『友情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私はそんな不確かなものを信じられない
信じたこともあった
信じていたかった
それは、裏切られたから
利用されていただけだった
彼女にとって私は道具に過ぎなかった
確かな繋がりだと思っていた
それは簡単に切れてしまうものだった
力になりたいと願った
全部全部嘘だった
表面だけの友情は
果たして友情と呼ぶにふさわしいのか
友情とは
それで許されてしまう程度のものなのか
考えても分からなかった
分からなくなった
疑いだした
信じなくなった
期待したって無駄なのだから
私はもう、信じない
男女の友情は 存在しない。
私はそぅ考える。
仲良くしている男女は
何らかの理由があって。
どちらかが 恋心を押し殺している
自己犠牲の上に成り立つ 友情。
もしくは
それで十分なんだという
自己満足の元の友情。
男女の友情は
悲しくて美しいもの。
#友情
【友情】
中学の頃から、男女問わず人の輪の中心に彼女はいる。
僕はその輪に紛れていたり、遠くから眺めたり。
目が合うと手を振られるから、僕も笑顔になって近づく。
おかげで、社交的でないのに多くの友だちができた。
同じ高校に進学したのは僕と彼女だけ。
僕らは家が近いらしく、帰る方向がいつも一緒だった。
「着いてきてる?」なんて疑われたこともあったけど。
誤解はすぐに解けて、僕らは寄り道仲間になった。
初めは天気とか趣味とか、お見合いみたいな話ばかり。
それが今では「好きな人いないの?」なんて話もできる。
彼女は新しい店や商品を見つけるたび、僕を誘う。
好みが合うから気を許し、長い付き合いになっている。
今日も誘われ、キッチンカーでクレープを買うことに。
僕はクリームたっぷり、彼女はお食事系を選んだ。
半分ほど食べたところで彼女の視線に気づく。
甘さが欲しくなったらしい彼女と交換して残りを食べた。
翌朝、電車で会った彼女に話しかけると気まずそう。
ぱっと顔を背けられ、別の車両へ行ってしまった。
それから距離を取るようになり、一緒に帰らなくなった。
彼女が嫌ならと思い、僕もあまり近づかないようにした。
僕らは親しかった。でも、きっと仲違いしたと思われる。
最近の僕はおかしい。いや、おかしいのは彼女もそうか。
僕は輪に寄らず眺めるだけで、彼女は目が合うと逸らす。
並んで帰っても会話は弾まないし、物を分け合わない。
入学当初はもっと普通で、なんていうか自然だったのに。
話題がなくても話せたけど、用事がないと言い訳をする。
彼女の目を気にしてしまい、気持ちが落ち着かない。
今までどう話していたのか、わからなくなってしまった。
「友情」#8
友情を感じる時は
情を受けるよりかは与える時のほうが強く感じる
あっ自分目の前のやつを友人と思い、
思いの強さだけ情を与えているんだって!
もちろん受けて側の方が楽だけど
こと愛情友情というものは与えてやっと気づくものだと思う!
受けすぎるとそれが当たり前になってしまうから、、、
#友情
友情は、話してるだけでも楽しい大切な人。実は、
友情はなによりも硬いんだ。たとえば、恋人が1人、友人が1人といたら、縁が深いのは友人ってわけ。なんでかって?『友人』は、元々知らない人でしょ?元々知らない人なのに、ここで友情まで届いてるということは、恋人より縁は深いのだよ。
まだ、恋人の方が縁が深いと思うでしょ?
恋人は、結婚相手とか、付き合った同級生だとか、色々あるけど、恋人も、知らない人から始まりだけど、『付き合って』とか、「結婚して」とか、
言い方もある。
でも、自分で考えて、友人になるまで努力して、今友人が沢山いる人と、告白をして彼女がいるのとだったら、友人の方が人数も多く作れるし、恋人よりはよりよいはず。
それに、「友達になってください」と、『付き合ってください』で、言い方は違う。僕は、「友達になってください」の方がドキドキすると思ってるかな
大切だから話を聞いてあげたいと思う
失いたくないから手を差し伸べたいと思う
悩みも不安も全て背負い一緒に悩んで泣いてあげる
友情はそうやって築き上げるものだと信じていた
それなのにどうして私がこんなにも苦しいのだろう
全てを一身に受け止めた私の中に
ドロドロと黒い塊が溜まっていく
そのうち黒い塊は私の全てを覆うのだ
………
大切で失いたくない存在を
私は自ら手放してしまった
みんなの一歩後ろに居て笑い合う様子を見るのが好きだ。
みんなの表情がころころと変わっていく様子を見るのが好きだ。
個性あふれる容姿を見るのが好きだ。
ひとりひとりの性格を感じる言葉遣いを聞くのが好きだ。
でもやっぱり、
1番は
そういう素晴らしいところに
さりげなく、
私も混ぜてくれるところかな。
"友情“
母はこう言った
「友人は多く居ても心を許せる人は少ない」と。
昔の私は、それがよく分からなかった。
けれど、今ならそれが、よく分かる。
少しずつ変わっていくのだと。
多く友人がいるのが一番と言う訳では無いのだと。
なんて言って、纏めたらいいのだろうか…私には、文才が無い。だから一丁前に、良い事は言えない。
だから、こう言おう。
「全て多ければ良いと言う事では無いのだと。」
「おはよう」
「だよね〜」
「わかる」
「またね」
必要な単語はそれだけ。あとは笑顔と頷き。同意して肯定して同調して慰めて。毎日毎日そうやって時間が過ぎてゆく。
正直多分彼女のことは何も知らない。それはきっとお互い様で。ここにいる誰も何にも興味ない。ただ作られる"わ"から外されぬよう努め時を待つ。
それを"友情"とラベル付けしているの。
僕は君が嫌いだし、君だって僕のことが嫌いだろ?
