『冬は一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬は一緒に
今年の冬は、一緒に沢山の場所へ二人で出かけよう。何でって、今年の冬は、嘘みたいに貴方と付き合えて同棲出来た冬だから。これからは、二人で、今まで出来なかった事、沢山したい。だって、せっかく、夢の様な生活送れてるのに、何もしないなんて勿体無いじゃん?せっかく今めっちゃ幸せなんだからさ(*˘︶˘*).。.:*♡もうマジで同棲してから今まで以上に沢山愛が溢れて毎日大変💞同棲してから、今まで知らなかった貴方の色んな一面が見えるようになったけど、貴方のどんな一面を見ても、例え嫌な一面でさえ、愛おしく感じてしまう。これが本物の恋だと改めて気付かされる…これからも末永く宜しくね💕︎未来の旦那様💕︎
冬は一緒に
誰かといるのかな
誰もいないけど
誰ともいなくても
誰もがそこかしらにいる
一緒にいることに
冬は関係ない
関係ありそうな行事はある
クリスマス
大晦日、初詣、正月
成人の日、バレンタイン
誰ともいなくても
気にしたことがない
その為に一緒になろうとは、
何かで一緒にいたら
付き合ってる状態にはなる
そう求められる
だから別れるんじゃないかな
その誰かには必要ではなくなる
それでいいと思ってた
いまでもそれが正しいとも思う
だからって独りに拘りはない
別にどちらでもいい
なんにしても
終わりがあるのはそれで良い
体感的に私に必要かは問題ではない
そうだったんじゃないかとね
必要になるのも悪くはない
その時が来たら
私が終わらせることになるのかも
人間は自我を捨てたい
それが様々な事柄から見える
酔う為に飲んでるんじゃなくて
飲まれて酔ってるんじゃないのかな
何も感じないのは異常だけど
異常がなくなる時には、そこには居ない
抜け殻だけが横たわっている
あなたは何処にいると思いますか?
《冬は一緒に》
「空気が冷たいとさぁ、なんだか寂しくならない?」
そう言ったのは、まだ私達が中学生だった頃。
茜色の空に背を向けて、まだ青い空を目指して並んで歩いていた帰り道のこと。
「……まぁ、なんとなく、わかるかも。寒いと寂しーってなるな」
同意を示してくれた彼とは、よく話すし仲がいい。今日も今日とて、一人で正門を出た私に対して、
「やーい、ぼっち」
と声を掛けてきた失礼な奴でもあるが。
まあ、そう言いつつ毎回私の隣に並んで話しかけてくる彼もまた一人なのだから同類だと思う。話しかけるにしても、ぼっち、とは言わないでほしいけど。
「ほら、特に今みたいな夕方とかさ! 家が近いとはいえ帰るときは結構寒いじゃん?」
「そりゃあな」
「だから、こういう時に誰かと話してると余計楽しく思えてくるんだよね」
「……へぇ」
曖昧な反応を示す彼に、私は笑ってしまった。いつも通り肩がぶつかるほどの距離で並んでいるのだ、若干緩んだ彼の表情はよく見える。
「……なに」
「んーん! なんでもな、ぁっにゃッ!?」
ずっと彼の方を向いて話していたせいか、ふと視線を落とすと散歩中の子犬が見え、それに驚いて身を引き変な声を上げてしまった。
幼い頃、大きな犬に追いかけられ噛まれかけたことが少しトラウマで、犬は苦手なのだ。
飼い主さんもびっくりしたと思うが、咄嗟なので許してほしい。
「ぶつかってごめん! ちょっと犬が……」
「……っ、ふは! 猫かよ、にゃーって! 声高っ」
「あーもう! 笑わないで! びっくりしたの!」
「はいはい、にゃー」
「うるさいってば!」
自分でも、そんな狙ったみたいな悲鳴を上げるとは思わなかった。凄く恥ずかしい。
照れて赤くなった頬を手で隠すようにして、私は彼に釘を刺す。
「絶対誰にも言わないでよね」
「言わないって」
「本当? 言ったら殴るから!」
「言わねーって。ほら、さっさと行かないと信号変わるけどいいのか?」
「よくない!」
本当に腹が立つ。にやにやしている彼に軽く拳でも入れてやろうかと思ったが、信号を渡りきったらすぐに分かれ道だ。
ふと寂しいという思いが湧き上がるが、引き止める話題も思いつかない。歩く速度を緩めることしかできないが、やはりすぐにいつも分かれる道に着いた。
「……あー、またね。ばいばい」
「ん、ばいばーい。また明日」
また明日、そう自然と口にした彼が、眩しかった。
今日みたいな冬の寒い日は、やっぱり誰かと話しながら下校する方が寂しくなくていい。
「……明日、委員会なんだけどなぁ」
私と彼は別々の委員会に入っているが、こちらがタイミングを合わせれば一緒に帰れるだろう。
——一人で帰るには、冬は寂しいから。会話なんてなくとも、ただ一緒に帰れたらいいな。
冬は一緒に
寒い日にはストーブで暖を取ろう
ストーブの上にはもちろんアルミ箔で包んだおイモを乗せてね
小窓の中の揺れる火を見ながら、一緒にいろんなことを話そうよ
ひとしきり会話を楽しんでいると、
ほら!ほんのりと甘いおイモの香りが鼻をくすぐる
冬は一緒にこの季節にしか味わえない事を楽しもう
お題【冬は一緒に】
春は引っ越し。父の仕事で見知らぬ地に降り立った僕は、見慣れない景色と昨日までいたはずの友達が不在の教室で買ったばかりの上履きの白が光る。
夏は雨。校外学習で予定されていた野外活動は、規模に似合わないかわいい名前の台風で吹き飛ばされる。
秋は気温差。気を張っていたのでしょうと老齢の医者が走り書きするノートには、高熱とせきの症状と記されている。
「早くしないと置いてくからな!」
玄関先でいつもより厚みのあるスノーブーツに手間取っていると、痺れを切らしたクラスメイトたちが笑いながら雪玉を握っている。去年までは見たこともなかった銀世界は、どうやら僕の知らない遊びが山ほどあるらしい。コートの前を閉めるのもそこそこに、手を振るみんなの元へ駆け出した。
「今行く!」
冬は一緒に。冬こそは一緒に。
冬は一緒に、コタツで温まろう?
