半袖』の作文集

Open App

半袖』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/25/2025, 2:34:45 PM

半袖

半袖の季節
あの子の腕と私の腕がはっきり見える。
見える傷と見えない傷。
当たる物が自分だったあの子と
当たる物がなく孤独の中に痛みを隠した私
どっちも辛かったよね
どっちも話せない傷を抱えて生きている
助けを求めてる
救いを、手を差し出されても、諦めているから何も言わないあの子
救いの希望を持ちながらも、救ってくれる人なんて居ないと分かって黙っている私
まだまだ、お互いに知らない事は沢山
それでいい
私とあの子の半袖から見える腕を見ている私はそう思う

7/25/2025, 2:33:09 PM

『見つめる先に』


リンゴを見て 甘さを語る人がいる
種を見て 未来を語る人もいる

光を浴びた花を見て 美しいという人がいる
光の差し込む先に 誰かの涙を見つける人もいる

すべてのものは そこにあるのではなく
何かを 指し示すためにある

道標に意味を問うより
その先に伸びる道を 歩いてみればいい

人の言葉を そのまま信じるのもいい
だが その言葉が生まれた
沈黙の海を 見てみるのも悪くない

夢に向かって進むより
その夢が見ていたものを
そっと覗いてみることも、ひとつの道

見るだけで終える者と
見つめる先を追う者では
たどり着く場所が きっと違う

だから どうか
目の前のものの奥にある
静かな指差しを見逃さないで

人生は いつも
目の裏側で
祈るように何かを 見つめているから

7/25/2025, 2:32:07 PM

半袖


半袖のシャツに袖を通すのを躊躇っていた。
その袖の中に、隠さなければいけないことがたくさんあったからだ。

日焼けを知らない肌の白さだとか、自ら傷付けた後悔の痕だとか、折れそうなほど細く骨張った腕だとか、伝えることも許されない君への想いだとか。

そこに隠れていたのは、

誰にも見せられない醜い何か。

7/25/2025, 2:29:36 PM

健康的な小麦肌と、透明感のある白い肌。
柔らかい弾力のある腕と、筋肉のついた逞しい腕。
たかが袖の長さでも、衣替えの時期はいつも新鮮な気持ちだ。
でも太陽の下で見る半袖は、無邪気だった頃を不意に懐古させる。

7/25/2025, 2:23:24 PM

半袖。

今日は、大きな祭りの天神祭やった。

もう、大阪には住んでないからTVで見ることにした。

テーブルの上に、ビールと唐揚げとお豆を置いて

7時半頃に、ヒューーーッパンパンッッ!!!

って、花火が上がる。

街の夜景が映って、花火と共に観る。

ビールと唐揚げを食べながら、夏はこれからやなぁ〜

と感じながら。。。

7/25/2025, 2:18:54 PM

→父

 幸田文の父である幸田露伴は、文の行った家事にたびたび不備を見つけ、家事の終わりには「あとみよそわか」と唱えて、もう一度あたりを見回しなさい、と教えた。こんなエピソードが幸田文の随筆「父、こんなこと」に描かれている。
 ところで、私の父は仕事人間であり、自分重視の人でもあったので、彼との思い出はあまりない。しかし一度だけ、彼の言葉で印象的だったものがある。夏の日、半袖から覗く女性の肘を見て、父は言った。
「お父さんな、女の人の肘が黒かったら、ちょっと悲しくなんねん」
 アレは一体、なんだったんだろう?? 未だに謎であるが、何となく私は風呂場で肘を念入りに洗うようになった。
 これも一つの「あとみよそわか」か。


テーマ; 半袖

7/25/2025, 2:17:07 PM

左腕の印が醜いから、私はもう半袖を着れない。
貴方が顔を顰めるから、私はもう半袖を着ない。
貴女を思い出すから、私はもう半袖を着たくない。
真っ赤な血が滲むから、私が半袖を着ることは無い。

7/25/2025, 2:13:17 PM

「半袖」


個人的趣味全開で申し訳ないのですが、半袖からチラ見せしている上腕二頭筋にクラッときます……
自分の振袖の様な上腕を見て悲しくなります……

悩ましい季節です……

7/25/2025, 2:10:39 PM

あなたの揺らぐ袖から、
ふわりと夏の匂いがした。

どこか懐かしい匂いが、
鼻をくすぐる。

そっと腕に寄り添うと、
あなたは笑って

『大丈夫だよ』と、
深い微笑みで私を見る。


いつだって優しい
あなたの大きな手は、
頬を包み込んで離さない。

身を任せて眠っていられたら、
どんなに良いだろうか。

7/25/2025, 2:08:40 PM

いしょになりそこねたもの

夢を見ていた。
ゆめ。ゆめ…

……どうやら夢だと思っていたものは過去の自分の記憶だったらしい。
まだ日差しが心地よくて、世界がキラキラ見えていた昔の記憶。
夢に出てくる子供の頃の記憶は決まってあの時だ。小さい公園に大きい木が何本も生い茂っていて、空が見えない。小さな砂場、大中小の鉄棒、4人分の錆びたブランコ。地面に木漏れ日。

