『友だちの思い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友だちの思い出
むかしから、引っ込み思案な性格で、交友は少ない。聞き役的な立ち位置…グループづくりでも、毎回余るし…なるべく人と関わらないように生きて来た…余りいい思い出もなく、孤独までは無いけれど…
私はあまり人に執着しないし、なんなら人に興味がない。
小学校、中学校、高校、それぞれに友達はいたし、連絡先も分かるけど、大人になってわざわざ連絡することもなくなった。
なんだか自分がひどく冷たい人間に思えた時に、ふとスマホのバイブ音がなった。何気なく見たら、小学校の時の友達から連絡がきた。
気づけば私は、その友達と会ってご飯を食べて、遊んだ。
家に帰ってからその友達からラインが来て、「楽しかったね!また、遊ぼう!」と。
目の前の暗いテレビに映る自分の顔は、笑っていた。
-友達の思い出-
馬鹿やってははしゃいで、煽っては喧嘩して、叱られては笑い合ったりもした
いい思い出だ
消えない思い出だ
だから勝手にいきやがったアイツに中指立てて言ってやるのさ
腹が立つが精々首を長くして待ってろってな
馬鹿なアイツにお土産をあげよう
アイツの大っ嫌いなお土産を送ろう
死んだことを後悔してろ。バァカ
油断するとすぐに忘れてしまうし
歳を重ねるごとに消失するけれど
あの頃の景色は
いつだって
とりもどすことができる
例えば湿度の高い日に
焼きたてのパンの匂いを嗅ぐと
傘もささずに走った帰り道が
ふと蘇る
懐かしいエイトビートのあの曲が
テレビやラジオから流れてくると
あの子の笑顔がスライドショーのように
次々と頭の中に映し出される
刻まなくたって
写真に残さなくたって
いつだって日常の中に
あの思い出は溶けている
【友だちの思い出】
お題『友だちの思い出』
主様のお友だちについて、俺にはいまだに引っかかっていることがある。
主様と名前を呼び捨てにしあっていた、あの少年のことだ。
ずっと近く、どの執事たちよりも間近にお世話をしてきた俺ですら、主様を呼び捨てにしたことはないというのに。なのになのに、あの少年は軽々とそれを越えてきた。
この気持ちは嫉妬だけではない。その少年への羨望もあると思う。もし俺がもう300歳以上若くて街の少年だったら、その機会もあったかもしれない……
……いや、だめだだめだ、もしそんなことになったら俺は主様のお世話というある意味特権を失うことになる。落ち着け、俺。
でもこういう、主様に対して特別感がないと自分のことに自信が持てないなんて、俺って小さい奴だよな……。
【友だちの思い出】
幼稚園の頃、仲のいい友だちがいた。毎日、何をするにも一緒だった。そして卒園式の日、違う小学校に通うことを知り、2人で大号泣した。
それから10数年、その友だちと会うことはなかった。
最初の数年は、またいつか会えるよねと思っていたが、10年超えた辺りから、会えたら奇跡だなと思うようになった。
そして最近になって、その友だちの顔も名前も思い出せなくなってしまった。
「あなたたち、毎日一緒にいたのよ」
と親に言われるが、どんなことをして遊んだのか、なにを話していたのかさえ思い出せなかった。
もし、今ここで、その友だちとすれ違ったとき、顔も、名前も、何をして遊んでいたかも思い出せるのだろうか。そして、その友だちは私のことを覚えているのだろうか。
あんなに仲が良かったのに。年を重ねると、だんだん友だち付き合いが疎遠になってしまう。
いま隣にいる友だちは、あと何年一緒にいて、どれだけの思い出を作れるのだろう。そんなことを思いながら、1番上の履歴にある親友に電話をかけた。
誰もいなくて寂しい夕方、あの子は来てくれた。
黒く塗り潰された顔、ノイズが混じったような声、陽炎のように揺らめく輪郭。
何をして遊んだのかは忘れてしまったが、とても楽しかったのを今でも覚えている。
夕焼けと共に訪れて、黄昏時に静かに去っていくあの子。
名前も知らない、私の最初の友達。
誰も知らない、私だけの不思議な友達。
いつの間にか私の前に現れなくなった、会いたくても、もう会えない。
私の大切な友達。
テーマ「友達の思い出」
それは以前聞いたことがあるような話だと思った。
どこで?
