『勿忘草(わすれなぐさ)』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「勿忘草(わすれなぐさ)」
幼稚園の時のお友達
裸足で上靴を履いていた初恋の男の子
高校生の時に駐輪場で毎朝挨拶
していた管理人のおじちゃん
大学の学食で働いていた
明るいおばちゃん
前の会社のロビーで毎日会っていた
掃除のおばちゃん
どうか元気でいることを願っています
これからの人生で再会することは
無いでしょうけれど
拝啓 お元気ですか。
あれから十年、あの時の約束、覚えていたら。
0×0-51××-××××
ここへ、連絡をください。
今じゃ、手紙なんて書くことすらしないだろう
今を生きる人々からすると
ロマンティックすぎるのかもしれない。
連絡手段にはスマホが主流となったいま
密かに連絡を待っていた。
どうせまた、迷惑メールだろう。
それでも、一応確認をする。
見覚えのある名前。
拝啓 お元気ですか。
先日はお手紙、ありがとうございます。
もちろん、覚えています。
×月×日、あの時の場所で。
勿忘草の押花とともに。
メールになっても、ロマンティックなひと。
花言葉「私を忘れないで」
2/2「勿忘草」8
「勿忘草」
凍りついた時の中でただ君を想う
君がいなくなってしまってから何百年経っただろうか
ずっとずっとこの街は変わらない
君が来るまで永遠を彷徨い続ける
「必ずあなたに会いに行くから待ってて」
君はそう言ってくれたから
それだけを信じて待っている
何の力もない僕が永遠の魔法を使う為には多くの代償が必要だった
僕はもう目が見えない
僕はもう人間の姿じゃない
君が綺麗だと褒めてくれた僕の姿はどこにもない
君を抱きしめる手は鋭い爪になった
君の名前を呼ぶための声も獣の唸り声になった
雪に埋もれた城で僕はただ泣いている
涙は凍って厚い氷になって冷たい壁を作った
君を待ってる
君だけを想ってる
こんな僕じゃあ君も怯えてしまうだろうけど
何もない僕には
もう君しかいないんだ
君を信じてる
君を忘れたくない
どうかどうか
君も僕を忘れないで
僕はずっとずっとここにいるから
僕の体に花の種を植えたんだ
君は僕の顔が好きだったけど今はこんなに醜くなってしまったから
僕が死んだら沢山の花が咲くはずだ
君は綺麗なものが好きだから
きっときっと見つけてくれるって僕は信じてる
どうかどうか
僕のことを忘れないで
【勿忘草】
未練が強ければ強いほど
華は色鮮やかに咲く
完全に忘れてしまうと
静かに枯れて逝く
人の記憶によって
生命を左右される
かわいそうな花
『勿忘草』
" 私を忘れないで "
その言葉を飲み込んで
私は微笑む
心にしまった呪いのような言葉は
貴方には見えない私だけの
" 真実の愛 "を示す
勿忘草
「わすれろぐさ」
教科書に、小さな応援があった
昔の記憶が顔を出す
忘れたいことがたくさんあって
思い出すことを
考えることをやめてしまった
でもね
1ページ1ページめくるたび
あの子の応援が聞こえてしまう
忘れたい中にも
あの子の声を探す自分もいて
また1ページめくってた
何度、想像しただろうか
成長した僕が貴方の身長を追い込した時
僕は胸に沢山の花束を抱いて
あなたに想いを告げる
薔薇でもガーベラでもない勿忘草の花束を
会いたい
1人の男の呟きは誰にも届かない
《勿忘草》真実の愛
もうすぐ卒業式の時期だ。
この時期が近づくと思い出す。
可憐な淡い水色が似合うあの子のことを。
『ねぇ、〇〇。』
愛らしい声色が聞こえ、顔をあげる。
そこには、不貞腐れたような顔をした不機嫌な君がいた。
『聞いてよ!さっき、外見てたら鳥さんが、1人だけ仲間はずれにされてたの!酷くない!?』
そんなこと…と心の中で思う。
それと同時に彼女に対する好意があるのも事実だ。
だから、彼女に賛同する。
そうだね。生物は基本、群れないと生きていけないから尚更、可哀想だね。