たんぽぽのわたげが舞っていた。つくしがかわいかった。今より優しくあたたかい太陽光にあたりながらふきのとうが道にあるのを見てこれって食べれるんだよなあ、とかぼんやり思ってたっけ。そうしているうちに夏が来て蝉の声がうるさかった。夏休みに学校の開放プールで遊んで塩素の匂いを纏いながら公園で話すのが楽しかった。半袖でもなにひとつ、日焼けなんて気にせずに。大きい木で覆われたその公園で、ブランコに乗りながら話したよね。あの時の私たちは何を話していたんだろう。
夏の朝が好きだった。気温が上がる前の夏特有のヒヤッとした朝の空気が恋しい。早起きをしてラジオ体操に行った後、学校の畑の草むしりをした。何が植えられていたか忘れてしまったけど夏休みが明けた後、先生がそれに気付いて褒めてくれてたことを覚えてる。
とんぼが気持ち悪いくらい飛びだしたと思ったら途端に秋の寒さがやってくる。銀杏が落ちて黄色い絨毯になる道があった。木の葉が踏み潰されて甘い匂いがした。どうしてか朝や昼は曇りの日ばかり思い出す。それとは裏腹に夜は雲が晴れて真っ黒な空を思い出すのだった。冷たくなった空の下でまあるい月を一緒に見たのをもう覚えていないでしょう。
北海道の冬は一晩寝たら外は一面銀世界になっていた、なんてことはザラにある。毎年見る景色なのにいつもわくわくしていたっけ。スキー学習の時のご飯。お母さんが作ったアルミホイルで覆われたおにぎりってなんであんなにおいしかったんだろう。
冬の冷たい空気が好きだった。冷たすぎて暖かい日もあった。冷たくて暖かいというのは矛盾しているけれど積み上がった雪がそうさせていたのかな。澄んでいて静かな冬の夜、習い事の帰りに雪を蹴り飛ばして歩いたよね。パッと上を見上げたら真っ黒な空に無数の星が煌めいている。街頭も少なくて今よりずっと視力の良かった私の目には本当に綺麗に映ったんだ。美しくて、怖かった。静かな夜に私ひとりだけが存在し、この星空を見ているような気持ちになったから。今じゃ一等星すら霞んで見えないよ。

大切な記憶がどんどん消えていくみたいです。あなたは元気にしていますか?私との記憶なんてもう覚えていないでしょう。そう願います。私も早く美しく加工された昔の記憶は忘れて、あなたのことも忘れたいと思います。
忘れて行くのは自然なことだとしてもやっぱりどこか寂しいから、こんな夢を未だに見るのかもかもしれません。昔の私が消えるのを怖がっているみたい。でもだからどうだって言うんだろう。今の私は他人でしかないのに。確かにある記憶は遠い別の誰かの記憶のよう。泡になって、浮かんで、ぱちん、と消えて、忘れたことも忘れていく。みんなそうやって大人になるのでしょうか。あなたもそうなのでしょうか。そうであればいい。そうであればいい…

7/25/2025, 2:00:50 PM

#9
半袖

半袖と聞くと娘の制服を思い出す
毎日、アイロンをかけた夏

成人して大人になっても
アイロンをかけた服を着る人に
なって欲しい

信頼って清潔感から
始まる気がするから

そんな思いでかけてた
のかな

自分でもよくわからないとこに
拘ってた私

みんなかけてないから
いいよかけなくて

そう言われてもかけ続けた

きっと私の母が
アイロンが綺麗にかかり
ピンと伸びた襟がある白シャツを
着る人だったからかもね

7/25/2025, 1:51:49 PM

今年もこの季節だね。
 暑さが増し増しになって、すっかり袖が短くなりました。
 
 俺の恋人は白い半袖のシャツが本当に似合っていて目を引くんだ。凄く可愛い。
 白い肌だから眩くて大好きなんだけど、彼女の生来の人懐っこさや笑顔がより心に刺さりやすい時期なんだよね。
 
 だから半袖の季節は嬉しいんだけれど他の男の目を引くのは……嫌だ。とっても嫌だ。
 
 今年は冷感用のパーカーでも買って渡そうかな。
 
 
 
おわり
 
 
 
四三五、半袖

7/25/2025, 1:46:57 PM

「半袖」

お戒壇めぐりをしながら、
カメムシになった私を探して。
光を使ってはだめ。ルール違反。
床なのか壁なのか天井なのかは、
私の気分次第だわ。
見つけたらそのまま手に取って、
そのまま貴方の手のひらで握り潰して。
貴方に一生私の香りが残るように。

