『半袖』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
半袖
半袖、ねぇ……。
言わずもがな、半袖は夏の必需品だ。どんなに薄い生地だろうが、長袖で夏空の下なんか歩いたら動くサウナになってしまう。
でも地味に半袖って面倒くさい。ムダ毛処理しないとボーボーの毛を見せびらかすことになるし、脇毛も剃らないと手を上げたときに飛び出ちゃうし、半袖のユニフォームを羽織ったときには袖がチラ見えしてダサい重ね着になってしまう。
もちろん日焼け止めも必須。日焼け止めをサボって半袖で海に出かけた日なんか、次の日には肌に白Tが彫り込まれてる。
えー、それで、半袖に関する物語の設定を考えようか?
難しいな。そもそも半袖というものをテーマにしようなんて思ったことがない。これぞお題小説の醍醐味と言うべきか。
そうだな、例えば、見た目が様々な宇宙人が共生する世界で、生まれつき白Tを着ているような毛色の個体が……。
いや、それとも、季節外れの半袖で……。何か半袖がきっかけになって運命の出会いが……。
……今の私には無理だ。面白そうな設定が思いつかない。精進します。今日はこんなところで。
【後で書きます…!】
2025/7/26 「半袖」
今政治が賑やかだ そして政治、半袖というキーワードで忘れられないのが ある首相が愛用していた省エネルックだ! いわゆる「半袖スーツ」である… 夏の暑さや省エネ対策で盛んにアピールしていたがその後定着せずにいつしか消えた…
あの見た目の斬新さが今 懐かしい…
ポポヤ
空から降り注ぐ熱すぎる日射し。
この前まで春だったのに、いつの間にか夏がやってきていた。
長袖はもう暑くて着ていられない。
タンスから約一年ぶりに半袖を取り出す。
着てみると、去年より少し太ったのか、ピチピチな気がする。
まっ、いっか。
改めて外へ出る。
日射しが眩しくて、思わず左手を太陽に向けた。
すると、左脇から脇毛が太陽に向かって「こんにちは!」と挨拶をしている。
……処理しよう。
再び家の中へ戻り、ワキ毛を剃って、さようならした。
「どうして長袖を着ているの?」
真夏の、暑い日差しの中、そう尋ねられた。
その質問が飛んでくるのもわかる。最近の異常気象。到底こんな長袖じゃやっていけない。
「日焼けしたくないので……」
それに対して、いかにもな理由をつけて返す。
相手は納得してくれたようだ。
真夏の、涼しい部屋の中、また同じ質問が飛んでくる。
「どうして長袖を着ているの?」
その質問には、もう慣れている。
「冷房が苦手で……」
一年中長袖を着ている私を不思議がる人はたくさんいる。大抵、こんな理由を伝えれば納得してくれる。
でも本当は、半袖が着られないだけだ。
よくある話だ。長袖の下には、見せられない痛々しい傷痕が残っている。
その時は苦しみから逃れる為に。後先のことなんて考えず、傷を付けた。後先のことなんて、考える必要もなかった。すぐにでも終わらせたかったから。
でも、思っていた以上に、その先は長かった。
そして、夏がこんなに暑くなるとも思っていなかった。
本当は半袖だって着たいけれど、あの時の私がそれを許してくれない。まるで苦しみから逃れるのが罪のように。今の私だけが楽になれると思うな、と。
いつか許される日は来るだろうか?
この傷痕が消えて、また半袖が着られる日を願っている。
『半袖』
「ところで」
「ところで?」
「時代は長袖じゃないのかな?」
「何が?」
「子どもも大人も長袖のほうが健康に良い時代に」
「暑いけど半袖にしないってこと?」
「暑すぎるのと日光が強すぎるので、長袖で防がないと将来大変なことに!」
「大変なことに!」
「なにせ老化と紫外線の関係が因果で結ばれてしまった」
「つまり日焼けは老化の原因?」
「Exactly.」
「Oh no!」
お題『半袖』
半袖。
半袖には種類がある
肩ギリギリの半袖
二の腕ぐらいの半袖
肘までくる半袖
私は思った
半袖みたいに考え方の種類があってほしい
半袖みたいに感情の種類があってもいい
でも
心の中は自分自身は種類がなく一定でいて欲しい
半袖
私達の種族は、成人するまで半袖を着てはいけない。
どんなに暑い日でも、家族の前でも禁止されている。
それは、大人になるにつれて徐々に腕に現れてくる
鱗を隠すためだ。
鱗の色や形は人それぞれ。
私の父のは青いひし形。母のも青いひし形。どちらも親指の爪ぐらいの大きさのが5つ綺麗に並んでいる。
両親の鱗がそっくりなのはちゃんとした理由がある。
運命の人に同じ鱗が現れるからだ。
だから両親は仲良しだった。
毎日が笑顔で溢れている。
私の両親だけでなく、どの夫婦も同じだった。
まだ子供の私にもようやく鱗が出てきた。
色は第三の月のような綺麗な銀色。
きっと今頃、私の運命の人も同じ鱗を眺めているのだろうな。
半袖を着れる、運命の人に会えるその日を夢見て
今日も私は長袖を着た。
半袖…
は…はっちゃけちゃって!
ん…んなこたぁ〜なァい⭐︎
そ…そんでそんでそんでそんでッ!?
