『初恋の日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「初恋」
叶わない恋だと自分に言い聞かせて
あなたからのメール
何度読み返しただろう
これが「初恋」ならよかったのに
#初恋の日
【初恋の終わり】
一目惚れだった
初恋だった
本気で好きになって
愛してた
だから離れたくなった
離れたら会いたくなって
そんなのの繰り返し
もう疲れたよ
ねえ初恋のあなた
もう終わりにしよう?
『初恋の日』なんてあるのかしらとネットで
調べてみたらありました!
10月30日だそうです。島崎藤村が1896年10月30日
に「初恋の詩」を発表(=「文学会」46号)したこと
に由来。しかし、制定されたのは1999年10月30日
だそうです。
色々な記念日があるものですね。自分自身にとって
の初恋はいつなのか?勿論、人並みに好きな人や
気になる人はいましたが...。
初めて両想いになったのは夫なので、これを初恋
と言うべきか...悩ましいところです。
〜お題『初恋の日』〜
『初恋の日』
誰にでも愛想が良く老若男女に好かれる学校一の美少女は周囲の人間から「天使様」と呼ばれていた。
幸か不幸かその天使様と同じクラスになった、何処にでも居るようなモブの俺には全く関係の無い話で、浮き足立って居るクラスメイトを何処か1本引いた目線で見ていた俺はもしかしたら少し変わっているのかもしれない。
どこにでも居る様な普通の俺と誰にでも好かれる天使様。
天と地の差があり過ぎて話す事さえ叶わないと思っていたその矢先。まさかこんな事が起こるなんて思いもしなかった。
「……天使様がほんとに天使とは思わなかったぜ。」
「私も驚きです。まさか任務で人間界へと悪魔を消しに来て、漸く見付けたと思ったらその正体がクラスメイトだったんですから。」
お互いの背中に生えているのは種族の象徴である真っ白な天使の翼と真っ黒な悪魔の翼。武器を構えながらビルの最上階で対峙する俺達は酷く浮いていると思う。
何故って?今からコロシアイをするからだ。
「言っとくけど女だからって手は抜かねぇよ?俺。そー言うの嫌いだから。」
「ええ、私もそう言うのは嫌悪します。どちらかが消滅する迄この戦いは終わらない。それが任務ですから。」
シンと静まる一瞬の後、一気に踏み込み攻撃を開始しようとした瞬間。
「一目惚れしました!私と付き合ってください!」
ギュッと武器を握り顔を真っ赤にした天使は口元をモゴモゴさせながら翼を動かし縮こまる。
対して俺は振り上げた武器の行方を失い変な体勢でピタリと止まると、先程言われた言葉を頑張って理解し叙爵して……
「お断りします。」
出た言葉はこれだけだった。
この日を境に種族間の問題等露知らず猛烈アタックする天使が時折見せる小悪魔な顔に振り回される悪魔の俺。
「私が、貴方に恋をした……初恋の日の話をしましょうか。」
「は?おま、こんな時に何言って!!今はそんな事より、傷を回復させろ!」
数多の試練をクリアしていく2人の恋の行方はいかに?
『貴方を殺すのは私の役目。勝手に死なれては困ります!』
『悪いな、天使さんよぉ。俺は悪魔だぜ?死にはしねえよ。また生まれ変わるんだ。今度は普通にお前と……ーー。』
2人の過去が交差する。
何百何千と繰り返す愛しい者の死。
別れはいつだって、突然やってくる。
『初恋の日』
後継者順位が低く、実質幽閉扱いとなっていた私に人として接してくれた男の子がいた。
その子は頼まれたら断れないくせに、極度のビビリで、薄暗い館にてよくべそかいていた。
それによく話しかけてきて、うざかった。
執事見習いのはずなのに、執事らしくない振る舞いをずっとしていた。
監視目的なのか、使えないから押し付けられたのか、よくわからないが、こっそり抜け出したときも、必ず着いてきた。
薄暗いところを通るときはよく怖がって立ち止まっていた。置いていくにしても、呼び戻されたら面倒なので、あきらめて執事らしくない男の子にてを毎回差し出した。
しばらくして、腐った王家を再建するという名目の革命計画の密告が寄せられた。
人々は私に都合のいい道具として関心が向けられるようになった。
男の子は泣かなくなった。
執事らしく、急に他人のように突き放されて、余所余所しさをかんじられた
わたしはどこか寂しさを覚えた。ずっと一人だと思っていたが、実際は一人ではなかったということに今さら知った。
無意識に恋心に似た何かを抱いた。
男の子の演技は見事なことであった。王、貴族をだまし、着々と亡命の準備を続けていたのであった。
男の子が差し出す手を女の子は受け取った。
