『勿忘草(わすれなぐさ)』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【勿忘草】
あなたからもらったその花で、私は恋占いをした。五枚の花弁をつけた小さな花。
「好き。」
勿忘草というらしい。少しはにかみながら教えてくれたその名前も、表情も、きっと二度と忘れられないのだろう。
「嫌い。」
それは呪いと呼ぶべきか。想っていても苦しいだけなのに、断ち切れない。
「好き。」
初恋だった。そして、私の人生を決定づける恋だった。異性と恋をしてみようとも思ったけれど、あなたに替わる人なんていなかった。
「嫌い。」
結果は分かりきっていた。花占いの結末も、恋の結末も。
あなたは今日、新たな家族となった人の元へとこの土地を発ってしまった。私に恒久の友情を誓って。それがどんなに残酷なことかも、ついぞ私は口にできないまま。
「好き……」
茎だけになったそれを、いつまでも見つめ続ける。花弁はもう戻らない。あなたももう、戻らない。
湿っていく花弁が青色なら、真実の愛を示していたのに。散ったそれは、真実の友情を示す恋の色をしていた。
勿忘草(わすれなぐさ)
2年も前に別れて、さよならしたのに。
今でも電車の中で、コートと短めの髪と眼鏡で、似た背中のシルエットの人を見ると目で追ってしまう。
住む街も生活サイクルも全然違う筈なのに、ばかみたいだね。
だから、拙い抵抗だけど。
もしも。
もしも、あなたと本当に再会することがあった時は、笑って会釈して、そっと逃げるんだ。
そう、決めてる。
愛おしき人よ。愛おしかった人よ。この造花を受け取っておくれ。
花は作り物とはいえ、私のこの気持ちは、この想いは。嘘偽りのない真実。
キミの中で私はきっと小さく、なんてことのない存在であっただろう。それでも、どうか忘れずに居て欲しい。なんて私のエゴ。
この想いを押し殺して接して来たけれど、真っ当な友情なんてもう繕えない。どうしたって愛が溢れ出る。
三つ色の造花。キミは受け取ってくれるだろうか。どうか花言葉なんて、調べないでおくれ。
勿忘草。
“勿忘草”
勿忘草ってなんだっけ
嫌な記憶を忘れさせてくれる
今の私のぴったりの植物だといいな
たくさん買って
食べられるのなら山ほど食べたい
でも君には、不公平かもしれないけどこう思う
私を忘れないで
“Forget-Me-Not”
What was a forget-me-not again?
I wonder if it’s the kind of flower
that lets you forget painful memories.
If so,
it would be perfect for who I am now.
I’d buy so many of them,
and if they were edible,
I’d eat them by the handful.
But when it comes to you—
maybe it’s unfair,
yet this is what I wish:
Please, don’t forget me.
「忘れるな」と、生命のサイクルに逆らうことを強要してくるこの花は、なんとも滑稽で、不快極まりない象徴だ。
人間は都合の悪い真実を忘れ、幸せな記憶を苛む苦しみから逃れ、種を繋いできた生き物だというのに。
春を過ぎれば枯れ落ちる花風情に、このような花言葉を背負わせた人間は、きっと人の心というものがないのだ。
いかなる表現を用いても、ある対象に自分の真意を証明することはできない。それは、私がどれだけ言葉を巧みに扱えようと、どれだけ論理的に道理を語ろうと、である。平たく言えば、それは他者との愛を言葉で分かち合っても、それを詭弁と一蹴されれば、愛は離れ、虚しさや悲しさが募るように、である。その意味で、他者(ひと)を人として見れなくなったとき、私たちはどうなるのだろうか。フランツ・カフカの『変身』や中島敦の『山月記』においても、人が無力な存在へと、自己(ひと)が自己ならざる存在への変化が描かれる。カフカは存在の無用性や無意義性によって、中島は精神の不安定性や異常性によって、存在の不確定性を描いた。いずれも、存在の不定性の根拠を示すものとして有力だが、私はそれだけではないと考える。私という存在は、他者の認識を通して、私が認知され、存在する。逆も然りである。ゆえに、私たちの心は他者の信頼のもとに成り立っている。それがその心すらないものと、疑われてみてはどうだろうか。私たちが、いかに互いの存在が非独立的で不確かなものか、いかに不定の存在であるのか、いずれ、私たちはそのことに向き合うことになる。私たちは心の存在を疑わない。しかしそれは、他者の信頼を拠り所としてのみ存在する。私たちは動物にも、時として無機物にも、尊さを覚え、愛着を覚え、愛情を注ぐ。そこに心の存在を見出す。けれども、それに心の有無などをあえて問わない。心の有無などはっきりしており、疑いようもなく「心はある」または「心はない」と信じているからだ。それでも私たちは、互いの心を確かめ合う。「生きるとは何か」を問うても、それが死ぬまで分からないように、心の存在を問うても、その存在を確かめることはできないにもかかわらず。
「猫被り」
私は人によく見られたくて散々嘘を付いてきた、そんなこと人間なら誰しもがやることだ。
けど、私は嘘を付きすぎてしまった。
本当の自分がどれなのか、自分の本心が分からなくなってしまった。
大好きだと愛を綴れば、その後この人のこと本当に好きなのかなと思うし。
私が嘘を付くから、相手にもちゃんと愛されているのか分からなくなるし。
大好きな人なはずなのに、なぜかこんなにも切ない感情になる。
これは良くないこと、けどやっぱり他人によく思われたい。すかれるなら誰でも良い、そう思う自分がいた。
なんだか分からないものは
もう無意識に検索してるけれど
すぐに忘れてしまうのは
忘れたくないことが
忘れてはいけないことが
あるからなんじゃないかなあ
心を亡くすこと勿かれと
道端からささやいているのが
勿忘草でいいんじゃないかなあ
#勿忘草
𖧷勿忘草𖧷
わすれなぐさ?
