『初恋の日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
初恋は叶わない、なんて言いますが私たちは愛し合いました。
君は、君は嬉しそうに満面の笑みで、
愛愛愛
いつもと変わらない温度の中、私の人生が終わりました。
あなたの人生も終わっていればとても幸せなのに。
バイトお疲れ様頑張ってえらいね。
しつこいかもしれないけどまた書きます。何度だって書く。
こうやってバイトバックれているけど、俺はずっと気を紛らわせようと何かやっていても結局寝てる時以外この事しか考えれません。そういえばこの前駐車場で会った時素っ気ない態度とってごめん。本当はあんな態度なんて取りたくなかったけど体が言う事聞かなかった。ほんとにごめん。
またどうでもいい話するね
仙台で車の中で話した時のこと覚えていますか。あの時色々あったけど話してより仲が深まった気がした。
俺が手をあげたときゆいなは親の影響かなんかで叩かれるって思ってたらしいけど俺はいっぱいゆいなの頭撫でたの覚えてるかな?
俺はサンジと同じ思考だから叩いたりなんてしない。
うまく言えないけど今まで愛され足りてない分も埋めれるくらい愛情注げる自信ある
俺は頭が良い訳でもないし顔が良い訳でもないし身長が高い訳でもないし決して良い育ち方してきた性格でもない。
でもゆいなが好きな気持ちは誰にも負けないです。あって数ヶ月だけど、関わりが深くなってずっと一緒に居るうちに1番でした。
凄いどうでも良い話してごめん。
また、毎日のように必要として欲しい。
また理由もなく電話かけて欲しい
一緒にいて欲しい。
初恋の日
誰も好きになれなかった
そんな自分が嫌いだった
ある日、本を読んだ
一文にはこう書いてあった
自分を愛し、隣人を愛しなさい
その時は意味がわからなかった
だけど次の日、顔を洗って鏡を見たら見慣れた顔があった
そんな顔をその日は愛した
また次の日は髭を剃ってまた鏡を見た
昨日よりも愛せる顔があった
そのまた次の日も、また次の日もいつも見ていた顔に変化があり愛し、好きになっていった
初恋の日はきっと、そんな好きに気づいた日
『初恋の日』
(男性同士の恋愛を匂わせていますので、苦手な方はお逃げくださいませ)
「初恋?」
口元まで持っていってた、ビールのグラスを思わず止めて、俺は聞き返した。
「そう、初恋。マモの初恋っていつ?」
邪気の無い笑顔で聞いてくる、それが一番最悪。
キラキラした目で俺を見んなって。
「だって、俺達ずっと一緒に遊んでるけど、マモって恋愛関係は割りと秘密主義やん」
クソうるさい居酒屋やのに、一瞬どのテーブルも会話が途切れたのか静かになって、BGMがその隙をついた。
そのたまたま聞こえた歌詞の初恋という言葉に、単純なコイツは食いついたらしい。
それって本当に興味あって聞いてる?
スゴく雑な気がするのは俺だけ?
そんな俺の気持ちに気づくこと無く、さらに続ける。
「俺は結構、恋ばなマモにしてるのに、俺は全然知らんな思て」
確かに。
お前の初恋が、桃組さんの更紗ちゃんってことも、その後の好きや告白したや、別れたや、そんなん全部ご丁寧に俺に教えてくれてるわな。
そのたんびに俺は、自分の心に蓋をして、背中押したり、慰めたり。
思えば同じようなデザインで作られた建て売りに、お前とこ一家が、俺ん所よりちょっと遅れて引っ越ししてきた日が俺の初恋の日。
女の子やと思った、パッチリな目に長い睫毛。
ちょっと天パはいってる、日の光りに茶色にきらめく髪の毛。
プクッとした頬っぺたはピンク色で。
それから、ずっと一緒。
幼稚園も。
小学校も。
中学も。
高校も。
さすがに大学は別れるかと思ったけど、専攻こそ違えキャンパスは同じ敷地。
社会人になれば、お互いの会社が取引先。
なあ、そろそろ気付かん?
