『君と一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お互い、それぞれ辛いことはあったけど、共同生活は楽しいね
思っていたよりずっと
料理が趣味だと言いながら、本当は一人で作って一人で食べるのは虚しかったんだ
でも今は、君がおいしそうに食べてくれるから作り甲斐があるし、一緒に食べるのも楽しいよ
これからも仲良くやっていこう
ところで、明日の朝食はご飯とパン、どっちがいい?
#君と一緒に
君とならどこまでも、傍に。
冥界に進んだとしてもついていくよ
人によって、主人公の「私」の気持ちや、「君」が、どう思ったのか。その解釈が異なる作品を作ってみました。こんな作品も好きですって人は、いいねお願いします。
いつもの日々と変わらない朝を迎えた。
ベッドから起き上がってカーテンを開ける。
眩しい朝日が、暗かった部屋を明るく照らす。
朝食は、毎日同じジャムを塗った食パンと味噌汁。
それを食べ終えたら、制服に着替えて登校する。
いつもと変わらない生活をして、帰ってきたら寝る。
そんな日々が繰り返される。私の中では、なにも特別じゃなくて、同じ日々だった。
まるで、ずっと同じ絵画を見てるみたい。
だけど、君と一緒なら、世界が変わった。
君といることで、絵本の絵は変わっていった。私の生活は、絵本になった。
毎日の生活が輝いていた。まるで、夜空に煌めく星々みたいに。
私に変化をもたらした。君は今どこへ?どこかで、笑えている?
私は、君と一緒に生きていたから、輝けた。だけど、君がいないと、その輝きも消えてしまう。
だから、私はこの輝きのない人生に、終わりをもたらそうと思う。
一つだけ、心残りがあるとすれば、最後に君にあいたかった。そして一言、あの言葉を伝えたかった。
そんな思いを知らず、君は老いて、幸せになるんだね。まぁ、君が幸せならいいけど。
じゃあ、またあえたらいいね。バイバイ------
次の日のニュースでは、マンションで、飛び降り自殺が起こったことを報道していた。これを見て、「君」という人物は、どう思ったのか…。
「君と一緒に」
陰鬱の部屋を出て
眩しいお日様の下を歩きたい
誰の目も気にせずに
寂しさ蹴散らしながら
歩幅は私に合わせてね
君と一緒になって永遠の時を過ごしたい
出来ればこのぬくもりが永遠だったらいいのに
離れたくないよコタツくん
【君と一緒に】※フラアサ
大体1000年前くらいのことだろうか。
世界が滅亡する、なんて根も葉もない噂が欧州の一部に広がった。それを真に受けた幼いフランシスは己のしてきた数々の醜行を思い出しては、自分は間違いなく地獄行きだと悟った。
だからせめて、ずっと欲しかったものでも抱えて最後を迎えてやろうとした。
結局何も起こらずに時は過ぎ、また1000年を刻んだ。
「懐かしいねえ。世界が滅亡する、だって」
「どこの国でもあるもんなんだなあ。全くそんなもの冷静に考えりゃわかるはずもないんだ」
フランシスのとこのノストラダムスの大予言だかが、今本田の家で相当な話題になっているらしい。本田が話していたことに、昔の自分達を思い出した。
フランシスとアーサーはずっとずっと前に同じような噂に翻弄された。アーサーはフランシスに後ろから抱き抱えられるようにして、最後の時を待った。
「ねえ、例えば本当に明日地球が滅亡するなんて言われたらどうする?お前は」
アーサーに視線を向けることもせずフランシスは問う。
「......そうだなあ、もうお前と心中はしたくねえな」
「俺も。どうかしてたわ、あの時は」
【未完】
「君と一緒に」
君と一緒に、なんて言わない。
貴方はここにいる。だから言わない
君と一緒に、なんて言えない。
貴方はここにいる。だから言えない