そう口にすると、彼女は嬉しそうに口角を上げる。
『そうだよね!やっぱ〇〇は分かってるね!』
あぁ。彼女は知らない。僕の行動の8割は、君に好かれるための、偽りのものだということを。
一番かわいそうなのは君だよ。
そう常々思う。
『でね…』
そう彼女が言いかけた時、チャイムが鳴る。
『あっ、もうか…じゃあね!』
そう言い残し自分の席に戻って行った。
チッ。
空気を読んでくれよ。
彼女がいいかけてただろ。
つくづく、この世界は僕に対して好意的ではない。
うんざりするくらいに。
退屈な授業が終わり、帰りの会も終わった。
帰り支度が済んだ彼女が来た。
『一緒に帰ろ〜』
うん。そう返事をして、支度を済ます。
素っ気なく感じるかもしれないが、僕なりの精一杯だ。
いつもと同じ帰り道。
手入れされた君の髪がなびく。
綺麗だ。それしか出ない。
ただ、幸せだった。
この日々が続けばいいと思った。
ふと、彼女が紡ぐ。
『〇〇は勿忘草って知ってる?』
知らない。そう答えた。
彼女は花が好きだったし、特に気に止めなかった。
『そっか…。』
彼女の反応が妙におかしかったのを覚えている。
しかし、その場では特に話さず、いつも通りに別れた。
家に帰ったあともいつも通りだった。
いつも通りに風呂に入り、いつも通りに晩御飯を食べ、
いつも通りに眠る。そして、いつも通りに起き、登校する
一つだけいつも通りではないことがあった。
彼女が学校に来なかった。
風邪をひいたのかと思った。
彼女が来なくなって数日が経った。
先生から告げられた。
彼女が行方不明になったと。
現在、警察のても加わり捜索しているが、
見つかっていないと。
何か知っている人がいたら話して欲しい。
それで先生の話は終わった。
世界は僕を嫌ってる。
頭が真っ白になって、よく覚えていない。
けど、覚えているのは、家に帰って調べたあの花、
勿忘草の花言葉が私を忘れないでということだ。
僕が不登校になってから、いくらか経った頃
彼女が遺体で見つかったとニュースになっていた。
新聞も、テレビも、スマホもその事だ。
怖くて怖くて、目を逸らしたい。
けど、目を閉じると
可憐な淡い水色が似合う君が笑っている。
可哀想なのは君の方だよ。そう聞こえたような気がした
勿忘草って知ってる?
ねぇ、答えてよ?
なぁ、
…まだ、生きてるんだよね??
そうだよね?
分かってるよ
独りになりたかったんだよね
そうだよね
ごめんなさい
…最後までこの思いを伝えられなかった
悔しい
もっと一緒に過ごしたかったな
去年はねー、
そう言って気を誤魔化す
分かってるんだ
本当は
知ってるの、もう君は居ないことなんて
忘れないで、何があってもボクを思っててね
そう言っていなくなっちゃった貴方
勿忘草をくれて嬉しかったよ
大好き
ねぇ、
今日は月が綺麗ですね
…きっと、君の答えは…
いいや、君の所へ行って…
私もね、今年こそは貴方に送らなくきゃ
勿忘草を
____きっと、君の返答は
死んでもいい
でしょうね
でも、本当に居なくなってしまうなんて
ごめんなさい
ずっと、ずっと…
また、会えるその日まで貴方のことを思い返してずっと思い続けてるから
いつか、返答が返ってくる日まで
『勿忘草』~完~
#3
:勿忘草
私は、城の塔の窓辺に立つたび、風の色を思い出す。それは青に近く、けれど空ほど澄んではいない、名を与えられる前の感情のような色だった。幼い頃から、私の世界は白い石と規則でできていた。正しい姿勢、正しい言葉、正しい沈黙。未来はすでに決められていて、私はそれを拒むことも、望むことも許されていなかった。姫として生まれた以上、私は「私」である前に、国の象徴でなければならなかった。
宮廷での日々は、呼吸を浅くする訓練の連続だった。
作法、礼儀、教養。間違いは即座に正され、感情は矯正された。悲しみは弱さとされ、喜びは慎まれるべきものだった。私は泣き方を忘え、笑い方を制限され、心を持つことそのものが未熟だと教え込まれた。