これだけ縁が有るねん。
これからかって、きっとそう。
そやから、俺にしときーや。
俺やったら、絶対に別れへん。
絶対にお前を泣かさへん。
なんて言うたら、コイツどんな顔すんねんやろ?
「俺の初恋、聞いたらビビんでお前」
「えっ、何で何で。そんなスゴいん?」
更にキラキラと瞳が輝やいてるやん、お前。
「しゃーないな、今夜は特別やで」
3分後、「聞くんじゃなかった」なんて後悔すんなや。
今日のテーマ
《初恋の日》
公園のブランコには誰も乗っていなかった。
風が強かったからかもしれないし、今にも雨が降りそうな曇り空だったからかもしれない。
「寄り道しないで帰るんだぞ!」
帰り際の先生の注意が頭に浮かぶ。
まわりをキョロキョロ見回して、誰もいないのを確認して、ぼくは猫みたいに素早く公園に入った。
ちょっとだけ、ほんの5分くらいだけだから。
そのくらいなら大丈夫だよね。
コンビニで買い食いしたりするわけじゃないし。
心の中で言い訳しながらランドセルを放り出してブランコに飛び乗る。
そして、座面を踏みしめ、立ったままで力いっぱい漕ぎ出す。
小さい子がいたら真似したら危ないし、上級生がいたら生意気だって睨まれる。
でも、今この公園には誰もいない。
こんなチャンスは滅多にない。
だから誰かが来る前にちょっとだけ、思いきり、念願の立ち漕ぎをしてみたかった。
座って漕ぐよりずっと勢いがつく。
漕ぐたびに、高く、スピードも出てきて、段々こわくなってきた。
そろそろ止めようと思うのに、ブランコの勢いはなかなか止まらない。
座って漕いでる時なら、地面に足を着ければブレーキがかかってくれる。
でも立ち漕ぎの今は、当然のことながら、足ブレーキは使えない。
どうすれば止まる?
早く止めなきゃ。
このまま止まらなかったらどうしよう。
降りられなかったらどうしよう。
不安と恐怖で握り締めていた手が緩み、ぼくはそのままブランコから落っこちた。
幾らか勢いは減ってたから遠くに投げ出されることはなかったけど、むき出しの膝を思いきりすりむいて血が出てくる。
「……っ、うわーーーーーん」
痛さと、恐怖と――降りられた安堵と。
いろんな感情がグチャグチャに込み上げて、ぼくは幼稚園児みたいにわんわん泣いた。
そんな時だ。
「大丈夫!?」
誰もいないと思っていたのに、突然女の人の声がした。
たまたま公園の側を通ったのだろう。
セーラー服のお姉さんが慌てたように駆けてくる。
「うわ、痛そう……ブランコから落ちちゃったの? 怪我は? 膝すりむいただけ? 頭とかぶつけてない?」
服についた砂埃を軽く払いながら、お姉さんはぼくの怪我を確認していく。
ぼくは恥ずかしさと居たたまれなさでろくに返事もできないまま、ヒックヒックとしゃくり上げつつ頷いたり首を振ったりしてお姉さんの質問に答える。
怪我らしい怪我は血の滲む膝だけだとわかり、お姉さんはほっとしたようにため息をついた。
「立てる? 歩ける?」
「うん……」
「じゃあ、ちょっとベンチまで行こうか。はい、ここに座って」
お姉さんに手を引かれ、すぐ近くのベンチまで連れて行かれる。
歩くと痛くてたまらなかったけど、それを言ったら抱っこされそうな雰囲気があった。
お姉さんの身長の方がぼくより少し高かったけど、だからって女の子に抱っこして運ばれるなんて小っちゃい子みたいに泣いてるのを見られるよりもっと恥ずかしい。
それくらいなら痛いのを我慢した方がよっぽどましだ。
お姉さんは「ちょっと待っててね」と言うと、そのまま水道の方に走って行ってしまった。
少ししてまた走って戻って来たお姉さんの手にはびしょびしょに濡れたハンカチがある。
