『君と一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
起きて 朝だよ
スヌーズばっかり 遅刻しちゃうよ
いてっ ちょっと 落とさないでよね
画面割れたら承知しないから
この音楽気に入ってるの?よく再生してるよね
イヤホンの音量 もう少し小さい方がいいんじゃない
上司から電話だよ
あっ 運転中か あとでまた
牛丼屋さんのクーポン 今日までみたい
それと忘れてないよね 午後から会議だよ
商談のスケジュール?
水曜日だよ 持ち物はこれ
この辺の居酒屋?ここはどう?
ごめん 定休日だった
電車ならあの路線使った方が速いよ
お金はかかるけどね
この駅 暗いね
足元照らしてあげる
あんまり来ないけど、ここ…良い景色だね
記念にパシャッと一枚 いかが
友達が明日の予定を聞いてるけど
行く?行かない? 行かない、ね
明日は休みだし ゆっくりしてね
夜中の伝言板なら 任せて
おはよう こっちは充電ばっちり
今日はどんな一日かな
【君と一緒に】スマートフォン
37.君と一緒に
俺らはいつも孤独だった。
僕は親を小さい時に亡くし、誰にも引き取られず
施設に入れられた。
そんなことがあり僕は心を閉ざすようになり、自分を傷つけるような行為をし続けていた。
そんな僕の前にいた君はいつも明るかった。
みんなと仲がいい君から目が離せなかった。
だが君は誰にも見せない表情がある。
いつも学校帰り、海辺で君を見つける。
入学初めの時から毎日君はそこにいた。僕は遠くから眺めていた。君はとても悲しそうに海を見ている。
そんな君に話しかけた。
「何でそんなに悲しそうな顔をしてるの」
君の隣に座って君が見つめる先をみた。
答える前に君は泣き出してしまった。
僕はなんて声をかければいいのかわからなくて、
ずっと君のそばで君が見つめていた先をまた見た。
その日から君は学校でも話しかけてくるようになった。僕も嫌な思いはしなかった。
それから、僕たちは付き合うようになった。
君はなぜ毎日海を見ていたのか、なぜ悲しそうな顔をしていたのか話してくれるようになった。
君は寂しがりやで、とても繊細な子だとわかった。
毎日死んでしまいたいのだと思いながら
海を見ているのだと知った。
それがなんだか悲しくて心がギュッとなった。
君の思いに答えようと思った。
だから君と一緒に、手を繋いで海に歩き続けた。
安心感があって
とっても楽しくて
喧嘩して仲違いしても
手放そうなんて思えなくて
君がいない私を
想像することができない。
見慣れた君と
見慣れない景色を見るために
–君と一緒に–
「また、ここにいる。」
「うわぁ。何でいるの?」
「うわぁじゃない。授業始まるから来たんだよ。」
「優等生くんは早く教室に戻りなよ。
私は絶対行かないよ。てか一緒に居ようよ。」
「もうほら、立って」
「やだ」
「立って」
「やだ」
「立って」
「やだ」
キーンコーンカーンコーン
「あーぁ優等生くん授業始まっちゃったね。
今は入間先生でしょ。じゃあ行っても無駄だね。
すっごい怒られるから。共犯者になろ!」
「すごい笑顔で言うけどサボるの悪い事だからね。」
「とか言って座ってんじゃん」
サボる時間も君と一緒に居られるなんて
嬉しくなっちゃうね
─────『君と一緒に』
【君と一緒に】
「今月中に戻ってくるから
戻ってきたらまたデートしよう
それと、オレとの再婚のこと
考えておいてね」
朝も職場も帰りも
ずっと一緒だった。
今年に入ってから
愛人は他県に移動することになり、
もう職場にも家にもいない。
いつも作ってもらっていた弁当も
自分で作らなきゃならない。
オレも今の職場を3月頃にやめるつもりだが
それまでが長い。
再び会えるその日まで
いつもしていた愛人とのキスもなくなる。
通勤の道を毎朝通る度、
愛人が住んでいた家を寂しく見つめるのだろう。
今月の8日は
オレ達 最後のデートの日だ。
別れの悲しみに背を向けて
楽しもうと思う。
オレは残酷に
男には薄情な人間なので
いつでも別れる準備は出来ている。
