『入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もくもく?
もこもこ?
もこもこもこもこ…
手前にワッフルコーンをかかげてかじりたい。
あっつい季節に魅惑的な形。
「入道雲」
入道雲
「入道雲は届かない幻のお城
飛行機から見ちゃうとそうでもないんだけど」
SEKAI NO OWARI 「向日葵」
──あぁ 綺麗だな
「入道雲」
もくもくもくもく。
あの雲のように柔らかくふわふわな
そんな人になりたいなぁ。
入道雲から漏れる光
ただ一人、大きく佇む。
青を流れる。
そこに潜む悪魔は、私達の方へ向う。
激しく降り注ぐ雨粒。
躰を、濡らす。濡らす。
綺麗な悪魔
夏
夏空の入道雲
たまらんよな
ザッ青春!って感じ
そんな甘酸っぱい時代なかったけど
空を覆うあの白い雲は
夢を膨らませてくれる
まー
今となっちゃ
げんなりする入道雲
キレイなものを、もうキレイだと見れる
ゆとりがない
ただ、ひたすらに
上を見ず下も見ず
目の前の仕事で必死こいている
入道雲でキラキラしていた、あの感情
あの頃の私もキレイだったんだろうな
夏にだけみれる雲!!!
なんかロマンティックだね💕
入道雲
【お盆】
今日はおじいちゃんのお墓参りに行く日。
ガタガタと揺れる車はまるで黄泉の世界に
向かっているかのようだ。
窓の外には大きな入道雲と眩しい太陽が
そこにいた。毎日変わらない空を見ると
飽き飽きする。
――――――――――――――――――――――
皆が真剣な顔で手を合わせる。そんな顔をされ
たらおじいちゃんも困るだろうに。
「みゆきちゃん。手を合わせなさい。」
蝉に負ける小さな声でおばあちゃんは私に
そう伝える。なんでお盆なんてあるんだろう。
空気の重さと枯れ際の花が目にはいる。
――――――――――――――――――――――
「おばあちゃん。なんでお盆は夏にあるの。」
「え?」
「夏なんてむしっとした上にみんなの暗い気持ちが空気に化けて重くなる。花だって太陽に
負けて消えてしまう。なんで夏なの?」
「具体的な理由ならあるけれどあなたが求めて
いるのはそういうことじゃないわよね。
あれをみて。」
眩しい空を指差して入道雲に手を伸ばす。
「大きな入道雲でしょう?この雲は夏だけしか
現れないわよね。この入道雲はご先祖様を
この世まで送ってくれているのよ。そこから
馬にのって私たちのところへ来てくれる。
入道雲は私たちを会わせてくれる神様の雲
なのよ。おばあちゃんが勝手に考えた幻だけ
どね。失うと幻に縋りたくなるものなのよ――」
そう言ったおばあちゃんの横顔はひまわりの
隣で静かに狂い咲くキキョウのようだった。
邪魔でしかなかった入道雲は今となっては
とても美しく映る。私の心が静かに満たされて
いくような気がした。
そんな幻を見ていた、
入道雲に揺られながら――
入道雲
梅雨明け
もう少し
夏がきたら
入道雲
けっこう
楽しみだな
なな🐶
2024年6月29日1619
入道雲
朝、空を眺めながら歩いていた。
「上向いてどうしたの?」
「入道雲出てるから夏だなあって。」
「本当だ。」
このときに気づけばよかったのだ。
この入道雲は夕方には大雨をもたらすと。
夕方。
私は全力で走っていた。
「最悪っ、傘持ってないし、こんなときに一人だし。」
もう、頭の上から足の先までずぶ濡れだった。
体の芯まで冷えて、風邪をひくかもしれないと思った。
ゴロゴロッ。
私はさらに足を速めた。
家について温まって来た頃に、雨は止んだ。
静かだった。
突然止んで、今までが嘘かのように晴れていた。
「これなら、雨宿りしたらよかったな。」
私は空を見て呟いた。
入道雲は夏らしくていい。
でも、降り出したら厄介だ。
去年ポップコーン
の様に三つ並んでいた
一番見たのは
小学生の頃かな
わくわくする
壁の様に
雨の境目に出会った
入道雲58
鍛えの夏
を幾つ超えてきただろう
やっぱり成長かな
中国語をして思い出す
少し慣れてきた
人間関係
あの頃の様に始めて見よう
決して悪いことばかりではない
一瞬でもいい
何かを始めて見て
君なら何をする?
