『入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
題【入道雲】(フィクションで想像です。)
「わー!これ絵にかきたいな。今日は入道雲だ!」
私は、急いで病室のベットの横に置いていた紙と筆をとった。
「あっ!物を落としちゃった。」よいしょっと。
「って、うわ!」ばたんっ!
「痛い!」はぁ。そして、私は床に倒れこんだ。
一私は小さい頃からイラストレーターになるのが夢だった。でもー
病気なんだよね。もうすぐ絵も描けなくなるんだって。あーあ。つまんないの。私は、絵が上手なことしか魅力がないってのに。笑える。
特にね、私は雲の描き方が上手なんだ!えへへ。
雲がないと、なぜか悲しくなるの。何でだろ?
明日も入道雲が描きたい!
「私は、明日も絵を描くもん!」
誰がなんと言おうと。
入道雲って不思議
いつも浮いてるのに
今日はお空から落ちてきたんだね
もしかして、
おとされちゃったの?
まちがえて、おちちゃったの?
この雲は,もしかしたら
とっても偉い人なのかもしれない。
この雲はもしかしたら、
勝手に食べ物を食べた悪い雲なのかもしれない
でもね、それもまた運命
今日の雲は羽をとられた雲でした
(題・入道雲)
入道雲が浮かんでいる。それはさながら巨人のごとく、その白い双腕を大きく広げて青空を泳いでいた。空には彼を遮るものなど何も無い。どこまでも広く、どこまでも遠く、際限なく白く在れる。澄み切った青いキャンパスの上を渡っていける。決して染まることなく、混ざることもなく、どこまでも真っ白で、雄大だ。今日も空は広く、雲は白い。そんな彼に嫉妬している。とりとめもない羨望が寄せては返す白波のごとく、思考の上をたゆたっていく。ぼんやりと仰いでいると、段々とこちらへ近付いてくるような、そんな気配を匂わせる入道雲に気付いた。入道雲は、その姿がいかに美しくあれ、とどのつまり積乱雲である。私はおもむろに立ち上がり、干していた洗濯物を急いで室内に取り込んだ。
「入道雲」
小学生くらいのときは夏になるとよく見かけたような気がするが、最近は見てないような気もする
空をのんびり見ること自体が減ったのだろうか
夕焼け空は好きなので、つい眺めてしまうんだけどな。夏の昼間はそんなに見ていないかもしれない。そもそも屋外にいない
あれはサメ
あれは肉球
あれはお餅
雲を見上げるときなんて
めちゃくちゃ暇な時か
めちゃくちゃ参ってる時
あれは手形
あれは入れ歯
あれは――――
さて自首してくるか
『入道雲』
お題『入道雲』
大人たちに内緒で僕達は酸素を補給するためのマスクをつけ、外の世界へ出かけた。
かつて人間が住んでいた場所だって、学校で習ったし、おじいちゃんから何度も外の世界の話を聞かされていた。
外の世界は、大人の特定の人以外出ちゃいけないところなんだっておかあさんから聞かされていた。
でも、僕は友達と二人で外の世界へ行くことに決めた。外の世界は僕達が住んでる地下の世界と違って、空の色が規則正しくないんだって。おじいちゃんが言ってたことを友達に話したら、友達が興奮しちゃって「行こう」って言ったんだ。僕も外の世界の空が見たかった。
暗いトンネルのなかを進んで行く。ほんとうは大人たちに見つからないか怖かったけど、友達がどんどん先に進むから弱音を吐かないようにしたんだ。
やがて光が見えてきてその先に進むと、そこには青い空が広がっていた。
いつも僕達が見ている一色だけの空じゃない。不規則な形の雲が浮かんで、青から下に向かって白のグラデーションがかかっている本物の空だ。
友達がふと言った。
「入道雲だ」
って、僕は大きなソフトクリームみたいな形をした雲を見て、崩れたビル街や、ぐちゃぐちゃになったアスファルトや、草木が生えなくなった地面の上に果てしなく広がる空を見て、なんだか泣き出したくなったんだ。
入道雲といえば…わた菓子
わた菓子といえば夏祭り
夏祭りといえば…かき氷
かき氷は舌が青くなっても
ブルーハワイが好き🎵
✴️73✴️入道雲
ナツキとフユト【26 入道雲】
ナツキが窓の外を見て言った
「うわ、すっごい入道雲。ガリガリ君食べたくなっちゃった」
フユトは呆れる
「どういう発想だよ」
「夏つながりだよ。入道雲といえば夏、夏といえばアイス、アイスといえばガリガリ君」
「そうか? 俺は何年も食べてないけど」
「じゃあ、久しぶりに食べようよ。ねえ、一緒にコンビニ行こう」
「う、うん」
(つづく)
「入道雲」
入道雲だ、夏がきたみたい、彼もきた!私は配信者で、好きな人がみている配信では「夏嫌すぎる~」と言っているけれど夏は特に好きだ。なぜかって、それは彼が夏になるといつにもまして興奮してくれるから。彼は気づいてないみたいだけれど、私は彼の写真や使用済み歯ブラシぜーんぶ、部屋に飾ってある。いつも私のエアコンを壊して興奮している姿がすごーく食べちゃいたい、私があんな風に顔を赤らめたりしてるのは貴方がいるからなのに気づいてくれないの悲しいな…でもいつか食べちゃうときまで我慢しないと,
