『初恋の日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『初恋の日』
今まで知らなかった
でも、気づいたんだ
これが恋だって
今までと違った
これだ
これだった
やっと巡り会えた
僕の天職
初恋っていつだっけ。
でも、まあ、こんなに人を好きになったのは、
君が初めてだよって、胸を張って言えるよ。
お題〈初恋の日〉
恋がなんだか分からない
初恋の日
初恋を覚えていますか?
私は覚えています。
足の速いあの子は
運動が苦手私に優しくしてくれて
いつだって私を応援してくれるそんな人だった。
そんなあなたを好きだと気付いた日は
持久走の日だった。
皆同じ時間にスタートしたはずなのに
君はもうラスト1周らしい。
私はもうヘトヘトで辛くて苦しくなっていた。
そんな時君は私と並走してくれて
「頑張れ!!」
応援を1番近くでしてくれた。
初恋の日それは、
苦しくて辛い思いをした時
1番近くで応援をくれた太陽みたいに温かい人が居た。
─────『初恋の日』
僕には忘れられない大切な思い出がある
あれは中学の入学式だったろうか。初めて同じ学年の人の顔を見た。みんなほとんどが普通の顔だったがもちろん美男美女もいた。
その中で僕はとある女子に興味を持った。
自分の次の名簿番号の女子。彼女が時々見せる笑顔がなんかこっちまで元気が出て来て好きだった。
顔をよく見ると、さらさらな漆黒の髪。透き通った青色の髪。ラベンダーの香り。はっきり言って僕は彼女に惹かれていた。
入学式が終わると彼女が僕に話しかけてきた。
「君一緒のクラスだよね!これから一年一緒に頑張ろ!」帰り際、君は僕に話しかけてくれた。僕は話すのが苦手だから戸惑いながらあいづちをうつだけだったけど。すごく嬉しかった。
…だが、帰り道、自転車で帰っていた僕は、よそ見をしていた車に僕はひかれてしまった。
悲しかった。自分の人生こんなあっけなく終わるのか。と思った。自分の体は血だらけでもう体も上手く動かせない。不意にあることを思った。
(彼女とまだちゃんと話してないや)
そんな事を思った。
ちゃんと話したい。話して仲良くなりたい。
…そして
付き合いたい
僕は君に一目惚れをしたんだ。
最初で最後の一目惚れを…
初恋の日
「初恋の日」
そんなの覚えてないや
でも、サイダーのように甘酸っぱかったと思う
私は、今居る人を大切にしたいと思ってる
だってそうしなきゃ
また、あの時みたいに
サイダーのように泡で溶けていってしまうから
初恋の日って覚えてる?
覚えてるの?
いやいやいや、いいか、初恋をした日ってことだよ。
そう、その日を初恋をした日を初恋の日にしようかと思ってるのよ。
そう、俺とお前で違うのよ。
でも、とりあえずさぁ聞いておこうかと・・・
小3かぁ・・・どうなんだろう。
俺はさぁ、小2なのよ。
で? いつ? 何月? 何日?
え? わからない日付までは・・・
だよなぁ・・・
俺もなのよ。
だってよ、恋って
初でも5回でも10回でもするもんじゃないじゃない。
落ちるもんだからよ。
え? 何? かっこつけてる?
初恋の話するときくらいかっこつけさせろ。
初恋の日の記憶は遠い空の彼方
だって、恋をする度に全力疾走なんだもの
過ぎ去ってしまった恋にはもう振り向かないよ
だからそっと胸にしまって、忘れるの
新しい恋にちゃんと向き合えるように
白いシャツの真っ直ぐな背中。
肩甲骨の影を風が薄く揺らす。
あるはずもない天使の翼の幻。
無いものを見ようとするのは、
無いと分かっているからこそ。
もうあの背について行かない。
どこまでも追っても追っても、
命の終わりまで追いかけても、
振り向かれはしないのだから。
この気持ちが私の心のなかに
ひととき確かにあったのだと
私一人でずっと覚えていよう。
************
初恋の日
************
所感:
初恋といえば島崎藤村。
まだあげ初めし前髪の…ですね。
オリジナル「無題」
ねぇ覚えてる?木漏れ日の下で目覚めたアナタに聞いたことを
どんな夢を見ていたの?