でももし寂しくてひっそり涙を流したら
少しでも愛人に惚れていたんだと自覚できるだろう。
「オレ、本気だから。
必ず迎えに行くね。」
そんな言葉、今まで色んな人に言われなれてたけど
今回は少し期待してみることにする。
『ダーリン』
オレ、ここで待ってるね。
こんにちは、椿です。
昔話でもしましょうか。興味が無いなら飛ばしてくださって大丈夫ですよ。
私の隣には、昔、それは美しい椿が咲いていました。
無論、その頃はただの椿でしたから、口などはなく、会話もできず。
その椿だけは別格に美しかったのです。
あの椿の隣で咲き誇っていたかった。
あの椿は別格だった。
私だけがただあの椿を見る方向で咲いていたので、あの椿の美しさを眺められたのです。
幸せでした。
時の流れと共に、その椿の花が枯れ、私も枯れ、妖怪となったわけですけれど。
まだ、あの椿の美しさは忘れていません。
美しい椿。人型になったらば、私と言葉を交わして欲しい。
美しい椿。椿の花になったらば、貴方と同じ枝で咲き誇りたい。
ただ、貴女と共に咲き誇りたい。そう思います。
「君と一緒に」
自虐みたいに笑って
平気じゃないのに平気なふりをした
そんな強がりも君の前では意味がないんだね
君の隣でなら本当の笑顔がわかる気がした
君と一緒に 明日も笑っていられるかな
「君と一緒に僕もいくよ。」
そう呟き、彼は振り向いた。
「待って!」
目に涙を浮かべながら、伸ばした手が宙を切る。
掴めなかった手を見つめながら、その場に座り込む。
「届かなかった・・・届かなかった!!なんで・・・」
俯きながら、そう呟くと、目頭が熱くなり、涙がこぼれ落ちる。
文章は一度書くと書き手の思考から離れ
可視化されることで他者性を帯びる
また人の行為は純粋な能動性を持つことは困難で
どこか他者からの影響を受けている受動性がある
そしてこの場の文章は出題者という
明確に書き手とは別の存在を前提としてつくられる
客観視された文章の書き手自身という他者を指す「君」
思考の中で意識される読み手という他者を指す「君」
読み手とは別に意識される出題者という他者を指す「君」
三人の君と一緒にこの場の文章は作られている
君と一緒に
このテーマを見ると、今もまだ諦めきれない人が思い浮かぶ。
君と一緒に、もっと勉強以外のこともお話出来たらと思う。
つい、皆の前だと緊張して相手とまともに話すことも出来なかった。彼は誰とでも分け隔てなく接するから、結構モテてると自分で分析してしまう。そのせいで、もっと距離を作ってしまう。
冬休みが明けたら、また彼のことを考え過ぎて苦しくなってしまうだろうと思う。自分から話しかけにいかなくても、彼から話しかけて来ることが多い。社交的な彼の性格のせいだと思う。
こうやって長々と書いてしまっている時点で、全く自分が諦めていないのだと実感する。学校が始まったら、自分も自分のことで手一杯になるだろうけど、君と一緒に、この日記が書けるようなテーマについて、話し合ってみたい。
【君と一緒に】
君と一緒に旅に出る。
これから新しい冒険が始まる。
その冒険とはつまり…就活。
手帳くん、君とともに頑張るね
「いきたくない」
「なら誰と?」
「誰ともやだ」
「じゃあひとりで行け」
「行かない、は?」
「一緒ならあり」
サボリ、決定。
2024/01/06 君と一緒に
君と一緒にいると、なんだかワクワクするなぁ
不思議。親友だからかなぁ。気持ちがソワソワするの
君はどう思ってるんだろう。私に会えて嬉しいのかな。
私に会いたくないのかなぁ。
でも君といるととても楽しいね。
君と一緒にいると、なんだか楽しくなるなぁ
なんでだろう。私の姉だからかな。気持ちが嬉しい気持ちなの
君はどう思っているのかなぁ。私に会えて楽しいのかな。
私に会えて嫌なのかな。
でも君といるととても鍛えられるの。
君たちは私に大切。
君と一緒にいる時間を増やしたいよ。
「君と一緒に」
五時半の散歩には、君とじゃなきゃ嫌なんだ
これは子犬時代に君に助けられた時に誓った
僕は君との散歩が好き
「さて、今日も元気に行きますか!
