列車に乗って』の作文集

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列車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/29/2024, 10:57:53 AM

【列車に乗って】

その列車に乗れば、終着駅が旅の目的地。
なかなかない旅程だが、複数の路線が相互に乗り入れていて、大変に便利でもある。
ひたすら列車に揺られて行くので、少し良い席のチケットを取った。

ふたり並んで座り、車窓を眺めたいあなたを窓際にして、あなたごと景色を眺める。
お腹が空いてきたら、少し遅めの朝ご飯。
握ってきたお結びを出して、頬張りながら車窓を楽しむあなたの嬉しそうな背中を見詰めていた。
「楽しいね。眠たくなったら、眠って良いよ。最後の駅まで行くから。」
出掛ける時は必ず、景色を良く見ているあなたが、眠ったまま目的地に辿り着くことは一度もない。
「眠るのが、惜しい。」
良い景色だから、寝たくない。
そう言っているようで、笑ってしまう。
「疲れているなら眠って。起こすから。」
真剣にちゃんと起こすから任せろと言ってくれる。
「ありがと。寝てたら、起こして。」
自分で運転しない列車に揺られると、心地好く睡魔が手招きしてくる。
「ゆっくり休んで。」
睡魔と戦う自分を知ってか知らずか、あなたは上着をこちらに掛けてくる。
遠くで、嬉しそうに口角を上げて笑う気配がする。

2/29/2024, 10:57:43 AM

列車に乗って

今日は久しぶりに母さんに会いに行く
いつぶりだろう
母さんは俺に会ってどんな反応をするんだろう
驚くかな? 怒るかな? それとも俺の事を拒むだろうか

色々考えてしまう

やっぱり母さんに会うのをやめようか

ずっと考えてしまう
でも今日会いに行かなければたぶん、いや絶対会いに行かないだろう

俺は腹を括った
色々考えたって仕方ない
なるようにしかならない

そう覚悟を決めた時、目的地に着いた

せっかくの列車、全然楽しめなかったじゃないか

外の景色見とけばよかったとかもう色々考えたって遅い

ドキドキを抑えられないまま俺は列車を降りた

2/29/2024, 10:57:23 AM

列車に乗って…

何処か旅に出る時に乗る列車は 好きだ
でも 普段乗る列車は 苦手だ
何度乗っても 落ち着いて乗っても 不安だ

私は 方向音痴では ないと思うんだけれど
乗り場音痴なのだよ
改札を抜けて ホームにいる時から 不安だ

何故かって?
朝一番の仕事の会議で 駅前にある本社へ行く
会議が終わり 自分の担当店に戻る時に
目の前の駅から列車で 戻るとめちゃくちゃ早い
解ってる 解ってるよ
何番の何処のホームで待てばいいのか 確認
心臓ドキドキ

来た 本当にこれで大丈夫なのかな
大人なのに 誰か正解を教えて〜と叫びたい
乗る ドアが閉まって発車
景色が流れて流れて…流れて…ん…
降りたい所で 降りられない
ドアが…開かないぞ
ショック ガーン
担当店にすぐ戻るはずが 着いたのは 海

やっちまったよ どうしよう
…ということが 一度ならず何度も経験
もう自分が怖い
大人なのにちゃんと目的地にたどり着けないなんて
怖すぎる

列車はね
気ままに どこまでも連れてっておくれ的な
そんなゆとりのある時のみの 乗り物よ
余裕があれば どこへでも
列車に乗って 次の駅で降りるのさえ
立派な小旅行なのさ



*読んで下さり ありがとうございます*

2/29/2024, 10:56:08 AM

高校で初めて乗った列車
違う高校の友や、先輩
頼もしかった先輩も
大きな背中を見せて
「青春」という列車を降りていった
次は私が後輩に大きな背中をみせて
「青春」という列車を降りよう

2/29/2024, 10:55:27 AM

ずっとずーっと遠くへ行くから
側に居てとは言わないから

帰りの列車は覚えていてね


《列車に乗って》

2/29/2024, 10:54:30 AM

──お隣よろしいですか。
──ええ、どうぞ。

──厳しそうな男女が見えます。
──見た目ほど厳しくはありませんよ。とても情に溢れた方々でした。
──そうでしたね。良い人々でした。

──学校が見えます。
──私の出身校です。英語の先生がまた面白い人で……。
──ふふふ。

──きれいな花嫁さんが見えます。
──素敵な花婿さんが見えます。
──……照れますね。
──うふふ。

──列車の速さが増しましたね。
──いろいろなことがあったのでしょう。
──流れていく景色の中、やってきた人間が1人と去っていく人間が2人見えました。
──今までは受ける側、今度は与える側。人は入れ替わっていきますね。