美味しそうな食べ物
行きたい場所
この眼に焼き付けたい景色
やってみたいゲーム
嗅いでみたい異国の香り
奥深くまで知りたいこと
見つける度に思う、君と一緒がいい
君と一緒にいたかった
もっと
ずっと
今もまだ
君と離れて
だいぶ時間が過ぎたけど
その気持ちは変わらない
会いたいよ
それ以上は求めないから
ただただ
会いたいよ
君と一緒に
一緒にはいかない。
君と一緒には絶対にならない。
君は私と一緒にはならない。
君と一緒には絶対行かない。
ごめんね、君と一緒には出掛けられない。
君と一緒になることは絶対に嫌だ。
とやかく言っているけど、つまり「一人になりたい」ということだ。
君と一緒では、私も一人にはなれない。
初めて出会ったのは秋。大学で一目惚れした。
それから全力でアプローチした。
恋が実り、付き合って4年。僕からプロポーズして。
君は照れながら僕の目を真っ直ぐ見て
「これからもよろしくお願いします」って。
それからは忙しくなったけど、苦じゃなかった。
2人で1緒に結婚式の準備をした。
楽しそうにウェディングドレスを選んでる姿は
今でも忘れられないくらい、輝いていた。
そして今日が、結婚式。
緊張も凄いけど、なによりも君の姿が綺麗で。
あぁ、僕はこんな素敵な女性と結婚できるんだなと。
僕と目が合ってはにかむ顔がとても愛らしかった。
幸せにすると心から誓って、そっと口付けをした。
君と一緒に
300字小説
歌と共に
「ワープ航法以前の恒星間探査船だな」
領海内に流れてきた不審船の内を捜索する。
「……ということは冷凍睡眠で目的星に到達するタイプでしょうか?」
「ああ」
俺はボイスレコーダーをオンにした。
『……君と一緒に……』
エネルギー不足で慣性航行に移行する旨と眠りにつくまでかけたのだろうか、今も歌い継がれる歌が流れる。
「キャプテン!」
クルーに呼ばれ睡眠室に入る。二つ並んだカプセルを覗き、首を横に振る。記録によると、この二人は上司と部下であり、パートナーだったらしい。
『……君と一緒に……』
甘く切ないサビが流れる。
この歌のように望んだとおりに一緒に逝けたのだろうか?
繰り返すメロディに俺は手を組み、祈りを捧げた。
お題「君と一緒に」
僕は君の恋愛相談にのってた。
「それでね、あの人がこの間女の人と歩いてたの、彼女かなぁ…」
そんな不安に襲われる君
「あ〜妹とかじゃない?あいつ妹いるし、」
ホントのことだ…嘘じゃない…君に嘘ついて諦めさせて、僕にしない?って言えればいいのになぁ…
「妹…そっかぁ……よかったぁ」
へにゃりと笑う君が見れるならこの恋愛相談も好きになれる…なんてね
あーぁ、なんで告白する前から諦めさせられてるんだろ……切ないなぁ、僕が君をこんだけ好きってぐらい君もあいつをこんぐらい好きなんだろうな……
それでも
「好きだよ」
「えっ?何か言った?」
「なにも?それで、水族館誘ったんじゃないっけ?」
「うん!すっごい楽しみ……その、洋服とかのアドバイス貰ってもいい?」
「もちろん、いいよ、君はなんでも似合うだろうね」
君と一緒にいられるなら恋人じゃなくてもいいよ、君が幸せなら僕は友達のままでいい。だから、その笑顔のままでいてね。
君と出会ったのは小さな画面の中の果てしなく大きな世界だった。奇跡だと思う。数え切れないくらいの人の中から2人が出会ったのだから、奇跡なのだ。その世界の中で私たちは恋に落ちた、顔も、ほんとうの素性も知らないままに。
危険なのは頭では理解していて、盲目な目で彼の影を探した。影を見つけてもなお、想いは加速するばかりで困惑する。いつか会おうと言う彼の言葉はあまり嬉しくは無かった。それは何故だったのだろう、
外見が好みじゃないと言われた時のことを心配していた?
