初恋の日
2年生の頃
あまり人に馴染めず、人と話さなかった私を見てか、
私にとても話しかけてくれる男の子
毎日毎日笑わせてくれた。
私はその人のことを
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俺の目の前の席には
声の聞いた事のない女の子がいた。
笑わず、いつも絵を書いてた。
ちょっとの好奇心で話しかけたんだ。
よく笑う子で、俺も嬉しくて話しかけてた。
話しかけるのはいつも俺から。
ある日の帰り、帰ろうとすると
『ねえ』
聞いたことのある笑い声と似ている声だった。
『ばいばい。また明日』
なんでだろう
彼女の声が連発する
ドキドキがうるさい。
1月の寒い日
俺は恋に落ちた。
5/7/2023, 3:24:51 PM