「本当は直接洗った方がいいんだと思うけど……ちょっと沁みるかもだけど我慢してね」
「……っ」
濡れたハンカチで傷口を拭われ、痛さのあまり引っ込んでいた涙がまた出てきたけど、今度は歯を食い縛ってみっともなくわんわん泣くのは我慢した。
えらいね、頑張ったね、と言いながら、お姉さんは傷口に絆創膏を貼ってくれた。
「とりあえずの応急処置だから、お家に帰ったらちゃんと手当てしてね」
「ありがとう、ございます」
「どういたしまして。でも、今度からは寄り道しないでまっすぐ帰らなきゃだめだよ」
「はい……ごめんなさい……」
しゅんとしながら謝るぼくの頭をお姉さんがくすくす笑いながら撫でてくれる。
その手の感触は、お母さんのものとも、クラスの女子のものとも違ってて。
ふわんと何だかいい匂いもして。
盗み見るようにちらりと目を上げた先、その柔らかな笑顔にぼくの心臓は全力疾走した後みたいにうるさくがなり始めた。
今にも雨が降り出しそうな放課後の公園で、その日、ぼくは生まれて初めての恋をした。
今日は、久しぶりにお出かけの日。
いつも通り駅で待ち合わせて、家へ向かう、所謂おうちデート、と言うやつだ。
あと数駅で、待ち合わせの駅に着く。
ふと窓の外へ目を向けると、さっきまでは無かった雨雲。
「まじか……」
思わず声が漏れる。家を出るときには晴れていたから、傘なんて持ってるわけがない。
まあ、駅についてからコンビニで傘を買えばいいか。
待ち合わせ場所に着くと、アイツは傘を持って待っていた。
「ローレン、また天気予報見てこなかったの?」
なんて言って、こちらをからかうかのように笑ってやがる。
「出たときは晴れてたんだって!!」
「ふぅん、まあいいけど。傘、自分のしかないんだよね。」
そういうことならやることはひとつ。
思いの外雨が強かったのか、家に着く頃にはびしょ濡れになっていた。それをみた𓏸𓏸は、バスタオルで拭いてお風呂に送り出してくれた。
そういえば、知り合ってすぐのときもずぶ濡れの俺を何も聞かずに家にあげて、あったかいお風呂とうまい飯くれたな。
無条件に優しくて。そんな人に、俺は今まで出会ったことがなかった。そこに俺は惚れたんだ。
初恋の日____
好きな人なんてできたことがない。
私みたいなブスと付き合うなんて相手に申し訳ない、
と思ってしまう。
私みたいなアホを好きになるなんてもったいない、
と思ってしまう。
私みたいなネガティブ野郎が誰かを好きになるなんて、
と思ってしまう。
どうしよう。このままじゃ絶対恋なんてできない。
だから、自分磨きを頑張ってるつもりだ。でも、どんなにやっても周りの子より可愛くなんてなれない。
まず、自分を好きにならなきゃ
誰かを好きになることなんてできないよ。
初恋の日は、私を変えるきっかけをくれた日。
私の初恋は小6の時。クラスメイトの男の子。
転校生でスポーツ万能、背の高い人気者。
口調がキツく、人付き合いの苦手な私とは正反対。
授業中、落とした消しゴムを拾ってくれた、そんな些細な優しさが嬉しかった。
服装や髪型、体型を気にするようになり、チラ見してはニヤける顔を教科書で隠した。
彼の取り巻き女子に阻まれ、声を掛けられない女子達と話すようになり、キツかった言葉遣いや態度が少しずつ変わっていき、気付けば恋バナ以外も話せる親友も出来た。
卒業し別々の中学へ進んだから、今はどこで何をしてるのか分からないけど、元気にしてるかな。
転校してきてくれてありがとう。
消しゴムを拾ってくれてありがとう。
今の幸せを掴むきっかけをくれてありがとう。
あなたも、幸せの中にありますように!
