『君と一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
初めて君と一緒に駅まで歩いた高1の冬の夕暮れ
もう日は暮れてたのに
温かいオレンジ色の光に包まれてるみたいに
明るい光にくるまれてるみたいに
輝きに包まれてる気持ちだった
今の暮らしで傷つけてられ心が引き裂かれた時
あの日の温かいオレンジがその光が
支えてくれる
太陽みたいに
君と一緒に
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2024.1.7 藍
君と一緒に生活して
人気者の君の
人を惹きつける魅力を学んだよ
「君と一緒に」
君の事がものすごく大好き、
君と色んな所に行って、色んなことをして
沢山の思い出を作りたい。
けど、その思いは叶わない…叶うはずがない…
分かってる。
私は毎日会いたい、けど、君はそうじゃない、
もしかしたら君に依存しすぎてるのは私だけなのかもしれない…
君と一緒になりたいな、。
【君と一緒に】
君とは長い付き合いだね。
君は不真面目でちょっとおバカだけど
君の言葉にしか伝えてることができないパワーがあって
素敵だなぁって思ってるんだ。
君とは沢山ケンカもしたし、沢山本音で語り合ってきた
今でも君の納得できない部分もあるけれど
それ以上に君のことを大切に思ってるよ。
思ってることを伝えてるのは、少し恥ずかしいね…
直接ではなく、この手紙で伝えてることを
どうか許して欲しい
最後に、明日成人式へ向かう姉へ
今まで一緒にいてくれてありがう
そして
これからもよろしく
#96 君と一緒に
海底は冷たくて、
でも乙姫様は永遠に
踊ってくれるでしょう
君と一緒に
一人で生きるのかと思っていたから、
君と出会えた幸運が、今でも信じられないよ。
隣に眠る君に、生きててよかったと呟く。
どうかいつまでも君と一緒に。
叶うならこの息が止まるまで。
#139
鞄を持って家をでる。今日もきっと、あの子はいつもの場所にいるだろう。僕は少し早足になって進む。途中でコンビニによっておにぎりと飲み物を買った。一応、あの子の分も。
家からいつもの場所こと公園はそんなに遠くない。15分もせずに着く。公園に入るとベンチに腰掛けてるあの子が見えた。
「遅くなってごめんね。今日も隣、いい?」
「……うん、いいよ。まってないけど。」
少しそっけない態度で、それでも嬉しそうにそわそわしてるところを見るに嫌われているわけではないだろう。かわいい。
「今日はおにぎりをもってきたんだ。よかったら君も食べる?」
僕がそう言うと、彼女はパッと目に光を宿したあと、伏し目がちに項垂れて言った。
「貴方の物でしょ。」
「これはね。でも僕、君の分も買ってきたんだ。一緒に食べようよ。」
鞄からおにぎりと飲み物をとりだして彼女に渡すと、小さくありがとうと聞こえた。どういたしまして、と言いながら彼女の様子を眺めているとおにぎりをじっと見つめたあと、袋を開け小さくかぶりつく。これは、かわいい。
「……何見てるの?貴方も早く食べなさいよ。」
僕が見ているのに気づいた彼女が不満げにこちらを睨んでくる。そんな仕草さえも可愛くて思わず笑みがこぼれれば、彼女は呆れたようにそっぽを向いた。
おにぎりを食べながらいつものように会話をする。主に、僕が最近あったことを話してるだけだけども。
「今日はね、テストがあったんだ。抜き打ちテストだったから全然勉強してなくてさ。全く解けなかったよ。」
「だから普段から勉強しようって言ったのに。」
「そうだね。君の言う通りだ。君だったら良い点とったんだろうなぁ。」
「……そうね。少なくとも貴方の倍はとれたでしょうね。」
彼女は最近学校に来ない。多分、いじめが原因なんだと思う。彼女が来なくなってから彼女の机には花が飾られているから。……彼女はここにいるのに。
前みたいに一緒に登校したい。けど、このはなしをすると彼女はいつも寂しそうに笑うから僕はしつこく誘えないでいる。
