『冬晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【冬晴れ】
(あれ)
コートにマフラーを身に付け、寒さを覚悟して外を出る。
玄関の扉を開けると、身を包んだのは暖かい空気だった。
太陽がポカポカとしていて、キラキラと輝いていた。
冷たい風が家に引きこもっているみたいだった。
拍子抜けだったけど、カイロを握りしめる必要がないことに歓喜してスキップで職場に向かった。
冬晴れ
外に出た瞬間眩しさに目が眩む
見上げた空は青く雲一つない
夕べから降り続いた雪は道一面に積もり
陽の光をきらきらと反射している
気温の低さも相まって
全てが透き通った幻覚のような光景だ
白い息吐きながら雪かき分けて歩く
天気は良いがとにかく寒さが身にしみる
あんまり待たせては君に申し訳立たない
今日は絶好のデート日和だ
早く君を迎えに行こう
きっと今日の君も
眩しくてきらきらした冬晴れだ
冬晴れの午前中。
幸せとは何かを考えていた。
寝るのは好きだし、お風呂に入るのも好きだ。
それが幸せかと言われれば少し違う気もするが。どちらも現実逃避の術でしかない。
寝ていれば何も感じないし、辛いこともないから。
入浴していれば、手を動かして別のことを考えられるから。
日常でこんなに現実逃避をしてるのは良くないかな。
小学生の頃、鉄棒が好きだった。
ただの固く黒い棒にどうしてあんなにも夢中だったのか今ではもう思い出せないけれど、鉄棒にぶら下がりながらよく空を見ていたことは覚えている。
冬晴れのどこまでも高い空は吸い込まれていくような魅力がある一方で、一旦吸い込まれてしまえばもう地面に戻ってこれないような恐ろしさがあった。校庭にペタリと寝転びながら空をじっと見つめているときは、重力が徐々に逆転していっているかのような感覚を不安に思ったものだ。
それでも、鉄棒にしがみついている間は安心して冬晴れの空に魅入ることができた。地面に深く突き刺さってびくともしない鉄棒は、掴もうと思ってもサラサラと逃げていってしまう校庭よりも幾分か心強い。命綱をつけてバンジージャンプに臨もうとしているときのような、気になっている子に話しかけるタイミングを探っているときのような、そんなスリルを感じていた気がする。
今でも同じ気持ちになるのだろうか、それともまた違う発見があるのだろうか。
今度また、公園に行ってみるのもいいかもしれない。
: 冬晴れ
冬晴れ
真っ青に澄みわたった空が
能登半島に一日でもはやく訪れますように
#冬晴れ
はりつめた空気に
白い息を遊ばせ
キミが駆けてくる
青空の下
雲の行方を追いながら
北風にさえ
微笑んで謳う
今日より明日はもっといい日…と
〝冬晴れ〟
夜空を見に、寒空の下に出た。
雲一つ無い満天の星空に、思わず見入ってしまう。
しばらくして、空が白んできた。
今日は、爽やかな冬晴れになるだろう。
どこまでもこの空が続きますように。
【冬晴れ】
今日は冬には珍しく、暖かい日だ。
穏やかに晴れていてお日様の光が気持ちいい。
指先は冷たいけれど、お日様のお陰なのか何となく気分は明るい。
気持ちが沈んでいる時は、少しお日様の光に当たるといいって聞いたことがあるけど、本当だったんだなあ。
仕事に行くのは相変わらず憂鬱だけど、ちょっとだけ元気を貰えたから、頑張れそうだ。
あるとき「ゆき」は貴方のシンボルになった
あるとき「はる」は私のシンボルになった
雪と花々がともに出会うこと
それが奇跡なんだよ
寒風で縮こまった身体に太陽の暖かな光を纏わせる。
ほんのりあったかく、隅っこの方から少しずつ体温が上がるような心地になる。
目を細めて空を見る。
冬の澄み切った青空がどこまでも広がっている。
あと少し、もう少し。
緑が芽吹くまで、花が咲くまで。
寒空の下で悲しんでいる人たちがいる。
昔味わったような同じ想いをこれ以上させたくない。
どうか冬晴れが1日でも多く続いてほしい。
昨夜の風が嘘のように、冬独特の薄めの青い空が静かに広がっている。
夏よりも低く感じるそれに手を伸ばしてみる。ピリピリと肌が痛みを伝えてくるが、それが心地よい。