『初恋の日』
微熱のためか、ぼんやりしていた 暗室になった体育館 スクリーンに映るのはジブリ映画か 薄目を開けて眺めていると 物語を超えて その色調に溶け込んでいくようだった 無論、私は早退を余儀無くされた
後日、予想だにしない子が私の事を心配してくれていたことを知った。それだけで、いつもと変わらぬ日々
ただ、ほんの少しあの子の事を考える時間が増えていた
初恋はレモンの味。
どこの誰がそんなことを言ったのだろう。
爽やかで甘酸っぱくて、吹き抜ける初夏の風のような憧れを抱かせる。ずるい謳い文句。
私は知っている。その甘さは"普通"の人だけが知れる味だ。
「先輩と付き合うことになったんだ」
私の初恋は、親友のそんな言葉でもってはじまる前に終わってしまった。
親友だから一番最初に伝えたくて。
その言葉が嬉しくて。はにかんだその笑顔が無性に愛しくて。それが自分のものにならないことが、悲しくて、悔しくて。
そうして気付いた。私の初恋。
彼女は大親友で。どこに行くにも、何もするにも一緒だった。なんでも話せた。なんだって聞いた。彼女のためならどんなことでもしてあげたい。そう思っていた。
私たちはずっと一緒にいるんだと、疑いもせずに思っていた。
その想いは"普通"とは少しだけずれていた。
「おめでとう」
言葉と笑顔を取り繕ったけど、うまくできていたかはわからない。
少しずつ、離れていく距離。過ごすはずだった時間が、違う誰かに奪われて過ぎ去っていく。
彼女が私と"同じ"だったら。きっと今も、そこにいたのは私だったはずなのに。
苦い、苦い記憶。
その味は今も少しも変わらない。
一枚の招待状。二人は結婚するらしい。
もしも、彼女が振られたら。そしたら私の元に帰ってくる。抱きしめて、慰めて。今度こそずっと一緒にいたい。
そんな身勝手な期待は叶うことがないまま。煤けた想いは吐き出すことのないまま。
"普通"から逸脱した私は、レモンの甘さを知らぬまま。
苦味にずっと囚われて。想いをずっと秘めている。
【初恋の日】
初恋かぁ…
いつ誰を初めて好きになったかはあんまり覚えてないけど
初めてちゃんとした恋愛をできた気がする時のことはよく覚えてるし
中々忘れられない程楽しい思い出として残ってる
前の彼氏や彼女のことを今の彼氏彼女の前で話したりするのは良くないっていうけど
正直忘れられない恋ってあると思う
私はその人との終わりが
相手の引っ越しによるものだったから
辛かったけどしょうがなかった
喧嘩や浮気が原因で別れたとかじゃないからなのか
最初から最後まで楽しい思い出として残ってる
綺麗事言っているけど
この人との恋愛が新鮮ですごく楽しかったからこそ
中々次の恋をしようとしても上手くいかなくて
自分が思ってるより引きずってるみたい笑
もう気持ちはとっくに整理したし
また復縁したいとかは思わないけど
またもう一度会えるなら会いたいなぁ
元気にしてるかなぁ…
好きだと思う、こんなに単調なことが
笑ったり、素敵を意識するだけの日々だけではダメなのが凄く傷で
不安と心配が未来を包んで、夢も恋もどんどん光らなくなって
大人っていくけれど
散々妄想した初恋の日のように未来の君も愛させてね。
未だに人を好きになれない
好きになっても興味が離れてしまって、
未だに人に好きと云えない
好きといってしまえば薄れていく一方で、
未だに 付き合う ことが好きじゃない
その瞬間から始まる''彼氏''みたいなことをされたくなくて、
初恋の日は 覚えていない
それがそうだと気づくのも 遅かったから
彼氏 彼女 というのは嫌い 恋人 で居てほしい
言葉遊びのようだけど、
薄っぺらい存在じゃなく 濃くて深い存在だから
大好き じゃなくて 好き でいられる人
離れられない じゃなく 側に居てほしい って思える人で
性欲で抱く より 暖かさで抱いてくれる人 が隣が良い
愛情というのは 難しくて重い
愛の量は 自分のものしか測れない
相手の愛だなんて 測り知れない
初恋は 甘酸っぱく散ったかい?
それとも 永く甘く実ったかい?
