『冬は一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ココアを飲むころには
自販機のよこに君がいて
それは
よろこびと一緒にくる
終わりも予感させて
どこに行こうとも
また会えるよ
そう喋るたびに
まるで言い聞かせてるみたいで
余計にさみしくなっていた
約束は出来ないものが多いのはずっとそうで
ずっと、永遠、変わらない、という言葉は
まるで力をもたないという現実に
どうか打ち勝ってほしい
ココアを飲みながら 果たせなかったことを
ただの思い出にして 勝てなかったことたちを
冬は誰かとこたつの中ヘ入りたいなぁ〜
そんなことを思っていたらつい先日
友達とこたつを囲んだ。
畳の部屋で
真ん中にこたつ。
みんなで向かい合って体を温めた
少しすると眠たくなってうとうとする子
課題をする偉い子
本を読む子
色々自由にしてた
みんな自由人だー笑
なんて言ってみたり。
でも、みんな温まってほかほかしてるのは一緒
楽しいね
暖かいね
体も気持ちもほかほか・:*+.\(( °ω° ))/.:+
誘ってくれてありがとう
『冬は一緒に』
カーテンの隙間から差し込む光で目を覚ます。
時計に視線をやり時刻を確認すれば、既に10時を過ぎていた。
体を起こしベッドから出れば、冷たい空気が体の熱を奪っていく。そばに置いておいたガウンを羽織りベッドへ視線を向ければ、彼女はまだ温かい布団に包まれ夢の中にいる。
起こしてしまわぬよう静かに部屋を出て、リビングへ。24度設定の暖房をつけて食事の用意を始める。湯を沸かし、トースターで食パンを2枚焼き、簡単なサラダとポーチドエッグを作り皿に盛る。
ちょうど焼き上がったパンを皿に移していると、チリン、と鈴の音とともに彼女がリビングへやってきた。
「おはよう。お腹は空いてる?」
「みゃーん」
いつも通りの元気な返事に少し待っててねとフードを皿に盛る。先程沸かした湯に水を加えて人肌程度の温度にしてフードとともに彼女用の食卓へ。
ご飯を置いてもすぐには食べず、俺が食べ始めるのを待っていつも一緒に食べてくれる。誰が教えたわけでもないのに、自主的にそうしてくれているのだからこれ程嬉しいことはない。
自分の分の食事もダイニングテーブルに用意し、いただきます、と手を合わせればカリカリとフードを食べる音が聞こえてくる。
猫は気まぐれ。でも、そんな中でもルーティーンが決まっているらしい。
食事は俺が食べるのと同時、昼ご飯のあとには俺の膝の上でくつろぐ。そして、冬の寒い夜は俺のベッドで一緒に眠る。
寒いのは苦手で数年前までは冬は嫌いだったのに、今ではすっかり特別な季節だ。
小さな同居人と過ごす平穏な日々に、この幸せの長く続くことを願う。
#18「冬は一緒に」
私たち言い訳ばっかりだから溶けちゃおっか
冬は一緒にいっぱい言い訳を積もらせよう
言い訳の雪に埋もれて春がきたら一緒に溶けちゃおう
ゴミをいっぱい含んだ真っ白な雪になって
突き放すのが好きなら真っ赤に濡れて
朦朧としながら微笑み合って手首を絞めちゃおっか
「冬は一緒に」
行灯片手に
アナタは訪れる
冬を連れて
冬は一緒にと
アナタは行灯片手に
もう片方の手は……
━風が吹き荒れて二人の姿は其処にはない
彼方側から来たモノに女は魅入られて━
冬は一緒に
温まろう
親リスの尻尾に
包まれて
ぐっすり眠ろう
お母さんカンガルーの
お腹の袋に
もぐりこんで
冬空を仰ごう
暖かい日差しが差し込む
床の上で
ワンコと並んで
ゴロンとなろう
熱いココアを
マグカップに注ぎ
あったかいねと
一緒に
笑顔になろう
「やったー!完成!」
カナデがリビングに置かれたこたつの前で手をパチパチ叩いている。