──今度は、別の人間が去っていきます。
──振り返りませんね。
──それで、いいのです。

──おや、列車が遅くなりましたね。
──ええ。

──ところで、どこまで行きましょうか。
──あなたと、終点まで。どうでしょう。
──それもいいですね。

2/29/2024, 10:52:00 AM

列車に乗って
旅に出よう

車窓という
大きなキャンバスに
知らない景色が
次から次へと描かれる

持っていくものは

自由な心と
曇りなき眼
余計なものは
何一ついらない

列車に乗って
旅に出よう

2/29/2024, 10:51:28 AM

学校のグチ聞いてくれてありがとね あ、箒星だよ ねぇ、カムパネルラ

題-列車に乗って

2/29/2024, 10:50:02 AM

2/29「列車に乗って」

 ガタンガタン、ゴトンゴトン。
 揺られながら景色を眺める。山は畑になり街になり、川は海になる。
 開けた窓から吹き込む潮風の匂いを、胸いっぱいに吸う。
 列車は故郷へ向かっている。

(所要時間:4分)



2/28「遠くの街へ」

 釧路から、旭川。
 旭川から、札幌。
 札幌から、東京。
 どんどん「遠くの街」に出て行ったあいつ、次はニューヨークにでも引っ越す気かな。

(所要時間:3分)



2/27「現実逃避」

 夢の中へ行こう。現実から逃げるなら。
 眠って、夢を見て、途中で半分目を覚ますとその夢の中で自由に動けるって裏技、知ってる?
 夢の中へ行こう。現実から逃げるなら。
 同じ逃げでも、死ぬよりはずっとずっとマシ。

(所要時間:3分)



2/26「君は今」

 君は今、スマホを見てる。
 電車に乗ってかベッドに転がってか、とにかくスマホを見てる。
 スマホの画面にはこう書いてある。
「君は今」
 ……どうかな、当たってる?

(所要時間:3分)



2/25「物憂げな空」

 物憂げな空を見上げる僕はきっと物憂げだ。
 空が僕を映すのか、僕が空を映すのか。いつも、心模様は空模様。

(所要時間:2分)



2/24「小さな命」

 その小さな命は、手の中で震えていた。握れば潰れるほどのか弱さで。
 それは必死に鳴いている。命の限りに。その言葉はわからないけれど、何かを訴え続けている。
 遠くないところに煙が上がっていた。おそらく、この小さな命の集まっている巣だ。
 小さな命を手に乗せたまま、ねぐらを飛び立ち、翼を広げて羽ばたく。
 どうしたものかはわからない。ただ、この命を放って置く気にはなれなかった。

(所要時間:6分)



2/23「Love you」

「私は君を愛するので」
 銀の瞳のアンドロイドはそう言った。
「君は私を愛してほしいけれど、無理強いはしない。それが愛というものだから」
「そう。じゃあ好きにさせてもらう」
 数百年後、私は彼の体を抱いて言った。
「今までありがとう。愛していた」
「私は最初から君を愛していたよ。言ったはずだ」
「そうだね。でも私たちは新たな人間を生み出すことはできなかった」
「そうだね。愛だけではどうにもならなかったようだ」
 間もなく彗星がこの星を砕く。けれど、私たちの愛はおそらく、永遠だ。

(所要時間:7分)

2/29/2024, 10:47:34 AM

列車に乗って


どこでもいいからどこか遠くまで列車で連れて行ってほしい。何も気にすることのない、自由な世界に。

2/29/2024, 10:43:17 AM

列車に乗って、ずっとずっと深くへ。

夢だった、海の底へ。

あなたに会うために。

2/29/2024, 10:42:22 AM

昨日のお題が
【遠くの街へ】

今日のお題が
【列車に乗って】



「永年雇用は可能でしょうか」

「キーリ」

「童話物語」

あとなにかあったかな?

