友情』の作文集

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友情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/24/2024, 12:33:32 PM

友情


わりと曖昧で
確かなものではなくて
かといって
儚くもない

ほどよい友情
気持ちのいい距離感
それが共感できるのならば

その友情は長く続くのかもしれない

出会えたらそれはラッキーなんだと思う

7/24/2024, 12:29:00 PM

『友情』


あの子のことは、絶対に忘れたくない。
この気持ちだけは、絶対に忘れたくない。
あの日々と、お互いのあの想いだけは、絶対に忘れない。

たとえ、私があの子の敵だとしても。
私達の間には、確かに友情があったのだ。

7/24/2024, 12:28:23 PM

「友情といえば!私と君だよねぇ!」
そう話しかける私の前には冷たい墓石がひとつ。雲で隠れて月明かりすらない暗い夜。
「私と君は友情という言葉では表せないさ。」
「世界で一番の存在だよ君は」
風が私を靡いた。私の前髪は揺らいだ。
冷たい墓石に手を置く。矢張り冷たい。冷たすぎる。
触るだけ寂しさが積もっていくような気がする。
「ねぇ荻原?」
      
「荻原ひろと」そうかかれている。
君はよく噂を流す人だったね。毎回毎回デマを聞くたび私はすぐ気づいたでしょう。でも良い噂ばかりだったね。
怖い話も好きだったね。真夜中の墓地に一人きり。君が好みそうなシュチュエーションだね。

君の香水の香りは今にも想像できる。
でもね、人は何よりも先に匂いを忘れていくんだって。
定期的に嗅がないと忘れちゃうんだって。
私、忘れちゃうのかな。君の匂い。
あのブランドの香水じゃない。
君があのブランドの香水をつけて、笑顔じゃないと、だめだ。だめだよ。雰囲気を、空気をも忘れたらもう見た目しか思い出せないじゃないか。
白昼夢だったと、夢だったと思ってしまうじゃないか。



こんなの駄目だ。無理だ。私にはやっていけない。
君が必要だよ。何で居ないんだよ。もう2度と会えないのかよ...!
どっちが死んでも会えない何でそんなの駄目だ。
何でこんな卑怯なんだ!

私も、君も、何もやってないじゃないか。
何もせず、ただ商売をしただけだ!ただ生きる為に必死になっただけだ!なのに、生きる為に生きていたのに
何で死んだんだ!何で人は死ぬんだよ!
何で神様はこんな事するんだよ!
畜生。何で..。
オリンピックの選手も負けたら悔しい。悔しすぎて潰れそうになる。でもそれを原動力に努力し、勝つ事ができる。
大体の悔しさは努力で埋める事ができるんだ。
悔しいという事は、自分が弱いという事だから。
でも、死は別だ。どれだけ抵抗して拒絶しようが絶対に死ぬ。どれだけ理不尽でもこれに逆らうことはできない。それは私たちが生まれる変わりに与えられた約束だ。

この足枷を背負ってなお、人類は命を受け継いできた。

急に目尻が熱くなって私の目から涙が出た。こんなのってない。
感情が極限にまで限界が迫ってきたのだ。
私、もう君と同い年だよ、なに泣いてるんだろうね。
因みに背も抜いたよ。業績も貯金も全部君を上回ったよ。なのに、私はちっとも嬉しくない。



ーーーーーーー

荻原ひろ「と」です。

7/24/2024, 12:28:17 PM

『友情』

友達でしょ、という言葉が嫌いだった。友達という言葉を盾にして、誰もが私を自分の思い通りになる家来として扱おうとするからだ。だから私は、友達という言葉が嫌いであり、友達という言葉を信じられない。

四月初旬。私が働いているアトリエに新しいスタッフが入った。長らくスーパーマーケットでレジ打ちをしていたという、その女性は私よりも二つ年上だった。職場の人間関係に悩んだ末、転職を試みたのだそうだ。

「香山さんっていうんだね。高貴そうな名前でいいなぁ。私なんて小田だよ。ちっぽけで平凡な名前だよね」

出会って数十分後に、もう彼女は先輩の私にタメ口を利いていた。相手の方が年上なのだから許してやろうか、と思う弱気な自分がいる一方で、何と図々しい人なのだろうと憤る自分も、私の頭の中には確かに存在していた。

