『冬晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬晴れ
ごめんこれ前秋晴れってお題で書いちゃったからなんも無いわ
いい天気だ。
今日は
夫と
初詣。
風は
ちょっと
冷たいけれど
日差しは
暖かい。
小さい
近所の神社へ
2人で出かける。
神様に
お礼と
誓いを
伝えに行こう。
#冬晴れ
冬の空気が澄んだ晴れの日が好き
ひんやりしてて寒いけど、何も含んでいない、乾燥している空気を吸い込んだら、頭のモヤモヤが晴れる気がする
――――――カンッ
ぼやぼやとしていた朝の空気が、しゃんと張り詰めるのを身体で感じる。
矢を放った本人、ひかり先輩は静かに息を吐いて張り詰めた空気を現実に戻した。
俺、相原みことはこの朝の瞬間が大好きだ。
「ひかり先輩! すごい、ど真ん中!」
思わずぱちぱちを手を叩くと、先輩はフェンスの外側にいる俺に気づいて弓を下ろした。
「みことくん、おはよう。今日も早いね」
「おはようございます先輩。そんなことないですよ、先輩のほうがもっと早いじゃないですか」
ふふ、と柔らかく笑う先輩に心臓が儚く音を吐いた。
錆びついたフェンスのドアを後ろ手で閉めて、弓道場に上がる。錆びついたフェンスのドアが閉まりにくくなっているのを感じている、最近のこと。
誰もいない時間帯の弓道部の朝練は、先輩と共有できる唯一の時間だった。
冬晴れ #161
俺だけがいない先輩の世界で(題名候補)
(ここにおいての抱負決めました。書きたいものを書ける限り。ですかね。
…って、書く時間がなーい)
寂しいと勘違いさせてくる冬
そんな中少しでも前を向かせてくれる冬晴れは愛おしい
雲ひとつない空が広がっている。
葉がすっかり落ちた、やせ細った枝の上で、カラスが鳴いている。
日が出ていて、風がなければ、冬晴れの昼は暖かい。
暖かい太陽は、真っ青な空に高く登っていて、金色の煌めきを、地面の真っ白な雪たちに投げかけている。
嵐の前の静けさ、とは、こういうことを言うのだ。
手袋ごしに悴んだ手で薪を拾い上げて、ため息をつく。
この星が雪と氷に覆われてはや10年。
気温は下がり続け、夜の吹雪はだんだん酷く残酷になっている。
今夜も酷い吹雪になるはずだ。
研究棟の気象予報士のみんなが、口を揃えて吹雪を予報しているのだから。
今夜はいったい何人が、寒さで眠れなくなるだろう。
いったい何人が、寒さの中で永遠の眠りにつくだろう。
世界がずっと吹雪で、ずっと薄暗い雲に覆われた寒い寒い世界なら、私たち人類も、諦めて滅ぶことができたのだろう。
しかし、太陽は暖かい。
こんな寒くて凍える世界でも、日中、特に晴れの日は、すこし暖かい。
だからこそ、夜が、吹雪が、雪が。
私たちはまだ怖いままなのだ。
少しでも寒さを凌げるように、私は寒さの中で薪を拾う。
カチカチに凍りついた小枝を、藁束を。
厚い厚い雪の中から。
そうでないと、寒さと吹雪の恐怖にどうにかなってしまいそうだから。
太陽が雲ひとつない空の上で輝いている。
痩せ衰えた木の上で、カラスが鳴いている。
氷点下の世界でも、日の光は厚い雪の上に煌めいていた。
「良い天気だね」
キミと並んで街を歩きながら、空に向かって腕を伸ばす。
「そうだね。穏やかに晴れて、まさに冬晴れ。って感じだね」
マフラーに顔を埋め、キミはニコニコ笑う。
いつもは車で通る道。そこを、天気も良いし、たまには歩こうよ。というキミの提案で、歩いていた。
「あ、見て見て、こんなところに花が咲いてるよ」
キミは足を止め、しゃがんで花を見ている。
「ホントだ。いつもみたいに車で通ってたら、気付けなかったよね」
僕も隣にしゃがみ、花を見つめる。
「また、温かい日は歩きで出かけようか」
「うん、そうしよう」
穏やかに晴れた冬晴れの日。僕たちの心も温かくなったのでした。
早く、名古屋で魔法の電車が、発明されて、開発されて、発表されて、開始されますように。
冬晴れ
朝の寒さに耐えられず、布団から出るとすぐにモコモコのカーディガンを羽織り、厚手の靴下を履く
肩も背中も丸めて歩く
THE巻き肩、猫背だ
「あー、寒い…」なんて言いながらエアコンが稼働しているリビングに行く
引き戸を開けてリビングに入ると「あったかぁ…」と思わず声が出た
朝ごはんを済ませ、洗い物や洗濯機を回す
洗濯機が止まり、外に干しに行くと陽の光が降り注いで暖かい
「これぐらいの気温が朝晩も続けばいいのに…」
文句の1つも言いたくなってしまう
まぁ、自然現象に言っても仕方がないが…
寒いこの時期だからこその暖かさ
それが冬晴れなのかもしれない
そんな事を思いつつ、さっさと洗濯物を干す
早くしなければ厚手の冬服が乾かない
冷えた風
澄みきった青空
春や夏とは違う凛とした空気
冷たさに襟を立てながらも
どこか清々しさを感じる
冬の1日
「冬晴れ」
自分の吐いた息が白色に染まる。
太陽にあたった雪達がキラキラと光る。
ただそれだけで楽しくて走り回る。
弟二人と、家の庭でそりやかまくらづくり。