「冬は一緒にこたつに入ろうね」というカナデの言葉を思い出し、ネットでこたつセットを注文していた。ようやく訪れた休日に合わせて到着した品物を、こうして二人で組み立てた。
「これが私からのクリスマスプレゼントってことで」
思ったよりいい値段がして、少しだけ尻込みした。
「あはは、めっちゃ和風のプレゼントだね! ありがとう」
二人で使える生活の品なら高いということもないだろう。カナデは座ってこたつに脚を突っ込んだ。
「私、夢だったんだよねー、こたつに入るの。なんか家族感がマシマシになると思わない?」
確かにこたつを囲んでテレビを見るのは、古き良き日本の姿って感じはする。
「カナデの家には、こたつはなかったんだ?」
私も腰を下ろしてこたつに脚を入れる。中の温度はまだぬるかった。
「なかったよー。この部屋と同じフローリング? で、床暖房がついてて」
「あー、わかるわかる。ウチもそんな感じだった」
こたつの王道といえば畳の部屋だ。
「だからこたつのこの感じ、体験したことなかったから憧れてたんだよねー」
でもそれなら、こたつのある風景にはまだ足りないものがある。
「じゃあ、あれ、買いに行こうか」
夕飯は念願のロールキャベツにした。カナデがコンソメで味付けをして、しっかり煮込んで作った。忙しい日々にゆったりした時間が流れる。
食後、こたつの上に買ってきたみかんを置いて、二人で脚を入れた。
「ナオさっすがー! これだよコレ! こたつにみかん!」
カナデは興奮しながら、みかんにスマホのカメラを向けている。
「やっぱりあったかいな」
私はみかんを剥きながら言った。さっきまで冷たかった脚がぽかぽかしてくる。
「ウチの家族って会話が少なかったんだよね」
カナデがとつとつと語り始めた。
「私とお母さんはよくしゃべってたけど、お兄ちゃんとかお父さんとかは全然話す時間がなくて」
カナデの家庭の話は今まで聞いた事がなかった。
「お父さんはホント忙しくて、一緒にごはん食べることも少なくて、気が付いたらお父さん帰って来なくなってた」
「え?」
「ああ、ウチの両親、その頃、私が中二ぐらいの時かな、離婚してるの」
私は相槌もうまく打てなかった。もっと早く言ってほしかったとは言えない。
「別に暴力とかはなかったよ、だから男の人が怖いとかそういうのは全然なくて」
珍しいことではないし、自分と重ねても特別不幸というわけじゃない。でもそこにある複雑な感情を推し量るのは簡単じゃない。
「いきなりごめんね。なんかさ、ナオと暮らしてて、こういうのんびり話す時間があると、あの時もっと話せてたらなぁとか考えちゃうんだ」
家族で話す時間。それを今の生活で感じてくれているのは嬉しい。
「年末は…、お母さんのところに行かないの?」
そんな話もしていなかった。実家があるなら帰省するのが当たり前だ。
「でも、そうしたらナオが」
カナデが私の顔をまっすぐに見て、寂しそうな顔をする。
「ナオがひとりになっちゃうじゃん」
なんだそんなこと、
「今までも一人暮らしだったんだから、別に大丈夫…」
「じゃあ一緒に行こう? 私の実家、ナオも一緒に行こうよ。私のルームメイト、お母さんに紹介したいし」
急な展開に驚いていた。そんな風に言われたら、断る理由がないじゃないか。
【冬は一緒に】
車のエンジンを切り、ここから先は歩くのだと悟る。実家の帰省もド田舎出身の私からすると凄くつらい。だが毎年恒例というのもあり、一人暮らしを始めて3回目ともなれば少し離れてくるものである。今年は珍しく雪があまり降っておらず3〜4cmほどしか積もっていなかったが、大学の友達はこれくらいでもビビるんだろうなと思うと、少しだけ優越感を感じるものである。
