別れ際に』の作文集

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別れ際に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/28/2024, 1:52:36 PM

あいつとは昔から気が合う
趣味や好きなものがだいたい似ていて、
しかもお互い程よい距離感で、
肩の力を抜いて接することができる
あいつの前では、
何も考えず素の自分をさらけ出せる

だからといって、
何でもかんでも言えるわけではなく、
やはり言いづらいこともけっこうあるのだ
それはきっと向こうも同じだと思う

そんな感じなので、あいつのいくつかの言葉から、
明らかにネットに載せている僕の小説を
あいつがそうとは知らずに読んでいると気付いても、
僕が作者だとは言えずにいる
言いたい気持ちはあるけど、
あいつは僕の小説を気に入ってるらしく、
正体を明かすのは少しこっ恥ずかしいのだ

今日も遊びながら、僕の小説の話が出てきた
昨日更新したやつだ
感想を言われると毎回毎回、
なんだかくすぐったい気持ちになる
一度読んでみてくれと言うけど、
それ、僕が書いてるんだよね、言えないけど

そんなこんなで、
遊び疲れて解散しようとなり、
お互い帰路につこうとした時、
別れ際にあいつがこんな事を言った
「小説、次の話も期待してるぞ」
僕は目を見開いて驚いた
僕が作者だと知っていたんだ
同時に、なぜ僕に何度も小説の話を振ったか、
その理由がわかった
ああ、そうか
僕が言いづらかったように、
あいつも僕だと知った上で読んでること、
言いづらかったんだな
だからわざと話題にして、
こっちが自分から明かすのを待ってたんだ
でも僕が明かさないから、
思い切って言ってみたんだろう

僕はすぐに笑ってみせ、
「期待を超えるつもりだよ」
と、少しカッコつけて言った
あいつも「楽しみだ」と笑うと、
人混みの中へと消えていった
僕はなんとも言えぬ恥ずかしさと
やる気が強まってきくのを感じながら帰るのだった

9/28/2024, 1:52:09 PM

第壱作「別れ際に」

浮かばぬ雲に光る期待




(別れ際、会えなくなることを寂しく思う気持ちと次はいつ会えるのだろうという期待を込めて。)

9/28/2024, 1:48:24 PM

別れの際にまた会おうとかずっと大好きでしたなんて言うな未練が残るだろうがクソ野郎

9/28/2024, 1:48:00 PM

手帳はなくしてなかったけどもう金輪際あいたくない
喉が枯れてることを誰にも言えないまま終わったの、知ってた?

9/28/2024, 1:47:58 PM

デートの時、別れ際に手話で「楽しかった、ありがとう、またね」と言う君。

 駅のホームで、君を電車に乗せて見送る僕に、何度もその手話をするから、僕が初めに憶えたのは、その手話だった。

「素敵なお話ね、パパ」
「だろう?」
「パパがドヤ顔なの、珍しいね」
「ママが褒められるの、嬉しいんだよ」
 特に娘にねと微笑む。
 優しい、自慢のパパ。
「ーーねね、どうやってパパはママとお付き合いするようになったの? 耳が聞こえるパパと、聞こえないママと」
「ん。それはね、筆談」
「ひつだん?」
「パパとママは毎日すれ違う電車の中で出会ったんだ。お互い、名前も知らない頃からドアの窓越しに会うのを楽しみにしてた。ドキドキ、意識してた。
 ひょんなことからパパはママが音のない世界で生きてることを知って、ーーどうしても好きで諦められなくて、ある日、いつもの停車する駅で、紙に書いてママに見せた」
 ノート一面に、ペンででっかく「好きだ」って書いて、ビタっとママの方に見えるように窓に貼ってーー
 娘は目を見開いた。
「素敵〜、ろまんちっくだね、パパ!」
 手放しで褒める。周りの乗客にも見られたでしょ、恥ずかしくなかったのと尋ねる。
「あの時はとにかく必死でさ。そんなこと気にする余裕、なかったよ」
 そう言って照れ臭そうに笑うパパ。今度、ママにも聞いてみよう。どんな風に好きになったの、どんな風にして付き合うことになったの、と。
 きっと若い頃の素敵なパパに会えるはず。