怖い夢?楽しい夢?
どんな夢でも世界のなかの出来事に過ぎないね
それでも知りたいの アナタが見た私の知らない世界のこと
ほら見てごらんよ 澄み渡るあの空を
美しいなんて見ればわかる
そんなものよりもアナタの瞳が描く
小さな花でもいいから、その中の一部になりたいわ
夢を描きましょう道の途中で見つけた夢を
苦しいときは歩みを止めてもいいよ
また歩き出す原動力になるなら
夢を語りましょう道なき道こそ、まっさらな未来なのよ
画用紙なんかじゃ収まらないくらい
大きな大地の上に私達は立っているわ
大きな夢も小さな夢も
楽しい夢も苦しい夢さえも
それがアナタだと証明しているの
語るアナタを傍で見ているわ
ねぇ覚えてる?木漏れ日の下で
アナタが教えてくれたこと
僕達はこの地球(ほし)に選ばれたのさ
吐く息も虫や花も太陽の描き出す影さえも
その一部になってもいいよと
産声を上げたその日から
窓辺に囁やく小鳥や柔らかな陽射しやヨゾラの星、
この世界には沢山のモノがあふれているわ
ねぇ知ってる?
ささやかな繋がりが奇跡を生み出すことを
ねぇ思うでしょ?
その全てがこの地球(ほし)からの贈り物みたいね
宇宙(ソラ)から見たら
私達は不思議なくらい小さな命だけど
確かに存在してるのよ
確かに命を灯してるのよ
燃え尽きるその瞬間までこの軌跡は続いていくわ
産声と一緒に始まったこの世界で
お題《初恋の日》※ヤンデレ気味?
なあ、私と初めてあった日のことを君は覚えてるかい?
自分?自分は覚えているよ。だって、あのとき一目惚れしたんだもの。そんな大切な日は忘れないよ。で、君はどうなんだい?...っとふふ、さっきよりずいぶん体が火照ってるじゃないか、そんなに恥ずかしいのか?...ははは、無言かあ悲しいなぁ。でも、“今日の君”とはもうすぐお別れになっちまうなぁ、悲しいよ、でもまぁ死ぬまで私の中で一緒に過ごしてくれるし、また明日会えるから、私は我慢するよ。だからさ...君もこれから私とずぅっと一緒に人生を歩んでいこう。な?カップラーメン♡
その日からずっと
僕の一番は君だけで
この世界の主役は
ただ君一人のように思えて…
どれだけ凄惨な日を迎えても
その日だけはずっと
尊く、美しいのだろう。
初恋の日
今までの人生の中で一番胸が熱く高鳴った日
貴方の隣を歩けたら、どんなに幸せだろう。
髪も声も顔も性格も全部が輝いて見えた。
でも、それもみんな昔のこと。
貴方に、恋人がいなかったら今私はこんなに泣く事無かったのかな、、
ねぇ愛してるよ。
あの子を好きだったかもしれない
そんな淡い思い出が僕の初恋
初恋の日
初恋をふくめて何度か恋をしたが、相手に対してその中に自分を見る気がする。それは相手を好きになるということはその中に自分の価値観を見ることができるからだ。初めて自分にとって意味のある人との出会いによって、自分の持っている感情や価値観が大きく変わることもある。そして、その変化を経験することは、自分自身の成長につながると感じる。初恋の人と出会い、その時の自分を知り、また変わっていった自分を懐かしく思い出す。
初恋は叶わない、なんて言いますが私たちは愛し合いました。
君は、君は嬉しそうに満面の笑みで、
愛愛愛
いつもと変わらない温度の中、私の人生が終わりました。
あなたの人生も終わっていればとても幸せなのに。
バイトお疲れ様頑張ってえらいね。
しつこいかもしれないけどまた書きます。何度だって書く。
こうやってバイトバックれているけど、俺はずっと気を紛らわせようと何かやっていても結局寝てる時以外この事しか考えれません。そういえばこの前駐車場で会った時素っ気ない態度とってごめん。本当はあんな態度なんて取りたくなかったけど体が言う事聞かなかった。ほんとにごめん。
またどうでもいい話するね
仙台で車の中で話した時のこと覚えていますか。あの時色々あったけど話してより仲が深まった気がした。
俺が手をあげたときゆいなは親の影響かなんかで叩かれるって思ってたらしいけど俺はいっぱいゆいなの頭撫でたの覚えてるかな?
