入道雲』の作文集

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入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/29/2023, 2:12:47 PM

「あの雲、すっごい雲雲してるね」
「そうだね」
「なんかさー、こうもでっかいと飛びつきたくなるね」
「そうか?」
「思いっきりジャンプして〜雲に〜ダイブ!」
隣の友人は抱きつくポーズをして、きゃっきゃとはしゃいでいる。昔からあほだとは知っていたが、ここまであほだったとは。補習と暑さで拍車がかかっている。
「そんなに上手くいくか?」
「もふんっ」
私は想像する。遥か上空まで跳躍した友達は、どんどん小さくなり、やがて雲の一部にビタンと張り付いた。
「蜘蛛の巣に飛び込んだ虫みたい」
「えー気持ち悪い」
「急にテンション下がるな。というか、あそこまで跳べないだろ」
むすっとした友人は、それからはっとして、
「ふわふわの人が、ここにも〜!」
「あほか! 寄るな、暑いってのに!」
「いや〜、バチバチしないで〜」
遠くからゴロゴロと音が鳴っている。
私は翳りゆく空を眺めながら、いつまでここに居られるだろうか、などと考えた。

6/29/2023, 2:07:04 PM

入道雲がテーマだ。
キャンパスいっぱいに大きな入道雲を描く、
「ん~もう少しピンクかな、、いや?青か?」
美術室で独り言を言う、
もう夏だ、、、そう思わせるほどの入道雲を描くために。

『入道雲』
ー終わりー

6/29/2023, 2:04:48 PM

愛されたい…

愛されたいと思った…


キミが心底愛しい…



愛しい記憶…

愛された記憶…


ねぇ…

ミーチャン…

6/29/2023, 2:04:40 PM

冒険


自転車を漕ぐ

行ったことない場所

お弁当を持って

どこまでも行こう

入道雲が見えなくなるまで



※入道雲

6/29/2023, 2:01:49 PM

梅雨入り前だけれど、夏の暑さが訪れ始めていた。



高校に入学して、約2ヶ月も経つというのに、せっかくのJKライフを謳歌せず、図書室に入り浸っていた私は、気になる人がいた。
図書室にいるのは、いつも同じような顔ぶれ。
その中でも、一際目を惹くのが彼だった。
図書室だから当たり前なのだけれど、それでも他の人とは違う、落ち着いた雰囲気。
上履きの色は、私と同じ学年を示す赤色。
いつでも私より先に図書室にいる彼を、いつの間にか目で追っていて、いつしか図書室以外でも彼を探すようになっていた。



そんなある日に、珍しく私は彼より先に図書室に訪れていた。
今日はいないのかと少し肩を落としながら、今日読む本を探す。前々から気になっていた本があったな、とその本を探しつつ、本棚を回っていく。


あった、と目に付いた本は、低身長の私には届かないような上の段に置いてある。かといって他の人に頼むのも恥ずかしいし、司書さんも今日に限ってお休みだ。
いや、なんとか届きそうだろうか。
低身長だってやる時はやるのだ。
変なプライドを捨てきれず、脚力を頼りにその場で跳び始めたのは、今思い返せばかなり恥ずかしい。

「あ、」

「…これ、取りたいの?」

まるで、夢見ていた少女漫画のワンシーンのように、私の後ろから伸びた腕が目的の本を掴み取った。

「あ、ありがとうございます…」

目線ははるか上。
普段は座っていたからあまりわからなかったが、彼は驚く程に身長が高かった。

にこりと笑った彼は、私に本を渡すと軽く会釈をして戻ろうとした。

「あ、の!」

思わず出た言葉だったけど、チャンスだと思ったから、止められなんてしなかった。

「お名前、なんですか!」

「…白井 蒼空(そら)です」

その日は、青い空に真っ白な入道雲が浮かんでいた。



テーマ:入道雲

6/29/2023, 2:00:44 PM

テーマ:入道雲 #228

ふと空を見上げると入道雲が浮かんでた。
絵に書いたような大きな雲に思わず声が出てしまう。
これくらい大きな人間になれたら
ちっぽけなことで凹まなくなるかな……。
そんなことを想いながら青空に浮かぶ、
まるで空というキャンバスに書いた様な雲を見上げる。

6/29/2023, 2:00:35 PM

子供の頃、入道雲に囲まれて「今」だけを感じてただただ遊んでいた日々

大人になった私は、ビルに囲まれて仕事をする日々
大抵「今」に意識がなくて「過去」や「未来」に思いを馳せてばかり
だからかな?不安や心配が憑き物だ

「今」を生きるってシンプルなようで
なんだかすごく難しい

6/29/2023, 1:59:54 PM

あの雲の塊を見る度、
僕はあの日のことを思い出す。

あの日、僕と君は
あのイカれた家から逃げ出すように
持ってるお金全てと携帯だけを持って
県外に行こうとしていた。
君とはあまり関わったことは無かったが、
君がイカれた家にいることを知った僕は、
ほっとけなかった。
一日一緒にいて仲良くなった君と
入道雲を見ながら
色々話した。
君は海を見てみたいと、
青く広がるあの地平線の向こうに行きたいと
言った。
だけど、あいにく入道雲がこちらに来ていて、
すぐにここを離れないと雷雨に当たりそう
だからと、あまり海を見れなかった。
結局駅まで遠く雨に打たれながら、
笑いあった。
そして、電車に揺られながら、
“また、2人で海を見に行こう”と
約束をした。
だけど、あとひと駅で県外、
もうすぐ日をまたごうとしていた時に
警察に補導された。