それ以降の記録は残されていない
「初恋の日」
とても美しい横顔と精悍な体躯。
その美しさに息を呑んだのを鮮明に覚えている。
その体躯で、私の体を受け止めてくれたあなた。
いつだって穏やかな表情で、黙って私を見つめていた黒曜の瞳。
唐突に訪れた私を無碍にするでもなく、特別扱いするでもなく、じっと見守ってくれていた。
日頃のお礼と大好きな気持ちをあなたに伝えたくて、あなたが好きそうなモノを持って行ったのだけれど。
まだ幼かった私は、ソレがあなたの身体には毒になるとは知らなくて…。
きちんとしたお礼も謝罪も出来ないまま、時間だけが過ぎて行ってしまった。
ひどく雷が鳴って嵐のような夜があった。
その日は、一向に眠れなくて胸騒ぎがした。
そして、雷鳴轟く嵐のその夜、あなたは家族に見守られながら、たった独りで虹の橋のむこうへと旅立って行った。
大好きなあなたに、たくさんの感謝を。
あなたがきっと、私の初恋。
【22日目】初恋の日
彼女は一人だけ違っていた
リアルに王女様みたいな子は
初めてだった
何とか仲良くなりたくて
とりあえず毎回挨拶だけは
していた
やっとちゃんと話せたのは
発表会の合同練習
話してみたら中身も王女様だった
周りの奴は「無理だ あきらめろ」
言ってたけど俺は粘った
やっと今日 告白のOKをもらった
ずーっと大切にするからね
14歳の俺と君とのはじまりの物語
それは白昼夢。
あるいはプールの後の国語の時間。
そして、サイダーの煌めく泡みたいにしゅわしゅわと
私たちの肌を伝う遠くて近い記憶。
でももうきっとあの子とすれ違っても気がつかないでしょう
(初恋の日)
届かない言葉。
伝わらない想い。
なくした。
君に手向けた花。
「またね、」
温度のない手。
話さない唇。
「ありがとう、ありがとう」
お線香
百合の花
ドライアイス。
気付いた気持ちは、遅すぎて。
初恋の日。
息が詰まるような暗い日常に呑まれそうになる。そんなときは、彼女が落としたであろうお守りを握る。手放し難い暖かさが、僕を守る最後の砦。
穏やかな春の香りと、濡羽色の髪。心を溶かす柔らかな声。朧気な記憶の中で、今も鮮明に残っている。
君を主と呼ぶ日を夢見ながら、僕は望まぬ夜を凌ぐ。
Title「幻惑の桜」
Theme「初恋の日」
May.7
心の鍵を開くの。
他人に、心を許すの。
怖がらないで、きっと大丈夫。
見てくれている人は、少なからずいる。
みんながみんな見てくれて認めてくれるなんて
そんな無責任なことは言わない。
ある人は、君を認めてくれる。
ある人は、君を虐げる。
そんなものだよ。そんなものなんだよ。
そんなものだから、怖がらなくていい。
恋って幻なのかな。
自分の中で勝手に想像とか理想とか
創り上げてるだけなのかな。
でもなんかね
くすぐったいけどきゅうっとする
ほっそい糸みたいなので
引っ張られてるような
吸い付けられてるような感じがしてね
それを必死に気づかれないように
くるくるしてきゅっと結んだりして
ときには飲み込んだりして
ほどき方はもうわからないけど
たぶん小さくて大切な恋だったんだと思うんだ
初恋の日
「初恋の日」
初恋の日なんか嫌なほど覚えてる。
俺が同性愛者なばかりに、あいつにまで嫌な思いをさせたかも。
初恋なんかするもんじゃねぇ
恋なんかしたくない
もう辛くなりたくない…
お題『初恋の日』
主様が4歳だった、春のある日。
俺がロノから頼まれた買い物から帰宅して、部屋まで様子を見に行ったけれど、主様がいらっしゃらない。
いつもなら一緒に着いて行くと言って聞かない主様がめずらしく自分から留守番をするとおっしゃったから、これもまた成長の階段のひとつかと寂しく思った。
それでも主様が遠くに行っていないかが気になった俺は執事たちに聞いて回ることにした。
キッチンで夕食の準備に取り掛かっているロノとバスティンから始まり、ワインセラーや別邸でお茶を飲んでいたハナマルさんの燕尾まで捲ったけれど、どこにも姿が見えない。
あ、そうだ! 裏庭がまだだ。
自分のうっかり加減に、だから俺はダメなんだ……と凹みながら薔薇が香り立つ庭へと降りた。
そこには、アモンの上着を敷物にした主様が座っていて、アモンとムーと3人で何やら話し込んでいる。
詳しくは聞き取れなかったけれど、アモンが、
「この調子で頑張れば次はもっと上手くいくっすよ」
と言いながら主様の頭を撫でた。そう言われた主様は少しぐずったらしく、目を腕で擦っている。
「主様、どうしたのですか?」
近づいてしゃがみ、目線を主様に合わせたけれど、なぜか俺の方に向いてくださらない。
うぅーん、どうしよう?
