『力を込めて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もう
来年のことを
考えている。
あなたの
誕生日に
どこに行こう?
何をしよう?
YouTubeや
Instagramを
調べまくり。
あなたの
喜ぶ顔を
また、
隣で見たいから。
#力を込めて
はい!!!!!
見つけた!!!!!!!!
(ここでペロッと舌なめずり)
見つかった
年末。
久しぶりに帰った実家で、ゴロゴロしながらスマホをいじっていたときのこと。
『もういなくなりたい』
『私なんて生きてても意味ない』
SNSを眺めていたら、そんな投稿が流れてきた。投稿時間は5分前。
何気なく投稿主の名前を見て、私はガバリと起き上がった。コートとマフラーを雑に身につけて、家を飛び出す。
投稿主は、幼稚園からの幼馴染のカナちゃんだった。私が上京して以来疎遠になって、もう5年は会ってない。今は、SNSで繋がってるだけの間柄だ。
確か、まだ実家に住んでいたはず――。
記憶の中のカナちゃんの家へと走る。
頭の中を巡るのは、今走っている理由。小さい頃一緒に遊んだ思い出もそうだけど、一番は、高3の終わり。受験に失敗して浪人決定して、絶望してた私の手を握ってくれた、カナちゃんのぬくもり。「大丈夫だよ。」優しくて強い、言葉と眼差し。
私は、根拠のないその言葉に、カナちゃんの優しい力強さに、救われたから。カナちゃんが傷ついてどうしようもないときは、私がカナちゃんを助けようって思ったんだ。
きっと、今がそのとき。
左手に三角公園、カナちゃんの家までもうすぐだ、と思ったとき、公園のベンチにうつむき座る女性を発見して、私は急ブレーキをかけた。
「カナちゃん!!!」
叫べば、女性は顔を上げた。私の顔を見て、目を見開く。
「もしかして、アキちゃん……?どうして……?」
その目から、ポロリと雫が溢れ落ちた。
私は駆け寄り、思いっきり彼女を抱きしめた。
「受験のとき凹みまくって死にそうだった私を助けてくれたこと、今でも感謝してる!ありがとう!!」
彼女が身じろぐ。私は、構わず続けた。
「この5年、SNS見て、カナちゃんもどっかで頑張ってるんだと思って、私も頑張ってた!一緒に頑張ってる気持ちになってた!」
抱きしめた腕を緩めて、彼女の濡れた瞳をまっすぐ見つめて、私は、言葉を伝える。
「だから、大丈夫!!」
何の事情も知らないけれど。めちゃくちゃかもしれないけれど。それでも、あなたに伝えたい。
“私は、あなたに生きててほしい”
たったそれだけの思いを、力を込めて、言葉に乗せた。
力を込めて」
運営さん!うんえいさん!
なんかどっかのページの左上のなんかのボタンを押してURLをコピーしてブラウザに持って行ってそこで開いたら全テキスト見れました!
流石運営さんですね!お忙しいなかありがとうございます!
因みにハートフルなポエムの方は揉め事解決したんですか?
よけいなおせわですね!
がんばってください!
運営さんたち聞こえてますか⁈
おつかれさまです!
力を込めて叩く叩く叩く
汗を散らしてひたすら叩く
体はどんどん熱くなる
心もどんどん熱くなる
その場の温度を上げていく
見るものの熱気も上げていく
太鼓の音が周囲に響き渡り
人々の腹を震わせ
人々の心も震わせ
力を込めてまだまだ叩く
力を込めてドンドン響かす
力いっぱいいい音を鳴らす
それも大事だけれど
心を込めて叩く
これも同じくらい大事なこと
【力を込めて、ドロップキック!】
ターゲットが、フリフリした女を連れてここに来た。
彼を落とした場所にデートに来るなんて、やっぱりあのクソ男は狂ってやがる。死神として殺るならいいって閻魔様直々に許可を頂いたくらいには地獄にいる方がいいクソだからな……。
「先輩、こっちに来てください!此処からでしたら、花火が綺麗に見えますよ!」
「ははっ。そんなに急かさなくてもちゃんと側に行くから」
「きゃ…♡もう、先輩ったら!」
…込めろ。私の悔しさと怨みを!