(入道雲。)🦜
僕は・・ね。
蒼く広い
大空に
モクモク
湧き上がる
入道雲の下に、
何処までも
広がる
青い稲穂が
✣大好きなんだ。
(空には、虫達が、
稲穂には
まだミルク状の
お米が・・。)
・大好物が、いっぱい有るよ。🦜
《でもね。》
「此の前、
急に暗くなり、
雷が光って
物凄い 雨風で
とっても、
怖かった。」🦜
【僕は・・
ブルブル、震えて
居たんだけど
娘雀しゃん。には
秘密にしてね。】
[お願い。]
“入道雲”
この文字を物語に入れるということは、きっとその後に嫌なことが起こるんだろうな。少なくとも、「筆者の中ではの話」だけれど。
わたしの中で入道雲が現れる時は、きっとその後に彼や君に嫌われるとか、非常識だと思われるとか、そういうことが待っているのだろう。けれど、わたしのその不幸を、彼や君の好きな人が見たとしたら。あぁ、やっとあの邪魔者が消える。と思えるのかもしれない。別にそれはいいけれど、私がここで言いたいのは、人の不幸は、人の入道雲は、たまに人を幸せにできるのかもしれないということ。そうやって世界は今日も回ってくれているのかもしれない。理由はどうであれ、そのおかげで今日も誰かの幸せが築かれているのだとしたら、わたしの不幸くらい、別に何度あってもいいか!と思えてくる。きっとこの先わたしに訪れる入道雲も、誰かが幸せだと思うのかもしれない。もしくは、わたしの中で悲観してしまっているだけで、他の人からしたらなんともない出来事なのかもしれない。そう思ったら、この暗闇に埋もれた鬱状態も、いつかの躁状態を励ましてくれるのだろう。
所詮、わたしの物語は、「私の中での話でしか」ないのだ。幸せだと思うのも、不幸だと思うのも、判断するのはわたしなのだ。その物語を全て終えた時、ただ晴れた1日を終えたような、そんな暖かい気分でいたい。
ぽわぽわ、綿菓子みたいな雲が遠くに浮かぶ。自分の足元がふわりと浮いて、逆さに浮いて宙ぶらりん。
自分の頭上に浮かぶ入道雲。
手を伸ばしたらすかりと手をすり抜けた。
ふわふわ、ゆらゆら。
世界が、水面をうって、ゆれゆれ、
そういえば、
死後の世界は全てが反転して見えるらしい。
自分には関係ないけど。
『入道雲』
「入道雲」
入道雲が嫌いだ。
故郷の夏を思い出すから。
都会より高く感じる空の下、麦わら帽子を被ってとうもろこしを収穫して運んで。
ご褒美にもらったアイスをあなたと食べた。
二人とも春になったら故郷を出ていくことが決まっていたから、不安を打ち明けあって互いに励ました。
あれは昨年の夏のこと。
四ヶ月ぶりに帰郷して、あなたは帰って来ないと聞いた。
アルバイトに精を出しているだとか、都会が楽しいのだろうとか、周りの人たちは好きなように言っていた。
会いたかったな。
縁側で寝転がって、雲が流れていくのを眺めてつぶやく。
思い出すのは夏の空を背に笑うあなたの顔。
入道雲が嫌いだ。
私だけがあの夏に囚われていることを思い知らされるから。
「あ、入道雲やー」
「夏やなー」
「あれ見るとソフトクリーム食べたくなるんやー。地球規模のサブリミナル効果やー。ミニストップの陰謀かー。」
「いや、普通に暑いからやろ」
「とりあえずミニストップ行こ」
「ミニストップ行きたいだけやん」
「ほんで結局ハロハロ食べるーwww」
「入道雲のサブリミナル効果、弱っwww」
入道雲を見ながら
田舎の夕立
プールの帰り
部活の帰り
仲間と出かけた夏旅行
仕事の合間の移動
家族と見る
変わったのは僕だけ
たかくそびえたくーも。
ひらたいけしきだとなんておおきい!
あそべればいいな。
ゲリラ豪雨になるのか。
「入道雲」
真夏の暑い日、空に入道雲を見つけると
どうしても期待してしまう。
雨が降って少しでも涼しくなれ、と。
でも雨が降らず、暑いままの方が多い。
「今日も雨が降らなかった…」とガッカリ。
今日雨だと思ってたけど、快晴だったね。
大神神社に行ってきたよ。
空と入道雲と山とのコントラストがよかった。
酔う匂い、酔い匂い、君放つ「大好き」は一体どこまでが本物なの?
「酔ってない時にまた言ってよ、今じゃなくて。」
電話越しに聞こえる居酒屋特有の騒音に、君の声がかき消されるようで、聞き逃さないように、聞き直さないように。
「え、なんて?」結局、私の耳が敗北したようで。
今だけは
神立の声
救われん
告げし想いは
露花に消えゆく
「入道雲」
神立:かんだち(雷、雷鳴、にわか雨、夕立や雷雨)
露花:ろか(雨露に濡れた花のこと)