『初恋の日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『初恋の日』
1993年の春、桜の散り始めた頃に君と僕は出会った。
授業を抜け出して屋上で昼寝をしようと思って3階からの階段を登っていた時、君に声をかけられた。
「すいません、職員室はどこですか?」
転校生だった君は迷っていたようで、そんな君を見て僕は、職員室を探して3階まで上がってくるのは不思議な人だと思った。
職員室まで君を送り届けた頃には興が削がれたので、大人しく僕は教室に戻ることにしたのだった。
放課後になると、君は僕の元を訪れた。
「すいません、三宮駅まで連れて行ってくれませんか?」
迷ってばかりの人だと思った。行先は同じだったので、今度も連れていくことにした。
君を連れ回して、今日で13年が経った。
今思うと、僕が君に連れ回されていたようで、本当のところは君が僕をいろんなところへ連れて行ってくれていたような気がする。
嫌いな朝が好きになったのを覚えてる
早く学校に行きたくてさ
遠い遠い昔の事
あの頃は純粋だったんだろうな
もう本当に恥ずかしいからいったんやめません?
好きになったら一直線。自分の想いを隠すなんて思考を挟むまでもなく。分かりやすく態度と行動に出て周りに筒抜け。タイプとかも全部飛んでいって好きな人が自分の好みになる・・・っていうくらい、意識のすべてをその人に
奪われちゃうんです。
盲目にはならないけど、夢中になっちゃうタイプだよ。冷静だと思ってた自分がぜーんぶ掻き回されるんだ。
えぇ、好きになったら驚くほどちょろいのが私です!
簡単に喜びます!気づいたらぼおっと見惚れてます!
自己紹介どうも!何か文句でもありますか!?
はい、深呼吸。
私が今まで好きになった人たち、みんな素敵でした。
おかげでどれだけ私が振り回されたか。ただ、いい意味でも悪い意味でも自分の感情に素直な私ですから、絶対に良好な関係性は築く。それがまた楽しい。
実際、何もできずに終わった恋は今までないよ。
初恋を除いて。
症状はあった。
ただ、これが「恋」だって認めるのが恥ずかしくて意地を張っているうちに、彼が引っ越してしまったから。
いなくなって苦しくなって、その時にはじめて「あぁ好きだったんだな」って気づいただけ。
今も好きだよ。嫌いになる理由がないんだもの。
気に入ったものは長いこと好きでいるタイプですから。
ずっとずっと綺麗なままで取っておくから、どうか、もう見直すことのない私の好きな映画でいてね。
今、私が好きな人は最新話を追っているドラマ。
もう私には、君に対しての欲はないんだけど、ただ、
過去の君がずっと好きなだけ。それだけ。
はい。ここで、この文章の一番最初に戻りましょう。
#17 初恋の日
お題『初恋の日』
ついにこの日が来たか、と私は日記帳を開く。今日、私は見ているだけで胸がときめく人に会った。
出会ったのはバイト。今日来た新人は、背が高くて細くて、目が前髪で隠れていてミステリアスな感じで、私の心を鷲掴みにした。今まで女の子しかいない学校に通っていた私は、はじめて感じる胸の高鳴りに「これが恋!?」とさっかくした。
だから今、こうして日記を書こうとしている。
どこかの作家じゃないけど、「今日は初恋記念日♡」としめくくるつもりだ。
こんな僕に話しかけてくれる人がいた。こんな愛想が悪く、リアクションが薄い僕に。
毎日毎日、僕に話しかけてくれるから、次第に彼女が好きになった。君のことで頭がいっぱいになった。こんな毎日がずっと続けばいいのにと思った。
でも、思春期の僕は君が好きであることを悟られたくなかったから、愛想を悪くし続けてしまった。彼女は次第に話しかけてこなくなった。今となっては当然のことだと思えるが、当時はとにかくショックだった。
なんであの時もっと愛想良く振る舞えなかったのだろう。なんでもっと笑顔で反応できなかったのだろう。そんな後悔ばかりが残った。
今でも、道で偶然出会って、話しかけてくれないかと思ってしまっている自分がいる。そんなこと起こるはずないのに。