それは分からないんだけれど、どこかで。
だから楽しそうに話す彼女の話に相槌を打ちながらも、
心の内では不思議な感情がうごめいていた。
過去を味方に 未来を希望に 辛さを踏み台に 悲しみを強さに
現実という今を大切にし、自分と向き合おう
友だちの思い出
僕は辛いものを食べるとある不思議なことを思い出す。
僕にはクールで、頭のきれる友人がいるのだが、
その友人は可愛いところもあり、
先輩とごはんを食べに行く際、辛いものを頼んだそうなのだ。
先輩は辛いものが好きな人だったそうなので、張り合ってしまったのだろう。それか、辛いとはいっても味噌ラーメンだったのでいけると思ったのかもしれない。
とにかくそのラーメンが辛かったのだ。
口から火を吹くくらい、胃が煮えたつくらい。
その場では頑張って食べたそうだ。
真摯に向き合う彼だからこその行動だったのだろう。
それなのにその行動が彼の体調に悪影響を与えてしまった。
お腹が痛くなったのだ。
お昼に食べたラーメンだったが、その痛みは夜まで続いた。夜ご飯もまともに食べれないほどだった。
というのもあって彼は早く寝た。
寝るしかなかった。
僕はその時話を聞いて、
「水を飲んで回復体位でねたら?」
と伝えたのだ。
彼から次の日聞いたことであるが、
その時の夢でそのラーメン屋さんがでてきたらしいのだ。
またラーメンか、もう辛いのは食べたくない。
と彼は思ったそうだ。
そしたら、ラーメン屋の店員さんがでてきて、
「格闘して食べてくれてありがとうね。ラーメンも喜んでいたよ。」
と伝えてきてくれたそうなのだ。
ラーメンが喜ぶなんてことあるのか、と思ったが、
「いえ、こちらこそありがとうございます。」
と彼は伝えた。
その瞬間目の前のラーメンが光り、小麦や、唐辛子からこのラーメンができあがるまでの情景が彼に飛び込んできた。
その後目の前のラーメンからこんな言葉が聞こえてきた。
「無理して食べなくてもと思ったけれど、
食べてくれたおかげでこうやって、体の一部になって、この思いを伝えられてよかった。食べてくれた恩返しとしてから辛さ耐性をあげよう。」
なんなんだ、ラーメンサイコパスか、そんなんいらないわ、といいそうになったが、優しい彼は
「ありがとう」
と伝えたそうだ。
次の日、なぜか今度は職場のメンバーと別の辛い料理を食べることになった。
辛いものはもう食べたくないと思っていたはずなのに辛いものを食べて、おいしくたべれてしまったというのは、また別のところで語ろうと思う。
友だちの思い出―――
このお題友達自身の思い出??
それは友達本人しか分からない
友達との思い出は日々更新中…
「友だちの思い出」
削除しました。後日、書き直します。
こんな年をとっても…
大事にしてくれる
友だちには感謝してる。
ワタシも大事にしていきたいと思う。
友だちの思い出もたくさんあるわ。
これからもたくさん思い出作ろうと…
#友だちの思い出
秘密の友達がいた。
親にも、学校の友達にも、先生にも。
いつも近くで僕を支えてくれていた。
夜、布団の中で他愛もない話をした。
深刻な相談をすることもあった。
深刻な、と言っても、後から思い返してみれば些末なことだ。
とにかく、何でも話せるのはその子だけだった。
親友ができた。
今となってはなんで仲良くなったのかも曖昧だ。
ただ、こいつになら自分の弱いところも情けないところも全てさらけ出せると思った。
「さて、僕はもう行くとするよ。元気でね」
最後にその子に会ったのはいつのことだったか思い出せない。
/「友達の思い出」
辛いつらいツライ
思イ出バカリ
あの子の事を思い出すとアイツラも一緒に出てくる
一生忘れない思い出をありがとう。
この痛みは大切にするね。
私と同じ人を増やさないために使うね。
「友達との思い出」
友達との思い出
そんなものはない。
安心しろ、俺はお前らの仲間だ。
なんて言ってる人達はみんな友達。
間接的に非リア友達だろ、だよな?
流れてきたリア充潰れろツイートにいいね押す。
全く同じ思い出が、毎年毎年続いてる。
これが友達との思い出。
泣かせてごめん。テッシュいる?
#友達の思い出
喧嘩してお互いの親に怒られて
一緒に帰って
また後でねって家に集まって遊ぶ。
あの頃はまだ赤いランドセル背負ってたかな。
今はもういない友だちの話。
彼女とは、学生の頃からの長いつきあいだった。
社交的で友人もたくさんいて、お付き合いしている
人とも、とても仲が良かった。
彼女は身体の不調を抱えていて、時間が経つにつれ
入退院を繰り返すようになり、闘病を続けたのちに
向こうの世界へ旅立った。
その数ヶ月前、私の誕生日にメールを送ってきた。
その頃は私達は会うことが無くなっていて、メールも久しぶりに受け取ったものだった。
今にして思えば、あのメールを打っていた頃は、
調子が下降していた頃で、それでも送ってきて
くれたのだ。
そんな状態だったのに…と思っている。
彼女とのエピソードは他にもあるのに、改めて
思い出は、と訊かれると、このメールのことを思い出す。
私の誕生日、覚えていてくれてありがとう。
「友だちの思い出」
友だちの思い出
色褪せることを知らないような鮮やかさで、都合のいいところだけを切り取って、そうして出来上がった美化された思い出たち。
補正されたそれらは、事実とは少し違うのかもしれないけれど、大切なものだったと、いつの日にか気づくんだ。
今日は素敵な日。
なんと家に友達が来たのだ。
「何して遊ぶ?」
そう言うと友達はソファに腰掛けた。
私はすかさず持っていたこん棒で友達を殴り倒した。
「ぐふぁっ」
友達は血を吐いて倒れた。
当然だ。家主の許可もなく座っていい訳がない。
親しき仲にも礼儀ありだ。
部屋に沈黙が流れた。
私は場を和ませるために言った。
「今度君の家に行きたいな?」
翌日〜
「ぎゃあああー」
友達の家に来た私は、勝手に冷蔵庫を開けたという理由でコンクリートブロックで殴られた。
コイツはヤバい。
「友達は選ばなければならないな」
私は痛感した。