それでも、倒れずに立ち続けていられたのは、いつも少し後ろに、彼がいたからだ。
あの人は幼なじみで、私の近衛騎士だった。
歳を重ね、お互いの立場が固まっていくにつれて、幼い頃のように笑い合うことはなくなっていった。
けれど半歩後ろ、決して前には出ない距離で、静かに、確かに、そこに在り続けた。多くを語らず、必要以上に目立たず、けれど私が不安に足を止めたとき、必ずそこにいるとわかる存在だった。守るという行為は、声高に誓われるものではなく、ただ傍に居続けることなのだと、あの人の姿を持って知った。
╴
忘れられない出来事がある。
ある日の作法の稽古で、私はわずかな所作の乱れを厳しく咎められた。言葉は鋭く、逃げ場はなかった。
指摘は次第に作法から逸れ、血筋、役割、将来の婚姻にまで及んだ。指先が震え、視界が滲み、それでも私は頭を下げ続けた。感情を表に出せば、さらに叱責されることを知っていたから。
そのときだった。
あの人が一歩前に出た。決して越えてはならないとされる線をほんのわずかに踏み越えて。空気は張り詰めた。彼は剣に手を掛けることも、
声を荒げることもしなかった。
ただ、私と叱責の間に立ち、視線と言葉を受け止めた。
騎士が王族を庇うことは許されていても、叱責の主体が高位の貴族であった場合、それは政治的な意味を持つ。彼の立場、家名、将来。すべてが危うくなる行為だった。
やがて短い咳払いひとつで咎めは打ち切られ、私は解放された。彼はすぐに元の位置へ戻り、何事もなかったように立った。
しかし
その背中が、私には世界のすべてよりも大きく見えた。
╴
中庭での訓練を眺める時間だけが、私の息継ぎだった。剣と剣がぶつかる乾いた音、朝露に濡れた石畳、吐く息の白さ。あの人の動きは無駄がなく、静かで、強かった。強さとは誇るものではなく、耐えるものなのだと、私は思った。
視線が重なる瞬間、言葉にならない何かが胸に宿ったが、それに名を与えることはしなかった。名を与えた瞬間、壊れてしまう気がしたからだ。
戦の気配は、いつも音より先に匂いとしてやって来る。鉄と土、焦げた布の気配。城の空気は重くなり、武具が運び出され、兵が集まり、祈りが増えていった。
その頃には、あの人の背中は以前よりも遠く見えた。
彼は何も変わらぬ顔で務めを果たしていたが、私は知っていた。戻らない者がいる戦に、彼もまた向かおうとしていることを。
出陣の朝
私は微笑み、祝福の言葉を与える役を演じた。
あの人は私の手の甲に口づけ、跪き、剣を胸に当てた。それは忠誠の形式でありながら、今思えば、私だけに向けられた別れだった。彼は振り向かなかった。その背中を見送ることしか、私には許されていなかった。
戦は長引いた。日々は噂と祈りで埋まり、帰る兵は減っていった。鐘の音は次第に低く、重くなり、そのたびに城の壁が少しずつ迫ってくるように感じた。毎日、使者が城をかける音と戦場に関する噂に耳を傾けた。
私は勝利を祈らなかった。ただ、生きて戻ってほしいと、それだけを何度も願った。
知らせは真夜中に届いた。
あの人の名は、最初に挙がった。言葉を探したが、音にはならなかった。胸の奥が乾き、砂が擦れるような感覚だけが残った。涙は出なかった。泣かないように、私は長い時間をかけて作られてきたから。けれど、その瞬間、確かに何かが終わった。
守ったのは、国か、民か、王か。
それとも ――
答えは誰にもわからないし、
きっと、あの人自身にも区別はなかったのだろう。
╴
人々は彼を英雄と呼んだ。勇敢さが語られ、名は記録に残った。だが、彼が私の前で見せた、あの一瞬の静かな優しさを知る者は、もういない。
╴
葬送の日。
薄曇りの朝に行われた。公的な参列を求めたけれど、父は私に許しを与えることはなかった。
それでも、会いたかった。誰がなんと言おうと。
遠目からでもと城を飛び出し街に出る。
ああ、こんな無謀なことをしたのはいつぶりだろう。
あの人が今の私を見たら何を思うんだろう。
そんなことを考えながら、
