『初恋の日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
恋なんてしたことがない、なので、どんなものが恋なのかもわからない。
胸がキュンとしたら恋なの?
だったら我が家の愛犬に毎日キュンキュンしている。でも、それは恋ではない。
守りたいと思ったら恋なの?
だったら妹や弟を守ってやりたいと思っている。でも、それは恋ではない。
ずっと一緒に側にいたいと思ったら恋なの?
だったら家族が一番だ、ずっと一緒にいたいもの。でも、それは恋ではない。
人間の異性で身内ではない人に、キュンときて、守りたいと思い、ずっと一緒にいたかったら恋なのだろうか。
だとしたら、まだ自分には、初恋の日は訪れていないらしい。
記念すべき初恋の日、いつかできるのだろうか。
【初恋の日】
目の前の彼女が柔らかく微笑む。なんてことはない普通の会話……「今日も暑いね」「明日は天気が崩れるらしいよ」程度の日常会話すら、きらきらと輝いているように感じる。ドキドキ高鳴る胸を押さえながら「最高気温は25度だって」「気圧が下がると頭痛がするから嫌だな」と、自分の持っている会話のパターンから、どうかキャッチボールが終わらないでほしいと願いながら選んだ言葉。彼女はまたふんわりと口角を上げた。
「じゃあ、これはお守りね」
彼女はカバンから可愛らしいポーチを取り出して、その中身をそっと差し出した。僕が手を出すと、ころりと手のひらには錠剤が入った1回分のシート。僕の家にもある、なんでもないただの鎮痛剤。
「いつも持ってるの。よかったら使ってね」
目を細めて彼女は今日一番の笑顔を浮かべて手を振る。「次の講義、あっちだから」と教室を後にした彼女に、僕はちゃんとお礼を言えただろうか。手の中のシートを、浮き立つ気持ちと一緒にぎゅっと握りしめる。好きだなあと思ったその瞬間、今までの僕ががらりと崩れる心地がした。
初恋が甘酸っぱい、ってよく言うけれど、私はそうは思わない。
よく行くお店で、あなたと目があった瞬間、私はあなたの虜になりました。
フットワークが軽くて、運動が大好きなあなた。
私が落ち込んで泣いている時、そっと黙ってそばにいてくれるあなた。
ねえ、前は苦手って言ってなかった?と親友に言われるけれど、たしかに前はそうだった。
こんなに愛しいと思ったことはなかったもの。
私達って最高のコンビよね、って思ってる。
あなたの機嫌が悪くても、私がそばに行くとたちまち機嫌を直してくれて。
ずっと一緒だよ。
私の可愛い小犬、モナカ💖
私はある男性に恋をした
その男性とは女友達2人そして男性
その男性は優しくあまり怒らない人だった
白状します。わたし、あなたを誤解していました。
ずっと、見て見ぬふりをしてきました。視界の端に映るあなたを、見なかったことにして、わざと反対側を見たりして。
けれど、ふとした瞬間、あなたが頭をよぎることも一応自覚していたつもりです。その上で無視したり、あなたのことを好きだと言う子がいると、全然良さが分からない、なんてわざと口に出してみた日もありました。ごめんなさい。
ですが、それらの抵抗も、全部なにもかもムダだったと、今日知ったのです。
ミント味って歯磨き粉みたい、なんてもう言いません!抱きしめると溶けちゃうからしないけれど、抱きしめたいくらいよ、ミントアイスさん!
