『冬になったら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬になったら
繋いだ手をポケットに入れてくれる彼に
恋をして5年?
「こいつめぇぇぇ!!」
「うわっ寒い!やめてくれよぉ〜」
一緒の布団に入って
毎日懲りずに
掛け布団の取り合いをしている
#冬になったら
300字小説
送り鬼
俺の住む町は冬になると『雪鬼』が出るという。
昔、ここが山沿いの集落だった頃、山に出かけ、不運にも凍死した猟師や炭焼きの魂が降りてきて、暖を求めて彷徨い歩くのだと言われていた。
忘年会でつい飲み過ぎ、終バスで帰ってきたものの、待合室のベンチで潰れて眠っていたはずの俺の身体が、誰かの藁を編んだ簑のチクチクする背中に担がれている。ボソリボソリと藁靴が凍った雪道を踏む音と共に呆れた声が聞こえた。
『……あんなところで夜を越して、かかあや子を置いて、あちらに逝ってしまったらどうする』
翌朝、妻の話によると、いつの間にか俺はベッドで寝ていたらしい。二日酔いの頭を抱え起きる。枕元から床に柿の実がころりと転がった。
お題「冬になったら」
冬になったら貴方と手を繋いでイルミネーションを見に行きたいな,
冬になったら、あなたはいない。
冬になったら、あなたがくれたもので私は生きる。
冬になったら、あなたは一番遠くなるけれど、
あなたとの別れは永遠ではなく、
また会える日が来ることを、私は知っている。
/お題「冬になったら」より
冬になったら二人で温めあおう。
二人でいる喜びを噛み締めながら。
「10年後の冬の日僕は待ってるよ?」
そう言ってくれたのに君は影すらも見せてくれないね。
今どこで何して、どんな事してるかなんて1ミリも分からない。
そっちは楽しい?私は君がいなくなった10年間私頑張ってね自立したんだよ?10年前じゃ考えられないでしょ?
ボロボロだった私を助けて愛をくれてありがと。でも、流石に約束破る人だなんて思わなかったなぁ。
知ってる?今日はね君と私があった日なんだよ?こんな寒い中よくベンチで寝てたよね。びっくりだわ。死んでるかと思って結構慌てたの覚えてるんだよ??
ねぇ、聞いて?私、好きな人が出来たの。あれ?言わなかったっけ?同じ部署のね先輩なんだけど、私の事しっかり受け止めてくれる人だよ?
君が私の事受け止めきれていないだなんて言ってないじゃん?
でも付き合ってるとかじゃなくてね、ただ好きなの。こんな学生みたいな恋、久しぶりだなぁ。
ねぇ。聞いてよ、私失恋しちゃった。いいように私利用されてた。私の友達の子が好きだったみたい。あぁ、こんなにぽっかり穴が空くことなんて無かったのに…私男運悪いよね。
久しぶりだね?3年振りぐらい?
聞いてこの3年でね私結婚して子供が1人産まれたんだ。
失恋しても割と生きていけるもんだね。教えてくれてありがとう。あの時の子供が帰ってきた訳じゃないけど、ちょっぴり嬉しいよ。
10年前…私は当時付き合っていた彼氏がいて婚約までして、妊娠までしていたけど、君が余命1年とか貰うから、私生きていけるか不安だった。
でもここまで成長したよ。この事は今の旦那さんも子供も理解してくれてるよ?、だけど墓参りはそろそろ控えようかな。また行けそうにも無いかな。
ていうかそばに居たのなら、少しぐらい見えてもいいんだよ?
その時は5人でご飯食べよ?
ぜひあの子もそっちで育ててよ。
来世は一緒になろうね。
そう言って、水を思いっきり墓にぶっかけてシオンの花を置いて帰った。
あの日から私はあの人よりも愛せる旦那さんと幸せな家庭を築いてる。冬が来る季節になるとふと、思い出すよ?