…込めろ。私の哀しみと怒りを!!
…込めろ。私の力全て、全力を!!!
それが今の私ができる、最大の復讐だ!!!!!
『落下死しやがれクソ男!!!死神!ドォーロォーップー…キィィ⸺ック!!!!!』
「⸺な…??!」
「先輩!?⸺イヤっ、先輩!!!」
急に来た背中からの衝撃に驚きながら、訳も分からず落ちていくクソ男。やがてその肉体はグチャリと音を立て、地面に赤い水溜りを広げていく。
もっと痛みがある方法で苦しめても良かったかもしれないが、私としては生前からやりたかったドロップキックで落とせて、軽く納得している。これ以上の苦しみは閻魔様や地獄の方々が与えてくださるだろう。
『これで晴れて死神見習いとして卒業出来たし、彼のとこに行ってお話してもいいか許可もらってこようっと♪』
*
『鳴知、なんでそんな危ないコトをしたんだ?』
『学さんの仇…取りたくて』
『そんなこと、考えなくても良かったのに。……早く兄さんから自立しなかった生前の僕も悪いから』
『学さんは悪くない!悪いのはあのクソ男だけだから!』
『…そう言ってくれてありがとう、鳴知。けど、死神になるって良かったの?鳴知なら記憶を持った転生も選べたのに』
『……それだけ、あのクソ男に私自身で死の鉄槌を下したかっただけだよ』
『そう…僕は順番を待ってから、転生させてもらうよ。しばらくしたら、鳴知とはお別れだね』
『うん。けど、寂しくないよ。だって、最後まで一緒にいられるから!』
『⸺!そっか…鳴知、ありがとうね。僕でいるまでずっと愛してるよ』
『私もだよ、学!』
力を込めて
祈りを込めて
怒りを込めて
気持ちを込めて
心を込めて
「入れて」より「込めて」の方がより強い意志や感情があるような気がする。
力を込めた演説は人の心を揺さぶるけれど、こちらの心を揺さぶったのならそれだけの何かを成し遂げて欲しい。
そう思うのは私だけじゃないと思う。
END
「力を込めて」
#力を込めて
「……はる? もう寝た?」
「ん、起きてる……。どうかした?」
「あぁ、えっと……」
街は寝静まった、空も漆黒に染まっている時間。
さっきたっくんにおやすみを告げてそれぞれの部屋に入った、はず。
保湿だとかケアも全て終わっていた私は、少しSNSを覗いてすぐ布団に入っていた。
眠りにつこうとまぶたを閉じたところで控えめにノックする音とたっくんの声が聞こえて、聞き逃さないよう耳を澄ました。
「……いいよ、入ってきて。」
いつも薄着で寝がちな私は起きる頃に服がはだけていることがたまにあって、見られたくなくて夜から朝にかけて『部屋に入ってこないで』と言っていた。
でも今日は特別、たっくんが心配だから。
いつも布団に入った瞬間寝てしまうようなたっくんが、まだ起きていて私の部屋を訪れる、それだけで何かあったのかと思う。
「はる、……抱きしめていい?」
「うん、おいで。」
「ん……」
少しやつれた顔で、目は不安そうに彷徨っている。
今日朝も夜も一緒にいたけど、全然そんな感じじゃなかった。
強がって平気ぶってたのかな。
「……ごめん、……っ」
「大丈夫、疲れちゃったんだよね? 竜也、いつも頑張ってるもんね。お疲れ様。」
声を押し殺して泣く竜也の腕には、離れまいと言うように力がこもっていた。
やっと掴めたこの手を絶対離さないように
あなたが一人で泣かないように 消えないように
並んで歩いていたら何気なく繋がれるこの手に
少しだけ力をこめる
握り返してくれなくたっていい
強がりな自称宇宙一の愛をこめて
『力を込めて』