でも、もしそんなことが起こったら、今度は笑顔で話したいし、昔、無愛想な態度をとっていたことを謝りたい。この願望だけが、いまだに残り続けている。
【エッセイ】初恋の日
初めての投稿のテーマが「初恋の日」だとは少し気恥ずかしくも思うが、折角なので思うままつらつらと書き連ねてみることにする。
思えば、私には世に言う「初恋」と呼ばれる甘酸っぱかったり、切なかったりという経験が無かったように思う。
もちろん、恋をしたことがない訳じゃない。
むしろ恋多き人間だった。
何かしらのコミュニティに参加する度、そこで1番好きな男性を選び、密かに恋することが多かった。
だけど、それは単なる「初めての恋」でしかなく、きっと「初恋」というものじゃない。
側に居る中で1番良い印象を抱いた人間を毎回対象として選んでいただけで、彼らのどこが好きだったとか、どこに恋したとかそういう当たり前のエピソードが今思えば何1つ思い出せないからだ。
おそらく私には「恋」をするのに必要な心のどこかが欠落していたんだと思う。
だから、私は恋に恋し続けたんだ。
だけど、今、私はこの歳になって恋をしている。
毎日、好きをくれる、ドキドキさせてくれる、彼に。
恐らく、私の人生で1番最後に最高な恋をさせてくれた彼に。
そしてきっとこれが私の「最初で最後の初恋」なんだろう。
よくある苗字を目にするだけで
耳まで熱くなったり
心臓の音がうるさかったり
そういう表現が比喩ではないこと
自分ではどうにもできないこと
うれしいたのしいなどという
ふんわりあたたかなものではなく
奥底に隠していたものを見られてしまったような
どうしようもない恥ずかしさ
言葉の意味を知る前に
そうやって体感した日が初恋の日
口を開けば“気になるあの人”の話ばかり。
あの人がね、と笑う彼女の表情はさながら恋する乙女そのものだった。
「はいはい、そんなに好きならさっさと告っちゃえば?」とぶっきらぼうに返すと、途端に顔を真っ赤にして
「べ、別に好きとかじゃなくて...見てるだけで充分というか...!」と分かりやすく慌て始めた。
もはやその反応全てが答えを出している様なものなのに。
なんだか少し気に食わなくなって嫌味をひとつ零す。
「...知ってる?初恋ってさ、叶わないらしいよ。」
今まで恋愛事などさっぱり興味も持たなかった彼女が急に色づき始めたのはいつだったか。
恐らくこれは彼女にとって初恋なのだろう。
「もう、なんでそんなこと言うのっ」と、これまた分かりやすく頬を膨らませた彼女が一生懸命怒る小動物に見えて思わず吹き出す。
初恋は実らない。どうか叶わないで欲しい。
そんな事を考えて胸の奥で小さく痛みを訴えた自分の心に蓋をする。
...あぁ、少なくとも目の前の彼女が好きな私の初恋は叶いそうにないのだから。
#初恋の日
僕は君に恋をした
たとえ赦されない恋だったとしても
この気持ちは嘘じゃないって言える
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おれはあいつに恋をした
こんな気持ち、普通じゃない
でもあいつのこと、心から好きって言える
世間一般じゃ許されていない恋
親に話せば普通じゃないと言われる
こんな世界どうかしている
僕は、自分の力を人を守るために使う君が好きだ
俺は、みんなに優しくてこんな俺にも笑いかけてきて くれたあいつが好きだ
君は知らないと思う「初恋の日」君の言葉は僕を救ってくれた。僕が同性が好きだとバレてしまっても君の態度は変わらなくて、毎日「一緒に帰ろうぜ」っていってくれた。
僕はこの「初恋の日」をいまだに忘れられない
同性愛者なんて言葉で括り付けて差別しているこの世界は嫌いだった、君がいるからこの世界に価値があるって思うようになった
あれから10年経った今僕の隣には君がいる
初恋の日…
二人して赤信号を見つめた日
青い恋には てだてがなくて
私は惚れっぽい方だ。
クラスでかっこいいと言われている子はそれだけで気になるし、プールの監視員のお兄さんにも一目惚れしてしまうくらい。
でも、それが恋かと聞かれると首を傾げる。
付き合えるなら付き合いたいが、どうしても、というわけではない。それに、その人が誰かを好きという噂を聞けば諦める。