それでもこうやって行く先々で出会ってしまうのだから、妙な縁だと言うしかないね。
え? それなら今から背中合わせになって、それぞれ反対方向へ進んでいけばいいだって?
なるほど。それはなかなかにいいアイデアだね。よし、君のその案に乗ろうじゃないか。
もしかしたら、これが君と顔を突き合わす最後になるかもしれないな。
それでは、記念に握手でもしとこうか。
ん? 何だいその嫌そうな顔つきは。
君ね・・・・・・。こういう時くらい愛想のひとつも見せたらいいじゃないか。嫌いな相手とも上手く付き合うのだって、大人の嗜みだぜ?
あー、はいはい。僕だって君とは金輪際、顔を突き合わせたくないよ。
だから、ほら、手、出して。
──痛い、痛い。
思いっきり握り締めないで。
まったくもう。
こんなに遠慮なく僕みたいな奴に突っ掛かってくる馬鹿は、この広い世界で君くらいのものだよ。
【友情】
「自分の宝物を紹介しよう」
学校の授業でその課題が出た。
私の宝物…?
私は全然思い浮かばなかった。
そこで授業後に私は友達に
「どういうのが宝物だと思う?」
って聞いた。
すると、友達は
「もし、それが無くなったら絶対嫌だなって
思うものじゃないかな。」
って答えてくれた。
私は家に帰ってから、いろんなことを
思い返したりしてたくさん考えた。
そして、私は宝物だって言えるものを見つけた。
それは「親友」だった。
1歳の頃からの幼なじみ。
性格はほとんど正反対。
似てるところはとても少ない。
中学校からは別々の学校に通ってる。
それでもたまに遊びに行ったりする。
1番一緒にいて落ち着く存在。
出会ってからのことをいろいろ思い出していた。
彼女がいなくなったら、私は心の支えを
失ってしまうかもしれない。
それぐらい大切な存在なんだって改めて思った。
これからもこの友情が続いていくことを願おう。
#友情
友達はいません。どこから知り合いから友達になるのか。
遠慮せず会話が持てるようになったら友達なのか?
相手が好きで相手も自分が好きなら友達なのか。
今日から「友達です」と宣言したこともなく。
いたらいいのか?いない方がいいのか。
分からない。
子供の頃から長く続いた彼との友情は突然終わりを告げた。
「僕と結婚してください」
いや受け取ったけどさ。
「友情から愛情になったね」
って、やかましいわ。バカ夫。
完
お題:友情
美しい友情を築くにあたり大切なこと。互いの信頼と、勇気と、思いやりの心。
「コミュニケーション能力!」
なぁに? それ。
「ボクコミュ障だから、友情なんて欲しくても手に入らないの」
喋れないわけじゃあないんでしょ? 言い訳しちゃだめだよ。
互いの信頼、勇気、思いやりの心。これさえあれば、人類皆友達さ。
俺は余り人との関係を築くことが苦手だ 。
友達 、とか親友とか正直良く分からない 。少なからず向こうから話しかけて来る奴も居るが、いつも上手く対応出来ずに気まずくなるだけだ 。だから皆離れてく 。
… いや、でもそうだな
一人だけこんな俺に怯まず毎日話し掛けてきてくれる奴が居た 。始めはどうせ直ぐ離れて行くと思ってたから毎日塩対応してた 。けど、どんなに酷い対応をしても折れずに歩み寄ってくる彼奴に俺の方が折れた 。
そこから初めて友達、親友ってのに巡り会ったんだ 。
_ でもその中で 、ただ一つ信じたく無かった出来事が起こった 。其れは、彼奴が余命宣告されたこと 。初めて聞いた時は なんの事かさっぱりだった。頭が追い付かなかった。…彼奴が病気持ちで入院してたってことも。
責めたく無かった 。けど、感情が其れを許さなかった。
” 何で 言って くれなかったんだ!”
