『力を込めて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
なんでこうなった?
ああ、自分のせいか
最早涙も枯れた
力なくただただボーっと立ち尽くす
生きている意味はなんだろう
もうこんなポンコツな自分に
心底疲れたよ
迷惑掛けた皆さん
心から申し訳ございません
わたしはわたしを消したい
こんな存在が煩わしい
ロボットのように
ただひたすらに働く
そんな感じでいい
掃除が好きだ
初めて大人の企画したお祭りの手伝いをした。
流石にみんなが使っていて、ゴミや食べ物のカスが散乱していた。
それでもアリーナが綺麗ならとても嬉しいなと思い、力と心を込めて掃除した。
みんなが喜んでくれればいいと思う。
結果、アリーナは使う前より綺麗になり改めて思った
『掃除ってなんでこんなに楽しいんだろう、やっぱり、掃除が好きだ』
ねえ、あなたは私をどう思ってるの?
「可愛い」とか「声が好き」とか
あなたの彼女でもないのに…
誰にでも言ってるのかな?
「私が嬉し涙流すまで絶対そばを離れない」って
どう言うこと?
期待してもいいの?
それに気づかないあなたはホント鈍感なのね
次 会った時にでも言ってやる
「好きです」って
私は今、ステージの上に立っている。
スポットライトを浴びて、大きく息を吸う。
クラリネットの柔らかい音色を、力を込めて遠くへ飛ばす。
この音が、誰かの心に響きますように。
力を込めて
僕は貴方が好き。
だけど、
あなたの隣に立っているのは僕じゃない。
僕はずっと前から貴方が好きだった。
貴方が選んだのは僕じゃなかった。
僕よりずっといい人で、
僕なんかよりも善人で、
その人の周りにはたくさんの人がいた。
僕なんか思っている事や、言いたいことが言う前に思ってもない事が先に出てしまう。
だから、僕の事を良いって言う人まで、傷付けてしまい僕の周りから人はいなくなった。
「僕は障害者...?出来損ない...?」
そんな事ばかり考えるようになってしまった。
僕の体は、色々と受け付けなくなってしまって、食事...睡眠...欲...何もかも良いとは思えなくなってしまった。
日に日に僕は衰弱していった。
遂には入院まで
「ハハ...、僕は何をやってるんだろ...」
そう言葉を零すようになっていった。
医者も手を付けられないぐらいだった。
僕は医者に最後の願いを言った。
「あの人に...最後ぐらい...会わせて...。」
数時間後...
貴方は僕がいる病室まで来てくれた。
だけど、
君の隣にはやっぱり空いていなかった。
僕は最に貴方に抱きついた。
「僕は貴方に会えて幸せだった。
貴方が好きだったから...。」
僕は最後の力を込めて、貴方に痕が残るぐらい抱きしめた。
貴方が帰った後
僕はまるで眠り姫のように...
来世ではBADENDではなく...
HAPPY ENDで人生を終わらせたいな...
消え入りそうな、不安定な存在
一人で勝手に抱え込んで、またどこかへ行ってしまう。
他者を思うその心からの行動は、
時に自分の心すらも偽って、押し潰すから
「お前が大切なんだ...愛しているんだ。だから、だから...もう、勝手にどこにも行かないでくれ、離れないでくれ...」
そう、言い聞かせるように。
あいつを抱き締める腕に、力を込めた
#力を込めて
81作目
力を込めて
だいたいは失敗する
ほどほどが調整しやすい
何事もこの傾向がある
力を抜いた方がいいんじゃないの
気合いとかやる気はともかく
丁寧にやったほうがいい
何が苦手とか判り易いから
それから集中するべきところが掴める
苦手なら事によっては
避けても問題にならない
力を込めるにしても
何処に込めるか判らないことには
ほとんどは無駄に疲れるだけですよ
ほんのちょっとの工夫が
成功をよんだりするんだからね
そのちょっとが個性的だったりもする
コンビニの新人さんとか見てると思う
そんなに焦らなくてもいい
慣れたら自然と出来るようになるよって
力を込めて歌ってやろう
僕の........
いや.....
「俺だけの曲を」
君に伝えに行くよ
待っててね愛する君よ
力を込めて
学校生活最後の体育祭。
綱引きも、
学年対抗リレーも、
玉入れも、
チームの応援も、
全部力を込めて人一倍頑張ったと思う。
あとは結果を待つのみだ。
だけど結果が悪かったとしても後悔はしない。
すべて力を込めてやりきったのだから。
感情を上手くは伝えられない。
今は言葉を上手く扱える
自信がない。
憾み怨み恨み
これをどのように伝えようか。
あまり暴力はしたくない。
でも今日という今日は限界だ。
歯を食いしばれ。
目を瞑れ。
我慢しろ。
私は慣れないことを今からする
聞き手である右手に 今、
–力を込めて–
お題 力を込めて
愛を込めて力込めて書いたラブレター
想い隠さずに打ち明けようと
書いたつもりだけど
あなたを想う度癒されない心が泣いている
あなたの傍に居られればそれで良いのに
少しの可能性信じてみたくて
書き上げたラブレター
力を込めて
全身に力を込める
テストのために絶対に寝るのだ
そう、明日は大切なテスト
だから8時に寝ることにした
あらゆる作業を済ませて寝床についた
絶対に寝る
さぁ寝よう、いや寝るんだ!絶対に寝てみせる
頭の中で力強く念じてみる
しかし、うまくいかない
全く眠くならない……
なるほど、もっと念じなければいけないのか!
うおおおお!
体からオーラが出るくらい力を込める
そして頭を寝ることに総動員させる
羊を全力で数えきる
それが眠りの近道なのでは?
