『君からのLINE』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
おばあちゃんからのLINEはちょっとした暗号のようだ。
<🌾🤴🍵🎭🛍️🙏
絵文字を覚えたおばあちゃんは、確実に私や母より絵文字を使う。寧ろ絵文字しか使わない。
いね、おうじ、おちゃ、かめん?後半は買ってきてだろうなぁ。お茶、お茶か……
帰り道、スーパーに寄って茶葉売り場で商品を眺める。
👍>
頼まれたほうじ茶パックとおばあちゃんの好物である餡付きの団子を入れた鞄は、不思議と少し軽く感じた。
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敬老の日記念。スタンプもお好きでした。
君からのLINE
*ヴァンパイア×ブロマンスです
夜十時から朝五時までオープンする夜カフェを営んでいる。店を閉めて薄暗い中、徒歩十分のマンションまで歩いて帰る。
家に帰るとシャワーを浴びて、体に栄養を補給する。冷凍庫から出した冷凍の血液パックをレンジで解凍する。それをマグカップに移して、温める。
ヴァンパイアになった頃は人の体から直接飲む方法しかなくて、その罪悪感と空腹感の狭間で気が狂いそうだった。我慢するほど渇望が強くなり、本能に抗えなくなる。先生に教えられた手順を守って、なるべく人を傷つけないようにさっと血を吸う。それから自分の血液を傷口に少し塗りつけると、傷口は塞がって行く。吸われた人間は、どういう訳かその記憶はないようだった。
伝説や小説のように、相手の記憶を消したり操作したり、そんな魔法のようなことはできない。ただ人間よりも体が頑丈で、五感が鋭く、力が強く、長生きする。それだって無敵というわけじゃない、太陽の光には弱い。ヴァンパイアになって日が浅いものが、本当に目の前で灰になって風に消えて行くのを、見たことがある。
人間だった頃に美味しかったもの、好きだったもの、何もかもを、体が受け付けなくなってしまった。人間を装うために胃袋に詰めた食事は、あとでもれなく吐くはめになる。
今は人を襲ったりする必要がなくなって、本当に良い世の中になったと思う。僕の師匠である先生は、元々医者だった。今となっては、日本で一番大きな医療会の創始者だ。血液を自由に流通できるし、海外から輸入するという裏の副業も取り仕切っている。
ブラインドをきっちりと下ろした暗い部屋。その隙間から、一筋光が漏れていて、外が明るくなっているのが分かる。百八十二年経った体は、より頑丈になり。もう僕は太陽の光を浴びても灰になりはしない。そうはわかっていても、目の前で仲間が死ぬ様子はトラウマを植え付けるのに十分だったし、今でもやっぱり太陽を怖いと感じてしまう。
血液を飲むと、体がじんわりと温まって、満たされて行く感覚がある。満腹に近い感覚だろう。
従業員である乙都(おと)くんにメッセージを毎日送るのが日課だ。
昼の間にやって置いて欲しいこと、店の買い置きの補充や雑事。元々は夕方に伝えていたのだが、営業中に思いついたことを伝えるのに、メッセージの方がいいだろうということになった。
乙都くんは働き者だ。仕事量が足りないらしく、僕が指示をしないとどこまでも店を磨き続けてしまう。僕は毎日仕事を絞り出して、負担にならない程度のリストを頑張って考えている。
まだ眠っているか、とメッセージを送るのを躊躇して、体がだるくなって眠気に抗えなくなるまでスマホを握りしめる。
「了解です。まだ起きてるんですか? 早く寝なきゃだめですよ」
「今から寝るよ」
「おつかれさまです、おやすみなさい」
朝八時のチグハグなやりとり。
それが、毎日の幸せだ。
百八十二歳にもなって、何をしているんだか。
それでも体は素直で。真っ暗な部屋のベッドで乙都くんから来た返信を見て幸せな気分になると、自然にすとんと眠りに落ちた。
いつからだろうか
僕が開かなくなったチャット