#別れ際に

「声が聞こえる3」

9/28/2024, 1:47:15 PM

→短編・別れ変速機

 学校帰り、連れがこんなことを言い出した。
「この前、別れギアにさぁ」
「ん? ちょっと待った。なんて?」
「別れギア。あー、もしかしてギアじゃなくてギヤ?」
「何、ちょっと恥ずかしそうにしてんだよ。そもそもギアでもギヤでもねぇわ」
「え? マジで? でも、別れをギアチェンジするんだよな? よっ!って別れるときと、うぇ~いって別れるときあるじゃんよ。空気読めや感、重要じゃね?」
「お前、よく高校までやってこれたな」
 何でそんな「ヘヘ、止せやい」みたいな照れ笑いしてんだよ。褒めてねぇわ。

 結局、あまりのことにヤツの会話は宙ぶらりんのままになった。はぁ、全く! 別れ変速機って何だよ……。
 ……。 
 …………。
 ダメだ……。めっちゃどうでもいいのに、どうしようもなく気になってきた。
 アイツ、どんなギアで誰とどんな別れをしようとしてたんだろう?

テーマ; 別れ際に

9/28/2024, 1:47:07 PM

『別れ際に』




「またね。」


そう残して、私の前から遠ざかっていく彼。



「待って!」

「どうしたの?忘れ物あった?それならごめん。」

「違う。」


そこで止まってしまった私を抱きしめてくれる彼。



「寂しくなっちゃった?」

「............。」

「何も言わずに俺がいなくなることはないから。」

「そうかもしれないけど、。」

「それでも心配?」

「そういうことじゃなくて....。」

「じゃあ、なに?」



明らかに分かっているのに聞いてくる彼。




「帰ってほしくないの...?」

「まだ、居てよ。」

「よくできました。」



そう言って私の頭を撫でてくる彼。



「そう言ってくれるの待ってた。俺も帰りたくなかったし。」

「大好き。」

「俺は愛してる。」












漫画のような会話をしたあの日。


あれからもう3年か。


何も言わずにいなくならないと言った彼は、

私の前からあっさりと姿を消した。




「私も愛してたよ。また来るね。」



そう言って、私は彼に背を向けて歩きだした。

9/28/2024, 1:46:03 PM

「別れ際に」

2度と会えない人との
最後は殆ど覚えていない。

別れ際何を話したかも
思い出せないんだ。

大切な人なのに。

9/28/2024, 1:42:29 PM

空の棚
また明日
待ってますねと
店員の笑み
ケーキより甘い 

「別れ際に」







百貨店の幕下りるまでの一時を
行きつけの店の馴染みの人と

「別れ際に」その2






曲がり角
たしかめるように
木霊する
おわりの遊び
「またね!」に「またね!」


「別れ際に」その3

9/28/2024, 1:42:06 PM

【別れ際に】*112*

別れ際まで…手繋いでいたい笑


ほんとに最後のお別れなら
『さよなら』の一言で振り返らず去りたいかな


どちらかの好きがなくなったら
もう無理だと思っているので

そこは潔く


どちらも好きだけど別れが必要な時は
かなり辛いけど
きっと考えて考えてそれでも無理だからその選択に至ったんだと思うので

お互い幸せになる為に後戻りせず前へ進むかな

9/28/2024, 1:41:06 PM

別れ際に

電車が速度を落とす
その時僕を見上げ
そっと会釈したね

それでも何も言えず
ただ黙って笑ったよ
会えなくなった日

指先まで数センチ
手を伸ばせば届くのに
全ての世界と切り離されて
一瞬二人になれたのに

次の瞬間ブレーキに
急いでつり革をつかんだら
もう君は旅立った

新しい希望を胸に抱き
立ち向かっていく強い背を
見つめていたあの頃に
今は未練も無いけれど

9/28/2024, 1:40:57 PM

作品No.181【2024/09/28 テーマ:別れ際に】


 あなたはいつも気付かない。
 私が別れ際に、〝さよなら〟しか言わないことを。
 あなただけがその後に、また次の約束を結ぶ言葉を口にすることを。
 本当に鈍感。本当に愚か。
 あなたは私に会いたいのかもしれないけれど、私は違うわ。私が次の約束を自分からしないのは、そういう意味なのに。
 あなたは気付かない。
 私が、あなたに会いたくないことに気が付かないのね。