「今日は僕と一緒に帰らない?」
「私は……まだ、ここにいなきゃいけないから。ごめん。」
帰るときまで一緒にいたいという願いも叶えてくれない。仕方がないから僕は2人分のゴミを鞄にしまって帰り支度を済ませる。
「いつも、来てくれてありがと。でも、でもね、もう来なくてもいいよ。……現実を見てほしいの。」
「僕が会いたくて来てるんだから、お礼なんて言わないで?また、明日。」
彼女の最後の言葉は聞かなかったことにして、手を振って公園を出た。彼女は優しいからきっと悲しい表情をしているだろう。でも僕は、僕はまだ彼女と一緒にいたいんだ。
きっと明日もまた、ここに来るだろう。
《君と一緒に》
一緒にいられないことが不思議だった。
同じ境遇に生まれた、双子だったのに。
それでも大人達は口を揃えて言うのだ。
お前達は生まれてはならなかった、と。
双子で生を受けたことが禁忌とされた。
そんな時代に、世界に生まれたが故だ。
殺されなかっただけ、よかっただろう。
だが、顔を合わせることを禁じられた。
過ごす空間も時間も、全て別けられた。
そうして時が経ち、十三の歳になった。
その年に飢饉と、天災が起こったのだ。
双子の所為で天罰が下ったに違いない。
そう皆は断じて、天に返そうと案じた。
かくして双子は生まれて初めて出会う。
互いを存在を禁忌と知らされた子らが。
最期まで共に過ごした時間を得られず。
ただ双子であることを忌まれた二人は。
死して漸く、共に在ることを望まれた。
それでも生かされた事実を知る双子は。
感謝を忘れずに告げ、手を繋いで行く。
滝壺の中を双子は、一緒に飛び込んだ。
やがてこの地に平穏が訪れてしまった。
双子が一緒に、世界から消えたことで。
けれども双子は恨みを言うことはない。
一生会えないと言われていたのだから。
生きている内に顔を見られたのだから。
それを奇跡と思ってしまう人生だった。
双子はどこまでも純粋に想うのだろう。
最期だとしても、君と一緒にいられた。
それが、唯一にして最高の贈り物だと。
好きな物を食べる。
好きな映画の再放送を見る。
愚痴を言う。
不幸なニュースを見る。
良いことだけ君といっしょに。
だけど、君といて嫌な事なんて考えたくないから。
「買い物についてきてくれない?
買うものがたくさんあって、一人じゃ大変なの」
日曜日の朝、妻はそう言った。
「いいぞ。ついでにデートしようか」
そう言うと彼女は嬉しそうに笑った。
普段家事を任せているので、こういう時は手伝うことにしている。
彼女も助かり、俺もデートできる。
一石二鳥だ。
◆◆◆
服を着替えて、俺は車の運転席に乗る。
二人で行くときは、俺が運転する。
それが暗黙のルール。
妻が乗り込んだことを確認して、車を発進させる。
助手席に座っている妻の顔を横目で見る。
彼女はいつものようにまっすぐ前だけを見ていた。
獲物を狙うような狩人の目。
大抵の人間は怖がるだろうが、俺は彼女のその目に惚れたのだ。
思えば付き合う前も後も、やけに積極的だった。
最初はその気がなかったのに、結婚までいった。
つまり、俺はまんまと狩られたのだ。
でも悪い気がしないのは、惚れた弱みという奴だろう。
今日の獲物は何だろうか?
そう思いながら彼女を見ていると、見ていることに気が付いたのか妻が顔をこちらに向ける。
「何?」
「ああ、何を買う予定なのかなって……」
「うん、2、3日分の食料とお米。
お米が無くなりそうなの」
「なるほど、米か。重たいからな」
「うん、頼りにしてる」
そう言うと、彼女は再び前を向いた。
◆◆◆
車から降りて、店の中に入る。
店に入ってすぐ、視界一杯に山のようなものが見えて、思わずたじろぐ。
何事かと思い近づいて見ると、トイレットペーパーを山のように積み上げたものだった。
立札には、『本日の商品』『お値打ち価格』『今日だけこの価格』など、たくさんの売り文句が書いてある。
その値段は、12ロール100円!?