(初恋の日)
「一応、自分の持ちネタとしてシリーズにしてるハナシに、『初恋で心ズッタズタにされた先輩』っつー設定仕込んであるキャラは居る」
なお俺の初恋は失恋でクソで、いつの間にか始まってブッツリ終わったので、初恋の「日々」は分かるが「初日」がいつかは知らん。
某所在住物書きは想起し、吐き捨てる。
「初期初期の初期からの伏線よ。初出は確か3月2日頃だったかな。」
2ヶ月前から仕込んでたネタだが、回収しようかな。それとも、もう少し引っ張れるかな。
うんうん悩む物書きは、ガリガリ頭をかいて息を吐き、天井を見上げて……
「ところでこのアプリ、次のお題ってまさか……」
――――――
「『一年後』?」
「うん。予約しときたい」
「何故?」
「今年はもう散ってそうだから」
世はゴールデンウィーク明け。呟きアプリは「仕事行きたくない」とか「雨で臨時休校」とか、「今日から5類」とか。
東京は別に、雨は降ってるけど警報級でもないから、普通に学校あるし仕事あるし。
私もダルい土日明けの体と心を引きずって、電車に乗ってバス乗って、ブラックに限りなく近いグレー企業な自分の職場に来た。
「呟きでバズってた青森県の桜見に行ったら、もう散ってて、かわりに林檎の花見てきた」ってアラサーかアラフォーあたりの話をチラ聞きして。
そういえば林檎の花、見たことないなって。
なお、あんまり関係無いかもだけど、10月30日は「初恋の日」で、島崎藤村の「初恋」の詩が元ネタで、その詩に何回も林檎が登場するらしい。
林檎の木の下で、恋する人と待ち合わせって。
大昔コレをネタに黒歴史書こうとしたけど挫折した。
「林檎……リンゴ……?」
職場の向かい側の席、数年一緒に仕事してる先輩は、偶然にも、詳細不明だけど雪国の田舎出身。
調べてみたら林檎は、生産量1位は言わずもがな、上位10位までを、雪国な道県が独占してるっぽい。
だから、先輩に今から予約をしておけば、きっとベストな花盛りがピンポイントで見られる。
そう考えて先輩に、「来年、故郷の林檎の花見連れてって」って。
軽い気持ちで、なんならぶっちゃけ拒否られても別に気にしないかなって。ちょっと言ってみたのだ。
「そう。林檎」
「私の故郷に林檎畑があると推理した過程は?」
「林檎の生産量で検索したら上位がほぼ雪国だった」
「それで?」
「先輩、どこか知らないけど、雪国出身ってのは聞いてたから。高確率で先輩の故郷は林檎生産地」
「はぁ、」
「なんなら10月30日でも良いよ。島崎藤村。林檎の木の下で待ち合わせ。『初恋の日』」
「はつこいのひ……?」
初恋の日って。なんだ突然。
スマホを取り出しポンポンポン、タップ&フリックし始めた先輩。十中八九、10月30日か初恋の日あたりで検索してるんだろう。
あるいは自分の故郷でちゃんと林檎畑があるかどうか、確認してくれてるとか。
「予約しといていい?林檎の花?来年?」
「私が来年もココでお前と働いていればな?あと忘れていなければ?」
目を点にして、素っ頓狂な表情で、それでも色々確認だけはしてくれるあたり、先輩って、やっぱり真面目だと思う。
#初恋の日
ゆらゆら。
君を見つめては、手元の逆さまの本に目を戻す。
ゆらゆら。
ふりこのように動く心に、僕が一番驚いていた。
ふわふわと、花びらが水面に落ちるように。
この想いが夢が、どうか胸から離れますように。
そうだ授業に終わりはあるんだった
苦痛に終わりはないのにね
初恋の日
それは、まだ幼き頃に。
「大きくなったら、ずーっといっしょにいようね!」
「ん? いまは一緒にはいないの?」
「え!? そ、そんなことはないよ!?」
なんて、笑いながらした、帰りの幼稚園バスの中での会話。
楽しかった。嬉しかった。
なのに、今は。