泣きじゃくりながら
そう思った
こればかりは仕方がない
立ち直るしかない
泣きやむことなど考えない
準備はしてきた
答えを出してきた
それが一番大きいかな
ありがとう
綺麗ですよねぇー私夏の夜が好きなんです!部活帰りの時上見上げたらめちゃ綺麗な雲があるんですよ!後輩ちゃんとかと見てお話てますね♪
私は星が好きなのであまり雲には興味がありませんでも!雲も面白い事があって面白いですよね?笑
雲見てたら羊になんて思った事もありました笑
入道雲
青い空に入道雲、きれいだなぁとは思うのですが少し苦手です。大きく迫力ある光景に何故かちょっとだけ恐れを感じたりして。
秋の訪れを告げる“羊雲”が好きです。ほんわかしたネーミングとか、ふわふわした形とか。蒸し暑い夏がやっと終わってくれるのかとホッとしたりして。
秋の訪れを告げる雲と言えば“鱗雲”もありますね。
私の中で鱗といえば、秦基博(はたもとひろ)さんのデビュー曲“鱗”です。ご存知の方も多いかと思いますが、初めて聴いたのはテレビで流れたミュージックビデオ。
美しい自然の中でギターを持って歌う男性の唯一無二のハスキーボイスと静かに始まり中盤から流れるように美しい旋律と演奏で盛り上がっていく曲に心を奪われたのを覚えています。今でも大好きな曲です。
車でこの曲を歌いながら暑い夏を乗り越えることにしよう。対向車の人と目が合った時に恥ずかしいやつね。おばさんたるもの気にしませんよ。
関係ないけど“羊雲”と“羊羹”て字、似てる。
で?って言われても困るんですが。終わり方が雑でごめんなさい。
end
夏の雲は彼女の踏みつける石畳を愛撫するようにその影を滑らせて行った。壁時計が人々の人間性を午後の放埒な光の手に引き渡す頃、街のどこかでは必ずと言っていいほど盗難防止の警報がけたたましく鳴いていた。君が死ぬ間際になって、ある人が不幸に陥るための犯罪が交差点にさしかかり、律儀に世界は停止線の手前でその光景に見惚れていることがあった。それは手際としては実に偉大な空間の区切り方だった。青空に架け渡された硬質の発想のインフラストラクチャー。いかなる思慕も護りの屋根とはならず、契約事項に脇腹の素肌をさらしている。そして僕は正しく喋れなくなり、〇〇に溺れることがあった。「なぜか? もっとも尊いものは経験することができない質のものだからだ。」時は毎秒継続している。しかし目的は生まれてくることを辞めた。僕にとって生きることとは、死んでしまった可能性と生まれてこない可能性とのあいだに存在しつづけることに等しく、部屋の間柱を掴みながら酒をすすることになる夜の所以であった。女の謎が文学になり、女の心の謎が表現の秘密になった。幻に彼女の身体が投影された辺縁系の湿地に、僕はおのれの聖書を無くしてしまった。一度這ったものがむなしく背筋から流れ出ている。寝床についた暑気の跡はうつくしい空気の可能態をたたえて、監獄に閉じ込められた者の宗旨に膨大な時間を与えていた。
#入道雲
小さい頃。本当何年前。
空を指さして両親に
「あれ食べれるの?」って、
入道雲を指さして言った気がする。
懐かしいなぁ、
『入道雲☁️』
入道雲がみたい…
そしてカメラを買って
その写真をたくさん撮りたい…
あの大きな入道雲。
君は何に見える?