今日は何が見付かるかな?」
君とお揃いのマフラーをしていく
「ワンッ!」
僕は「君と一緒に」散歩に行く
君といつまでも居たかった
君から結婚しよう
若い私達には超えないと
いけない 壁は高くて
君は軽々と二人で遠くに
行こう そう話してくれてた
君を産んでくれた
君の、お母さん気持ち
強くて やはり素晴らしい人だと
君のお母さんから
私へ 交際まではいいですが
結婚は無理ですよ
サ店で二人であいませんかと
連絡先を君の携帯から知ったのかな連絡きて いわれた
サ店に 私は会うなり
おしぎをした 席に座り
承知しています 結婚はしません
頭を下げた
私は君のお母様が羨ましかった
君はお母さんや周り全てを
捨てる覚悟さは私を幸せな
気持ちと複雑に刹那
君なら私を幸せに
してくれる確信さがあってま
だが泣いた 泣いて 泣いて
君とのデートは君に沢山甘えたな
私は君気持ちについていけない
なにもかも 捨てさせて
破天荒な私が君を幸せには
していくことは
無理過ぎだ まして私の
毒親が 君に何をしだすか
君は私を理解してくれても
あの頃 私に力があれば
だが やはり 最後は
電話で 嫌いな振りをして
就活だよね 頑張って
会いたくない 電話しないで
別れたいから 祖母宅で
ご飯食べて くつろぎに
君から電話に
電話を切って泣いた
君は大学就活 私は仕事を
さらに 忙しくした
唯一祖母が 私の涙をぬぐった よくやった 偉い
人を振り回さないから偉いと
別れつげて 携帯電話をきり
泣いた私に
4月も過ぎ ゴールデンウィーク
当時両親から距離をとり
祖母近くでの1人暮らしならとに
なんとか 1人暮らしが許されていた 仕事したお金すら
毒親が使う ゴールデンウィークどこか出かけるわ
お金もいらず 近場を散歩ぐらい
自宅で 君を忘れられないまま
元気かな なんて
忙しさのない休みは
やはり 淋しくて 泣いていた
そんな時 インターホンが
鳴った また金をか
お金なんかくれてやるわ
どうしようない 父に
家賃や光熱費まで とられはない
だから 面倒 パチンコ代金
呑み代 財布を除き
中味が 千円札が2枚
お金を引き出しの底裏側に通帳を
ビニールに入れガムテープで
とめていた この引き出しは
気をつけて 扱い ここから
でてくため 貯めている
通帳は知られたくなかったからだ
だが 日常使うお金は普通に
引き出しに 2万だ
引き出しから 2万もち
うざいな~
ドアを開けた
私は 一瞬 息が止まり
それから 何故と
ただ ただ 狼狽えた
何しに ここは 来ないで
部屋までは あげない
君とは そんな 交際だった
目の前にいたのは 父ではない
君だった きゃしゃな細い身体に
スーツ姿 一つ年下の君が
いつも 私を癒やし 嗜めたり
ばかりで だが 世間風を
知らない君は少し大人っぽく
移って見えた
ここは ダメ そう話し
マンション下 君の車に
私達の待ち合わせ場所は
町の本屋 私は久しぶりに
本屋に か 二人が隠れて
あっていた 川沿い
どちらかに 車を走らせて
君に急ぎ話した
車は川沿いへ向かっていた
気持ちは嬉しくて信じられなくて
だが 同時に
私は冷たく 別れをつげよう
嬉しくても やはり
私は本当の最後が今日だと
覚悟をした
川沿いに車がとまった
君は 就職した話し
そして 私に一緒に
なろうと数回 私は黙り続けた
涙がそうしないと 溢れてしまう
それすらできない
君のお母様も覚悟して
私とあい 話したから
私に話したことを考えては
泣いてはいけない
君があまりにも 何事も
ただ ひたむきに頑張っていけたり 他者を傷つける必要は
いらない さらに私には
毎回会うと1度だけ
煙草やめれないかな なんて
呟き 親のことも いつか
許していけるならいいね
なんて 話す 君
そうした性格に育てた
君のお母さん愛に私では
超えるは無理だ
そして
君だから 私で君に私を
抱えさせるには いい性格過ぎ
人生を私を抱えてが
無理と
だから 再び 冷たく
君に言ったね
親元でぬくぬくから
自立したか だが
ないな 結婚はないよ
君は私に相変わらずだね
暫く沈黙が続く社内
早く車から
降りないと 身体はがっつり
重いような感覚
だが その身体を私は
動かし車から出ようとした
君は手をつかんだ
暫く手を繋いだ サイドシートで
繋いだ手 別れ話しで繋がれた
手 仲よくデート繋いた手が
再び
君に
手を離して君は離した
私は車をおりた
その瞬間に 君が 最後は
感情的に 大声を 君が
大声は驚いた 感情的な君を