俺の心の声はダダ漏れだったらしい。
「主様。フェネスさんにアレをプレゼントしたいんですよね? 今なら絶好のチャンスですよ」
そうムーから促されて、しばらくもじもじしていた主様はようやく顔を上げて俺に向き直った。
と、同時に頭に何か乗せられた。
「あ、主様? これは……?」
「えーと、えと、はなかんむり?」
主様の言葉の最後が疑問形だったのは、アモンに確認を取ったからだ。
「そうっす、花冠であってるっすよ。
フェネスさんに、いつもありがとうって伝えたかったらしいっすよ」
「でも、上手に作れなかったってしょげてしまって……」
これは、ムーの解説。
だけど俺は、主様が俺のことを思って花冠を編んでくださったことに感激していた。
「主様、俺なんかにこんなに素敵な贈り物、もったいないです! 俺も何か贈り物をさせてください。えーと、えーと……」
その白い花が目に入ったのは、本当に偶然だった。
俺はシロツメクサの茎で小さな輪っかを作り、主様の手を取った。
「今はこんなものしか贈れませんが、俺の気持ち、受け取ってください」
すると、なぜか顔を真っ赤にした主様がアモンの後ろに隠れてしまった。
アモンはアモンで、
「フェネスさんも隅に置けないっすねー」
などとニヤニヤ笑っている。
まさかそれが主様の初恋を盗んでいただなんて、そのときは知りもしなかった。
その花冠はドライフラワーにして主様が14歳になった今でも大事に取ってある。
「あれ? 主様……読書中に眠ってしまわれたのですね」
ブランケットをかけて差し上げて、それが目に入ったのは偶然だった。
主様の手元にあった栞には——
初恋の日
忘れるはずがない、君を見つけた日。
君と出逢ってから、毎日君に恋してる。
毎日が初恋のように、初々しくて、楽しくて、少し照れくさくて、いつか想いが交わればいいね。
初恋の日帰り道通学路の階段であなたが下っているのを見た
私はそのときあなたが振り返った瞬間にあなたの瞳に吸い込まれた
初恋の日。
初恋の日は
バレンタインの前の日?
小5から好きだったし
いじめられても
好きな人に逢えればと思って
楽しんでたはず。
今はダメでも
大人になったら大丈夫。
気の合う友人のなかに居たのが、あの人。
何気ない日常から一転、まるで不意打ちのように「それ」が動き出したのを覚えています。
その日からは勝手に気まずさを感じ始めて、そろそろと視線が後ろ姿を追ってみたりもして。
今までどうやって話しかけていたのかと考えてみたのに、もう何故だか少しも思い出せそうになくて。
こころが揺れる瞬間って、本当にあるんだね。
今日も私は、密やかに困った想いを抱えているのです。
【初恋の日】
作品No.37【2024/05/07 テーマ:初恋の日】
あの三月十一日が
私にとって
初恋が終わった日
なのかもしれない
ずっと片想い状態の彼と
卒業を機に
離れてしまった日
あれから十三年
今でも忘れられない
未練タラタラな私が
まだここにいる
"初恋の日"
二十九になって初恋をするとは思わなかった。
幼い頃に《好き》という言葉を他人に言った事あるが、その《好き》は両親への《好き》と同じ意味合いでだった。
小学校高学年になってからは一度も言った事がない。
そんな俺が二十九になって、久しぶりに《好き》という言葉が浮かんだが、その意味が全く違うものになっていた。
じわじわと気付いていったから、ハッキリとは分からない。
ただ、その《好き》に別の名前が付いた日は覚えてる。
自分が同性に恋心を抱いた事への混乱。カミングアウトした時、自分の想いを受け入れてくれるかどうかの不安。それと、周りの偏見。
混乱と、不安と、恐怖。
だからといって、想いが無くなる訳ではない。むしろ、消えるどころか大きくなった。
名前が付いた事で大きく膨れ上がったのだ。
あれほど強欲に何かを求めたのは、とてつもなく久しぶりだったが、それ以上の強欲さだった。
勿論結ばれても、結ばれてから何年経っても減らない。
初恋の日は、俺が人に対して強欲になった日でもある。