【力を込めて】
倒れないように支えて、力を込めて。
真上からぐっと押し込む……
おっと。
支えきれず、思いきれず。
ガツンと音を立てて。
中途半端に押された薄緑色の硝子瓶がバランスを崩す。
倒れそうになったそれを、横から別の手が支えた。
その手の持ち主がくすくす笑う。
「ラムネすら開けられないとか。
…………ほんと可愛い」
だって、噴き出しそうで怖いじゃないか。
お題:力を込めて
私がひたむきに創り出したものは、だいたいバカにされてきた
その度に、私の創るものはその程度なんだと知った
悔しかったけど、笑われ続ける方が耐えられなかった
成人をしてから、私の全力を笑わない人がいることを知った
その人達の存在が、私の力になっていった
少しだけ強くなれた
もう一度創るチャンスができた
ありがとう
力を込めて、今日も私は前に進む
力をこめて
私は怒りのやり場がないときは、思い切り力をこめて怒鳴りまくったり、物を蹴飛ばさずにはいられなくなる、この怒りの正体はわがままで、自己中心なんでしょうけど、厄介なものだといつも感じる、力をこめるとろくなことがない、いつも力を抜いて穏やかで平和な毎日を過ごしたいものである。
(題目しらず)
何に恐怖するのかは
その場その時になってみないと
本人にさえ分からない
例えば…
動物園の熊やプーさんしか知らなければ
熊は自分に危害を加える存在ではなく
恐怖の存在として捉えない
そんな状態で野生の熊に出会っても
心臓は握り潰されないだろう
でも我々は知っている
熊は人を殺す可能性も秘めていると
そんな状態で野生の熊に出会せば
心臓は握り潰され息も絶え絶えだ
逆に
お化けや幽霊に狙われている子は
何をされるか分からず生命の危機を感じて
恐怖の存在として捉える
その場で大人が何を言っても無駄だ
命には代えられない
1度も襲われない経験を積み重ねて
ようやく恐怖から解放される
恐怖心は本能から来るもので
本人がどう思っているかに捕らわれない
本人でさえ何とも思ってないものが
過去に1度でも命を脅かしていれば
脳は記憶し、恐怖心で身を守ろうとする
本人の記憶にもない
他の人が笑うように自分自身でさえも笑う
何をそんなに恐れるのかと
何に恐怖するのかは
そうなってみなければ
本人になってみなければ分からない
至極当然なことではあるけれど
そのことを意識しているかしていないかは
人としての道を歩む上で
大きな要素になる気がする
…気がするだけ。
力を込めて
私は息を吸った パーーーッ。
「はぁ、先輩みたいにブレない音が出せたらいいのにな....」
と、私は思わず零してしまった。
すると先輩が
「大丈夫だよ笑そんな焦らないでゆっくり一緒にがんばろう?」
はぁ、先輩はなんて優しいんだろうな。
先輩のこの無意識な優しさが私の心を埋めていく
私、やっぱり先輩が好きだ。
家は木造築30年。
結構いろいろガタついたりきしんだり
している。
中でも私を悩ますのがリビングと和室
を仕切る木の襖。
この襖、湿気を感じる梅雨から秋にか
けてすんなり動かなくなる。
ギギギ…と音がしてある場所で止まる
…
そこからは私は足を踏ん張り後ろ向き
になり背中で押したり、足で蹴ったり
🦶
今年もまだ格闘している。
この襖がスーッと動いてくれたら格闘
も終わり冬が近くなるのです。
馬鹿らしいくらい今も思い出す。でも、あの時は力を込めて願っていたよ。君のこと。
「好きです。付き合ってください。」
「…」
「ごめんなさい。」
終わった?俺の恋は。終わったのか?