羊がどれくらいいるかは知らない
もしかしたら1万を超えてるのかもしれない
でも諦めない。
必ず睡魔を勝たせる
今日はかなり脳の覚醒が強いらしい
ワクワクしてきたな
オカルト
300字小説
呪いの土人形
そりゃもう、アンタのご先祖に酷い目に合わされたのでしょうね。思いっきり恨みを込めて、力を込めて『呪いの土人形』こと私を造ったのよ。
私も最初は馬鹿正直にアンタのご先祖達に憑いて、しっかり呪っていたけどね。とうの本人はずっと昔に亡くなって、今、三回目の生まれ変わりかな? この国にもいないわけ。
で、馬鹿らしくなって、でも込められた力はまだ有効だから、頑張って頑張って、呪いをなるべく無害なものに変えたの。
「で、年に一度『タンスの角に小指をぶつける』と『カメムシが服に入り込む』と『鳥の糞が頭にジャストミートする』と、どれかの呪いを選ぶことになったけど、どれが良い?」
「……どれも地味に嫌な呪いですね……」
お題「力を込めて」
力を込めてあなたに触れる、私が触れたところは鮮やかに染まってあなたの内側の色を映し出している
朝、アトリエで筆を握り、キャンバスに色をのせたヨネが、
「あ」
とかすかな叫び声をあげた。
「失敗した?」
間違えたところに塗ってしまったのか、と思った。
「いいえ」
ヨネは何事もなかったように、賑やかに色づいたパレットから新たに色をとり、ゆるりとキャンバスに筆をのせた。ゆるり、という形容はヨネの場合、決して誇張ではない。極まって活動的で、はつらつたるヨネは、こうしてキャンバスに描きだす時だけは気だるそうに振る舞う。ヨネは左手に筆を握ったまま、右手の指で小さな唇をふにふに触った。何か考えているとき、無意識に行う癖だ。ヨネは、ゆったりとした足取りでキャンバスから離れ、遠くから絵をながめ、またゆったりと戻ってきては色をのせた。
「もうすぐ完成?」
キャンバスを覗き込む。ヨネはこちらを一瞥して、一言、うん、と返事をすると、興味がなさそうに作業を再開した。少し離れて、ヨネの横顔が見渡せる位置に設置された椅子へ腰掛けた。変わらず筆を動かしていた気だるげなヨネの瞳が、唐突に力強く煌めく。ゆったりとした振る舞いは一変して、熱心に、全身をのりだしてキャンバスに筆を走らせる。絵が完成間際になった時にだけ見ることができるヨネの一面だ。完成間際。ヨネはその瞬間に力を込めて、一気に描ききる。私は大層それが気に入っていた。
力を込めて
力を込めて
熱した鉄を打つ甲高い音が
響き渡ると同時に火花が散った
真っ赤に燃える炉を前にして
全身から汗が噴き出し滴り落ちる
一心不乱に刀を鍛えると刀身には魂が宿る言われる
今日も一振りの刀に力を込める
作り上げた刀は美しく輝いていた
#1『力を込めて』
風でカーテンが揺れ、教室に差し込む西日は彼の髪を明るく照らす。教室には手を伸ばせば届く距離で佇む私達。グラウンドで野球部がボールを打つ音が聞こえる。
――今、ここで渡そう。スカートの裾を握りながらなんとか言葉を発する。
目を見開いた彼は、困ったように笑い片手で私の手紙を押し返した。いいの、全然大丈夫。こちらこそごめんね。そんなこと1ミリも思ってもいないけど。
教室から出る彼の背中を見送った後、しゃがみこんで思いっきり泣いてやった。彼への思いを綴ったそれも、頬を伝う涙で濡れて名前が滲んでいく。くしゃり、手紙を潰して受け入れようとする。
アイスが食べたいな。ちょっと遠くのコンビニへ行こう。自転車に乗って風を切り、坂道を下る。
こんな思い出もあったっていいじゃない。そんな風に思えた17の夏果でした。
力を込めるためには、力を抜いた状態を知らなくてはならない。より良く、より長く、力を使いたいのであれば、力を込めるべきところと抜くべきところを心得ていなければならない。最小限の負荷で最大限の効果を得ることに、なぜ肩身の狭い思いをしなければならないのか?
/お題「力を込めて」より
人生初の体育祭。
俺は二人三脚。
貴方は綱引き。
俺が二人三脚で1位になって
広いグランドを一周して観客席に戻ってきた時
後ろからボソッと聞こえた。
「お疲れ様」
こんな些細な言葉が嬉しかった。
さあ次は貴方の番。
眼鏡かけて見てる。
時には「頑張れー!」
時には小さい声で「かっこいいなあ」
なんて言ったりしちゃって。
貴方がメンバーみんなと力を込めて引っ張った縄。
無事に3組、1組に勝って綱引き優勝。
体育祭2組ダントツ優勝。
貴方を好きになって貴方を追いかける恋をして
綱引きで必死になって縄を引っ張ってる顔
かっこよかったよ。
貴方と同じクラスになれて幸せです。
テーマ:力を込めて #328
ねぇ貴方。
私を愛してくれた貴方。
大好きな貴方。
愛しているわ。
だから最後は力を込めて一思いに。
貴方は私のトクベツな人。
最後は貴方と決めていたの。
私は今日でこのシゴトを終わりにするわ。
貴方を見届けて私も最後を迎える。
それってとてもトクベツでしょ?
なぜ私の手は震えているのかしら。
何年も慣れてやってきたシゴトなのに。
なぜ私の視界が歪んでいるのかしら。
最後の貴方を見ていたいのに。
静かに眠る貴方に私の声も思いも届かない。
貴方は私のトクベツな人。