逃げようとした僕とは裏腹に
君は『僕たち家出してきました』と
警察に笑顔を向けた。

久々に学校に行くと、
腕には包帯、あちこちに痣や傷がある
君がいた。
僕は声をかけようとしたが、
君は何も言うなと言わんばかりに
ニコッとした。
僕は何も言えず、なにも出来ず、
モヤモヤだけが残った状態で
学校を卒業をした。

今君はどうしているのだろうか、
無責任に手を貸してしまった僕を
恨んではいないだろうか、
あの時、君は何を思っていたのだろうか、
君もこの空をどこかで見ているのだろうか、
あの海の向こう側へ行けただろうか…。

思うことは沢山あるけど、
全て謎に包まれたまま。

また、君に会いたいな。

【入道雲】


#65

6/29/2023, 1:55:45 PM

入道雲


夏だね!と君が入道雲を指差した。
夏の空の青さと、入道雲の白と、君の笑顔に光る汗。
このめまいは暑さのせいでしょうか。
それとも、夏の魔法のせいでしょうか。

6/29/2023, 1:55:24 PM

【⠀入道雲 】
久しぶりに友人に会った、
その時の天気は晴れだった、
暑い中2人で散歩がてら話をした、
何時間喋っだろう、
もう日が落ちてしまいそうだ、
オレンジ色の空になる頃入道雲が現れた、
何故か分からないが僕の心のようだった、
君と喧嘩した時もこんな空だったな、
なんて言いつつ、
帰り道を歩いた、

気づいたら僕たちは行ってくることを目的にしていたのに帰り道になっていた、

6/29/2023, 1:52:50 PM

【入道雲】

仕事が早く終わった。まだ空が明るい時間。
ふと空を見上げると、そこには夏の空が広がっていた。

青い空に入道雲。道路がもやもやと揺れて見える。遠くからはセミの声。
そして、頭の中で流れるのは『Mrs. GREEN APPLE』の『青と夏』


『夏が始まった合図がした』

6/29/2023, 1:51:54 PM

入道雲

夏の空に突如として現れる巨大な雲
入道雲は火山から出来た島のようだ。

雲の形は火山で出来た様にゴツゴツしていて火山島
気まぐれに浮遊して風に吹かれてやって来る
空は島でも旅人でも船でもなる雲を運ぶ
広大で計り知れない海のようだ。

その島には誰がいる
巨人か?もしくは小人か?それまた羊か?

その旅人は何を見てきた
青々とした自然か?自分を移す海か?
それとも蟻のような人間か?

その船は何を運んだ?
渡り鳥か?神か?それとも恵みの雨を運ぶか?

分からぬ、だが雲は私に
浪漫を与えてくれた。

6/29/2023, 1:49:52 PM

入道雲


「あのさー」
「んー?」
「あの入道雲さー」
「んー」
「中にラピュタありそう」
「あー」
「飛行船乗りたいなー」
「ねー」
「そんでそっから落ちてさ」
「んー」
「ぐしゃって潰れたい」
「おー」
「だからさー」
「んー」
「手ぇ放してくんない?」
「絶対ぇヤダ」
ぶらぶらと空中に投げ出された体が揺れる。そろそろ手も痺れる頃だろうに、手首はガッチリ捕まったまま動かない。汗だくで生返事を返してたくせに、最後だけは力強くて笑った。

6/29/2023, 1:46:37 PM

高い空に モクモクの雲


広い海に もこもこ浮かぶ


白と青の コントラスト


いつまでも 見ていたい


真夏のパノラマ

6/29/2023, 1:46:24 PM

入道雲…

それぞれの場所が決められて、そんなに広くはなかったけれど先輩達と仲間と、時間が来るまで待機していたあの畳の匂いが 蘇る。

最初で最後の試合。
勝つ事より、楽しもうと決めた大人数の参加の試合。 案の定、簡単に負けちゃったけど…。

折角 この場所まで各々の荷物を持って来たんだから 他の参加者の様子も見たいところ…。

でも、待機時間があまりにも、長くて朝早くから来たので私達は、ちょっと飽きちゃった。

だって、きゃあきゃあ言っては大はしゃぎする年頃だったんだもん!
そんな時、ちょうど坂の下に老舗のパーラーを見つけた!