安っ!
値段設定大丈夫なのか、コレ。
思わず妻の方を振り返る。
「お一人様一個までみたいね。今日は君と一緒に来てよかったわ」
妻はまるで今気づいたかのように、俺に話しかける。
だが彼女は最初から知っていたのだろう。
俺じゃなくても分かる。
彼女は、獲物を前にした猛獣の目をしていた。
🚨 ワンクッション🚨
・男性同士の同性愛です。 ・ほんの少しだけ重いかも
・文ストのキャラを使用させて頂きました。
・攻め、太宰治 受け、中原中也 の太中です。
・現在パロで付き合っている設定です。
・中也は出てこずMOBさんが出てきます。
・太宰さんが中也のことを溺愛してます。
・これまでで地雷など苦手なものがあった場合
ご読みになるのはお控えください。
・書き慣れていないので内容は期待なされないで下さい。
・ワンクが置けていないところや誤字脱字が
あるかもです。
・気を悪くなさらないよう、気をつけてしっかり
ワンクッションを読んで下さい。
⚠️ これらのことが承知の上でお進み下さい ⚠️
これはただの私の惚気話なのだけれど
もし誰かに
“病める時も、健やかなる時も、喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しい時も、中也を愛し、中也を敬い、
中也を慰め、中也を助け、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか? ”
と問われた時に私は即答すると思う。
《 誓います。》
とね!
インタビューキシャ🎤 「どうしてですか?」
そんなの決まっているさ、
私が中也を食べちゃいたいくらい好きだからだよ。
これはでっかく記事にしてね!
あ、もうこんな時間だ。
今日は中也と水族館でデートなんだ!
それじゃあ、失礼するね
インタビューキシャ🎤 oh......お熱いっすね
✧︎ 𝐄𝐍𝐃 ✧︎
#8 【 君と一緒に 】
あとがき
⇣
少し短くなってしまいました。おそくなってすみません。
ここまで見て下さりありがとうございました。
今日もお題が出たら出来れば投稿します。お楽しみに!
ひぐま ʕ '-' ʔ
「君と一緒に」
いつかあの空で感動の再会を。
【#19】
お題:君と一緒に
私の家に君の荷物がだんだんと増え、ついに君と一緒に暮らすようになった。なんだか気恥ずかしい。
既に恋人同士になっていて、他人には見せられないような姿も見られているのに、だ。
合鍵を渡してはいたが、それとは訳が違う。お互いがお互いの生活の一部になったのだ。
朝起きて「おはよう」と言う相手が、出掛けには「いってらっしゃい」と、帰宅すれば「おかえりなさい」と言ってくれる相手がいることが、こんなにも幸せなことだとは思わなかった。
一寸先すらどうなるかわからない私たちだけれど。
この先も、ずっと、君と一緒に。
そう願わずにはいられない。
君と一緒に
「あの世ってあると思う?」と聞かれたことがある。
私は、昔から「人間生まれてくるのも死ぬのも一人」主義だから、
聞かれるたびに答えてきたのとおんなじ言葉を言う。
「ないよ」
いつもなら「寂しい人」と返ってくる言葉は、そん時は違った。
わずかな間があって、小さくぽそっと
「じゃあ、あっちにいっても会えないんだね」
ため息のような、少し傷ついた色を浮かべて、でも思わず呟いたという感じで
母は口にした。
たぶん聞こえているとは思っていないんだろう。その時私は晩ごはんの支度をしていたから。イヤホンをして動画を見つつキャベツの千切りを作っていた。
英語のセリフの間、聞こえた言葉にそっと母の方を見る。タブレットの画面を見ている母は、声の色とは違ってまったく何でもない様子だ。
この世に生まれる前からずっと一緒でも、まだそう言ってくれるんだなぁ。