必死に群衆をかき分けた先に彼はいた。
旗は低く垂れていて、鎧は光を失い剣は彼の意志を語れないまま横たわっていた。
棺がどんどん遠ざかり、ついに見えなくなった時、私は言葉に出来ない感情と共に城の裏手の小さな川辺に立った。誰も気に留めない場所に、青い小さな花が群れて咲いていた。名も知らぬその花に指先で触れると、驚くほど儚く、それでも折れずに、そこに在った。
あの人がいたなら、きっと何も言わずに隣に立ち、剣も鎧もない姿で、同じ風を見ただろう。
―― これは、私の誓い。
声に出せなかった想いも、許されなかった未来も、すべてを包んで、忘れないために。
あなたが命を懸けて守った世界の片隅で、私は青い花に返事をするかのように語りかける。
「忘れない」
勿忘草。春に咲く、青くて小さくて可憐な花。
「私を忘れないで」「真実の愛」「真実の友情」
これらの言葉を全身で訴えてくるその姿に、愛らしさを覚えるのはもはや必然のことであろう。
「私を忘れないで」
そう遠くない未来で訪れるお別れ。新しい生活、新しい環境にどんどん適応していくなかでも、どうか私を忘れないでいて欲しい。それでもと言うのならば、別れが来るまでせめて、いつでも私を頭の隅に入れて置いて欲しい。あなたの中の“私”を大きなものでいさせて欲しいと願うのは、我儘なのだろうか。
「真実の愛」
これが“愛”なのかなんてわからない。ただあなたのふとした行動全てが好きで、あらゆる物事からあなたを関連付けて思い馳せる私のこの気持ちは、果たして“愛”なのだろうか?そもそも“愛”って?なんて言う私だけれど、あなたに向ける好意に嘘偽りはないから。
「真実の友情」
これが友情だと言うのなら、私はこの世の全てを信じられなくなるだろう。そのくらい私はあなたを好きだという自信がある。でもあなたは違うかもしれない。だからあなたが私に願うものこそ“友情”であった時には、そっとあなたの前から消える覚悟をしている。そんな私です。
そんな気持ちを込めて、押し潰して、栞にした勿忘草。
差し出す指先も呼び止めた声も震えているのがわかるし、顔だってほんのりアツい。
「受け取ってくれる?」___私の気持ち。
【勿忘草(わすれなぐさ)】
勿忘草 作者 箕輪酸素
それ、本気で言ってる?
荒々しい埃まみれの空き部屋に反響するド直球な一言。
私は淡々と言葉を続ける。
「うん。当たり前のことでしょ?」
清々しいように聞こえてたのかもしれない。
「アオイ、あんたおかしくなってる。」
凄い、私の心に直接訴えてる感じだ。
…私、アオイは男になる事にしました。
私は去年初恋の人が出来ました。しかし、彼はちょうど4ヶ月前に転校してしまって疎遠になってしまったのだ。私はそのショックで不登校になり、自傷行為を始めとしてカウンセリングを受けることになっている。私自身、全く自分が異常だと思っていない。むしろ、一途で皆に見習ってほしいくらいだ。
5月23日
私は男になることを決意した。今すぐに男になりたかった。
6月24日
男になりました。違和感はある。でも、彼と同じ体になれたこと。彼と同じ人種になれたことに嬉しく思う。
「どうして、アオイは。」
母が突然泣き崩れてしまった。
母さん、どうして泣いているの?私、なんか悪いことしたのだろうか?母がこんなに泣いているのは私が自傷行為を始めた時以来だ。
「母さん、大丈夫。私、嬉しいよ。自分、大好きだよ。お願い、こんな私でも認めてよ。」
私はきっと声が震えてたと思う。母と真剣な話になることは普段からないからだ。
「アオイ、手術したんだね。…本当に大丈夫なの?心の性と体の性ちゃんと合ってる?」
なにその不気味な確認。内心腹が立った。でも、私は優しいから壊れてる人形を撫でるように君に接するよ。
「ううん、合ってないよ。でも、私は幸せ。」
彼女は少し顔が明るくなってたはず。それはそれでよかったか。