今年はいろんなことしたね!、って
笑いながら、みかん食べで
コタツで寝て、一緒に風邪ひいて
また、笑って。
そんな幸せがあったら、
もう、何も望まないよ。
冬は一緒に星を見よう。
春は二人で花見をしよう。
夏は海辺を散歩して、
秋には私はひとりきり。
散った紅葉を踏みながら、貴方が眠る場所へと向かう。持っていくのは結局最後までやめられなかった煙草と、毎日のように食べていた好物のチョコレート。花はどうせ分かんないだろうから供えてなんかやらない。
「これだけ赤く染まってるんだから、充分だよね?」
私を置いて逝った貴方に、花なんか供えてやらない。
「ねえ」
火をつけた煙草を一瞬だけ墓石に置いて、すぐに取り上げる。
「どうせ紅葉を見に行くなら、墓場なんかじゃなくてもっと別のところに一緒に行きたかったよ」
一口吸って、嫌味のように吹きかけてやる。
「ざまあみろ」
そう吐き捨てたあと思いっきり噎せたから、慣れない煙草のせいだと言い聞かせた。
そう、滲んだ涙も煙草のせい。
END
「冬は一緒に」
冬は一緒に
あったかい格好してさんぽ
手をつないでさんぽして
帰ってごはん作って食べる
寒いー!寒いー!と言いながら
缶ビールをぐい呑みして
オリオン座を見上げながら歩くのも
今年で何年経ったかな
「来年の冬は一緒にならない?」
「えー?」
「ん、なんでもな〜い」
鼻がちょっと赤くなったのは
ビールと寒さの所為にしとこーっと
#冬は一緒に
ねぇ、明日雪降るかもだって〜
君は嬉しそうにそう言った…けれど雪が喜べるのは学生までだと僕は思っていた。
ねぇねぇ雪積もったら一緒に遊ぼ〜?
うん、、
あんなに暑かったのに今じゃ息は白くなっている。
楽しそうに遊ぶ君が白い雪と重なって消えてしまいそうなほどに綺麗で、思わず君の手を掴んだ。
どうしたの?
攫われてしまいそうで…
どういうこと?
笑いながら君はそう返した。
雪の中に隠れてる君を見つけられる自信がないなんて情けないなぁ…
だからこの雪が溶けるまでずっと隣にいてね
君の側は暖かいから
独りの冬は
寒すぎて
身も心も凍てついて
無気力
無感動になる
君と一緒ならば
活力も湧くのに…と
叶うはずのない
夢をみる
# 冬は一緒に (353)
おでん、ホットコーヒー、中華まん。
冬のコンビニの食べ物は、冷えた身体に優しい。
どれも美味しいけど、こういう時は、やっぱこれでしょ。
「肉まん2つください。」
ほかほかの包みを1つ、君に渡す。
君はちょっとだけ目を見開いて、ありがと、とふんわり微笑む。
アパートまでの道を、並んで歩く。はふはふと肉まんにかじりつきながら。
寒いね。鼻まで冷たいよ。肉まん、おいしいね。
早く家に着きたいような、このまま永遠に歩き続けたいような、そんな夜だった。
「冬は一緒にさー、スケートでも行かね?」
「は?」
なんで俺がお前と行くんだよ笑
「彼女出来る予定だからむり」
「なんでだよ!笑」
「行こーぜ!」
俺はこいつと幼馴染でずっと一緒にいた
けど初めてこんなこと言われたからちょっとだけ、びっくりした
「お前モテるんだから彼女くらいできるだろ」
「いやー、今そういうのいらないって言うか、前の彼女でちょっとしばらくいいなって思ったわけよ」
「だからしばらくは友達とばかやるの!!」
こいつ、前の彼女とごたごたがあって別れたんだ
相当だったんだな
「じゃあその時俺に彼女がいなかったら行ってやるよ」
「言ったな?!約束だぞ!!笑」
そう言ってたのに──────
「なぁ、一緒にスケート行くって言っただろ?」
「何寝てんだよ」
「なぁ!!!」
あいつは事故にあって死んでしまった
呆気なく逝ってしまったんだ
「俺彼女作らなかったんだぞ?」
「お前とスケートして、ばかやって、色々したかったから!!!」
なのに、なんで、、、泣
なんでこんなはやく逝ったんだよ、
冬は一緒に、色んなことしたかった、、