更新がないまま半年は経ったかな
季節が僕らを残酷なまでに置き去ろうとする
君と話してたあの頃を思い出す重みに耐えかねて
逸れる指、閉じるLINE
僕はなんて臆病なんだ
思い切って電話しようとか頭の中で語ってみるけど
映る君のアイコンは
僕の知ってるものじゃなかった
なんでだろうなんでだろう
僕はなんでだってなんて言って
また同じように、また思うように
いかないフリック閉じるLINE
誰だろう誰だろう
僕はなんでだってこの知らない人の顔
思い切って、聞いてみよって
開く半年ぶりに君のLINE
ついにわかったあのアイコン、
知ってしまったその事実
僕は知らない見たことないアーティストの写真
君のLINE
半年ぶり
なんとなく仲直り
返信が遅いと不安になっちゃって
既読がはやいと緊張しちゃって
未読無視だと泣きたくなって
君からのLINEが届いた時、私は人を殺している途中だった。
文章にすれば驚くものを書いているかもしれない。
しかし事実だ。
さして物騒なものではない。
ファンタジーのように残忍の夜の帳が下りた世界観ではない。
それとはスケールが違う。かなり小さいものだ。
魔王なんていない。勇者なんていない。皆殺しにあう村人などはいない。しかしそれでも人は死ぬ。
何も知らない人によっては、人を殺していると捉えられるだけで、当事者の女たちと私との間では、命が宿る袋の中を淡々と掃除しているだけ、という認識でいる。
金を支払えば私はこれをする。
そうでなければ、目の前の患者はいずれ精神的鬱で、母子ともに死んでしまうだろう。
いわゆる医者という、職業をしている。
産婦人科医。
しかし、経産婦のような命を出迎える、ありがたい光景を生業としているのではなく、薬物を使って計画殺人に加担している、ようなものだ。
それは産みたくないという女性の意志を尊重していると、私が思っているため。
それの名前は特になく、単なる子宮内容物であり。
命なんていうものは、人間たちの思い込み。それを単純に感じる日々。
まだ腹は膨れていない彼女に麻酔薬を吸わせた。
股を開かせ、金属状のくちばしで入口付近を無理やり開く。
無理やりやられて出来てしまったから、というのが本日の来院理由。よくある理由だ。
開いて覗いた。
好きでもない人の、粘膜色を覗き込む作業に、劣情を催すほどの若い年齢でもなくなった。
医療用の吸引器のスイッチを入れた。
風の音の吸い込みとともに、冷たいはずの機械を滑らせて、ものの一分二分で終わってしまった。
その時刻に、君からのLINEがあったのを知った。
「やっと妊娠したみたい」
そう書いてあって、既読をつけてしまったことに後悔している夜9時。
君からのLINE
「まーた変なスタンプ買ってる…」
彼女からのLINEに俺は思わず苦笑いを浮かべる。
画面にはネタスタンプが連打されていて
「最高に可愛くない!?」と一言だけ
メッセージが残っていた。
彼女…杏さんは周りからは仕事のできるしっかりとした女性として通っており、
こういうことを出来るのが多分ほんの一部の友人と
恋人である自分だけなのだ。
だからなのか
使えないスタンプ買うなよと少し呆れる反面、
心を許してもらえてる嬉しさもある。
「︎👍🏻 ̖́-」と返信を返しながら
こういう所も可愛いなって思っている俺は
相当彼女を好きなのだなと改めて思った。
LINEの通知が来るたび、
君の顔を思い出す。
2024 9 17 #20 君からのLINE
叶流(偽名)
(現パロ)
ピコンと通知音が鳴って、メッセージが届いた。
『そうだね、デートしようか』なんて書かれている。
数刻前に彼を困らせたい気持ちで付き合ってもいないのに『明日一緒に放課後デートしない?』なんて送ってみた返事だった。
ユートピアで演奏者だった彼も、権力者だったボクも記憶を保有したまま転生したから、なんだかんだ転生前の時のように関わっているわけなんだけど。