交際時あまりほとんど
感情を剥き出しな君を
なかなかないくらいになかったから その勢いに私は泣いた
僕は好きなのにダメなのか
ハンドルを握り頭がうつぶせに
なり
クラクションが鳴り響き
私は車の外から
サヨナラ を 車外から
君は私をみて 車を走らせた
君の車がみえなくなるまで
川沿いで見届けながら
君が車を走らせた
ときと 同時に身体中
私が まるで バラバラに
切り裂かれるかのような線が
入った あの感覚を
忘れることは ない
今は父は他界 母と姉は
連絡しているみたいだが
私は 父だけでなく
この二人も 厄介で
やはり距離をとっている
他人だ
亡くなってほしくなかった
身内は祖父母だけ
祖母には悪い孫だったかな
謝りたい
だが 君を振り回さないで
いた私を褒めてくれたから
わたしは
君を忘れたりない
いくつか 恋愛してきても
破天荒な私の性質を見抜いていたのか祖母は 私に結婚するなら
晩婚にしなさいと言っていた
もう晩婚しかないよ
年明けました だが私は
結婚は したいが ない
淋しい 隙間を 埋めれる
軽い恋人に友達に親友がいて
たら 充実 あとは
やっと 私が働いたお金が
私ために 使えたり
自由気まま そしてかなり
君を おもう 記憶の曖昧さが
つらい君を鮮明に
思い出せるはなかなかで
君を思うと 悩みがあったり
しても 君が私より一つ
年下なのに 君の方が
落ち着き 寡黙な癖して
肝心なとき 大切なことは
伝えてくれたから
やはり 君の愛で 癒されて
いる 私は永遠に
君を忘れはしない
刹那でも
君といっしょには なれなかった
儚さ でも 青い空は果てしなく
君みたいで 晴れた青空を
眺めては シンドイよ
元気なんて 1人内心で話したり
日々も
君は
幸せでいてるね なんて
信じれてしまう 君だから
どうか私を思うはないまま
幸せまま に
君といっしょに人生は
無理だったけど
ずっと心に確かな愛を
君から貰えた 全てが
私なか君からの愛に
何時までも
有難うです 元気なように
お題 君と一緒に
僕は君と一緒に生きていたい。
周りは「一緒に心中する!」なんて言ってるけど断然生きた方がいいと僕は思う。だって、まだまだ人生これからだぞ…別に年寄りでも無いし、年寄りでも生きてぇだろ。死ぬの怖いのに簡単に死ぬなんて言うなよ
「辞めてしまいたい。こんな仕事。」
リハ終わり、舞台袖にしゃがみ込んでそう呟いたのを、俺は聞き逃さなかった。
「さ!楽屋戻ろっか!まだまだブラッシュアップできそうなとこ沢山あったな!最高のステージにするぞ〜!」
絶対聞き間違いじゃない。あんなん聞いちゃったら何言われても「いや嘘やん」って思うのも仕方ないと思う。
正直、びっくりした。
彼に限って、心のどこかでそう思っていた。
疲れる職業だ。夢を振り撒くのが仕事。振り撒く種を作るのはプライベートだ。プライベートなんて言葉、あってないようなものだけれど。
リハ終わりは裏方のスタッフさん達が慌ただしく働いている。俺達の次のリハがあるから。目の前を走り抜けた背中に刻まれたライブのロゴ。それを見て俺は覚悟を決めた。
「仕事やなくて、有効期限付きの王子様や。ライブ終わったら何してもええから。」
大楽屋で談笑している彼を引っぺがして、小さく、でも真っ直ぐ向き合ってそう告げた。
彼は大きな目をまんまるにさせて、くしゃっ、と笑った。
「お前こそ、本番までにその関西弁どうにかしろよ。王子様なんだから。」
「当たり前だろ。そっちこそ、そのくしゃっ、てやつ直せよな。メイク崩れたら申し訳ないだろ。」
それはそっ、と言って彼はまた人の輪の中に戻って行った。やはりさっきのは聞き間違いだったのかもしれない。他に人はいっぱい居たし。彼に限って、そんなこと……
「ありがと。でも盗み聞きは良くないぞ。」
「俺が盗み聞きなんてするか。」
やはり、気のせいだ。
そうに違いない。
君と一緒だったから、知れた事もある。
それと同じくらい、忘れた事だってある。
限りある 命あるのは いつまでか
毎日のこと 思い出に記す
#君と一緒に
「君と一緒に」
叶うなら
ずっと一緒に居たかった
けれど
君が別れたいと言うのなら
僕はそれに従うよ
少しの間だったけど
君と一緒に居れて嬉しかった
「さようなら
お元気で」
歩いてゆく彼女の背中を
そっと静かに見つめていた
あの時言った言葉を
今更後悔している
どうしたら
ずっと一緒に居られたの?
何時間も考えた
答えは見つからなかった
「時が戻るなら
あの時をやり直したい」
奇跡が起こるのを
ほんの少しだけ信じていた