「そ、そっか。ごめんね。ありがとう。」
「…」
「ア゙ァァァ!!助けてくれ!もう俺生きていけなぁぁい!!」
「おいおい笑なんだ何事だァ笑廊下まで響いてるぞー」
「聞いてくれ…。振られた。」
「は?まじ?」
「まじ。何もやる気出ねぇ。」
「お前、6年間も好きだったのによぉー。振ったヤツ許さねぇ。」
「ありがとよ。友。」
「おう!俺は、お前の味方だ!」
そう。俺は、6年間片思いをしていた。
でも、それも今日で終わりだ。
振られたのだから。
輝いていた光は、一瞬で暗く真っ暗になってしまった。
次の日学校に行けば昨日の告白が直ぐさま広まっていた。
友達には、「次がある!」とか「そんなこともある!」とか「そんなことでクヨクヨするなよ!笑」とか言われるけど、振られたことも恋をしたことも無いやつに何がわかるんだ!!
この気持ちは、恋をした人にしか分からない気持ちなんだ。
片思いしてる時なんか、毎日毎日ピカピカ光ってた。
でも、失恋すると真逆。毎日毎日泣いてばかりの日々になる。
でも、毎日そんな日は、続いて欲しくない。
だから俺は、君の為に君の為だけにかっこよくなるってきめたんだ。
一日一日かっこよくなってるの気づいてるかな?
俺のこと1回ぐらい見てくれてるかな?
君のせいで毎日毎日苦しいけどさ、君のせいで毎日毎日楽しいよ。
こんな事、いつもいつも必ず力強く思ってる。
君のことだからすごく待ちくたびれそうだけど、振り向いてくれるまで待ってるから。ずっと。待ってるから。
生きる事は食べる事…
けれど、日本は添加物大国だ
他国はダメだと言う物もユルユルの
規制であっさりスルー…
人の体を何だと思ってるんだか…
今日も、エックスで遺伝子組み換えを
平気でバンバン使ってるメーカーの
一覧表示を発見し、思わずスクショした
「これじゃ、食べる物ないじゃん!」
……と、ため息しか出ない情報だった
でっ、思ったのだが…
沢山食べる物は溢れている、けれど
本気で「食べる」事と真剣に向き合った
場合…これが食糧難と言う事か?
考え方は十人十色だ…だから気にしない
なら、それも有りだろう。
けれど、「力を込めて」言いたい
今こそ、色々な情報を取っていく時だ
自分の身は自分で守りましょう。
【力を込めて】
体力が落ちてる
体重は落ちない
少しずつ運動する習慣をつけて
どちらも解決してやろうと意気込み
誘って貰った登山で
途中リタイヤ
それでも懲りずに
時間のある時は
一人フラフラと出掛けて
アブに追い回されたりしてる
もともと歩いて回るのは好きなのだ
自信がついたら
あの日届かなかった頂きを望み
ドヤ顔の写真を
彼等に送り付けてやろうと
静かな野望に燃えている
そして最近
杖を使うと体への負担が減ると知った
最初はそんなの要らないと思ってたが
変なプライドは
いつも行動の邪魔をする
ここは自分の弱さを認め
相棒の力を借りるのも有りではと考えだした
取り敢えず
初心者向けの一本
どんなものか確かめる意味で買ってみようと
スマホを操る
調べて行くと
機能やサイズ、用途や材質
溢れる情報に翻弄される
だんだんと安物買いの銭失い
そんな気分になって来た
頼もしい相棒に気を良くし
踏み込んだ先で壊れてしまった場合
誰が俺を連れて帰ってくれるのか
最低限の強度は欲しい
この価格差でこの機能を失うなら
少しくらい高価でも安心が優先だ
なんてやってる内に
すぐに壊れて買い直すくらいならと
当初の予定より随分と立派なものに辿り着いた
買い物カゴに入れる
候補は2つ
当初の予定に近い
格安商品よりも少し高価な
最低限は保証してくれそうな物
そして
翻弄の末に辿り着いた
安心感溢れる機能性の物
並んだレジへ進むボタン
最後の決断を前に画面上の親指にも力が入る
まだ見ぬ高みへ
この相棒とならきっと
力を込めて
ごめん、いの一番に連想したのがおトイレだったわ…
「力を込めて」
腕相撲
密かに慕う
手を握り
力加減で
時間を稼ぐ