私はまず 好き といえる人を見つけるとしよう。
_ ₄₈
入学式の日、隣の席だった男の子。
「イケメンくんだなあ」と思いつつ、前の席の女の子とぎこちないお話をしていたら、君はその女の子と知り合いだったらしくて、いつの間にか会話に混ざっていた。そんな馴れ初め。
思い返してみれば、わたしはその時からずっと君が気になっていたのかもしれない。
四月になって、六日になって、新しいクラスメイトの名前を眺めていたとき、君の名前がなかったことに涙が出るくらい落胆した。そのあと、落胆した自分に驚いて、次にやりきれない気持ちが溢れてきた。
新入生向けの部活の案内会に、君は個人部だったから、美術部のわたしのすぐ近くに座っていた。終業式ぶりに見た君は、前よりもかっこよく思えて、君が視線に気づいたのかこっちに目線を向けたときは、慌てて目を逸らしてしまった。
恋を自覚したのは、小学三年生以来だ。精神年齢が大人になってくるにつれて、恋をするのが恥ずかしくなって、お友達とする恋のお話も他人事みたいにして避けてきた。
小学三年生の記憶なんて曖昧にも思い出せないし、きっと、あの頃していた恋と今している恋は全くの別物である。
つまり。わたしからすれば、初恋なのだ。
初恋の日
彼は制服を着ていた
彼はUFOキャッチャーをしていた
彼はシューアイスをダブルキャッチした
私は横からそれをみていた
まだ言葉も通じるかわからない幼い私に
ひとついる?と呟いたかっこいい彼
遠くにいた母に自慢しに行ったら
毒入りと思われて処分したんだっけ笑
これだけは今でも鮮明な記憶
そして苦くて優しい記憶
きっと会うことはないけれど
私はずっと年上が好み
#初恋の日
あなたもわたしも同じ幼稚園で
同じ市営住宅に住んでいて
小さな私達はよく一緒に遊びましたね
まだ名前もお顔も鮮明に覚えています
わたしにとっては淡い初恋だったように思います
小学校に上がる前に
あなた達御家族は遠方に引っ越されましたね
小さなわたしは
急に居なくなったあなたに思いを馳せました
時が経ち、あなた達御家族を知る方に
あなたが早々にお亡くなりになられたと聞きました
生きていればまた逢えると思っていましたが
もう無理だと悟った時、呆然としました
会いたい人には
思い立ったら直ぐに会いに行くべきだと気付きました
楽しい時間をありがとう
初恋の日
いつからだったかは覚えてない
貴方を目で追うようになって
話が出来ると嬉しくて
会える日が待ち遠しかったあの頃
それが初恋だったと気づいたのは
ずっと後になってから
『初恋の日』
もう随分と昔の映画になりますが、金城武とカレン・モクが主演の『初恋』という作品がありました。
今では激渋なイケメンに成長した金城武君ですが、その頃はまだとても可愛らしくて、たどたどしい日本語で「初恋?」なんてセリフを言ってました。
もう、まんまウォン・カーウァイの色の映画だったけど、彼はプロデュースで。
でもウォン・カーウァイが関係すると、良くも悪くも匂いがしちゃうんですよね。
それは昨年上映された『プアン 友達と呼ばせて』もそうでした。
監督はじめスタッフがタイのチームなのに、香港映画の香りがする。
というか、見てるコッチが探し出してしまうこともあるんでしょうが。
で、「初恋」
キャストもウォン・カーウァイ組なら、撮影もクリストファー・ドイルだし。
ただ、違ったのは、大里洋吉氏が同じくプロデューサーに名を連ねていました。
日本で大々的に金城クンを売りたかったんだろうなぁ。
深キョンとのTVドラマなんかも作られてましたしね。
でも残念なことに、金城くんには、日本の芸能界はちょっと狭かったみたいです。
あの頃の香港映画っていえば、ハリウッドに負けるもんか、なんて勢いでしたからね。
ただ、金城くんは日本人と台湾人のミックスなので、本人の意識も結構日本に向けてはくれていました。
私は何度も書いてるように、香港のアーティスト・レスリー・チャンが大好きで、香港まで追っかけていたイタイ人だったので、当時の金城くんとか、カレン・モクちゃんとかのことも雑誌や、芸能系のタブロイドでよく読んでいました。
カレン・モクは、レスリー・チャンのワールドコンサートの来日時、ゲストにも来てくれてましたし。
で、金城武くんの話をつらつら書いてきて申し訳ないのですが、『We Best Love 永遠の1位&2位の反撃』というドラマ、ご存知でしょうか?