やっぱり付き合いが長いと、前のようなウブな反応は得られなくなってくる。
そんなサラッと返されてはボクの思惑通りにもならないし、そもそもボクの恋心を思わせぶるようなことにもならない。
……ボクは演奏者くんが演奏者くんだった頃からずっとすきで、でもこんなに長く関わっているうちに、ボクの好意で関係性が壊れるのが本当に怖くなってしまった。
『……付き合ってないのにデートするわけないでーす! 残念でした』
そんなことを打ち込んで携帯を布団に投げる。
『じゃあ、しちゃう?』とか送ったら、本当に行くことになりそうだからってだけで、そんな文言を送る。
……もう少し勇気が欲しいかもな、なんて思った。
「君からのLINE」
私には友達がいない……のにかわいいLINEスタンプだけが増えていく不思議。送る相手も送ってくる相手もいないのに……。
「咳をしてもひとり」と同じ何かを感じる……。
おーい君ー!誰だかわからないけどなんかいい感じのLINEを送ってきてよー!!えっ?!友達ができる壺?!買います買います!え?!5万円?!!それはちょっと……。
( ・᷄ὢ・᷅ )
1分ごとにスマホを開いて通知を見る
YouTubeの動画があがったらしい
またスマホを伏せる
そわそわ そわそわ
課題なんか何にも進まなくて
いっそのこと通知をミュートにしてみる
そしたら30秒ごとになって
ヘッドホンをして好きな音楽をかける
何も聞こえないように
だけど頭の中は君のこと
「言葉選び間違ってないかな」
「キモいって思われたらどうしよう」
「もう寝ちゃったのかな」
ああもう落ち着かない
「君からのLINE」
君からのLINE
(本稿を下書きとして保管)
2024.9.15 藍
君からのLINE
は、まだ来ない
君との会話もまだない
君と会話がなくても
わかりあえてる
気がしている私
君はきっと
わかってないなコイツ
って思ってる
一日中、「何か」が引っかかる様な感じがしていた。
暦の上では秋のはずなのに、未だに夏がのさばっているこの現状への不満かもしれないし、もう4連勤になるバイトの労働に際しての不満だったのかもしれない。
何かを話す度に、行動する度に。とまでは行かずとも、ふとした瞬間に、行動と行動の隙間に、思考と思考の狭間に。あるいは、思考と行動の間に休符の様に「何か」があった。
家に帰り、シャワーを浴び、夕飯をすませ、スマホをいじりながら歯磨きをする中でもその感覚は続いていたし、こうして布団の中に横たわっている中でも変わらず存在している。
もう夜も遅いしとっとと寝てしまうのが良いのだろうが、どうしても気になってしまい、なんとなく手掛かりを探すようにスマホを眺めていた。
そうして日付が変わる少し前にLINEを開いた時、トーク欄の一番上に普段の広告とは様子が違う物があった。「今日が誕生日の友達」らしい。誕生日?
「あ」
思わず声が出てしまった。
急いで一番上に固定しているトーク画面を開いたものの、今日が終わるまであと数分。そんな中では気の利いた言い回しなんて何も思いつかず、送れた言葉は「誕生日おめでとう」なんて簡潔で飾りの無い物。
すぐさまつく既読の文字に申し訳なさを感じていると、日付の更新を告げる中央のマークと共に送られてきた「滑り込みセーフ!!」という言葉。
そんな君からのLINEをみて、今日一日の疑問が解決した心地良さと、無事に誕生日を祝えた安堵と、4連勤の疲労と。様々なものが眠気となって一気に身体を襲い、その眠気に逆らうこと無く眠りについた。
**親愛なる私へ、**
まずは、ここまで頑張ってきた自分に心からの感謝を送りたい。どんなに辛い時も、迷った時も、しっかりと前を向き続けた君がいるから、今の自分がここにいる。君が選んできたすべての選択は、決して無駄ではなかった。失敗も成功もすべてが自分を形作り、成長させる大切な一部だと信じている。