彼に会えることになった。彼は冬休み期間に帰ってくるらしいのだ。彼に見せつけてやりたい。貴方のために私はこんなにも新しくなったのだと。だから、彼に会う前に「勿忘草」を買った。
12月29日
彼に私は新しい自分について語った。そして、彼の好奇心旺盛な質問や彼の純粋な体験談に耳を傾けて楽しい時間を過ごしたと思った。
夕方になって、私は『勿忘草』をあげた。
でも、残念なことに彼は勿忘草を受け取らなかった。逆に俺に『都忘れ』をくれた。
彼が初めて俺にプレゼントをしてくれたんだ。嬉しかった。あの時の冷たい風もあの時感じた彼からの目線も鮮明に覚えていた。
ああ、やっぱり彼が好きだ。
荒々しい埃まみれの空き部屋は俺の部屋だった。俺が住んでる部屋。
俺は部屋に入ると涙が止まらなかった。久しぶりにこんなに感情がむき出しになった。母さん、母さんはこんな気持ちだったのかな。
俺はどんな人生を歩んだ方がよかったの?誰か教えて欲しかったな。
それでも、好きだよ。俺を、いや、私をこんな体にした彼。
4月7日
私の机の上にはたくさんの『勿忘草』がありました。
でも、私の心の中では一生一輪の『都忘れ』が咲いています。
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長いのに見てくれてありがとうございます。
勿忘草
ある日、深山にきていた青(せい)と冴(さえ)という2人の男女が青い綺麗な花を見つけた。すごく綺麗だ。2人は、その花に見とれていた。青が動いた時山が崩れ、山から青が落ちていってしまった。冴は、急いで青の落ちた場所にいった。青は、なんと無事だった。青は、青い花の上に落ちていたからこそ衝撃がやわらいだのだった。けれど、青は、病院に行くことになり、背中がおれていました。病院の先生からは、奇跡ですね。あんな高い所から落ちたのにも関わらず、背中を折るので済むなんてと言っていた。これは、あの青い花のおかげだと思った。その後調べてみるとその花は、勿忘草というらしい。青と冴は、その花を一生忘れないといった。
勿忘草
君に勿忘草を送る。
私と一緒にいた時間を忘れないで。
あなたといた日々がかけがえのない日々だと思わせて。
いつか枯れてしまう日が来るだろう。
人知れず土にかえる花。
見ることも触ることもできなくなるその日まで。
【勿忘草(わすれなぐさ)】
勿忘草の花言葉は
「私を忘れないで」
「真実の愛」
「真実の友情」
そして
花の色別の意味
ブルー「真実の愛」「誠の愛」
ピンク「真実の友情」「誠実な友情」
白「私を忘れないで」
花の色によっても意味は違う
彼との関係を表すなら
ブルーの勿忘草をあげよう
勿忘草(わすれなぐさ)
歌などでよく聞くが見たことがない
ネットで調べてみたら
忘れてしまいそうな小さな花だが
可憐な花だった
小さくて忘れてしまいそうで
でも、綺麗だった思い出は
勿忘草な記憶と呼ぶことにしよう
題:勿忘草(わすれなぐさ)
俳句二首
心やみ 勿忘草を ただ見つめ
勿忘草 風とともに とき去りぬ
「勿忘草」
もう、あなたのことは好きじゃない。未練もない。
でも、貴方の好きなバンドがテレビに映るたびに、貴方をふと思い浮かべてしまう。
貴方もそうであってほしいと思ってしまうこの気持ちに、名前が欲しい。
花よりも名前しか覚えられない
花咲いても「あれ」となって散る
(260202 勿忘草)
「勿忘草」
旅立たなければならなかった。人々を守るため、この国に平和をもたらすために戦う覚悟を決めた。
君に渡そうと思っていた小さな白い勿忘草は、結局今も僕の手に握られたままだ。君に別れを告げる時、本当なら渡すつもりだった。花言葉を借りて「僕を忘れないで」と伝えたかった。けれど、なんだか身勝手な想いに感じられて渡せなかった。僕が無事に帰ってくる保証はないし、帰ってくることができても何十年も後かもしれない。そんな不確かな未来に、君を巻き込むことはできない。
だから、勿忘草は渡せない。どうか君には、僕のことを一刻も早く忘れて幸せになってほしい。