ああ、冬だ。
そう一人言を溢して、私はそっと手を下ろした。
2024/01/05_冬晴れ
冬晴れ
寒い日々が
続いていたのに
暖かい太陽の光
今日はお久しぶりの
嬉しい
冬晴れ
なな🐶
2024年1月5日
日本海側の冬は
ほぼ毎日グレーの空に覆われる
けれど
今年の冬はあたたかく
晴れる日も多い
雪が積もっていないから
スニーカーのおしゃれも楽しめる
今日は新しいスニーカーで
会いたい人に会いに行く
心踊る冬晴れの日
#冬晴れ
#78
能登半島の震災のあった次の日は、雲ひとつなく、それがかえって哀しいほどに冬晴れしていた。
せめて この冬晴れが続いて、被災者の身体や傷付いた心にも温まってくれたらと願う。
混乱状況がもう少し先、落ち着いてきたら必ず支援をしよう。今の自分ができることは寄付、経済をなるべく回す、そして 旅行に行ってお金を落とす。
今の自分にはそうすることしかできないことがもどかしい。実際に現場で遭われた人々の辛い思い出は忘れたくとも無くならない。
それでも、いつかは時間とともに、彼らの心も冬晴れしてくる日は必ず来る。
『冬晴れ』
水の入ったペットボトルや金魚鉢や鏡などは、光に当たると火災の原因になるそうです。太陽光が一点に集まるので「収れん火災」と呼ばれています。
そして、この「収れん火災」は、日差しの強い夏よりも冬場に多いのです。
冬の日差しは、太陽の位置が低いため、部屋の奥まで光が届き、収れん火災になる条件が揃いやすいとのこと。
空気も乾燥しておりますし、冬晴れの柔らかな日差しには、何卒ご注意ください。
12月初旬、雲一つない青空の下、ハァーッと白い息を吐きながら学校に登校する。今日の体育はやりやすそう、でも昼休み後の授業は眠くなりそうだなぁ、と思いながら、私は学校に向かって歩みを進める。すると、視線の先に友達を見つけた。私は少し駆け足になって、友だちに声をかけに行った。
今日の学校も楽しくなりそうだ。
#5 『冬晴れ』
冬晴れ
雪がなければ過ごしやすい
風が強さにもよる
空は相変わらず
お出掛けには程よい
買い食いがしやすく
温かい奴がたまらない
暖冬だからか人らが割といる
人がいたらいたで落ち着かない
だけど離れて見てる分にはいいね
『冬晴れ』
真冬の冬休み。
お昼の12時、ご飯を食べたらすぐに布団に戻る。いつもなら、軽くカーテンを閉めて電気をつけるところだった。今日はやけに明るいと思った。普段は出たくないと思う布団から外に行く。少し暖かった。最近はスマホやテレビばかりで運動不足だ。空を見上げていると少ししかない雲がすいすいと進んでいき、私の視界から消えてゆく。私は不意に走りたくなった。久しぶりの運動靴はひんやりしていた。ただ家から公園の中を通り駅に行って帰ってくる。単純な事をしただけなのにとても満足していた。
みんなは何をしているんだろう。ピクニックでも行こうか。それとも友達を誘ってバトミントンでもしようか。やる気が出てどんどんしたいことがでてきた。今日の冬はいつもと違う。「冬晴れ」、こんな日くらいいつもと違うことをしよう。そう思えた
寒いのは嫌い。暑いのも嫌いだけど。
今日は晴れてるから、リビングは暖かい。
ソファーに寝転び、スマホの壁紙を眺める。
推しは、いつでも可愛いなぁ。
そんなことを考えていると、メッセージが届いた。
『初夢どんなでした?』
『悪夢』
『どういう?』
『地獄に落ちる夢』
『年始から縁起わりーな』
巻き込まれたくなかったら、私から距離を取りなさい。
春は花粉症と虫が多くなってくるから嫌い
夏は近年の猛暑で外出が困難になるし食欲もわかないから嫌い
秋は2番目に好きだが、やはり近年は寒暖差が激しく体調崩しやすいし着ていくものに困るから嫌いになりつつある
よって冬が一番好き
冬晴れの日なんて最高じゃないか
空気が澄んでて汗臭い人もいない
虫もいない
空気が冷たくても日差しでポカポカ背中は温かく
夏のように体力奪われることもない
温かいココアでも飲みながらゆっくり冬晴れの休日をお散歩するのもいいな