学年も、性別も違う彼とは、大きくなるにつれて、一緒にいることも減った。
加えて彼には、「ファンクラブ」なるものが存在する。
そのわりに、誰かと付き合ってるだとか、そんな浮いた話は一つも聞いたことはない。
さすがに、幼い頃のことを覚えているとは思わないけれど。
しかし。よく眼は合うのはどうしてだろうか。
「……?」
「……!」
ほら、また。
ちょっと彼の背中を見ていたら、振り返られた。
なんとなく、眼を逸らすが時は遅し。一瞬たが、バッチリ眼が合っていた。
彼はくすりと笑みを浮かべながら、前を向いた。
「…………」
そして、それは起こった。
放課後。とある教室にて呼び出しをくらった。と言っても教師にではない。
3対1で、彼のギャラリーと見られる女子達に、囲まれる。
その目のギラつき具合は、さながら野生の肉食動物のようだ。
と。なんとなく思っていたら。
「あんた、何様のつもり? 彼のこと、チラチラ見て。キモいんだけど」
「え……? いえ、何様もなにも」
眼が合うのは、そんなにもいけないことか。
どうも、この女子達は自分の事が目障りらしい。なんとなく不本意だが。
「……すみません。もう、見ないので」
俯き、つぶやく。
ああ、言ってしまった。どうしてこんなに、悲しいのだろう。
そして、満足げな女子達が教室から去ろうとして。なぜか固まっている。
目線を上げてみると。
ドアに、「彼」がいた。
サァーっと、女子達は顔を青ざめる。
彼はわらっていた。怖い笑い方だ。
「それ、止めてくんない? 俺言ったよね、ファンクラブなんて要らないって」
「や。それは……」
「それに」
「俺の恋路を、邪魔すんな」
真顔の彼は恐い。なんてぼんやりと考えている間に、女子が逃げていった。
「……真顔は怖い。とか思ってんだろ」
「え……!」
はぁぁ、と大きなため息をつかれながら、一歩、また一歩とこちらへ近づいてくる。
つい、こちらも一歩と下り、結局壁に当たる。もう、下がれない。
「ねえ、覚えてる? 俺の告白」
「こく、はく……?」
いつにない、真剣な眼で、告げられた。
「ずーっと、一緒」
それは、幼い頃の言葉よりも、ずっとずーっと甘い響きで。
ああ、やっぱりズルいな。
はたして私の初恋は、彼に奪われたのか、否か。
──なんて。言うまでもないことだろう。
好きかも
なんで自覚したその日から
ついつい目で追っちゃったり
声が聞こえるだけでドキドキして
漫画の世界に入り込んだみたい。
男友達とワイワイしてる時や
女友達とはしゃいでる時
そして
たまに私に声かけてくれる
その時間が
もっと増えたらいいのに
なんて欲張りなこと考えちったりね
–初恋の日–
初恋の日
ドンッ 自分の中で何か大きな音が響いた気がした
それから何も手につかない、思考が一切回らない
何をしてても、誰と話してても
出てくるのはあの人の声、顔、仕草
【おはよ~】
【ほら、急がないと授業遅れるよ~】
【ありがとう~助かる~】
「あぁぁもぉなんだこれじれったいなぁ!」
もはやこんな状態になってる自分に少しイライラする
このまま1人で考えてても埒が明かないので、友達に相談してみよう思った。
「ねぇぇ、𓏸𓏸~聞いてよぉぉ」
『おぉ、そんな悩んでそうな雰囲気だしてどうしたよ笑』
「いやぁぁさ、ちょっと聞いて欲しくて、授業聞いてても、体育で運動してても、こうやって人と話してる時も、ずーっと××の声とか顔が頭に合ってなんも手につかんのよ。しかも、こ~なんつうんだろ。、ドキドキするって言うか胸が苦しい感じっていうかそんな感じで、ちょっと困っててさぁ。もうどうしようってなってて」
『お前(笑)それ、恋だよ』
「えぇ、、恋?!なわけねぇだろ!だって、俺があいつを?!」
