冬華(トウカ)

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人によって、主人公の「私」の気持ちや、「君」が、どう思ったのか。その解釈が異なる作品を作ってみました。こんな作品も好きですって人は、いいねお願いします。


いつもの日々と変わらない朝を迎えた。
ベッドから起き上がってカーテンを開ける。
眩しい朝日が、暗かった部屋を明るく照らす。
朝食は、毎日同じジャムを塗った食パンと味噌汁。
それを食べ終えたら、制服に着替えて登校する。
いつもと変わらない生活をして、帰ってきたら寝る。
そんな日々が繰り返される。私の中では、なにも特別じゃなくて、同じ日々だった。
まるで、ずっと同じ絵画を見てるみたい。

だけど、君と一緒なら、世界が変わった。
君といることで、絵本の絵は変わっていった。私の生活は、絵本になった。
毎日の生活が輝いていた。まるで、夜空に煌めく星々みたいに。

私に変化をもたらした。君は今どこへ?どこかで、笑えている?

私は、君と一緒に生きていたから、輝けた。だけど、君がいないと、その輝きも消えてしまう。

だから、私はこの輝きのない人生に、終わりをもたらそうと思う。

一つだけ、心残りがあるとすれば、最後に君にあいたかった。そして一言、あの言葉を伝えたかった。

そんな思いを知らず、君は老いて、幸せになるんだね。まぁ、君が幸せならいいけど。

じゃあ、またあえたらいいね。バイバイ------


次の日のニュースでは、マンションで、飛び降り自殺が起こったことを報道していた。これを見て、「君」という人物は、どう思ったのか…。

1/6/2024, 1:04:03 PM