ねぇ!折角だからソフトクリーム🍦食べようよ!と仲間の一人が誘う。

わぁ〜いいね!いいね!ねっ先輩たちも食べましょうよ〜と共犯にする仲間達。

わちゃわちゃわいわいどれにする?何がいい?と、まるでここが目的みたいになっちゃってるよ 皆。

顧問の先生も 仕方ないわね〜と呆れつつ ちゃんとバニラとチョコのミックスを手にして笑っていた。

その時、ガードレールに皆で腰掛けて 坂の上を見た時、ねえ!見て見て〜!入道雲〜!
すご〜いもっくもくだね〜!と 叫ぶ仲間達。

手に持っていたモクモクしたソフトクリームを、入道雲に掲げて比べて見ていたら 早く!入道雲食べないと溶けちゃうって〜と笑われた。

地元の人はどう見えたんだろうか。

ガードレールにずらっと 白い道着に紺の袴姿の生徒が並んで ニッコニコ笑いながら冷たい入道雲を食べている光景。

試合には負けてしまったけれど、これはこれでいい。 悲しくなんかない。

この場所で開催されるのは、最初で最後の私達の弓道の試合。

沢山の他の学校や一般の方の 矢を射る姿を見れたのも とても勉強になったあの暑い夏。

弓道には 素敵な言葉が沢山ある。
正射必中。
一射集中。
なかでも、一番今でも大好きな言葉 一期一会。

私は基本、来る者拒まず去る者追わず ではなく、
来る者は選び、去る者は追わずの考えで生きてきた。

でも 何事にも、人も、今生での出会いは一度きり。

それを活かすかどうかは、自分次第。

出会いは出会うべくして出会うものだと思っているので、後から考えて良い出会いも悪い出会いも、これまで、私には必要だったものだ。

弓道を通して、学ぶ事がとても多かったし、とにかく楽しかった。

あの夏の暑い日、遠くから的に当たると、見ている人達が、大声で 『よしっ!』と叫ぶ。

その声を聞きながら、皆で食べたあのガードレールに腰掛けながら食べた冷たい入道雲と畳の匂いと、
目の前で、もくもくと盛り上がっていった、本物の入道雲を、いつまでも忘れないでいよう。

久しぶりに、連絡をして弓道の話と、悔しくなかったあの試合の話をしに またあの場所の冷たいソフトクリーム🍦を食べに行ってこようかな。

また 見れるかな…
せり上がる真夏の象徴の 眩しい入道雲。




*読んで下さり ありがとうございます*

6/29/2023, 1:45:38 PM

『午後二時過ぎ』
昼下がり 休憩が終わる 空に積雲 雨が降りそうだ
やがて雨降り 雨宿りの列に並ぶ 上も下もない 右も左もない そんな列に並ぶ 私は昼食のラーメンについ入れてしまったにんにくのかけらの匂いに後悔しながら列の中ほどにいる 自分が思ってるほど他人は
周りの事を気にしていない スマートフォンがそれに一役買っている 午後二時過ぎになるようだ 雨が止めば 雨宿りも終わる 列に並んだ人々と再び会うことはないだろう 空では積雲たちが背比べ 再び晴天になるだろう

6/29/2023, 1:43:46 PM

出逢いと別れを繰り返して10数年

キミ達とボク達は真実の蝶番になった

これ以上の出逢いと別れは無い
繰り返さない

狂愛で愛し、狂愛で愛される

なんて幸せな愛情なんだろう

ボク達が手に入れられなかった愛情を
キミ達が教えてくれた

ボク達はキミ達から
二度と離れないし離さない

だから

キミ達もボク達から
二度と離れないで離さないで

不器用な愛情だけれど受け取ってほしい

今までに無い愛をこれからのキミ達だけに捧ぐ

6/29/2023, 1:42:37 PM

【入道雲】
―大きくて、迫力があって、綺麗じゃない?
夏の風物詩とも言えるかもね。
―何言ってるんだか、雨を降らしたらどっか行っちゃう、
悪い雲なんだよ。

そう思えばあの日、入道雲は不幸だけを産み落としていった。
わたしは彼女の遺影に手を合わせ、黙祷した。
ねえ、どこへ行ってしまったの。
彼女は、忽然といなくなってしまった。
空を見上げると、あなたはすぐそこに。
どれだけ手を伸ばしても届かない。

今年も、夏がやってくる。
今年も、あなたを見つけたい。
夏の始まりとともに、わたしは胸に誓った。

6/29/2023, 1:41:24 PM

このクソみたいな世界は、このクソな俺を置いて進んでいく。時間、環境、人間。内外で形を変え、気がつけば先にいる。
どいつもこいつも、俺より先を行きやがって。俺より前を歩くな。後ろにいろよ。皆俺より後ろであればいい。
そうすれば、俺だってこんな気持ちにならずにすむだろ?
たばこの煙を吐き出す。今、通りすがりのOLに顔をしかめられた。ごめんて。平日昼間くらい外で吸わせろよ。

「……っはあ〜〜」

こんなクソ人間を下に、真っ白で綺麗な入道雲がやってきた。なんとも嫌な対比だ。これ以上惨めにさせないで欲しい。
きっと、こんな俺を見て雲も笑うに違いない。

眩し過ぎる日差しに思わず目をそらした。
入道雲は、もう消えていた。

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『午後12時30分』

6/29/2023, 1:39:25 PM

つついたら
パチン!
って割れちゃいそう

たくさんの雲の夢が
詰まっているのかもね

(入道雲)

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