台湾のTVドラマなんですが、日本でも放映されて、男性同士の恋愛が大好きな一部女子がキャッキャッと喜んだ作品です。
3組のCPが出来るんですけど、本当にもう皆が皆可愛い!
タイや台湾、韓国とかも日本BLの影響を受けて、そういう作品が結構あるんですけど(タイに関してはもひとつ前の『やおい』から取ったYドラマなんて呼んでる位です)、『WBL』は何度も見返してしまいます。
その主役のひとり、YU君は金城くんと同じく台湾&日本のミックス。
日本でも活動を始めています。
この作品でも、お父さんが日本人という設定になっているので、時々ポロッと出る日本語も可愛いです!
そういうのがお好きな方はもうとっくにご覧になられてると思いますけど、そうじゃない方もキュンとしますから、アマプラで是非ご覧になってみてください。
そして、金城武くんのおすすめは、って書こうと思ったけど、アマプラには『LOVERS』と『捜査官X』しか無料が無かったです。
『LOVERS』はチャン・イーモウ監督が『HERO』のヒットに機嫌を良くして同じチームで撮った作品です。
香港の大スター・アンディ・ラウも出ていますが、何と言ってもアクション監督が陳小東監督、衣装がワダエミさんなのでそれだけでも見応えはありです。
(ちなみにチャン・イーモウ監督は俳優として、他の監督の作品にも出てるのですが、枯れた感じが大好物な私です)
そして『捜査官X』は、皆大好き、ドニー・イェン兄貴とW主演です。
てか、ドニーが出るってだけで、大暴れ映画だと思ったら、割とラストぐらいです、大暴れは。
にしても、元々『武侠』なんてカッコいい原題があるのに、『捜査官X』なんてダサいタイトルにしたのは何ででしょうね?
今夜も愚にもつかない事をツラツラ失礼しました。
この辺で、おやすみなさい。
初恋の日
2年生の頃
あまり人に馴染めず、人と話さなかった私を見てか、
私にとても話しかけてくれる男の子
毎日毎日笑わせてくれた。
私はその人のことを
──────────
俺の目の前の席には
声の聞いた事のない女の子がいた。
笑わず、いつも絵を書いてた。
ちょっとの好奇心で話しかけたんだ。
よく笑う子で、俺も嬉しくて話しかけてた。
話しかけるのはいつも俺から。
ある日の帰り、帰ろうとすると
『ねえ』
聞いたことのある笑い声と似ている声だった。
『ばいばい。また明日』
なんでだろう
彼女の声が連発する
ドキドキがうるさい。
1月の寒い日
俺は恋に落ちた。
お題 初恋の日
初恋って覚えてる?
わたしは全然覚えてない。こまったな。
ちなみに調べたら本当の初恋の日は10月30日。
(島崎藤村が「まだあげ初(そ)めし前髪の 林檎(りんご)のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛(はなぐし)の 花ある君と思ひけり」と詠った「初恋」という作品を明治29年10月30日に発表したのが由来。
島崎藤村ゆかりの宿の長野県小諸市の老舗旅館「中棚荘」により、平成11年10月30日に「初恋の日」として制定されました。)
久しぶりに宇多田ヒカルの初恋を聴きながら今これを打ってるんだけど、いい曲だよねぇ。
と、なるべく当たり障りのないことを頭に思い浮かべてる。
朝が来るのが嫌すぎる。明日なんか来るな来るなと思っている時の夜の時間って、どうしてこんなに早く感じるのか。
暮らしのことだけ考えていたいけど、働くことも暮らしのことだ。生活しましょう。おやすみなさい。