思わず胸がぎゅっと締め付けられて、最近どうももろくなった涙腺が緩んだ。
だって死んだら人は生まれ変わるっていうでしょ。
あの世があって会えるなら、またここでずっと一緒ってなってしまったら。
生まれ変わる意味も必要もなくなっちゃうでしょ。
永劫の別れなんて、たった一回で十分だ。
君と一緒に_11
私は
“君と一緒に何かをしたい”
とは望まない。
なんせ 私は
望む権利が与えられるほど
君のことを
優しく包み込める自信がないからね。
それでも覚えていてほしい。
私は今にでも
君をこの愛で閉じ込めてしまいたいんだ。
この命を
全部つかって
1秒間に 1人…
すれ違っても
この地球(ほし)に生きる
全ての人に
出逢うことなんてできなくて…
そんなこと
ふと 考えていたら
昨日の喧嘩の理由も
溜まってた小さな不満も
少しだけ
ちっぽけに思えてきたの。
同じ 時の中で
小さな地球(ほし)の
広い世界の片隅…
君と一緒にいる
そんな偶然みたいな何かを
ちょっぴり…
大袈裟な名前で呼びたくなったんだ…。
- 赤い糸 -
「行こうか」
「それじゃあ出発ー!」
彼女と駅前で待ち合わせて、予定していた場所へと向かう。
今日は彼女に楽しんでもらいたくて、自分がデートの計画をした。
まずは、そこの人気のお店でモーニングを――
「休業」
何でだ。よりにもよって、今日休業なんだ。
たしかに不定休という情報は見たけど、何で、どうして。最初から連絡して聞いておけば良かった。ちゃんと予約を取れば良かったんだ。
「えーと……私別にどこのお店でも大丈夫だよ?」
そうして、彼女に引かれて別のお店に入る。
……出鼻を挫かれてしまった。
今日は自分が彼女を楽しませると決めていたのに。情けない。
「次はどこ行くの?」
そうだ。落ち込んでばかりいられない。次は――
「水族館です!」
近くの水族館までやって来た。
冬でもいろんなショーが見られるという。
「イルカショー始まるって。行こう」
「……いやぁ、冬って、寒いねぇ……」
屋外で水を使うショー。
思いのほか寒くて、震えながら館内へやって来た。
これなら、最初から寒いかもしれないって、防寒対策ちゃんとしてくるべきだった。いやそもそも、水族館じゃなくて別の施設へ行くべきだったんだ。
「行こう」
「え、ちょっと待って。まだ見てるよ」
彼女の腕を引いて、次の場所へ。
今度こそ失敗しない。
「映画を観よう」
場所を移動して、映画館へ。
「いいけど……どれ観るの?」
時間を確認しながら、丁度良さそうな映画を選択する。
チケットとポップコーンを購入し、座席へ向かった。
「疲れてるんだね」
…………彼女のデートの最中、映画を観ながら、思い切り寝てしまった……。
正直内容も微妙だったし、眠くもなるだろ、こんなの……。
彼女を楽しませたいのに、上手くいかない。空回りばかりしている。
どうしていつもこうなんだ。いつもしっかり者の彼女が手を引いてくれる。だからこそ、今度はこっちが手を引いてあげたかった。
「お疲れ様。寝ちゃったのって、今日のこと一生懸命考えてくれたからでしょ? クマが出来てるよ」
……彼女は何でもお見通しだ。
格好付けたくて、人気のスポットをいくつも調べたんだ。昨夜も考えて、緊張して、そして楽しみで、よく眠れなかった。
「別にどこでもいいのに。どこだって楽しいんだよ。君と一緒なら」
「……! 俺だって!」
俺だってそうだ。どこだって関係ない。君がいれば、どこだって天国だ。
「でしょ? そんな簡単なことに気付いてなかったの?」
笑いかけてくる君。いつもこうやって、大切なことを思い出させてくれる。
場所なんて些細なこと。君といる。それだけが大事なことなんだ。
「君と一緒なら」
君と一緒に、どこまでも行ける。
『君と一緒に』
仕事の待機中にちょっと外へ出たら冬だっていうのにびっくりするくらいポカポカ陽気。