もやもやした気持ちを抱えたまま、私は小田さんと一緒に働くようになった。

一ヶ月ほど小田さんを観察していて、気づいたことがある。小田さんは意外と腕力や持久力があるのだ。

絵の搬入作業をしている時、小田さんの両腕には立派な力こぶができる。スーパーのレジ打ちをしていただけの人になぜ、こんな筋肉があるのだろうか。私がそのことを尋ねると、小田さんは豪快に笑いながら言った。

「私が働いていたスーパーには、お年寄りのお客様が多かったの。年を取ると頻繁に買い物をするのが面倒になるらしくて、一度にたくさんの品物を買っていかれる方が大多数なんだよね。だから、食料品で一杯になったカゴを、カートに乗せてあげるんだけど、これがひどく重いんだ。気づいたら、こんな太い腕になっちゃって。色気の欠片もないよ」

もしかしたら、この人は人間関係に悩んだのではなく、重い買い物カゴを運ぶのが嫌だったのではないか。

変な疑念が浮かんだ所で、小田さんは私ににやりと笑いかけた。

「だから、私は腕力にだけは自信があるの。重いものを運んでほしい時にはすぐ言ってね。私が代わりにやっておいてあげる。私たち、友達でしょ?」

あれ? と私の心に住む別の私が小首を傾げた。

今、小田さんは私の一番嫌いなセリフを口にした。それなのに、全然嫌な気がしなかった。

友達でしょ、の使い方も、今まで出会ってきた人たちとは真逆だった。

大した意味はなかったのかもしれない。でも小田さんの言葉は、今まで散々裏切られてきて捻くれてしまった私の心の中に、すうっと入ってきた。何か裏があるのかもしれないと、私は窺うように小田さんの顔を見た。だがその表情は至って無邪気なものだった。

「私ね、前の職場でほとほと嫌気が差したんだ」

小田さんが不意に呟いた。

「みんな友情を何だと思ってるんだか。友達でしょ、なんて言う人は結局、相手を自分の思い通りに動かしたいだけ。だから、その時は味方でいてくれるようなことを言っても、すぐに裏切る。私はそういうのが嫌になったんだ」

「私もです」

思わず、私は言った。

「言う通りにするなら、なんて。そんな条件つきの友情なんか、私はいらない。だから、そういう人たちと係わらなくていい場所で働きたかったんです」

私たちは案外、気が合うのかもしれない。無意識のうちに笑みがこぼれた。小田さんも笑っていた。

7/24/2024, 12:27:44 PM

小学生

1年生の頃、「友達100人できるかな」の歌に感化され、入学式の日に教室で隣だった子に「友達になろう!」と言った。

2年生の頃、東日本大震災で被災。棚に置いてあった花瓶が落ちて、隣の席の子が泣いていた。グラウンドに避難して、上履きのまま通学路を帰った。

3年生の頃、帰りのホームルームで先生の話にリアクションをした自分。それを珍しがった先生が、私をいじって泣いた記憶。笑

4年生の頃、東京から女の子が転入してきて一目惚れ。廊下越しに、友達とその子を探していた。ただ、可愛すぎて話せなかった。

5年生の頃、学校でいじめが過熱。いじめっ子に気を使いながら生活。休日は地域の野球チームで練習。日焼けした小麦肌がかっこいいと思っていたので、日焼け止めは塗っていない。今はホクロだらけ。

6年生の頃、隣のクラスで校歌の代わりに「いつかのメリークリスマス」を歌っていた。当時、20年前の曲だ。休み時間になると、廊下に出てジャンプで天井にタッチする。誰が一番高くジャンプできるかを競っていた。

年ごとに、遊ぶ友達も変化していった。

ただ、小学6年生の頃によく遊んでいた4人は、大学生の今でも遊ぶことがある。
「歳を重ねても、この関係で入れたらな~」と思う。

ちなみに、4年生の頃に転入してきた女の子とは、中学生になってようやく話すことができた。
中学3年生の頃、その子とは志望校が違うことが分かっていた。そんな中、席替えで初めて隣の席になった時は、一番の幸せ者だと思った。

「小中高は生徒との距離が近いので、恋愛や友情が芽生えやすい環境だった」と感じる田舎暮らしの、理系大学生でした。

「一期一会」を大切にしよう!
(小学生の頃に女の子が読んでたな~、懐かしい)

7/24/2024, 12:25:19 PM

友情(2024/07/24)