300字小説
冬ごもり
僕はこの山に住む狼だ。と、言ってもただの狼じゃない。遠い昔に山の魔物を倒した聖獣の子孫らしい。まあ、もう特別な力は無いし、身体がデカイだけだけど。
山に雪が降り始めると僕は冬ごもりに向かう。大きな身体ではちょっと吹きさらしの寒さはキツイ。熊は穴蔵で冬眠するけど僕は……。
「おお、今年も来たか」
山の麓の国境警備隊とかいう建物で、兵士さん達がほくほくと迎えてくれる。
毛を梳いて洗ってくれて
「よしよし、警備隊の紋章の入った首輪だ」
美味しくて暖かいご飯をくれて、暖炉の前に寝かせてくれる。
僕をかまう兵士さん達の顔はどこか寂しそうで、きっと冬は寒さがこたえるのだろう。
だから皆で一緒になって、暖かく過ごすんだ。
お題「冬は一緒に」
澄んだ夜空を見上げると
星が綺麗に瞬いている
この寒い季節
ついつい探すのは
オリオン座
幼い頃
年始は祖父の家に
親戚が集まり
従兄弟達とよく遊んだ
夜になって窓から見えたのが
オリオン座
みんなで一緒に過ごした
時間を思い出しながら
今年も
夜空を見上げる
冬と春の境目なんて
どうでもいいけど
冬を誰かと長い時間共に過ごしたら、
もうそのあとは春だと思ってる。
誰と過ごすかな。
恋人かな、友人かな、仲間かな、家族かな。
誰だっていい。
誰かと一緒に春を迎えたら、
その年は幸せだったって、言えるよ。
今日がその日かもしれない。
「おまたせ、待った?」
外は寒いから
お部屋で一緒に過ごそうよ
会話なんてなくてもいい
あなたは好きなゲームをして
私は好きな本を読む
時々ね
ふと
目が合った瞬間に
ちょっとだけ微笑んで
また 好きなことができればいい
一緒の部屋にいる安心感
好きなことができる時間を
共有できたら
その静けさが
居心地のよい静けさになるだろう
【冬は一緒に】#42
【冬は一緒に】
『ねぇ!クリスマス空いてる?』
そう僕の恋人は言って来た。
嬉しかった。
だけど僕は少し考えた。
僕は毎年家族とクリスマスは過ごしているからだ。
今年くらいは、恋人優先した方がいいのか?……
そう僕がぶつぶつ考えてるうちにも恋人は返事が待ち遠しそうな目で見つめてくる。
僕は思わずうんと言ってしまった。
すると恋人は満面の笑みでありがと!と言ってどこかへ行ってしまった。
今年の僕のクリスマスは恋人と過ごすようだ。
先日、寒いからとこたつを出した。ぬくぬく天国だ。
晩ごはんはアツアツのすきやき。
父さんと母さんと家族三人……鍋を囲んで
「「「「いただきます」」」」
ん?一人多くない?
気配もなく私の隣に座りに来たのは、幼馴染みのアイツ。
さも自分も家族だという風に座り、すきやきの肉を美味しそうに頬張っている。
「どうかしら?おいしい?」
「ん、すごく美味しいな」
「ははは、いっぱい食べなさい」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
母も父も上機嫌。母に至っては野菜を取り分けている。いやいやいや、コイツうちの子じゃないでしょ。
「待って待って待って?!何でいるのさ!あーっ、それ私の肉!」
「少し落ち着きたまえよ」
「アンタねぇ!!」
胸ぐらを掴んで怒鳴る。すぐ父に止められたけど。
母いわく、奴の両親は仕事で長期不在で。寂しいだろうから、ごはんくらい一緒に……と誘ったらしい。
「ふふ、温かいね。こたつもすきやきも」
「アンタ、もしや毎日来る気?」
「うん。冬の間は両親が不在だから……毎日団欒できるね?」
「マジか……」
よろしく、と微笑む奴に私の日常は狂わされる──空いた手にそっと、隣の奴の手が重ねられて。
ほら、ね?
【冬は一緒に】
寒くなったね
寒くて 寒くて
凍えてしまいそう
一緒に歩く時
寒さのせいにして
あなたのポケットに
そっと手を入れるから…
あたたかい手で包んでほしいな
何もなかったように
さり気なくね