『まあまあちょっと落ち着けって(笑)』
「俺があいつを好きだってことだよな」
『うん』
「え、なんでそうなった?」
『だってお前、授業中も𓏸𓏸のこと考えてるじゃん?』
「うん」
『運動だとスイッチ急に入ったんかってくらい真面目なお前が、急に体の動き悪くなって𓏸𓏸の声ばっか意識しちゃうでしょ?』
「うん。確かに。そうだな。」
『もうそれ恋じゃん。ちゃんと好きじゃん』
「えぇ。、そうなんかなぁ」
『好きじゃないワケじゃん』
「じゃあ俺初恋ってやつしてるかも」
『え?!お前今まで好きな人出来てないの?!』
「うん、なんか興味無かったからさ」
『へぇぇ。いいじゃん!恋愛、難しいぞぉ~(笑)』
「まあ、沢山頼りますわ。笑」
キーンコーンカーンコーン
『おぉ、素晴らしいくらいにちょうどいいねぇ』
「もう授業かぁ。めんどぉぉ」
『𓏸𓏸のこと考えて授業集中出来ないっしょ?(笑)』
「うるせぇなぁ(笑)」
『じゃ!授業お互い真面目に、頑張りましょう(笑)』
「はいよっありがとうな!」
「そっかぁ、恋してんのか。なんかおもろいな」
「よぉし!!ちょっと頑張るか」
学校に楽しく行く理由が増えました。
初恋の人、でなく何か理由があって初恋の日なのか。
それなら、私はあの日のことだろう。
あの日から5年以上経ったけど、彼を超える人とは
未だに出会えていないと今の私は分かる。
だけど当時の私は私より大事にするものがあって、
それが私には応援できなかった。
たとえそれを理由にして私に会おうとしていたとしても。
でも、彼が大事にするものに向き合っている時、
彼はとても生き生きとしていてかっこよかったのは
紛れもなく事実であった。
だからこそ彼に向き合いきれなかったのだろう。
今の私の後悔は彼と向き合うことを諦めたこと。
全国大会に出場するほどのチームに所属して、
スポーツに向き合ってきた彼にとって私は2番目。
当時超えることが出来なかった壁。
お互い社会人になった今なら君のこと
ちゃんと向き合える気がするんだ。
でも、わがままだよね。
勝手に離れて、勝手に近づいてきて。
だから私は君の良い友達でいるよ。これからも、ね。
よろしくね。
初恋の日
初恋をしたのは遠い昔。
隣に住んでいた、駐在所さんの娘さんだ。
同じ幼稚園に通い、小学一年までは同じ学校だった。
それがお父さんの転勤で離れ離れに。
それが大学で友人の友人だったということで、再開した。
ひょんな事で、そんなことがあるものだと驚いた。
今も年賀状のやり取りをしている。
小さいときのことを思い出しながら。
初恋の日…その日は、まるで、私の心の様に、真夏のカンカン照りの日差しが差す日だった…初めて君に会ったその日、私は、君に一目惚れしてしまった…一目惚れなんて言ったら、君に引かれるかもしれない、それでも君に想いを伝えたくて、私は、遂に告白した。「待って!○○君!私、話したい事があるの!」私は、気付いたら君の手を引っ張っていた。すると君は、「どうしたのー?」と聞いてくれて、それに安心した私は、告白した。「実はね、○○君に初めて出会った日に、私一目惚れしちゃったの。だから、私と付き合って欲しいの…」すると君は、「待って。ヤバい。俺も同じだよ。初めて君に出会った日に一目惚れしたんだ。同じ気持ちで良かった。付き合おう。今日から宜しく」と。そうして私達の初恋は、始まった。
初恋の日
遠すぎて、記憶を掘り起こす事からスタート
小学生の時は、
大人になったら、素敵な恋をするんだろうなと夢をみていた
好きだと思った事はあるけど、
実際好きだったのか、今となっては、わからない
ただの暇つぶしだったような気がする
とはいえ、結婚し、子供も3人いますが、正直、好きとは何か。未だにわかっていない