君がこれまで感じてきた不安や葛藤は、その優しさや真面目さの現れだと思う。周りに気を配り、時には自分を犠牲にしてでも他人を思いやる君の姿は、とても強く、そして美しい。だけど、忘れないでほしい。自分自身のことをもっと大切にしてもいいんだと。時には立ち止まって、自分の気持ちに耳を傾けて、休むことも必要なんだ。
これから先、また新しい挑戦が待っているかもしれない。それはもしかすると不安や心配を伴うものかもしれないけれど、今の君にはそれを乗り越えるだけの力がある。今までの経験や学びが、きっと君を支えてくれるだろう。
そして、君が目指している夢や目標は、君自身が描いてきた素晴らしい未来への道しるべ。急ぐ必要はない。一歩一歩、自分のペースで進んでいけばいい。進むべき方向は君が決め、君の手で未来をつかみ取れるから。
最後に、君はそのままで十分に素晴らしい。欠けているものなんて一つもない。ただ、時には自分の価値を自分で信じることを忘れがちだから、そんな時はこの手紙を読み返して、思い出してほしい。
これからも、君の未来が輝かしいものであることを心から信じているよ。
**愛を込めて、未来の自分より。**
決して、自分から送ることはありません。
私は、追いかけるよりも、追いかけられたい質なのです。
あなたがその頭を私でいっぱいにして、その想いを溢れされる時を、私は待っているのです。
スマートフォンが振動する度に、私は満足してほくそ笑むのです。
『君からのLINE』
✦君からのLINE✦
ネッ友が出来た。と言っても六人目で中国人。
少々危険なのも承知の上。
LINEは僕が送ってそれを彼が返す感じだった。
一方的に送るようだった為、重いか?
と思う事もあった。
そしていつものように彼にLINEを送ったら
急に返信が来なくなってしまった。
いつもならとっくに来てる時間だ。
何かあったのか?嫌いになったか?重すぎた?
と不安になってありもしない事も頭を駆け巡る。
それから返信がこないまま僕は彼を想い残したまま
諦め掛けてたある日彼からのLINEがきた。
『我也爱你』
【君からのLINE】
遊びの誘いで始まる、君からのLINE
僕は、1人で映画を見に行って、1人で旅行して、1人でご飯を食べたい。
でも君は、2人で映画を見に行って、2人で旅行して、2人でご飯を食べたい。
なんでも1人がいい僕と、なんでも2人がいい君。
誘ってくれる子がいながら本当は1人がいいなんて、今更言い出せない
孤独になるのが怖いから 見捨てられるのが怖いから
音のない世界に行きたい
音が私を興奮させてきた
音が私の睡眠を妨げる
ただ星を眺めたい
虫の音だけを聴いていたい
草原の上に寝転がって
たそがれたい
時間と心の余裕を持ちたい
『君からのLINE』
ポロン。
通知音がした僕は読んでいた漫画から視線を動かした。パタパタと辺りを探り携帯を手にすると、LINEが着ている表記が画面に出ていた。
時刻は夜中の2時45分。LINEするには些か無礼な時間だ。僕はLINEの画面を開くとその相手の名前と顔を顰めた。LINEは2年前に別れた、大学時代の彼女、あかりからでただ一言「会いたい」とだけ書かれていた。
(なんだよ。一歩的にフったのはお前だろ)
もう気持ちが離れてしまった僕は、LINEを無視すると、再び読んでいた漫画に目を落とした。
次の日、僕はポロンという通知音で目が覚めた。
(おかしいな。バイブ設定にしてたはずなのに)
不思議に思い携帯を触ると、時刻は2時刻45分。なんだかデジャブを感じ画面を見ると「LINE 一件のメッセージ」と通知が出ていた。開いてみると、またあかりから「ねぇ会えないかな」とメッセージがきていた。
(なんなんだよ!)
そう思い僕はまた眠りについた。
その次の毎晩2時45分にまたポロンと鳴った。僕はウンザリしながらLINEを開くとまたあかりからメッセージがきていた。しかし今度はたった一文字「よ」だけだった。
(なんだよ。今度はなんか誤送信か?)