俺はサンジと同じ思考だから叩いたりなんてしない。
うまく言えないけど今まで愛され足りてない分も埋めれるくらい愛情注げる自信ある
俺は頭が良い訳でもないし顔が良い訳でもないし身長が高い訳でもないし決して良い育ち方してきた性格でもない。
でもゆいなが好きな気持ちは誰にも負けないです。あって数ヶ月だけど、関わりが深くなってずっと一緒に居るうちに1番でした。
凄いどうでも良い話してごめん。
また、毎日のように必要として欲しい。
また理由もなく電話かけて欲しい
一緒にいて欲しい。
初恋の日
誰も好きになれなかった
そんな自分が嫌いだった
ある日、本を読んだ
一文にはこう書いてあった
自分を愛し、隣人を愛しなさい
その時は意味がわからなかった
だけど次の日、顔を洗って鏡を見たら見慣れた顔があった
そんな顔をその日は愛した
また次の日は髭を剃ってまた鏡を見た
昨日よりも愛せる顔があった
そのまた次の日も、また次の日もいつも見ていた顔に変化があり愛し、好きになっていった
初恋の日はきっと、そんな好きに気づいた日
『初恋の日』
(男性同士の恋愛を匂わせていますので、苦手な方はお逃げくださいませ)
「初恋?」
口元まで持っていってた、ビールのグラスを思わず止めて、俺は聞き返した。
「そう、初恋。マモの初恋っていつ?」
邪気の無い笑顔で聞いてくる、それが一番最悪。
キラキラした目で俺を見んなって。
「だって、俺達ずっと一緒に遊んでるけど、マモって恋愛関係は割りと秘密主義やん」
クソうるさい居酒屋やのに、一瞬どのテーブルも会話が途切れたのか静かになって、BGMがその隙をついた。
そのたまたま聞こえた歌詞の初恋という言葉に、単純なコイツは食いついたらしい。
それって本当に興味あって聞いてる?
スゴく雑な気がするのは俺だけ?
そんな俺の気持ちに気づくこと無く、さらに続ける。
「俺は結構、恋ばなマモにしてるのに、俺は全然知らんな思て」
確かに。
お前の初恋が、桃組さんの更紗ちゃんってことも、その後の好きや告白したや、別れたや、そんなん全部ご丁寧に俺に教えてくれてるわな。
そのたんびに俺は、自分の心に蓋をして、背中押したり、慰めたり。
思えば同じようなデザインで作られた建て売りに、お前とこ一家が、俺ん所よりちょっと遅れて引っ越ししてきた日が俺の初恋の日。
女の子やと思った、パッチリな目に長い睫毛。
ちょっと天パはいってる、日の光りに茶色にきらめく髪の毛。
プクッとした頬っぺたはピンク色で。
それから、ずっと一緒。
幼稚園も。
小学校も。
中学も。
高校も。
さすがに大学は別れるかと思ったけど、専攻こそ違えキャンパスは同じ敷地。
社会人になれば、お互いの会社が取引先。
なあ、そろそろ気付かん?
これだけ縁が有るねん。
これからかって、きっとそう。
そやから、俺にしときーや。
俺やったら、絶対に別れへん。
絶対にお前を泣かさへん。
なんて言うたら、コイツどんな顔すんねんやろ?