幸せになってね。
「来世の妻より。」
冬になったら、あの日の話をするか。大寒の頃に南国に咲く桜の話をするか。お前と観に行ったあの桜の話をするか。花びらを分けて散らさず、ただ一緒になって頸ごとおちるあの桜の話をするか。
散り散りにならずに済んでいる。
散り散りになったらなったでいいのでは。
それでもまだ隣だ。まだ隣にある。
いまの俺らがあの桜の頸なのか、いまから分たれて散るのか、賭けてみるか?成立などしない賭けか?お前が握り返すその手の温度が答えだと、お前は知りもしないで笑う。だから俺も笑い返す。愛じゃない。親友じゃない。二人でひとつでもない。名前をつけられなくていいしつけられないと名付けて片付けてもいい。己の名前をつけられずに倦んでいた俺が、己の名前をつけざるを得ず倦んできたお前が。ただ相応しく、ただ互いに相応しくここに在る。
寒くなって、ある所では雪が降って。
熊さん達も植物も、少しの眠りについちゃうね。
もしかしたら、お庭で元気に駆けている子もいるかもね。
赤い帽子を被った白いお髭のおじいさんが
鈴を鳴らしてランランと、お空を自由に飛びまわり、
いい子のお家に飛んでくるかもね。
でも、やっぱり。
暖かいお部屋の中で、こたつにみかんを用意して
極寒の冬を、ぬくぬく一緒に乗り越えていようね
---二作目---
冬はあまり好きじゃない。
そもそも寒いのが得意じゃないからだ。
出来ることならずっと家の中で布団にくるまっていたい。
---
「...ほら、そんな嫌そうな顔してないで夜ご飯の買い出し行くぞ」
「うぅ...もう部屋に戻りてぇ...寒い...」
「気持ちは分かるが、少しは外に出ないと不健康になるぞ?」
「学校行く時出てるんだからいいじゃねぇか...」
「そういう問題じゃない、いいからササッと買い物済ませるぞ...」
「...はーい......じゃあさ...手さみぃから手つなごーぜ」
「手袋は?」
「持ってねぇーの」
「ふーん...」
せいらは怪しみながらも、優しく俺の手を握ってくれた。
...なんだか今更小っ恥ずかしくなって、赤くなっているであろう顔を隠す為に
首に巻いているマフラーに顔を埋める。
...本当は手袋は持っているのだが...
寒さを理由に、少しだけ甘えてもバチは当たらないだろう?
#冬になったら
121作目
冬になったら
冬になったら
お気に入りのマフラーとコートを着て
夜の山にでかけよう
空には降ってきそうな満天の星
眼下には宝石箱をひっくり返したような夜景
気がつけば雪がちらほらと舞って
とても綺麗なイルミネーション
風は冷たくて
吐く息は白いけれど
身を寄せ合えばきっと暖かい
冬になったら
大変なことも多いけれど
こんな楽しみなことも多いんだ
冬になったら
イルミネーションを見に行きたい
一緒に大晦日を過ごして年を越したい
正月には神社に行きたい
初日の出も見に行きたい
あなたとやりたいことだらけ
全部やろうね
冬になったら厚着してクリスマスを過ごし、お正月を迎える。今年は雪は降るのか。
今年もぼっちクリスマスです。今年も色々あったなあ。サンタガールに会いたいものだ。
俺はもう日の目を見ない。底辺で生きる事を指示された。そういうロードマップを敷かれた。やりたい事は多かったが生きてる内には敵わないだろう。
俺はサンタにはなれなかったし、サンタに願う年でもない。今の俺に必要なのは金だろう。
上手くいかないものだ。上手くいかないものだ。
冬になるにつれ心が寒くなってきた。このまま凍え死ねたら楽だろう。冬の空、段ボールハウスで凍死。俺が2歳の時に見て聞かされた。心の風景。そうはならないだろうが。俺はその将来の為生かされた。
何故死んではいけないのか? 高校生の頃親に言われた。貴方が死んだら家族と親戚に迷惑がかかるだろうと。
その後言われた。貴方の時代は来ないと。
そして言われた。貴方はいつまで私達を苦しめるのかと。
言われた。貴方の絵は絶対売れないと。
親という足枷。呪い。俺はもうおっさんだ。死んだらサンタにでもなりたいな。冬に凍えて死んだらね。仕事もさせてもらえなかった人生。
ねえ、なんで死んだらいけないの? 俺もうおっさんだよ。
春になったら桜を見に出かけよう
オシャレをして、お弁当も持って
花粉症だからマスクもつけていこうね
夏になったら花火を見に行こう
浴衣を着て、下駄も履いて
大好きだからわたあめも買って歩こうね
秋になったら、紅葉を見に行こう
スニーカーを履いて、カバンも背負って
食欲の秋だから美味しいご飯も食べに行こうね
冬になったらお家でまったりしよう
今年は沢山出かけて、いっぱいデートして
楽しかった、だけどゆっくりしたいよね
また来年も一緒に出かけようね
次の冬になったら何をしようか?