【#173】

7/25/2025, 1:45:57 PM

「半袖」
 みて〜、今日半袖!珍しかろ?
いつも長袖のシャツしか着ないあの子がいた。
長袖で見ることのなかった肌、雪のように白い
  触ってみたいと思ってしまった。
 今日、あついけんね〜
半袖に気を取られたがあの子は髪を結っていた。
揺れる髪、袖から見える肌
綺麗だな、触れてみたいけど触れられない
  あの子の半袖

7/25/2025, 1:45:45 PM

私は夏が嫌いだ。

ジリジリと照りつける太陽。

何もしていなくても滴り落ちてくる汗。

うるさいセミの鳴き声。

夏と言うだけで外に出て騒ぐ人々。

その全てに嫌気がさしていた。


唯一好きと言える点。

それは____。




半袖から伸びるすらっとした白い腕と私は腕を組む。

暑さで少ししっとりとしている彼女の腕の感触を確かめながら、

私は高揚した気持ちを抑え歩き出す。

7/25/2025, 1:45:05 PM

ずっと長袖だった貴方。

何か理由があるのかなって。
聞いちゃいけないなって。

思ってた。

夏日のあるとき。

初めて貴方が半袖を着ていた。

その下には。

見るに堪えないほどの、

火傷の、痕。

どうしたんだろうなって。
何かあったのかなって。

思ってた。

暑かったのかな?
何か言われたのかな?

って。

そんな生活が続いて、ボソッと聞いてみたんだ。

悲しい顔するかなって。
見たことない顔するかなって。

思ったのに。

でも、何も、思ってなさそうな顔で。
こう答えたんだ。

「何も無い。ただ、親からされたこと。
先生にも、暑いだろうからって」

横顔の、凛とする眉毛が綺麗で。
僕も、何も思ってないような顔しちゃった。

それが、酷く後悔。

でも、

興味が無いことなんだろうなって。
誰にも言ってないんだろうなって。
誰も聞けないんだろうなって。

思ってた。

のに、

貴方は、

【半袖】

「ずっと長袖だった貴方」

7/25/2025, 1:42:41 PM

半袖

奥山先輩の半袖姿…?!
いや半袖姿自体は特段珍しいものでもない
うちは私服の高校なので大半の生徒は部活のユニホームか学校指定のジャージで過ごしていて、奥山先輩も例外ではない
しかし昨日、奥山先輩はそのどちらでもなく、おそらく自前と思われる私服の半袖を着ていた
いや、似合ってないとかダサいとかそんな事は言っていない、むしろ似合っていた

そう、似合ってしまっていたのだ

そんなもんだから、「ゆー」こと私の幼馴染、小林悠人は先輩に釘付け
先輩には彼氏がいるって噂があって、ゆーもそれは知ってるみたいだけど、だからといってなかったことにできるほど恋心ってやつは利口じゃない

それは私が一番よく知っている

だから今日、私、青木みなみは無謀にもおしゃれな半袖を着て学校に来た

「ゆー、おはよー!!」
「おはよう、元気だね」
とだけ言って彼は自分の教室の方へ歩いていってしまった

褒めてくれるどころか気づいてすらくれなかった

彼の眼中にないことを知っていたはずなのに
意味ないってわかってたはずのに
期待なんかしてなかったはずなのに

あぁ

恋心ってやつはどうも利口じゃない
たった一言なんかに期待して
いっそ嫌いになってしまえば

ピロンッ

その思考を遮るようにスマホの通知が鳴った

『似合ってんな、馬子にも衣装?笑』

あぁ

恋心ってやつはどうも利口じゃない
たった一文のメッセージなんかで満たされて
嫌いになんてなれそうもない

だから
「一言余計だっつうのっ」
なけなしの反抗心で、ぼそっと呟いてみた

7/25/2025, 1:41:52 PM

半袖になると身軽になり気持ちがいい
しかし同時に現実を突きつけられる

薄着になれば隠していた
体型に目がいく
これはどうしょうもない事実だ
努力を怠った結果だ

来年の今頃には理想の体型を手に入れ
別人のようになりたい
その為にできることを少しずつやる

7/25/2025, 1:35:37 PM

『半袖』

22時30分。明日は忙しいので今から寝ます。
おやすみなさい。
                 徹夜前夜の白灰

7/25/2025, 1:32:18 PM

〚半袖〛

暑さに耐えようと、半袖を着る。
その上にカーディガンを着て。
着飾って。

カバンには、扇子をいれて。
少しでも寒くなるように。

'熱中症に気おつけて。'
と彼がいう、夏休み前日。

あしたもすてきな日になりますように。

Next