初恋の日
恋に落ちた日を初恋の日なのか
恋を自覚した日が初恋の日なのか
幼い頃から傍にいるのが当たり前だった
落ちこぼれの僕は君のあとを追いかけるばかりだったけど
今は隣に立って君と同じ目標を掲げて生き急いでる
お互いが意識しあって切磋琢磨して僕らはもっともっと目標よりも高いところを目指す
君が無茶をすれば僕は追いかけた。
僕が無茶をすれば君が止めてくれた。
君に伸ばされた手を掴んだあの日、僕の気持ちの中に揺らぐものが出来た。
君が傷ついたあの日、僕の中の曖昧な気持ちが自覚となって言葉になった。
好きだ、と伝えるのは難しいはずなのに…。
どうして君はそんな簡単にこなしてしまうのだろう。
不意に聞いてみた、いつから?と。いつの間にか落ちてた。
短い言葉と君の表情から色んな事を読み取る。きっと君は僕が自覚するよりも早く恋に落ちてたのかな。
僕らは僕らが感じるよりも、初恋の成就の幸せに浸っているのかもしれない。
【初恋の日】
「好き」を知った初めて思った日
なんだこの感情は…ドキドキが止まらない
前日の夜から続く雨の音は、寝入り端には心地好かったのに、朝まだきの薄明かりにはひどく不愉快に響いた。
思春期に差し掛かった頃の僕は、窓外に空の色を確かめると、心の気色への投影を打ち消すように、雨の休日にはしばしばそうしたものだが、ジャクスンの文庫本を一冊掴むと夜卓の上の読書燈を点けた。
それから、幾らか頁をめくる裡に僕は眠りとの再会を果たすのだ。
僕は夢の中を彷徨う、あの曖昧なひとときが何よりも好きだ。それは大人になった今でも変わらない。
あの日もそんな暗い風雅を帯びた夢裡の出来事だった。ひとけの無い街はキリコの絵を彷彿とさせるような長い影が延びる。書割のような安っぽさを感じさせる夕暮れの家並みが何処までも続いていた。
遊歩する僕は自然とある場所に立ち止まった。見れば、古びた家と家との間に身じろぎするように延びた階段が下りていく。僕はその階段をゆっくりと下った。終わりの見えない階段の両脇は、激しく変わる高低差に合わせてまちまちの高さに建てられた家が並ぶ。
その内の一軒だった。僕の足元の側近く、小突けば割れそうな薄い窓にカーテンも無い。しゃがめば遠近感の狂いそうな洋間の内部が一望出来そうな気がする。だが、僕にはそうすることが出来なかった。
それでも、意識の停滞を示すように僕の足はその場から動かない。すると、僕の朧気な視界に強烈な一撃を喰らわせるような出来事が訪れたのだ。
僕を見上げる不安げな瞳が――黒く長い髪が、白い肌が、痩せた身体のラインが――そして、いつの間にか全てを優しく包み込むような微笑だけが目睫に迫り、僕は恐怖とも驚異ともつかない衝撃に飛び起きた。
恐ろしく乱れた呼吸が落ち着いてくるのと引き替えに、僕は或る感触に一握の不安と不快とを知ったのだ――静かに窓を打つ雨滴の冷たさが、部屋を出た僕の皮膚感覚に粘着質に纏わりついて回った。
あれから十年ほど経つが、今の僕は雨の日の散歩が趣味となった。あの瞬間を初恋と言うのなら、再びの邂逅を乞う今日の日の情念を何と名づけるのだろう。
そんな風に考えながら歩いている僕の目の前に現れたのは、谷がちの住宅街を何処までも下りていく、曲がりくねった階段だった。
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初恋の日
初恋。それは痛くてまずくてクソ恥ずかしい思い出。
もしかしたら尊いのかも知れないが、本人にとっては人には知られたくない、言いたくない過去の汚点。
【初恋の日】
未だに「恋」という感情を抱いたことがない。
友愛などはあるが、恋愛は未知のままだ。
いつの日か、やってくるであろう感情に恋い焦がれる。