころか楽しささえもあってお互い笑顔のまま逃げ切った。

夢から覚め、教室で君と目を合わせると僕の心臓は今まで動いたことのない跳ね方をした。何だこの感覚。

    ______やまとゆう

1/7/2024, 2:25:06 AM

君と一緒。一人暮らしで孤独死確定の人生だから君なんて存在はいない。

 それは別にいい。一人でいることを辛いと思ったことはないからな。

 だけど俺みたいな人が世界中で増えているらしいね。ネットで見た知識に過ぎないけど。

 日本では弱者男性、チー牛。中国だと寝そべり族。アメリカでも呼び方忘れたけど全てを諦めた人の呼び方があるらしいな。

 これが資本主義の末路なのかね。自由恋愛が主流になって他人に興味ない人や恋愛に不利な人が結婚できなくなって少子高齢化。

 そして移民で国民をかさましして国を乗っ取られるんだろうな。もし現代を歴史の教科書で読んだらなんてバカな連中だと笑うようなことをしている。

 国が滅ぶなんてのは昔の話で現代で国が滅ぶなんてあり得ない。まして日本がなくなるなんてのは絶対ない。

 そう思っていたけど最近は割りとこの国滅ぶんじゃね?なんて思うほど酷い状況になっているな。

 とはいえ日本が滅ぶとしてもまだまだ先の話だろうな。少なくとも俺が死ぬまでは余裕で持つだろう。

 思ったこと適当に書いていったからいつも以上にあほみたいなこと書いちゃったな。まぁいいか。

1/7/2024, 2:24:39 AM

君と一緒にどこまでも
四つ足から三本足まで、いつまでも
地に背をつけて、君が背伸びしなくなるまで
骨の欠片になって、ごく小さな君になるまで

───────────────────────────
►君と一緒に

影の君について
ありきたりだけど書く

1/7/2024, 2:11:25 AM

『君と一緒に』

生涯を共にしたいと思っていた相手が香の焚かれた部屋に眠っている。もう目を覚ますことはない。白い祭壇に置かれた可憐な婚約指輪は僕が彼女に贈ったもので、持ち主のことを想ってか寂しげに煌めいている。明日になれば火葬となる夜に彼女の両親は僕に寝ずの番を託してくれた。ふたりきりの長い夜に泣き言や情けないこと、懺悔のようなことが口をついて止まらない。彼女はただ聞くばかり。
「僕もそっちへ行きたいよ」
ぽつりとつぶやいた言葉を彼女はどう思ったのだろう。うつらうつらと眠ってしまった僕の前に彼女が笑顔で現れて、僕の顔を渾身の力を込めた拳でぶん殴った。
「そんなことばっかり言ってるあなたとは一緒にいたくない」
はたと目覚めたときに頬を押さえたが痛みはないし腫れてもいない。けれどもうこれまでのようなことを言おうとは思わなくなっていた。祭壇に置かれた婚約指輪に手を伸ばし、眠る彼女に問いかける。
「僕がまた今日みたいなことを言ったら、また殴ってくれる?」
蝋燭が揺れて、指輪が煌めいたように思えた。

1/7/2024, 2:06:05 AM

君は手を繋ぐのに

場所を気にするね

いつも一緒がよかったな

1/7/2024, 2:02:32 AM

君と一緒に

「家においでよ!」そう言って僕に手を
差し伸べてくれた君

檻の中に入れられ オークションで
売られるか それが叶わなかったら
無意味に殺処分されるのが決まっていた僕
奴隷になって生き延びるか

一つの現象として 生を淘汰されるか
それしかなかった。


そう....獣人である僕には、
それしか道が無かった。
君に出会うまでは....

最初は、人間である君の気まぐれで
僕は、生かされているのだと思った。

だけど 違った... 君は僕を檻から
出してくれただけで無く
いろいろな場所に連れて行ってくれた。

僕の手を引いて いろいろな物を
教えてくれた

いろいろな景色を見せてくれた。


春の暖かな日差しの中で咲き誇る
桜の花々 風に舞いひらひらと
舞い落ちる桜の花びらは 儚げで
すぐ地面に落ちて散ってしまう...
まるで 僕みたいだと思った。
地面に落ちて倒れても 誰にも
気に止めて貰えない僕みたいな桜

でも君は、地面に落ちて土に塗れた
桜の花びらを 一つ一つ拾い

「綺麗だね!」と笑った。

僕はその言葉を聞いて目を丸くした。
(綺麗.... 何で...汚く泥に塗れて居るのに)