「おかえりー!」
白い息とともにお母さんが階段を降りてくる。
「あー久しぶり!」
「いや、またでかくなったんじゃないの?」
「もうそんな歳じゃないわ。ボケてるやんw」
「まだボケてないよぉ」
そう言ってお母さんはまた階段を登っていく。元気ではあると思うけど、最近膝が悪そうで心配だ。
「大丈夫?」
「大丈夫大丈夫」
…ならまだいいけど
「あ、お父さんに挨拶していきなさいよ!」
「わかってるよ!」
そう言って私はお母さんに次いで、ギシギシと引き戸をスライドさせる。
「うわぁーなつ」
いつもは毎年お盆にも帰省できていたのだが、今年は用事でたまたま帰れていなかった。
「お父さん」
そう小さく呟いて、上着を脱ぎ、私は仏壇の前で手を合わせる。
「よし」
その声を合図にしたように後ろ側からお母さんの声が響く。
「みかん食べる?」
「えー食べる!」
そう言って立ち上がろうとした時に少し体が固まっていることに気づいた。厚着をしていたから気づかなかったが、外は相当寒かったようだ。
「おととと」
右手を支えに立ち上がり、私はみかんの元に向かって歩みを進めた。左手の方は少し赤くてジンジンしていた。
【冬は一緒に】
『お疲れ様です。』
「お疲れ〜。今日もバイト?」
『いえ、今日は真っすぐ帰ります。』
「そっか。じゃあ、途中まで一緒に帰ろう。」
『はい!』
先輩と歩く帰り道。
吹き付ける風は、とても冷たい。
「テストはどうだった?順調?」
『あー、まぁ…ぼちぼちっすね。先輩は?』
「んー。私は…ちょっとまずいかも。」
『他の先輩方と違って、部活一筋でしたもんね。』
3年生の先輩のほとんどは、部活動よりも受験勉強に熱心だった。
そりゃあ、学生の本分は学業なんだから、
一生懸命に勉強するのは当たり前なんだけど…。
それにしても、部活が蔑ろにされている気がする。
2年生の先輩から聞いた話だと、去年までの3年生の先輩方は、
夏期講習と大会前の練習を両立させていたらしい。
今の3年生の先輩は、部活動よりも自分の利益の方が大事らしい。
全員がそうってわけではないけれど。
「まぁ…私はいいんだよ。AOで早く受験終わってるし。」
『そんなこと言って〜。卒業できなかったらどうすんすか。』
「いや、卒業はできる!…はず、さすがに。」
『ほんとっすか〜?』
「大丈夫だって!」
話しているうちに、先輩との別れ道に着いた。
いつの間にか、雪が降り始めていた。
『そんじゃ先輩、また明日!』
「うん、気を付けてね。」
『はーい!』
外がどんなに寒くても、先輩がいれば大丈夫。
卒業するまでもう少し、一緒の時間を過ごしたい。
鼻の先が冷たい。喉が渇いた。部屋はまだ薄暗く、シンと静寂に満ちている。
(トイレ行きたい)
そう思いながらも隆之介は、キンキンに冷え切った鼻先を毛布に埋めて縮こまった。
布団越しに小さな塊が足先に当たるのを感じる。
(ゆかりさん起きるかもだし)
徐々に強くなる尿意と、寒々しい気温へ募る億劫さ。瞼は未だに眠りへと誘ってくる。
意を決して外に出した片手でスマホを引っ掴み時刻を確認する。
—6:27……あと1時間寝れる。
パッと照らされて顰めた顔のまま、スマホをサイドボードに放る。
寒い。尿意を誤魔化す様にそう脳裏で呟き二度寝の態勢に入る。
「ミ……」
小さく聞こえた欠伸と共に、足元の塊が動く気配がする。
ごめん起こしたね、と声をかけるよりも先に、縁は隆之介の腹の上に歩みを進めた。
布団越しに感じるずっしりとした重み。彼女は布団の中が嫌いらしく、添い寝は布団の上に限られる。冬の風物詩だ。
嬉しい。嬉しいのだが、今の隆之介にとって腹の上は尿意を促進させるだけの忌々しい場所であった。