あなたは良い友達。
そうあなたは言うけれど。
友達になった覚えがないの。
あなたを友達だと思ったことはないの。
その良い友達っていったい誰のことだろうね。

7/24/2024, 12:25:01 PM

友情

とは。
友達に明確な定義ってあればいいのにね(コ障感)

いやね、みんな他人にだって優しくするじゃないですか。
駅で物を落とした人がいれば拾って渡すし、電車でご老人がいたら席を立つくらいします。世の中みんな他人に優しくしようとは思ってるはずなんですよ。余計なお世話かなとか思ってしまうだけで。ちなみに私は電車で席を譲って「年寄り扱いするな!」ってキレられてからこれらの行動は全て無言でやってます。

でも別に友情ってわけじゃないじゃないですか?
誤用ではない方の情けは人の為ならずって思ってるだけで。

連絡先交換してて、助けを求められればできる限りのことはするよねぇ。

うーん、100万あげる、みたいな怪しい詐欺めいたことを信じられるかどうか、とかかな?
いや〜、1年以上はほぼ毎日会わないとそこまで思うことはないね。
社会人になると友だちが増えないわけだ。

7/24/2024, 12:24:55 PM

「友情」

昨日から友情について悩んでいる。
どこまでが友情なのか分からなくなった。
悩んでいるときに限って追い打ちをかけるように、
読んでいる小説の内容も私が悩んでいることだし…。
考え過ぎてテレビを観てても
全然内容が頭に入ってこない。重症。
罪悪感が少しでもなくなるように対処したけど、
モヤモヤが残る。

7/24/2024, 12:24:02 PM

友情

恐らくこのアプリ内には若い方が多いでしょうから
今回はそのつもりで書きますね

本日のお題である 友情

大切にしなさい
って教えられて来たでしょうね

間違いではないと は 思います
ただ、私個人の解釈では
読んで字のごとく
情けをかけられる価値のある友
で あるか否か
これです

友達でいるために無理をしていないか
自分自身に問うたことはありますか?

逆も然り 相手に無理をさせているかもしれないと
自分に問うたことはありますか?

友から頼み事をされた時に
「それはさすがにできない」
と言えますか?

逆に友に頼み事をした時に
同じ事を言われたとしても諦められますか?

それが出来る仲である友がいるのなら
あなたの出来うる限り
友情を大切にして下さい

人は変わっていきます

お互いに生きていく状況は変わっていきます

友に本心を言った時にその友が去って行ったら
そこで友情も終わりにしましょう

友に本心を言われた時に許容できなかったら
そこで友情を終わりにしましょう

去って行く人はあなたが何をしても去っていきます
去らない人はあなたが何をしても去っていきません

友情とは永遠ではなく
形を変えていくものだと
心に留めておく事を
私個人としてはおすすめしておきます

先ずは
自分を大切にできなければ ね?

大谷翔平君見たらわかりやすいかも

7/24/2024, 12:21:04 PM

「男女の友情って存在すると思う?」
 
 俺が洗ったお皿を受け取り、恋人の彼女は手元のタオルで拭いている中、彼女に疑問を投げてみた。
 
「突然どうしたんですか?」
 
 俺は視線を彼女に向けることなく、丁寧に洗い物をしながら言葉を続ける。
 
「いやね、今日仕事中にそんな話題になってさ。俺はあると思うんだ。今一緒に仕事してくれる相棒も女性だし、俺を教育してくれたバディも女性だし」
 
 その言葉を言い切って、しっかりと彼女を見つめた。
 相棒もバディも同じ意味だと、突っ込まないでいてくれるのはありがたい彼女です。
 
「彼女たちに友情はあっても、俺の恋人は君だから」
 
 友情と愛情は紙一重だ。それは師匠にあたるバディが教えてくれた。
 でも俺は、職場の異性に友情を持っていても、彼女のような愛情は持てない。
 
「うーん……難しいですね」
 
 異性の友情は、友になった異性に恋人が出来た場合、嫉妬されてしまう、もしくはしてしまう。異性の友人に友情以上のものが見えると言われてしまうのだ。
 
「俺が仕事で異性とペアを組んでいたら、妬けちゃう?」
「……どうでしょう。私も仕事で異性と仕事しますけれど、妬きます?」
 
 ふたりとも洗い物と片付けの手を止めて、うーんと考えてしまった。すると彼女は顔を上げる。
 
「……異性とか同性とか、関係ない気がします」
「どうゆうこと?」
「状況によって相手が男性でも女性でも、妬いちゃう時はあるかも」
 
 目からウロコな回答だった。
 
 俺がそこに思い至らなかっただけで、確かにそうかも。
 
 彼女の会社の社長は彼女よりお姉さんだけれど、彼女を大切にして家族のように扱っている。
 そこには、俺が入れない絆があるし、言い換えればそこも友情だ。いや、家族愛か?
 