「俺の初恋、聞いたらビビんでお前」
「えっ、何で何で。そんなスゴいん?」
更にキラキラと瞳が輝やいてるやん、お前。
「しゃーないな、今夜は特別やで」
3分後、「聞くんじゃなかった」なんて後悔すんなや。
今日のテーマ
《初恋の日》
公園のブランコには誰も乗っていなかった。
風が強かったからかもしれないし、今にも雨が降りそうな曇り空だったからかもしれない。
「寄り道しないで帰るんだぞ!」
帰り際の先生の注意が頭に浮かぶ。
まわりをキョロキョロ見回して、誰もいないのを確認して、ぼくは猫みたいに素早く公園に入った。
ちょっとだけ、ほんの5分くらいだけだから。
そのくらいなら大丈夫だよね。
コンビニで買い食いしたりするわけじゃないし。
心の中で言い訳しながらランドセルを放り出してブランコに飛び乗る。
そして、座面を踏みしめ、立ったままで力いっぱい漕ぎ出す。
小さい子がいたら真似したら危ないし、上級生がいたら生意気だって睨まれる。
でも、今この公園には誰もいない。
こんなチャンスは滅多にない。
だから誰かが来る前にちょっとだけ、思いきり、念願の立ち漕ぎをしてみたかった。
座って漕ぐよりずっと勢いがつく。
漕ぐたびに、高く、スピードも出てきて、段々こわくなってきた。
そろそろ止めようと思うのに、ブランコの勢いはなかなか止まらない。
座って漕いでる時なら、地面に足を着ければブレーキがかかってくれる。
でも立ち漕ぎの今は、当然のことながら、足ブレーキは使えない。
どうすれば止まる?
早く止めなきゃ。
このまま止まらなかったらどうしよう。
降りられなかったらどうしよう。
不安と恐怖で握り締めていた手が緩み、ぼくはそのままブランコから落っこちた。
幾らか勢いは減ってたから遠くに投げ出されることはなかったけど、むき出しの膝を思いきりすりむいて血が出てくる。
「……っ、うわーーーーーん」
痛さと、恐怖と――降りられた安堵と。
いろんな感情がグチャグチャに込み上げて、ぼくは幼稚園児みたいにわんわん泣いた。
そんな時だ。
「大丈夫!?」
誰もいないと思っていたのに、突然女の人の声がした。
たまたま公園の側を通ったのだろう。
セーラー服のお姉さんが慌てたように駆けてくる。
「うわ、痛そう……ブランコから落ちちゃったの? 怪我は? 膝すりむいただけ? 頭とかぶつけてない?」
服についた砂埃を軽く払いながら、お姉さんはぼくの怪我を確認していく。
ぼくは恥ずかしさと居たたまれなさでろくに返事もできないまま、ヒックヒックとしゃくり上げつつ頷いたり首を振ったりしてお姉さんの質問に答える。
怪我らしい怪我は血の滲む膝だけだとわかり、お姉さんはほっとしたようにため息をついた。
「立てる? 歩ける?」
「うん……」
「じゃあ、ちょっとベンチまで行こうか。はい、ここに座って」
お姉さんに手を引かれ、すぐ近くのベンチまで連れて行かれる。
歩くと痛くてたまらなかったけど、それを言ったら抱っこされそうな雰囲気があった。
お姉さんの身長の方がぼくより少し高かったけど、だからって女の子に抱っこして運ばれるなんて小っちゃい子みたいに泣いてるのを見られるよりもっと恥ずかしい。
それくらいなら痛いのを我慢した方がよっぽどましだ。
お姉さんは「ちょっと待っててね」と言うと、そのまま水道の方に走って行ってしまった。
少ししてまた走って戻って来たお姉さんの手にはびしょびしょに濡れたハンカチがある。
「本当は直接洗った方がいいんだと思うけど……ちょっと沁みるかもだけど我慢してね」
「……っ」
濡れたハンカチで傷口を拭われ、痛さのあまり引っ込んでいた涙がまた出てきたけど、今度は歯を食い縛ってみっともなくわんわん泣くのは我慢した。
えらいね、頑張ったね、と言いながら、お姉さんは傷口に絆創膏を貼ってくれた。
「とりあえずの応急処置だから、お家に帰ったらちゃんと手当てしてね」
「ありがとう、ございます」
「どういたしまして。でも、今度からは寄り道しないでまっすぐ帰らなきゃだめだよ」
「はい……ごめんなさい……」
しゅんとしながら謝るぼくの頭をお姉さんがくすくす笑いながら撫でてくれる。
その手の感触は、お母さんのものとも、クラスの女子のものとも違ってて。
ふわんと何だかいい匂いもして。
盗み見るようにちらりと目を上げた先、その柔らかな笑顔にぼくの心臓は全力疾走した後みたいにうるさくがなり始めた。
今にも雨が降り出しそうな放課後の公園で、その日、ぼくは生まれて初めての恋をした。