そんな 言葉 が口から零れる 。其れを聞いた彼奴は
” ごめん 、心配させたくなかった 。親友の 君には どうしても 伝えられなかった ” なんて 力なく笑った 。
そんな顔して欲しいんじゃない 。違う 、俺はただ _
” 俺たち の 友情 に 掛けて 、 絶対 戻れよ ”
人嫌いだった 過去の俺は 未来でこんな 言葉を言うなんて思っても 居ないだろう 。だけど、これは本音だ 。
なんて 、これはもう 過去の話 。あの時学生だった俺は今じゃ社会人だ 。… あぁ、親友はどうなったのか?
さぁ 、どうだろうな 。あ 、悪い電話 掛かってきた 。
親友からの ご飯の誘いだった。あの頃と変わらず親友の彼奴からの誘いだよ 。これでもう 分かったろ?
友情 が 病気に勝った 、なんてな 。
#1
「 友 情 」
「友情っつー友情でもないが、3月7日か6日あたりに『絆』っつーお題があった。あと、友情じゃなく愛情。『愛と平和』とか『愛を叫ぶ』とか」
ひとつ物語を組んでは納得いかず白紙にして、もうひとつ物語を閃いては以下省略。このままでは19時に次の題目が来てしまうと、某所在住物書きはため息を吐いた。
「書いて消して書いて消して。自分の納得いくハナシが出てこないからまた消す。……妥協って大事よな」
愛情の長続きも友情の長続きも、小説書くのも意外に根っこが一緒で、適度な距離を保ってどこかで妥協するのが大事、なのかも。
物書きは再度息を吐き、天井を見上げた。
――――――
寂しがり屋な捻くれ者と、その後輩が、美しき友情により結託して、高温続く今日から金曜までのリモートワークを勝ち取る。
そんなネタを、思い浮かんだは良いものの、うまくストーリーを組めなかった物書きです。
そこで本日は昔のおはなし、年号が令和に切り替わった直後のおはなしを、ご用意しました。
「藤森。この案件は、お前がやれ」
「お言葉ですが、宇曽野主任。私などが担当するより、主任がおやりになった方が、確実に、迅速に終わると思いますが」
5年前、2017年の都内某所。某職場。限りなくブラックに近いグレーのそこ。
2023年現在は隣部署同士。しかし当時は同部署の、入社3年生な捻くれ者と、その教育係兼上司。藤森と宇曽野という親友ふたりがおりました。
右手と左手を合わせ、握り合い、
左手と右手でバインダーを押し返し合い、
ギリギリギリ、グギギギギ。足を開き腰に力を入れ、柔道ごっこかレスリングごっこをしている様子。
親友同士が手を取り合って、譲り合う。
友情いっぱい。とても美しい光景ですね。
「お前が他のやつらを全然頼ろうとしないから、協力し合う習慣をつけさせるために、これを預けるんだ」
「人は得意不得意があります。私は単独の方が力を発揮できるし、ミスも少ない。ご存知でしょう」
「うるさいコレでチームを頼れ。誰かと手を取り合うことを学べ。お前に足りないのは『他人』だ」
他人に手を差し出せ。上司の宇曽野が諭します。
その他人に心をズッタズタにされたので、無理です。3年生の藤森が訴えます。
ともかく宇曽野は藤森と他人の手を繋がせたがり、藤森はまだ宇曽野以外の他人が怖いのです。
片や友を思うがゆえの厳しさ、片や目の前の親友ひとり以外心を開けない弱さ。初々しい背景ですね。
「そもそも何故友人の俺に他人行儀で話す」
「ご自身の役職お忘れですか。宇曽野『主任』」
「また他人行儀で言った。ペナルティーにこの案件」
「『パワハラ』もお忘れのようですね。『主任』」
ギリギリギリ、グギギギギ。
仕事の譲り合いはその後数分続き、結局、藤森が受けて単独で処理。
そんなこんなしていたふたりも、5年経過した現在では、双方職場でもタメグチの仲良しで、笑い合い語り合い、互いが互いのプリンを勝手に食べて喧嘩したりするのですが、
その辺に関しては、過去投稿分参照ということで。
おしまい、おしまい。
下校中の暑い夏の1日、アスファルトから立ち上る熱気と強い陽射しを浴びながら、クラスが離れた君と歩く道。
授業で出た課題への愚痴、部活での失敗、新しい友達の面白かった話、SNSで見た新作コスメ。
話題には事欠かないのに、少しばかり感じる疎外感。
友情が不滅だとは思わない、些細なきっかけで変化することもあるだろうと理解もしている。