「…ゆっちゃん、お腹やめて…」
弱々しい提案も虚しく、彼女は丸まり眠りにつく。
トイレに行きたい。眠い。トイレ。
散々葛藤した末に隆之介は身体を起こし、布団から出る。ヒヤリとした空気が身体中を包み、足先がカチコチに凍りつくようだった。
無理矢理退かされた縁は「理解出来ない」と言わんばかりの視線を隆之介へと向けた。
トボトボとトイレへと向かい、やっと一息付く。
扉の外には縁が待っており、迷惑そうに「終わったか」とひと鳴きして踵を返した。
二人してベッドへと戻りようやく二度寝をする。先程同様、縁は隆之介の足元で落ち着いた様だ。
寒いのは嫌だ。けれどこれがあるから冬を嫌いにはなれない。
この時期にのみ起こるこの日常に、隆之介はヤキモキしながら再び眠りについた。
≪冬は一緒に≫
「肉まん」
「ホットドリンク」
「ポットパイ」
「グラコロ」
「おでん」
「ラーメン」
「鍋」
「しゃぶしゃぶ」
「すき焼き」
「矢野は!?」
「こたつでアイス」
「それだ!」
「アイス買って帰ろうぜ」
「サーティーワンどこだっけ」
「セブンティーンでよくね?」
「あ?」
「え?」
「間取ってコンビニでダッツ買おう」
「部活帰りに他人様の家のこたつを訪ねるにしては人数多すぎない?」
『冬は一緒に』
冬は一緒に
冬になったらずっと一緒。
冬と言わず秋の終わり頃から一緒。
なんなら冬が終わっても春の初めまでも一緒。
色んなコと一緒にいる。
チェックの柄が可愛いくて少し薄手のあのコ。
ふわふわ暖か毛のあのコ。
もう何年も一緒で端っこが破れちゃってるけど、暖かさは1番だからずっと一緒のあのコ。
今日はお出かけだから奮発してデパートで買った、カシミヤ100%の首感触No. 1のあのコ。
どのコがいいなんて選べない。
寒さによって、気分によって。
今日はあのコ、明日はあのコ。
ずっと一緒。
私の可愛いマフラー。
冬は一緒に
一緒にというと誰か恋人とかを想定したお題かな。あいにくそういういい人はいない。
しかし昨日はまいった。外出中に腹を下してあやうく大惨事になるところだった。もう少しで人としての尊厳を失っていた。
外にいく前になんとなく腹に違和感があったからいくか迷ったんだよな。あの時に出かけるのをやめておけばあんな苦痛を味わうこともなかったのに。
まぁいい。無事に帰れて買い物も済ませた。もし昨日いってなかったら今日出かけなきゃいけなかったからな。これで今日はゆっくりできる。
冬は 一緒に
そうだなー 冬は 一緒の方が良いかも
誰かと 家族 親子 お友達 など など
寒いから 外 で歩く🚶のも 億劫になるし
気を 使わない 仲間が言いなー
男女 年齢 問わず なかなか
いないな~
寒いので 焼き芋🍠食べて 昼寝だよ
雪がふり 今年の冬は 団らんだ
もしも憧れの二次元美少女きゃらがサンタコスに現れたら一緒にいつまでも居りたい気分だ♪
冬は一緒に
散歩に行きたいです
誘ったら本当に来てくれますか
一緒に歩いてあわよくばくっついたりして
この気持ちもあなたにうつればいいのにって
私はまたろくでもないことを考えてしまいます
冬は一緒に鍋を囲んだり
イルミネーション見たり
年越したり。
ずっと一緒に暮らせますように。
冬は誰かと‥なにかと…
一緒に温まりたい
家族と 友達と 好きな人と
母は1年前から施設
近所で暮らし頻繁に日々接していた
その当たり前だった時間が今
とても懐かしく 大切に思えている
日々 今を大切に生きていこう!
「冬は一緒に」
こたつでみかん。すき焼きにたまご。
外でしとしとと降る雪を横目に、わが家は温かい。
冬は一緒に鍋食べて
こたつ入って
猫を見て癒されて
楽しいね!