その感情はお菓子みたいに目移りするもので、数ヶ月すると別の人を好きになっているのだ。
相手を見初めて、体を貫くような衝撃を、未だ受けたことがない。
相手のことを考えて頭を悩ませる夜を経験したことがない。
思わず吐いてしまうような胸を掻き毟るほどの愛を感じたことがない。
何だか辛そうだなんて楽観的に考えている。
あれは恋の一つ前、どちらかと言うときっと憧れに近いものだと思う。そうすると、私は初恋すらまだと言うことになる。
このままだと、恋をしないで死ぬ可能性も出てきた。
人は恋のみによって生きるわけでも無いが、どうせなら体験してみたい。こういう話を書く時、リアリティも出るだろうし。
どこかに邪悪なくらいの重い愛の持ち主はいないだろうか。私と対局にある存在だ、きっと面白い文が書ける気がする。
お題『初恋の日』
初恋の日
図書館で、君を見かけた。他校の制服を着た君は、スラッと背が高くて、一人静かに勉強だけする姿が好きだった。
近くに座ってみたり、遠くに座ってみたりした。
君の帰り際、どっちの方向に帰っていくか、覗いてみたりした。
図書館の外で出会うことは一度も無かった。
受験が終わり、私は北海道へ。君はどこへ行ったんだろう。
【初恋の日】
好きかも
考え始めた瞬間
頭からその人のことが
離れなくなった
会うと 顔が赤くなり
いつもより言葉も続かない
心をどこかに飛ばしたような
自分の体じゃないみたいだ
私は 恋をしている
『初恋の日』
初めて恋に落ちた
いつかの日
それは私にとって
いつまでも忘れられない
特別な日
その味が
甘かろうが苦かろうが
関係なく
あの瞬間
私の中で
確かに何かが変わったのだ
「初恋の日」
今にして思えば、人生の分岐点。
あの日、あの時、
君を見つけていなければ
今の僕はいなかった。
あの時、勢い任せの告白に
答えてくれてありがとう。
おかげで、今こうして
幸せな家庭を築けているよ。
そして、当時の僕には想像出来なかった
世界を一緒に歩んでくれてありがとう。
『初恋の日』
おそらくあれが初恋だった。
中学校で出会った男の子。理科の時間だけが唯一同じ班で、鉱石とおもちゃの車、旅など好きなことでたくさん話をした。
彼と話す時間は楽しくていつも待ち遠しにしていた。
イケメンではなく、でも整った顔立ちをしていた。笑顔が素敵な人だった。
今あなたはどうしていますか。
好きな自転車旅は続けていますか。
たまにあなたを思い出すと胸がときめいてしまいます。
あれはきっと私の初恋だった。
言い出す勇気もなく、ただただ楽しい時間を過ごした、はかない日々は今でも秘かに胸の中で輝いている。
10月30日は初恋の日(調べました)。
歌の代わりにちょっとした思い出小話を。
#ずいの雑記
初恋
ふたりで歩いて帰った日。
ただそれだけで心がときめいていた
学生服に袖を通し待ち合わせ、帰り道。
雨の日は一つの傘で。
青春だった。
初恋とは淡い青春。
初恋の日
「結婚してください」
俺が初めて「恋を抱いた」と思った相手に、そう伝えてしまった。
いや、普通に考えてありえねえだろ!?何考えてんだ俺!!…と思いつつ、心の隅で「あ、これ一目惚れとかいうやつか」とも思っていた。
初恋の人、初恋の日に現る。
なんつって。
十月三十日。
誰かが初恋の詩を発表した月日。
#2024.5.7.「初恋の日」
これはもう田中っしょ!!と思って書きました。俺だー!!結婚してくれー!
HQ?がんばった。
ショーウィンドウで見た赤茶のツヤツヤ輝く靴
冬の夜の、冷たくも甘い透明な香り
夏の日に祖父と見た夜闇の蛍
抗えぬ運命に向き合い戦う武人たちの物語
テレビで見たアニメの勇敢に戦うお姫様
泡に消えた人魚のおひい様
初めて食べたチョコレート
感情を揺さぶる音楽
学校で一番かけっこが速かった少年
栗色の長い少女の髪
海の向こう、暗雲に閃く遠雷
全てすべて、私の心を奪ったもの
恋をした日、目にした日
私を変えた、きらめく過去の思い出たち
「初恋の日」
初恋の日 それは
あなたへの想いに気づいた日
そして 気づいたときには
初恋はもう失われていて
失恋の日になった