けれど今は、今だけは見ないフリをすることを許してほしい。
こんな気持ちから目を反らして、話を合わせて笑ってみせる、情けない私を許してほしい。
明確には出来ない、でも現状を受け入れきれないまま明日もまた君と道を歩く。
しずかでも心地よい空間の事
何も言わなくても通ってくる心
おれたちの限界効用逓減の法則破るかんぱいの声
#jtanka #短歌
~幼馴染の友情~(オリジナル)
男子生徒A「お前、ハナが好きなの?……それとも、黒髪の後輩?」
ヒョンジン「は?」
屋上で幼馴染の3人とお昼休みを過ごし、ハナと教室に戻る途中で別のクラスの男子生徒が「ヒョンジン借りるから、先に戻れ」と言って、俺を階段まで連れて行かれた。
男子生徒C「ハナが好きなら諦めろ」
男子生徒B「実はハナが好きでさ……告白したいのに……いつもお前といるよな」
カン・ハナはモテる。
男子に告白されても断っている。(ハナ曰く、一部は下心の声が聞こえるから。……後は興味ないらしい)
黒髪の後輩はパク・ジヨン。
とても大人しい子で、ジヨンもモテている。
ヒョンジン「俺は邪魔だと言いたいのか?」
男子生徒A「よく分かってるじゃないか」
ヒョンジン「言っとくけど、俺はハナとジヨンの事を恋愛対象として見てない」
男子生徒B「それなら、わざわざ一緒にいなくても……」
ヒョンジン「ハナとジヨンは俺の大事な幼馴染で友達だから一緒にいるんだ。……男女の友情はアリだろ」
俺は本当に恋愛対象として見ていない。
幼稚園の頃から仲良しで、今も友情が続いている。
男子生徒C「ふんっ……友情がなんだよ」
ヒョンジン「ハナは可愛くて妹みたいな子。……ジヨンは真面目でハナとは仲良しだから、ハナの姉みたいな子。……こんなに長く過ごしていたら、幼馴染の好きな食べ物や趣味に色々知っている。……それが男女の友情なんだよ」
男子生徒A「コイツ、バカ?……もう一緒にいるな」
男子生徒C「もう行こうぜ」
男子生徒B「必ずハナに告白してやる」
3人は俺に睨み付けて立ち去った。
姿が見えなくなった頃、「大丈夫?」と後ろから声をかけられる。
ヒョンジン「ハナ、なんでここに」
ハナ「さっき『また一緒にいやがる』『アイツ邪魔』って声が聞こえて……嫌な予感したから……」
ヒョンジン「危ないだろ。……もしアイツらが俺を殴りそうになったらどうするつもりだったんだよ」
ハナ「止める」
ヒョンジン「それはやめろ」
もしハナが怪我したら……。
友達として心配している。
ふと思った。
ヒョンジン(もしかして最初から……)
ハナ「もちろん聞いてた。……私の事を妹みたいに接してくれるのはジュンギさんだけかと思ったけど、ヒョンジンから聞けて嬉しい」
ヒョンジン「………///」
ハナ「あ、照れてる」
ヒョンジン「うるさい///」
ハナ「私だって……ジヨンとヒョンジンとジュンギさんの好きな物分かる。……男女の友情はアリだと思う」
ハナは優しく微笑んだ。
ハナ「3人の事は大事な幼馴染として大好き」
自分で顔が赤くなるのが分かる。
「……早く戻ろう」と言い、ハナは「照れてて可愛い」と笑いながら言った。
ヒョンジン「からかうな!///」
ギナム「おっ、ヒョンジンとハナ。…………なにその顔。……まさか、付き合って……と、取られた……ヒョンジンめ……よくも裏切ったな……!」
ハナ「付き合ってないよ」
ヒョンジン「俺達はただの幼馴染だから、付き合うわけない」
ギナム「いーや、僕は幼馴染系の恋愛漫画見てるから分かる」
「お前はバカか?……付き合ってないって言ってんだろ……漫画の読み過ぎ」とギナムの頭を叩きながら言う。
ハナ「私はヒョンジンとジュンギさんに対して恋愛感情抱いてない」
ヒョンジン「お前は幼馴染いないから、幼馴染の友情を知らないんだろうな」
ギナム「………………」
ギナムはそのまま膝を崩し、両手が床に付く。
ギナム「いいなぁ……幼馴染……羨ましいよ……僕には幼馴染がいない……幼馴染の女の子欲しい……相手は幼馴染じゃなくてもいいから、彼女欲しい……」
一人でブツブツ呟いてるギナムを置いて、クラスに戻る。
この先、誰にからかわれても……俺達の友情は永遠に変わらない。
ずっと幼馴染で、ずっと友達だから。