小さな頃のあたしの記憶
「 冬晴れ 」
死人に最後に届くのは自分の声
けれど、生きている人間が最初に忘れるのは
思い出になった人の声
「声」
冬晴れ
寒いのは苦手だけど、冬の空気は好き。他の季節より空が広く感じるし、お日様に感謝する日が多い。夏にはあんなに疎ましく感じるのにね。勝手だな。
青々とうなじが寒い向かいの子
高く飛んでけ縄跳びの冬晴れ
今年は元旦から時間仕事だった。
まだ少しお祭り感のある居間に1人
いつもの通りの出勤準備だけど
いつもと違う私だけの出勤準備。
玄関のドアを開けると
みかん色の日の出が眩しくて目を細目くしてしまう。
今日は冬晴れ。
歩きながら冷えた空気を取り込むと
ちょっとだけ、得した気分。
会社近くの雑木林を付近を歩いていると、1本の木を見上げている女性が1人。
つられて、見上げるとリスが小さな木の実を食べていた。
いつもの道なのにいつもと違う風景。
いつもと同じだけど、いつもと違う。
日常の中の小さな幸せを
今年は見つける事ができたら良いな。
【冬晴れ】
冬になると日本海側では晴れの日が少ないという。
太平洋側から日本海側へ嫁に行った姉が言う。
冬が近づくと鈍色の空ばかりになり慣れるまでは気持ちが沈んだと言っていた。
太平洋側にずっと住んでる私にはわからないが重苦しいどんよりとした空が続けば気持ちも塞ぎがちになるのかもしれない。
でも冬晴れが続く太平洋側では空気が乾燥し朝晩の冷え込みは厳しい。
いわゆる放射冷却現象である。
凍み大根、凍み豆腐など作られてるくらいだ。
へたをすると冷蔵庫に手を入れたら温かい、ということもある。
姉の住む地域では雪は降ってもザクザクしていて道路がアイスバーンになることは少ないらしい。
こちらはうっすら降った雪が昼間融けて夜に凍って道路はスケートができるくらいテカテカのアイスバーンになることも少なくない。
姉も嫁いで50年近くになる。
こちらで暮らした日々の倍以上になり冬晴れのふるさとは遠くなっているだろう。
私は冬晴れの空と朝晩の凍てつく寒さしか知らずに生涯を終えるのだろう。
どちらの地域が良いとか悪いとかではない。住めば都である。
コートやマフラーを纏って、玄関のドアを開ける。
とたんに、冷たい空気が肌を刺す。
それとは対照的に、降り注ぐ日差しは優しく暖かい。
見上げれば、鮮やかな夏の青とは違う、白を少し混ぜたような優しい空色が見える。雲ひとつない気持ちのいい晴れだ。
身体は寒さに縮こまってしまうけど、心はフワフワと弾んでいる。
綺麗な冬晴れ。お出かけ日和だ。
「冬晴れ」
夏の「暑い」晴れじゃなくて毎日寒い冬に
日が差し、「暖かくなる」日が私は1番好き
「新年は、眩しい」
朝食と昼食を兼ねた、お雑煮とおせち。
二年参りしたけれど、別のところに初詣に行きたい気分になった。
カーテンを開けると澄んだ青空。
この辺りの冬は、どんよりとした日が多い。
元日だということもあって、清々しい気分が増しているのかもしれない。
正午過ぎに家を出ると、予想していたよりも空気が冷たく感じられた。
雲ひとつない空。
冬の澄んだ空気。
雪を冠る山。
新年は、眩しい。
諦められなかった恋を断ち切る──昨日までは何故か出来なかった。出来ないと思っていた。
でも、今は……
「新しい恋、してもいいかも……」
────冬晴れ
冬なのに木枯らしもあまり吹かず、太陽の光が優しく降りそそぐ日。そんな日を、冬晴れと言うらしい。
短かった冬の休暇が終わり、今にもまた地獄の日々が始まろうとしているのに、空気は嫌みなほど澄んでいる。
明日から学校だな
また愛想笑いしないとな
話を合わせないと
どんな顔をしていたんだっけ
そんな重苦しさが心の中でぐるぐると渦巻いている。
こんな私は、誰にも求められてない。
みんなから見た「私」は、悩みなんてなんにもなさそうな明るい人。
たまに言われる度を越した「イジリ」も、笑って、
「ひどいよ〜」
と受け流す、メンタルの強い人。
本当は傷ついていても、裏でどれだけ涙を流しても、それを見せちゃいけない。
だって、それはみんなが求める「私」じゃないから。
自分で決めた「キャラクター」を演じて、たくさんの友達ができた。
だけど、常に「自分じゃない人」を演じるのは辛かった。
「私」には悩みも、辛いことも、何も無い。
だから弱音なんて吐いちゃいけない。
何回もやめたいと思った。
逃げたいと思った。
死にたいって、そう思った日は数え切れないほどある。
でも、
本当の私を見たらみんなはどう思うだろう。
人から言われた言葉をずっと気にして、
褒め言葉も素直に受け取れなくて、
自分のことが大嫌いで。
嫌われてしまうんじゃないか。
みんなが離れて言ってしまうんじゃないか。
独りはいやだよ。
そんな、心が弱い私はこの先ずっと、誰にも本当の自分を見せられないのかもしれない。
穏やかな冬晴れの日。
カーテンの隙間からこぼれる太陽の光が、暗い部屋で1人涙を流す私を嘲笑った。
2025.1/6 冬晴れ