で…出オチの夢オチだったんだよコレまたっ。
半袖の人が街に増えてくる季節に
なると、熱々のラーメンから冷やし中華
同じく熱々のたぬきうどんから冷やし
たぬきうどんへ 昼のメニューが
変わる。そして、食後のコーヒーも
アイスコーヒーへ。
だが、熱々の牛丼から夏の定番 鰻の蒲焼
には、お金の都合で、変えられないのが
悲しいです。
#半袖
今年は半袖の
カットソーを
2枚買いました
そして…
古い方から2枚
…
捨ててません
買った分を
捨てていく
という作業が
不得意で
しかし
これをやらないと
増える一方
わかってます
夏の終わりには
どれかの2枚を
捨てようかな…
意思弱🤣
✴️465✴️半袖
もう半袖の時期か〜
「暑い」が辛い夏ですね。
皆さん熱中症気をつけた方がいい時期真っ只中です。
今年も一段と暑くなってきましたから、水分とってくださいね。この文読んだらすぐお水休憩です!
さてここから無駄話なのですが、
皆さんは友人との関係上手くいってますか?
実は自分上手くいってなくて友達を裏切ってしまったんですよね。友との約束事をドタキャンしてしまってそこで断るなり謝るなりすれば良かったのですが、自分の感情が迷子になってしまい、泣いたんですよ。その場で母にすごく怒られました。結局過呼吸にまでなって母がお断りしたんですが、これが初めてのドタキャンじゃなくて友人との間に少し溝ができた訳では無いんですけど話を聞くと「もう裏切られ慣れた」と言うのです。
他の人の意見も聞きたいと思い、母のラインをこっそり覗き友人の母とのらいんを見ました。そこにはやはり私に呆れたようで「やっぱりやってくれたね」から始まる母同士の会話が繰り広げられていました。絶対にドタキャンする自分が悪いのはそうなのですが、母も友人母と同じ意見だそうで自分に対しての罵倒が書かれていました。何より辛いのは味方だと思っていた母は友人母との自分への罵倒でした。絶対ドタキャンした自分勝手にラインを見た自分が悪いのに何故か自分は辛いと言うのです。こんな身勝手な自分が嫌いです。自分を変えたいです。
ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。
誰にも相談出来なかったので誰だか知らない誰かに読んで貰えると嬉しいです。
夏の外出には
手間がかかる
日焼け止め
ぼうし
長袖UVカットパーカー
日傘
ペットボトルの水
もう装備品と
言ってよい
この頃は
半袖ベストの
空調服もある
いよいよ
宇宙服に
近づいてきた
【半袖】
「半袖が無かったからって長袖切るか?」
「いいじゃん、別に」
友人はそう言って歩き出した。
夏の暑い日だった。
青春に憧れた俺たちは海に向かって歩いてる。
なにがあるわけでもない。
ただの暇つぶし。
友人はふと空を見上げる。
「いたいた」
気づいたときには俺の体は浮いていて。
映画でよく見る宇宙船に吸い込まれてて。
友人は不気味に笑っていた。
半袖の隙間を
焦がす
熱風と
君への未練が
まとわりつく
半袖
貴方は半袖を着ない。
貴方の傍らにはクッション。
もう片方にはブランケットを兼ね備えていつだって眠りこけている。
指定の真っ白なカーディガンを着て、
伸ばしっぱなしの髪を垂らして、
大きな黒縁メガネをかけた貴方に肌を見せる隙なんてない。
ぼんやりとした大きい目はうつらうつらと彷徨っている。
厚いまぶたは今にも閉じてしまいそうで。
どうか眠らないでと心のなかで嘆願する。
眠った貴方には隙が出来てしまうから。
カーディガンの下の制服、その下の素肌。
真っ白な肌に刻まれる無数の傷跡。
夏にはインナーを着れない貴方。
どうかまだ眠らないでいて。
半袖を着れない貴方。
冬まで眠らないでいて。
その隙を知るのはあたしだけでいいから。
半袖「カゲロウプロジェクト」じん
夏だなぁ〜ドアの明けたら俺は、ひとりで、パーカーで、出かけ用と、したら、暑過ぎたので、気づいた…
「今、ですかマスター」
「日付ぐらい確認して下さいな〜夏真っ盛りですよ!!!」
と、パソコンの中にいるアンドロイドの青髪ツインテールのエネちゃんが、話しかけて来た、
「うるせーよ!!!」
「あっ後、パソコンのパスワード変えて来ましたんで…」
「お前ざけんな!!!」
「あーだりい」
「花火見たいなので、その頃には…」
「いつ?」
半袖と聞くと、今でも彼女の華奢な腕と火傷の跡を思い出す。ずっと好きだったから。一緒のクラスだったのは一年だけだったけど、二十年以上経っても当時の記憶は色褪せてない。元気にしてるかな?もう一度会いたいな。やっぱり過去に戻りたいかも。
題『半袖』
私は夏を生きられない。
だから半袖を着ない。短パンも履かないし、スカートだって分厚いタイツを履く。髪だって括れない。
私に似合うのは、孤独で寂しい冬。夏のように爽やかで賑やかな雰囲気は似合わない。
長袖とタイツ、長い髪に隠した秘密。体にできた醜い痕。
実の母から受ける愛という言い訳を持つ暴力。義理の父から受ける教育という名の性加害。
もう諦めてしまった。汚れた体を受け入れてしまった。その時点で、覚悟はできていた。
実の父から貰った最後の贈り物。最後の愛。シンプルなボーダーの半袖。大分子供っぽかったけど、着たかった。だけど、一度も着ることはなかった。
でも、最期くらい、着てもいいよね?
お父さんから貰った半袖を着て、タイツを脱ぐ。屋上で髪を括り開放的な気分に浸った。
あぁ、終わりだ。
最期の夏。最期の半袖。サヨウナラ醜い私。
「半袖」
半袖から見える焼けた肌が好き
ブルベだからとかイエベだからとかじゃなくて
あなたの肌が好き。あなただから全部好き。