9/28/2024, 1:40:19 PM

じゃあまた、に
あ、また会えるのか、と思ってしまった。

【別れ際に】

9/28/2024, 1:39:51 PM

「別れ際」と言えば、部活の先輩への挨拶かな。

めっちゃ仲良い先輩でも、

別れ際に「バイバイ」って言われても

「お疲れ様でした。さようなら。」

しか言えなかったのが、ちょっと寂しかったな、笑

手、振っていいのかいつも迷ってたな笑

あーー、先輩とまたプレーしたいな、💭

9/28/2024, 1:39:17 PM

【別れ際に】

いつも通りの澄ました顔で

なんでもないように歌っていたのに

そんな最後の最後で涙ぐむなんて聞いてないよ

こっちまで泣いてしまうじゃないか

これが今生の別れではないこともよくわかっているけど

またきみにこうやって会えるのは

ずっと先であるように思えてくらくらする

ああ、でもきみがそうやって泣いてくれるのなら

また来年会った時には

更に成長した姿を見せられるように頑張るから

また、どうか見守ってて



2024-09-28

9/28/2024, 1:37:45 PM

別れ際に


また明日ね!
って言える幼さと儚さ。

9/28/2024, 1:36:34 PM

【別れ際に】


別れ際に、あんまり寂しくなったから。

つい、言ってしまったの。


「あなたと、一緒に暮らしたいな」

9/28/2024, 1:35:18 PM

別れ際に

夕暮れ迫る街角
喫茶店の一番奥の席
四人向かい合わせの席に三人

向かい合わせの女二人に男一人
男側の女のそう細くもなく白くもない薬指に光る指輪がもう一人の女を弾いていた


一輪挿しの花瓶に
赤い薔薇が挿されていて
三人を見下ろすように飾られていた

その薔薇を見るように
視線を外す女の頬につたう一筋の涙が夕陽に光り拭う指に指輪が映える

艶のない唇とコーヒーカップが震えてる
男が見つめるのも話しかけるのも
その地味な女(ひと)

ブランド品と化粧で彩った
女には目もくれない
すっかりカタはついている

男なんてそんなもの
一枚の紙切れの関係は
薄いようで薄くない

夫婦の間には
深くて黒い河がある
今夜も舟を出す

CHANEL No.5
赤い唇に高いヒール
派手な女は席を立つ

別れ際吐くように 「やってられないわ…」


「はい、カットー!」

ドラマよドラマ(笑)
それはドラマ
正しく生きれないからドラマ


ドラマの中に入って殴り飛ばしたい?
馬鹿言ってんじゃないの!
ドラマチックに間違いが起きるからドラマ

絶体絶命の人間模様があるから
人生は面白い
もし 仮にそれがリアルでも

その虚構に嘘と現実の間に
人間模様を観るから
面白い 善男善女の話なら

お前が日常で
退屈そうにやってる暮らし
言ってる愚痴と変わらないからつまらないんだよ(笑)


監督は別れ際メガホンを叩きながら
そう 言って笑った 
エンタメを観る時くらい虚構を生きてみろ

「よーい スタート」

令和6年9月28日

心幸

9/28/2024, 1:31:03 PM

月の上にて─



「ちょっと散歩に行ってくる。」

と言ったら、
紙でできたコップのようなものを渡された。

けっこう歩いた時、コップについてた糸がぴんと張った。

なんとなくコップを耳にあてると、

『きこえますか。
 きこえますか。
 どうぞ。』

と聞き慣れた声がコップの中からした。

「きこえてます。
 きこえてます。
 どうぞ。」

とコップに向けて話す。

『そっちの様子はどうですか。
 どうぞ。』

「いつもと変わらない月の上ですよ。
 どうぞ。」

どうぞ。どうぞ。と話し続ける。


何をしにきたんだっけ?





「別れ際に」

参考 : 9/11「カレンダー」
   9/17「花畑」
   9/19「夜景」

9/28/2024, 1:29:52 PM

「別れ際に」

最近、友達と別れて帰るときに言う言葉がある。
「気をつけてね」
高校時代、部活の友達が言ってくれたことがきっかけだ。なんだろう、私のことを考えて発した言葉なんだというのが伝わってきて嬉しかったからかもしれない。
この言葉を友達に言うようになってから
「〇〇(私)も気をつけてねー」
と言ってもらえるようになった。すごくすてきな会話だなと毎回浸りながら帰っている。個人的には、お互いを大切に思っている感じや会話の終わりがわかりやすいというのがある。

ただ一つだけ問題がある。
友達が先に「〇〇(私)気をつけて帰ってね」と言うと
私は「ありがとう」までしか出てこない。
「〇〇(友達)もね」と言う言葉で出てこないのだ。これを意識しないとせっかく言ってくれたことに対してのお礼ができない。はあ、気をつけないと、、、

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