そう思いまた眠りに落ちた。
それから毎晩、あかりから一文字だけ「だ」「き」「す」「い」と送られてきた。
「何なんだよ!ふざけんな!」
イラっとした僕は怒りにまかせて携帯を叩きつけ明日の仕事のために眠った。
「お前、ひっでえ顔だな」
仕事を終え大学時代の親友は僕を見ると苦笑いしながら一言目にそう言った。
「まぁ色々あってな」
そう言い僕はビールを煽った。寝不足が祟ってか僕はすぐに酔いが周った。
「なんかよぉ……最近、あかりから毎晩毎晩夜中の2時45分にLINEが着てさぁ。何なんだよ。そっちからふったくせにさぁ毎晩毎晩、会いたいだ、わけわからない1文字だけの気持ち悪いLINEしてきやがって」
僕は酔った勢いでそう親友に言うと親友は驚いた表情を浮かべ僕を見た。
「なんだよ?そんな顔して」
「お前、冗談が過ぎるぞ」
親友は怒ったように低い声で言った。
「冗談じゃないよ。見るか?」
そう言い僕はスマホを取り出しLINEを開いた。しかし、なぜかあかりのメッセージだけなぜか開けなかった。
「え?なんでだ?」
「よく聞け」
そう言い真剣な表情で親友は僕を見た。
「あかりはな、2年前に病気で亡くなってるんだよ」
「は?」
頭の上に「?」が飛んだ。何を親友が言っているか理解できなかった。
「お前に迷惑かけたくなかったから別れたって⋯」
「嘘だろ。だって毎日LINEくるんだぜ」
僕は携帯の画面を見た。すると、ポロンと音を立て携帯が鳴った。顔を見合わせ恐る恐る携帯を見ると、あかりからLINEが着ていた。
「開くぞ」
「お⋯おぉ」
僕がLINEが開くとそこには「ごめんね」とだけ書いてあった。
「どうゆうことだよ」
親友が呟いた時、またポロンと携帯が鳴った。ビクッと体を震わせ僕たちは携帯を見た。
そこには「だ」とだけ書いてあった。
「⋯今日は帰ろう」
青ざめた親友はグビっとビールを飲み干すと立ち上がった。僕も立ち上がり店を後にした。
その夜、夢を見た。それは僕とあかりがまだ付き合ってた時の夢⋯いや記憶だった。
「さぁ、なんて書いてあるでしょーか」
ニコニコと笑うあかりを僕は愛おしそうに見るとLINEに目を落とした。そこには「いべたンー」と書いてあった。一見すると何が何だかわからないが、ルールを知っている僕はニヤリと笑った。
「はいはいラーメン食べに行くか」
「やったぁ!司の奢りね」
「はいはい」
そこで目を覚ました僕はハッとしてあかりのLINEを開きスクロールしていった。
「よ」「だ」「き」「す」「い」「だ」
『大好きだよ』
僕の目からボロボロと涙が流れ俯いた。
「バカ⋯なんでそう言ってくれなかったんだよ。迷惑なんかじゃないのに⋯僕もずっと好きだったんだよ⋯」
そう呟き僕は声を上げて泣いた。
背後でボロンと音を立てLINEがきた。
「ありがとう」
そう書かれたあかりのLINEアカウントは僕のLINEから消えていった。
『あなたの夜が明けるまで』を聴きながら
君からのLINEは数日返って来ないままで、
たまに来たかと思うとそっけない反応。
仕事が忙しいからって、1日の中でほんの数秒も
私に割くことができないのだろうか。
あなたにとって私は今どんな存在なのだろう。
あなたが浮気なんてする暇もないくらい働いていて、
ばかみたいに仕事人間なことはわかっているけれど、
私への気持ちが残っているかとても不安になってくる。
LINEを毎日返してほしいとは言わないよ。
ただ私への気持ちが全く感じられないことに寂しくなる。
そろそろ会いたい。抱きしめてほしい。
LINEで何を送っても重たくなっちゃいそうで、
気持ちを伝えることも、会おうって誘うこともできない。
君からのLINEを待つばかり。