僕はソフトクリーム
感性の違いを認め合いながら
入道雲が、大昔に退治された巨人の成れの果てとかだったらおもしろいのに。人間に火葬された煙がそのまま雲になって、地上に稲妻を走らせたり、大雨を降らせたりしてなお人間を困らせる。
それか、神様が雲をぐるぐると掻き回して日本をつくったときに余った切れ端とか。積乱雲ともいうし。積み重なってる乱れた雲。
夏の青空をみっちり埋めて、ザーザーゴロゴロ荒れるとにかく巨大なそれを見ながら、あーさすが、
国になり損ねた雲だねって思えたらおもしろい。
夏の間だけ。
「今日も暑いなぁ」
駄菓子屋ののれんの下で君が呟く
アイスを咥えながらみなとまちのほうを見る
入道雲と海が太陽に照らされて輝いている
カモメが二匹寄り添って飛んでいる
じっとみているとアイスが溶けてきた
君がふふって笑う僕もハハッて笑う
2人は入道雲を見ながらアイスを食べた
【入道雲】2023/06/30
「快晴より、雲がある方がいいな。」
学校の帰り道。帰りにしてはまだ明るいこの時間。
周りの田んぼの水が太陽にあたってキラキラと反射している。額からの汗が止まらない。
そんな暑い日、中学からの親友である美乃里が口を開いた。
「なんで?」
私はなんの疑問も持たずに彼女のつぶやきに反応する。
美乃里が少しズレたようなことを急に言い出すのはいつもの事だ。私が幼馴染の涼介と口喧嘩をしてる時はいつも美乃里が割って入ってくれる。もうひとり、いつも一緒につるんでいる誠也という親友もいるが、あいつは私達が喧嘩していても無反応。そんなこともあってか、傍から見ていれば4人のグループで1番お姉さん的な存在に思われがちだが、実はその逆だったりする。
しっかりしているようでちょっとズレたところがあって、よく妄想に老けたようなことを言い出す。
俗に言う天然と言うやつだ。少しズレたその反応が、時々苦手だったりもする。
-まあ、本人は気づいてないっぽいけど。
「だって快晴って雲がないってことでしょ?なんかそれって寂しくない?」
「そうかな〜。私は快晴の方がなんか澄み切っていてい いなって思うけどね。」
雲は雨の原因の一つなわけだし、私はあんま好きじゃない。
「でもさ」
またもや唐突に、今度は大きな声で喋りだした。
「曇って毎日同じじゃないでしょ?なんかいつもと違うことが起こりそうで楽しみにならない?」
空を見上げながら言う彼女の横顔は、本当に楽しそうだった。
私もつられて空を見上げる。
そこには、空を丸々飲み込んでしまいそうなほどの、大きな入道雲があった。
「もう夏だね。」
同じようにそれを見上げながら彼女は言った。
「私たちにとって、最後の夏。」
ドキッとした。
そっか。もう、最後の夏。
何も無いようにこんなこと言っちゃうから、悲しいこと言っちゃうから、やっぱり苦手。
「ほんとに良かった!!!」
え?よかった・・・?
「本当に、最後の夏を、楓やみんなと過ごせてよかった!!
最後の夏、いっぱい楽しもうね!」
少しズレた、その反応が苦手。
真っ直ぐなその言葉が、私の心を突き刺すから。
-でも、こんなこと言われたら、嫌いになんてなれないじゃん。
「そうだね、楽しもう!!」
学校の帰り道。暑さで遠くは歪んで見えるアスファルトを、真っ白な入道雲の下、私は走り出した。
い草の匂いに髪をなすりつけて
冷蔵庫の扉を開けては閉めて
氷をなめなめあちこち彷徨き
さあどうしようかとまた寝ころがる
入道雲がこちらを向いてる
奴が雷鳴を連れてくる前に
こいつをどうにかしなけりゃならない
夏は腐敗も早いし今のうちに
さてどうしようか
とりあえず雨戸でも閉めようかね