それとも
急なことで喜びよりも驚きが勝ったのだろうか
それとも、
この恋のような感情は所詮、儚い夢のようなおままごとだったのか…
真実は知らないままでいい。今はまだ、この生ぬるさが心地よくて、抜け出せることを知っていても理性は効かない。いつまでこうしているのかなんて考える気もない。
しばらくは、このままで
【君と一緒に】
近々引越しを控えているため、僕は大掃除をしていた。身近にあるものを整理したあと、押し入れの中にある断捨離に取り掛かる。着なくなった服やオシャレなお菓子缶など、物の溢れかえった押し入れの中はちょっとした宝探しだ。
その時、僕はあるものに目がいった。
1冊の古いアルバム。大掃除あるあるだなと思いつつも、僕はそれを手に取ると最初のページを開いた。
それは赤ん坊の頃から記録している僕のアルバムだった。パラパラとめくっていると、一枚の写真に目が止まる。幼い僕によりそう1匹のトイプードル。
そうだ、彼はいつも僕と一緒だった。一緒に寝たり散歩したり、僕が泣いているとすぐにそばに来てくれていた。
残念ながら、彼は僕が中学に上がった頃に寿命で息を引き取ってしまった。
写真を見た僕は思わず押し入れにあった箱に手を伸ばす。中に入っていたのは犬用のリード。初めての友達を失ってしまった悲しみで、せめて思い出に残るものを持っていたいと思った当時の僕は、親にも内緒でずっとこのリードを持っていた。
しばらく眺めたあと、僕はこのリードを手放す決意をした。君と共にすごした思い出ならば、このアルバムにしっかり記録されているから。
君と一緒にしたいこと
あなたとなら何でも楽しい
そんなことは言ったことない
【君と一緒に】kogi
『君と一緒に』
他の人ともしてみたけれど
やっぱり君じゃなきゃだめみたい
歩いてお茶して
歩いて笑って
歩いて大発見
今年もいっぱいお散歩して
二人の地図をひろげよう
今は一緒に過ごすような相手はいないが、いつかは共に過ごすような人がいて欲しい。一人で暮らすのも悪くはないし、寂しさを感じることも少ないが、誰かがいるといいかもしれないと思う。
ずっと一緒はつらいが、つかず離れず、適度の距離を持った関係でありたい。
燦然黒夜
印す手に誘われた
君色の残忍な男(マドル)
ポスターに載った
その男は酒を壊した
痛みを痛みとせず
瞳を瞳としなかった
交差点(クルセ)に差し掛かり
燦然とした人を見た
その人は目に色がなく
衣に純貴を纏わせ
その男を変えた
運命の天使が
二人を結び合わせた
互いで絶望を奏でよう
その意思が働いたから
両脚に迷いがなかった
旅は果てしなき孤独を癒やす
ブランデーの香りが主義(イズム)
門の神(ヤヌス)がマドラーを握らせた
その人が混ぜる仕草は幻想的だ
故郷に戻ったらマレーシアの麺(ラクサ)でも食べよう
二人はそれぞれを懐かしみ
燦然黒夜を祝った
それぞれのストーリーが
映画を催すまで
運命は諦めなかった
某が某を優しく殺めるまで
日の目を浴びるなら
それは今日が最後さ
そう言って眠りに落ちるまで
【君と一緒に】
朝、目が覚めて
顔を洗い身支度をする
朝食を食べ、時計を見て家を出る
『行ってきます』そんな言葉を自分が口にすることは無いと思っていた
「行ってらっしゃい」
そう、声がした
君と出会って、世界がもっと色付いた気がした
「行ってきます」
そう言うと君は笑顔で見送ってくれる
夜になり家に帰ると
「ただいま」
「おかえりなさい」と君の声が返ってくる
君と出会って、君と一緒に過ごせて…
本当に…
幸せ者だ