中庭のベンチに腰掛けて日向ぼっこしてたら君がひょいと現れた。
「こんなとこにいたのかよ。探したわー」
「呼ばれた?」
いや、と首を振って、君が隣に座る。やべーあったけーと空に顔を向けて目を閉じる君。ベンチに放り出された手のひらに、俺はそっと自分の手のひらを乗せた。
「おい」
「いーじゃん」
突っ込まれたけど、君も手を引っ込めることはしない。君と一緒に冬の太陽を浴びる。きもちーな。眠くなってきた。
そうして俺は、君の膝にごろん。
「おいおい、さすがにやべーだろ」
「なんでよ…誰もなんとも思わないよ。おまえら仲良いなとしか、思わないよ」
俺がそう言うと君はしばらく黙ってからまぁそうだなって優しく言って、俺の髪をそっと撫でる。
わかってるよ、俺だって。噂なんてものは背びれ尾ひれがついてひらひらと泳いでいく。
でもね、もしもそんな日が来ても、俺は君と一緒なら何にも怖くないなって思うんだ。
こうして一緒にお日様にあたってればさ、それでいいんだ…
▼君と一緒に
君と一緒に居たかった。
前と変わらない君と。けれど、君は変わってしまった。
見た目を変えて完璧に近付いた、いや、完璧になった君を、私はどう思えばいいのだろう。
世間一般的に見れば、完璧になったのだと思う。美しく優雅で、どこか浮世離れした容姿と性格。一度声を聞いてしまえば忘れられぬ風鈴のようなその声で、たった一声出すだけで人を天国へ地獄へも連れて行く。
君は前からずっと、私の憧れだった。私のなりたい人物像をそのままこの世へ連れてきたような、そんな人。
君になりたい。君になれない。だから、君は一生変わらずにそのままでいて欲しい。君の席を空けないで、ずっと君だけで埋めていて欲しい。
何気ない日常を何時も初めて体験するかのように、美しくキラキラと目を輝かせて見ている君の世界は一体、どんな風景なんだろうか。似たような感性を持っているのに、君のように完璧に思い込めない私は一体、何者になるのだろう。
君は世界に見つかってしまった。
人間の様で人間じゃない。その摩訶不思議で面白い感性は、未熟な私たちを新しい世界に連れていってくれる。
だからこそ、皆から求められた。
嗚呼、変わった。変わってしまった。
完璧になったのに、完璧にならなかった。君は、一体何者になったのだろう。
ずっと、君と一緒に居たかった。何も変わらない君と。
─────────
お久しぶりです。生きてます。何とか。
嫉妬するくらい私の望んだ感性を、声を持つ人がいるんです。前はもっと落ち着いた容姿をしていたし、皆と話をするのもあまりない。そんな人。
面白いくらい完璧で、この人以上に人間を感じないのに人間で、だけどやっぱり人間じゃない、みたいな人は居ないんじゃないかって
でもやっぱり、形あるものはいつか崩れる。
形があったから、あの人は変わってしまった。派手な容姿になったし、皆と沢山お話するようになった。
嫌だって訳じゃないけれど、変わらないでいて欲しかったって思う部分もあるんです。
結局、誰のものでも無い、孤高な人でいて欲しかったっていう私の願望。欲の表れだったんでしょうね。
あの人が、昔のあの人を置いてどこかに行くんじゃないかって、たまに不安になるんです。
あの人の席に、過去の自分だけを座らせて、足早に去っていくんじゃないかって。
まるで、他人になったみたい。
君になりたい私を馬鹿にされた気分だ。
羨ましい。羨ましい。嫉妬だ。君になりたい。
だけどなれない。だから、せめて君以外の人にその席を譲らないで、変わらない君だけが、ここにいて欲しい。
って、こんな私を見てもきっと「自分の感情に素直になれるのはとっても素敵なこと」なんて言うんだろう。笑えてくる。
私は一生、何度生まれ変わっても君にはなれない。
だから、永遠に死にたい。
叶うのならば、形のないままに。