 それでも入れない絆に、寂しさを覚える時は……確かにある。
 もちろん、普段からそう思うわけじゃない。
 明確に入れないものがあると分かる瞬間に、ほんの少しだけ感じるんだ。
 
「難しいー!!」
 
 最後のお皿を彼女に渡しながら、叫ぶと「難しいですね」と笑いながら同意してくれる。そのお皿を拭き、棚にしまいながら彼女はぽつりとこぼした。
 
「……答えがあるものじゃないのかも、ですね」
「ん?」
「明確な括りをしなくても、曖昧でもいいものなのかも」
 
 棚の扉を締めてから、俺に振り返る。
 
「私たちも、最初は友情から……じゃないんですか?」
 
 俺は彼女の言葉に頭を捻る。
 
 うーん、俺の場合は友情よりも先に、庇護欲の方が先だった。友だち……まあ、確かにあったけれど、すぐに特別と思っちゃったからな。
 
「違うんですか?」
 
 俺は思った言葉をそのまま伝えた。
 みんなとは違う、明確な感情は確かにあったのだから。
 
 その日はずっとその事を話した。
 いい加減に眠ろうとなった時に、ふたりで至った結論は、「明確な結論が出せるものじゃない」というものだった。
 
 難しいね。
 
 
 
おわり
 
 
 
お題:友情

7/24/2024, 12:21:01 PM

《友情》


…ないな

基本、人嫌いだし
知り合いか友達どまり

          
                  わかば


━━━


《友情》


ふり返れば…

なぜ学校という狭い社会で
イジメをするのか?

その対象になった自分…
人なんて信じられない

そんな感情を植え付けられた
子供時代



あなたを信じたかった


                  あおば

7/24/2024, 12:20:55 PM

ずっと友達でいよう

気づいたらうん十年経っていた

いまだにやりとりは続いている

友情は案外不滅かもしれない

小さい頃に相方が引っ越してから気づいたら

もう30半ば

未だに仲良しである

なんかもうこれでいいんじゃないかな、な仲である

「不滅の友情」

7/24/2024, 12:19:31 PM

七月に帰ると言っていつやねん 
サーティーワンも残り少ない

7/24/2024, 12:18:54 PM

お題《友情》






春めく季節に君と笑い、


夏疾風咲く季節に君と語り、


秋深まる季節に君と泣いた、


雪舞う季節に泡沫の物語を描いた。

7/24/2024, 12:18:26 PM

夏休みに感想文の課題の「走れメロス」を理沙ちゃんが読んで

「すごく面白かった。
でもメロスの行動って短絡的すぎて、ツッコミたくなるところがいっぱいある感じ。
親友を人質にするなんて、おばかでしょと思っちゃう。

学校の感想文には、友人同士が信じ合う素敵な友情とか、作中のキャラクターに太宰治自身を見出したところを書いて提出しようと思ってるんだけど、
やっぱりツッコミどころも書いた方がいいかしら」
って悩んでる。