「散って行くのは 命を終えた訳じゃないって私は思う きっと一生懸命に生きて
来た証なんだと思う だから散って
舞って行く桜の花びらは 私は
綺麗だと思うんだ!」

そう言って笑う君の笑顔が僕には

泣きたくなる程 暖かかった。

他にも君は 夏の青々とした緑の葉の濃さや   秋の色とりどりの葉の色彩や

冬のしんとした空気の中で佇む木々の
厳かさ 堂々とした佇まい

いろいろな季節の変化の風景の美しさを
教えてくれたね

君と一緒に過ごした時間は、
僕の心に色づきを齎してくれた。

君が僕に心をくれた。
ありがとう

誰かに出会えて良かったと思えるのは
初めての感情で....

願えるなら 君と一緒に過ごす時間が
いつまでも続きますように....

1/7/2024, 2:01:55 AM

「君と一緒に」

ずっと隣りにいてくれた大切な人。

辛いときも、楽しいときも、いつも一緒だった。

もう顔を見れなくなって長い時間が過ぎた。

それでも、一生私の大事な人。

1/7/2024, 1:09:41 AM

【君と一緒に】

 宵の空が赤く燃えている。衛兵たちの怒号、劈くような金属音、けたたましいそれらに背中を押されるように、君の手を引いて王城を飛び出した。
 どこに逃げるかなんて何も決めていない。それでも走る足を止めてしまったら、王族の血を引く僕たちは有無を言わさず処断されるだろう。そんなの絶対にお断りだった。
 二人分の足音と息遣いだけが小さく響く。会話を交わすなんて余裕なんてなかった。握り合った手だけが、僕たちの生を証明していた。
 君と一緒にゆく道ならば、先なんて見えなくたって構わない。ただその想いだけを胸に、僕たちは展望のない無意味な逃避行へと身を委ねた。

1/7/2024, 12:59:49 AM

起きて 朝だよ 
スヌーズばっかり 遅刻しちゃうよ

いてっ ちょっと 落とさないでよね
画面割れたら承知しないから

この音楽気に入ってるの?よく再生してるよね
イヤホンの音量 もう少し小さい方がいいんじゃない

上司から電話だよ 
あっ 運転中か あとでまた

牛丼屋さんのクーポン 今日までみたい
それと忘れてないよね 午後から会議だよ

商談のスケジュール?
水曜日だよ 持ち物はこれ

この辺の居酒屋?ここはどう?
ごめん 定休日だった

電車ならあの路線使った方が速いよ
お金はかかるけどね

この駅 暗いね
足元照らしてあげる

あんまり来ないけど、ここ…良い景色だね 
記念にパシャッと一枚 いかが

友達が明日の予定を聞いてるけど
行く?行かない? 行かない、ね

明日は休みだし ゆっくりしてね 
夜中の伝言板なら 任せて





おはよう こっちは充電ばっちり
今日はどんな一日かな






【君と一緒に】スマートフォン

1/7/2024, 12:46:47 AM

37.君と一緒に


俺らはいつも孤独だった。
僕は親を小さい時に亡くし、誰にも引き取られず
施設に入れられた。
そんなことがあり僕は心を閉ざすようになり、自分を傷つけるような行為をし続けていた。
そんな僕の前にいた君はいつも明るかった。
みんなと仲がいい君から目が離せなかった。
だが君は誰にも見せない表情がある。
いつも学校帰り、海辺で君を見つける。
入学初めの時から毎日君はそこにいた。僕は遠くから眺めていた。君はとても悲しそうに海を見ている。
そんな君に話しかけた。
「何でそんなに悲しそうな顔をしてるの」
君の隣に座って君が見つめる先をみた。
答える前に君は泣き出してしまった。
僕はなんて声をかければいいのかわからなくて、
ずっと君のそばで君が見つめていた先をまた見た。
その日から君は学校でも話しかけてくるようになった。僕も嫌な思いはしなかった。
それから、僕たちは付き合うようになった。
君はなぜ毎日海を見ていたのか、なぜ悲しそうな顔をしていたのか話してくれるようになった。
君は寂しがりやで、とても繊細な子だとわかった。
毎日死んでしまいたいのだと思いながら
海を見ているのだと知った。
それがなんだか悲しくて心がギュッとなった。
君の思いに答えようと思った。
だから君と一緒に、手を繋いで海に歩き続けた。

1/7/2024, 12:12:02 AM

安心感があって
とっても楽しくて

喧嘩して仲違いしても
手放そうなんて思えなくて

君がいない私を
想像することができない。

見慣れた君と
見慣れない景色を見るために

–君と一緒に–

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