あっ!
長野まゆみさんの「夜間飛行」もあった。

素敵な物語だらけだ。

2/29/2024, 10:38:36 AM

毎朝列車に乗って、窓を開けて感じる風が、最近春を帯びてきた。

 この列車に毎日乗るのももう終わり。

2/29/2024, 10:37:16 AM

列車に乗って

⚠ギャグ

「駄目だ現実を受け入れられない……俺も無限列車乗るぅ…………」

「生徒会長、電話しても応答がないと思っていたら……」

「どうしたんですか、会長」

「あっ、翼くんに刹那くん。俺無限列車に乗って煉獄さん助けてくる」

「駄目だ、頭が花畑になっている」

「まあいいじゃん翼、きっと仕事で疲れているんだし……」

「仕事を溜めていたこと、僕は知っていますからね。会長」

「うーん……俺が炭治郎になるしかないんだ……煉獄さん今助ける…………」

「……刹那、会長の弟さんを派遣してくれないか。今のままだと仕事が終わらない」

「はいはい。翼だけじゃ頼りないもんね」

「その言葉今必要か?」

「煉獄さんは負けていないぃいい……」

2/29/2024, 10:34:04 AM

通勤列車を降りると反対のホームにいつも停まっている青い列車。
 ガラ空きの、その列車に乗ってみたい。

2/29/2024, 10:33:16 AM

死ねよ、私。
 ここ幾日か、『死ねよ』脳内で『死ねよ』私が私へ『死ねよ』そう威喝する。『死ねよ』生きる意味など甚だないが、『死ねよ』こうなってくると『死ねよ』死なない意味も『死ねよ』死ね死ね死ね──
 無償の愛など注げない。当たり前だ、他人なんだから。それなのに私にまで嫌われれば、今や私を好いてくれる人はいない。
 金持ちの猫に生まれ直したい。犬、でもいいかもしれん。
 


列車に乗って

2/29/2024, 10:32:09 AM

『列車に乗って』


拝啓 山本清 様

梅の香りが爽やかに漂う春暖の候、いかがお過ごしですか。

この間は簪を送ってくれてありがとうございます。
黒い宝石が綺麗でよく挿しています。
ところで簪を送る意味、調べてみました。
ふふふ。粋なことをなさるもので。

お返事はまた会えた時にします。
そうですねえ、暇をもらえたらそちらに向かいます。列車に乗って景色でも眺めながら、ゆっくり行かせていただきます。

まだまだ寒さも残るので、体調に気を付けてくださいね。


松山千代 より

2/29/2024, 10:31:47 AM

逃げ出した。
 きっと疲れていたんだ。
 いつも通り出勤していた。なのに、会社の最寄駅に着いたっていうのに、足が動かないんだ。
「いきたくない」
 そのまま、電車のドアは閉まり、こんな自分を乗せたまま進んでいく。
 ……どこに行くんだろう?
 どうしよう。今引き返せばまだ間に合う。でも、体が、心が、行きたくないと言っている。
 なら、もういいや。このまま、行けるところまで行ってやろう。電車に乗って、どこまでも。
 こうして、初めて無断欠勤をしてしまった。
 窓の外の景色は、都会から少し田舎へと姿を変えていく。
 終点まで来て、僕は電車を降りた。
 さっきからスマホが鳴りっぱなしだ。スマホの電源を切ると、辺りを散策してみることにした。
 個人経営だろう店が駅前にぽつんとある。しかし、まだ開店していない。他の店は見当たらないし、少し先は閑静な住宅街といったところか。どうしようかな。
 適当に少し歩くと、見たことないローカル線が走っていた。
 今度はそれに乗って、行けるところまで行ってみることにした。こんな行き当たりばったりの旅も楽しいね。
 列車に乗って、どこまでも。僕の心が晴れるまで。


『列車に乗って』

2/29/2024, 10:30:26 AM

【列車に乗って】
父方のお母さんに会いに行ったことがある。
連絡なしのアポなし訪問.
最後に会ったのは3年前.
また列車に乗って会いにいくから生きててね.

2/29/2024, 10:29:47 AM

やりましょう
バトルを楽しもうではないか
マスター達は知らない
列車の中で
あんなことや
こんなことが
行われている事を
タッグがやってきた
そのタッグは
バトルが終われば
一つ一つ
紐をといていく
あらわになった
二人の正体が
知らされる事はないという
どれだけ騒いでも
見られていても
それは威圧にしかならない
挑戦者達はそれに恐れをなして
手加減をする
見たくもない地獄に
つきあわされてしまう
あぁ、見たくない!やめてくれ!
やめて!これ以上は!
お前達…うっ…何でもないよ…
乗り換え地点で皆が嘔吐する
駅員は顔色を変えて尋ねるも
皆答えられないという
異変に気づき対策を練るも
まんまと突破されてしまう
そんなトラウマを植え付けられた挑戦者達は
あのタッグが怖くて仕方がなかった
心療内科に通う人が増えたという
それは、あのタッグのせい?
タッグは
迷惑をかけていたのだ
しかし本人達は
かけているモノが違うと
馬鹿にして笑うのだ
そして飽きれば
竜となり帰る
竜の輝く地に降りて
人として生きる
それはどこでも
竜の恐ろしさを知らしめる為の
一つの行いだ
タッグには羞恥心などなかった
人ではないと言い張る事で
そんな気持ちは一瞬で消え去った
とにかく楽しかった
列車から始まった
この行いは
洞窟や山

色んな場所で行われた
竜は知らない
常識という物を
だからできた
なかよしこよし
それがタッグの
口癖だった

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