勿忘草って
当て字なんだって!
…特に言葉が出てこず(笑)
忘れないように
わたしの携帯は
やることリストが溜まってく!
あの日見た小さな青い花、君が摘み取って寂しそうに笑って私に渡したあの花。忘れたのは、あなたからだったじゃないか。
「勿忘草」
勿忘草。
小さくて青い可憐な花。
私を忘れないで。
大好きなあの人に渡そう。
このまま忘れないで。
勿忘草
花言葉は、
私を忘れないで
純朴な愛に見えて
がんじがらめの束縛かもしれないし
身動きの取れない愛に見えて
全てを受け入れる温もりかもしれない
あなたに勿忘草を贈ろう
見るたび私を思い起こすように
永遠にあなたの記憶に居座るために
ねぇ、
私を忘れないで。
「勿忘草」
忘れてもいいよ あなたが忘れても私があなたを覚えているから
高原一面に広がる白い花畑。
全て、勿忘草だ。
白い勿忘草の花言葉は"私を忘れないで"
白い勿忘草と花言葉だけを頼りに、ここへ来た。
いつの記憶だろうか。
前世だったかもしれないし、前前世だったかもしれないし、前前前世だったかもしれない。
俺には大事な人がいた。
その大事な人から「生まれ変わっても私のことを忘れないで」という想いを込もった白い勿忘草貰ったのだ。
だから俺には、ずっと大事な人の記憶が残っている。
きっとこの白い花畑のどこかに彼女が……。
花畑の中を進んでいると……自然と足が止まる。
白い花畑の中に溶け込むように、白いワンピースを着た女性が立っていた。
勿忘草の花言葉は
かなしい
私を忘れないで
という願いは
ほとんど叶えられない
私達はいつかは
風にのって
どこかへ行く
だから人は
形ある物を残したがるのか
たとえば
重い石を削るとか
貴方は元カノがたくさんいて
私なんてたくさんの中のたった1人
でもね、誰よりも貴方を愛せた自信があったよ
貴方の全てを愛したんだけどな。
「別れよう」
ついにこの言葉を言われてしまった。
別れ話になったらもっとごねるものかと思った
けれど
私は何故かあっさりと了承した。
「私以上にいい女、いないと思うよ」
「ほんとに、そう思う」
一般的にはいい女では無いと思うけど
貴方にとっては1番いい女になれてたはずだよ
貴方ってほんとに勿体ない人ね。
私を捨てるなんて。
私は
貴方の元カノの中で
1番忘れられない人になれただろうか。
忘れときくと
最近、物忘れが酷くなった
すぐ歳のせいにしてしまう
そもそも、いつも適当にしているからまず覚えることができていないのに、忘れてしまう(笑)
忘れな草
勿忘草 忘れたくても
忘れられない
真心が咲き乱れる 世界感を
貴方なら 惜しむことなく
つくり つづけていたから
有り難う
その花が至って普遍的なのは、その花よりも覚えておくべきことがあるからで、
その花が目醒ましい程に鮮やかなのは、片時もそのなにかを、忘れないようにするためである。
だから、その花は青く咲くことを選んだ。
だから、その花は群れて咲くことを選んだ。
全ては、誰かの記憶の裏側に居続けるためである。
『勿忘草』
勿忘草〜わすれなぐさ〜
青い置き手紙だった…勿忘草の
小さな青い色の花
勿忘草(わすれなぐさ)
意味は、私を忘れないで、真実の愛
あの人いつ、戻って来るのよ?
私の勿忘草さん
………、
私は、ちぃさいときに、出会った人の、あの人の言葉を、覚えている。
「君は、青い花が、似合うね?」
私は、こう答えた、
「なによ?」
「私、赤いバラが、好きなの…よ?意味わかんない!」
「そう、だったんた…」「赤いバラ何んて、よく知ってるね?」
「王宮に、咲いている花じゃなかったけ…」
(…まずい身分を、言えない!)
「たまたま、見に行っただけよ?」
「そんな、王宮に、入っては、ならないよ?」
「じゃあね?」
「待って!渡したいものが、あるんだけど…」
それは、深い青い色をした…小さな花だった…
「勿忘草って言うんだけど…」
「可愛いけど…くれるの?」
「ありがとう!」
「意味は…、その…えーっと…」
「あっ鐘がなったわ!!!」
「時間が、怒られちゃう…!!!」
それ以来、その子は、いつもの場所に、来なかった!でも、好きな男の子なの…
「どうしてなの…?」
私は、もうすぐ16歳
この国のお姫様
色んな国の王子様を選んで、結婚しなければ、ならないの…
お綺麗ですね?王子様が、言う、赤いバラを、くれる。
でも…結婚したかったのって、あの子だったの、
お友達の男の子名前すら、知らないけど…
あの子の、青い勿忘草
素敵だった…
素敵だった…
あの子あの時、何を、言おうと、したの?
教えて…
「なぜ?かしら、」
一通お手紙が、届いている。
青い色の…これって、勿忘草が、入っている!
あの人からの手紙!?
でも…どうやって!!!
〜手紙の内容〜
親愛なるお姫様こちら、怪盗にて、お嬢様を、さらって行きます!
「早く手配して!!!」
「動されたんですか?お嬢様?」
「外へ出かける用の服を!」
「今、お出かけに?」
「大丈夫なの!!!」
「指輪私のお気に入りわかるでしょう?」
「一番高いのよ?サファイアと、ゴールド」
「それで、お洋服が、外へ用何ですか?」
「一番動き安いのええと、町娘用を…」
「お嬢様」
「怪しいですわね?」
「あっては、なりません!!!」