【冬になったら】
冬になったら なぜか少し寒い
でも、私の恋は貴方の手のように暖かく...
雪のように冷たい。
「俺、いつまで待てばいい?」
俺を見つめる君の瞳が曇った日のことを、今もまだ鮮明に覚えている。
「いつまでだって待つよ。待てって言うなら」
少し薄暗いところが気に入ってる、学生時代から通った江古田のビストロで。
「ただ、出口が見えないのは辛いんだ」
今みたいに、ワイングラスの脚に指を忙しく這わせながら。
「いつまで、」
「冬になったら」
「ま」
「冬になったらちゃんと考えるから。もういい?」
「てば」
「行くね」
最後は、俺から目をそらし、早口で季節を先送りにして。
「俺はいつまで待てばいい?」
片付けができない子供のように、俺を宙ぶらりんにしたまま君は去っていく。
人恋しくなる。手がふれるあったかさ。きょりの近さの心地良さ。いつまでも寒くあってほしい。ずっと、いないけどいる感覚でいたい。寒いからこそあったかさを感じる。書ききれない寒さから余白から感じる余韻を楽しもう。
〚冬になったら〛
いたるところに置かれたクリスマスツリー
大量発生するサンタさん
どこからともなく聞こえてくるジングルベルのメロディー
しんしんと降る雪
普段とは少し違うあの独特な雰囲気が好きだ
冬になったら、冷たい風が吹きますね。
冬になったら、白い雪がひらりと舞うでしょう。
冬になったら、あなたの好きな椿が咲きます。
冬になったら、空気も澄んで月が綺麗でしょう。
冬になったら、ホットワインが美味しいでしょう。
冬になったら、暖炉の前でたくさん話がしたいです。
冬になったら、クリスマスがすぐに来ますね。
冬になったら、年越しの計画を立てないとですね。
冬になったら、あなたの誕生日がもうすぐだから、密かに誕生日パーティの準備をしないとですね。
―――…冬になったら、
あなたがいなくなってもう5年の月日が経つのですね。
冬になったら、僕は毎年あなたのお墓を訪ねます。
【冬になったら】
冬になったら。文香は思い出す。
イヤリングをつけはじめた事と1人でコーヒーを飲みながらメモに、思いついたままに美しいものや好きなものを書き留める事。
また、冬が来たら始めようと新しいメモやコーヒーのお店を考える。
ちゃんとメモしておかなきゃ。
そしてメモをちゃんと読み返そう。自分の周りに素敵なものがたくさんある事を思い出すから。
はなればなれ
キセルというバンドで
「ハナレバナレ」と言う曲がある
とても浮遊感があって
「たまには君を忘れてしまうよ 」の歌詞が
秀逸だなぁと思う
冬になったら
冬に合う音楽ってあると思う。
haruka nakamuraさんの
「twilight」というアルバム
秋〜冬に合うと思う
結構長い間
haruka nakamuraさんが
女性だと思っていたことは内緒
魔物に食料代わりにさらわれて2日経つ。
「死なれては困る」
粗末な容器で水が与えられた。
最初は泣いていたけどお腹が空いてきた。
「もう少し後で食べるとしよう」
付近で盗んできた食べ物が与えられた。
寒かったので藁を編んで靴や外套代わりにした。
「いいな、それ」
大きなパンツと靴とマフラーを編んであげた。
ちょっと工夫して敷物も完成した。
「もう少し太ったら食べてやるからな」
甘みがぐっと増した果物が与えられた。
箒を作って洞窟を掃除して
火を付けるのもうまくなって、暖を取り煮炊きもできるようになったし、雪から水を得るようになった。
「冬が来たら食ってやる」
熱を出して寝ているとそう言われた。
やっと熱が下がり起き上がる。
枕元のそばに花がそっと置いてあった。