イケメン猫の僕的には、思ったことを全部書いたらいいと思うよ。
それが本当の感想だし、他の人とも共感できるかもしれないしさ。

「友情」

7/24/2024, 12:17:27 PM

横にいてゲームと読書を各々でしていて気づけば親友でした

題-友情

7/24/2024, 12:15:28 PM

友情

 「友情って何?」
そう警察に聞かれても、答えれなかった。
それは俺が、友情という甘い言葉に浸っていただけだった。いや、勘違いをしていただけなのかもしれない。
 俺は昔からずっと、友なんていなかった。だけど大学生になってから、俺に頻繁に話しかけて来る奴がいた。そいつは、なんか変な壺を紹介してきたり、変なビジネスに勧誘してきたり、とにかく変な奴だった。だけど、話しかけてくれることが嬉しくてその変な誘いにのっていた。だっていっつも誘いの最後に「俺らは友達だろ?俺とお前の間には友情があんだよ。友情ってのが。」と。そんなこと言われたら、嬉しくて誘いにのってしまう。たけどそいつの誘いにのっていると気づかない間にヒートアップしていた。そう、気づかない間に。俺はそいつに溺れていたから。ある日、「今日の夜空いてる?空いてたらさ、〇〇工場の倉庫に行こうぜ!面白いの用意してっから。な?俺らは友達だろ?俺とお前の間には友情があんだよ。友情ってのが。」俺はその誘いにのり、夜〇〇工場の倉庫に行った。真っ暗で何もわからなかった。だけど、そいつが懐中電灯で合図してくれた。その光を頼りに、俺は急いだ。俺とそいつの距離が近くなると、懐中電灯を消し俺に何かを持たせてきた。俺が「なんだこれ?」そう聞けば、「おもちゃのナイフだよ。今日は、暗闇の中でサバゲーな。俺があちこちに仕掛けを置いといたからそれに攻撃っ!すればいいんだよ。わかったか?」俺が「あぁ」と言えば「じゃあ、5秒後にスタートな!」そいつの声が遠のいていった。5秒数えてゲームが始まれば俺はゆっくり歩き、コツッと何が足に当たったらナイフをまっすぐに出し、グサッと音がなるまでナイフを振った。感触はなんとも言えない感じで、リアルなサバゲーだなぁそう思った。出口に近くなればなるほど的の数も増え、たくさんナイフを使った。ゲームの終わりが来て出口に出れば、そいつが待っていて
「やるじゃん友。」そう言ってくれると思った。だけど現実は違った。出口から出たら目の前にはパトカーと警察が何人もいた。俺が唖然としていると、警察が「さっき、通報があってね。〇〇工場の倉庫で変な奴がナイフを振り回して、たくさんの女性を殺してるってね。」そう言いながら、俺の手に手錠をかけ署へと連れて行かれた。
署では、今までのことを全部話した。すると警察は俺に
「貴方の…その、友情ってなんなの?だって、結果的に貴方はそのそいつ?…に騙されて連続殺人鬼になっちゃってるわけだから。」
「"友情ってなんなの?"」この質問に俺は答えられなかった。なんでだろう。今まで俺に"友"という存在がいなかったせいで、友情が何なのか。何が正解なのかわからなかった。どこまでが、友情ですむ話なのか。俺はどんどんわかんなくなっていった。ずっとグルグルと頭の中で、「友情ってなんなの?…友情ってなんなの?…」と回っていた。俺は頭が真っ白になった。だけど、頑張って答えた。あんまり、なんて言ったのか覚えてない。だけど、意識が遠のく前、目の前にいた警察は目を大きく開け、顔がグチャグチャに引き攣っていた。後日、あのときなんて言っていたか、警察の方に聞くと
「友情っていうのは…相手と仲良くなって、…殺すこと。…相手を笑顔で苦しまないように一気に優しく殺すことだぁぁ。」って言っていたと。
あぁ、そっか。そう思えば、俺の顔は笑顔で溢れて止まらなかった。

7/24/2024, 12:13:46 PM

朝起きたら必ずLINEして
学校に着いたら絶対に一番に会わないと
睨まれる
昼休みは一緒に遊ぶ
他の人と遊んでいたら
鋭い睨みと陰口で
私を徹底的に潰す

いつから友情は傾いたのか

固くつながれた『結情』

もう、ほどくことも
ほどけることもできない

7/24/2024, 12:13:21 PM

友情って、こんなに苦痛が伴うものだったっけ。
僕抜きで帰る君が、こんなに恨めしいものだったっけ。
一緒にいたい想いが、こんなに苦しいものだったっけ。


ほんとは分かってる。世間一般にはこれは友情とは呼ばないこと。
でも君がこれを友情だと言うから。僕のすべては君だから。僕のこの苦しみは友情なのだ。

だからね、あまり僕を刺激しないで。
思い違いを起こしてしまいそうになるから。

7/24/2024, 12:13:13 PM

高校卒業から10年、当時は一度も遊んだことが
なかったクラスメイトと、ふとしたきっかけで
定期的に遊ぶ仲になった。
そんな細くて透明なテグスのような強い絆もあれば、

高校3年間ずっと一緒にいてお泊まり会もしたのに、
10年経った今では誰とも連絡が取れなくなった
仲良しグループのような、太くて脆い友情もある。

もう会わないだろうけど、確かに親友だった。

人は同じ形でいられない。
どこかで元気でいてくれればそれでいいと思う。

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