『光と闇の狭間で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつか聞いた別れの歌を口ずさむ。
別れの一杯を交わすことなく、10年弱の決して短くはないはない過去を、紙切れ一つで終わらせてきた。
未遂とはいえ、恋敵──ドクターを殺そうとした。ロドスだけじゃない、カランドにもいられなくなった。
でも、不思議と後悔はしていない。
ドクターへの憎悪も、エンシオディスへの好意も、今はもう感じない。
誰も近寄らないであろう森の中、私は一人静かに腰を下ろす。酷い目眩がした。
手首からは絶えず生命が滴り落ちて、もうすぐで無くなる──罪人にふさわしい最期だ。
痛みも寒さも薄れてきた。
確か昔もこんなふうに迷い込んで……彼に助け出してもらったんだ。
血と傷だらけになりながら、剣を振るう彼の姿はまだ鮮明に思い出せる。
「会いに、行くよ……だから」
最後の力を振り絞り、手を伸ばし、顔を上げる。
「俺はここにいるよ」
懐かしい声。暖かな手の感触。
こちらを覗く青い眼と、流れる黒い髪は間違いなく彼のものだ。
「ごめんな、待たせてしまって……手当してするから、一緒に帰ろう」
思い出に浸りながら、彼の腕にこの身を委ねた。
『騎士は約束を違えたことがない』
お題
「光と闇の狭間で」
※更新前の↓
「俺はここにいる、だから生きてくれ」
懐かしい声がする。揺らいだ決意に傷つけられた私を、貴方はまた守ってくれるの?
光 闇
泣いた鳥
俺はお前を助けるぞ
諦めろ 諦めろ
できっこない 時間の無駄だ
この世界では光も闇も変わらない
泣いた鳥が居る
それだけ
やってみなくちゃ分からない
光と闇の狭間で
きれいごとを宣うお前は誰なんだ
いつも俺を苦しめるお前は
誰なんだ
光と闇の狭間で
音が聞こえて窓から外を見てみると
音の原因は花火だった。
けれど、それは手前にある木々で
ほとんど隠れてしまっていた。
しかし全く見えない訳でもなく、
枝葉の隙間から漏れる光は
まるでイルミネーションのように淡く輝く。
光と闇の境目は
はっきりしているものだと思っていたけれど、
ぼんやりとしていたり、
グラデーションのように薄まっていったり、
曖昧なことも多いのかもしれない。
光を求めるのも闇に生きるのも
あなたの自由
だから 後悔の無いように
光と闇の狭間で
piano
の
こと
考えて
いるよ
****
距離
朝の
お散歩
少し
遠まわりして
郵便局の前の
ベンチで
おにぎりと
カフェオレ
楽しかった
光と闇の狭間で
光の中を1人で歩むよりも、
闇の中を2人で歩む方がいい
光と闇の狭間を生きる
・光と闇は、まるで山と谷だ。
人生山あり谷ありという諺は人生の特徴を表している。山に登れば光が当たるし、山を下れば光は山の影に消され闇となる。
それを行き来しながら進む我々は、人生の勾配に左右されて生きなければならない。
だが、神経質にならなくても、下り坂はいつか平坦な道になり、やがて上り坂となり再び光が当たる。終わりのない闇はない。
・輝いている人の裏に苦労してる人がいると聞くが、これも光と闇、山と谷を表しているように感じる。高い山ばかりが太陽の光で輝き、低い山や谷はその山に遮られ光を浴びられずにいる。
だが、その高い山も、かつて低い山だったりするものだ。地殻変動やらで何とか高くなったのだ。その上に居る者も、登るまでは苦労していた筈だ。自分の力で登りきって、太陽の下で輝いているのだ。
光は、全ての地面に平等に広がっている。山も谷も、人生の良し悪しも、常に上下する。その狭間に生きている我々はある意味平等に生きているかもしれない。
光と闇の狭間で。
光は
いつも
かわいくて
明るい推しちゃん。
闇は
ちょっとアホだけど
かっこいい推しちゃん。
光と闇の狭間に
いつもいる
私が幸せ
「もしもし、そこのお姉さん」繁華街の眩さに慣れてしまうと、建物同士の間──せまい路地裏なんかは、バックヤードから漏れる程度の明かりしかない。雨が降り光が曖昧に反射する地面の先、とくに暗く見えるそこに、濡れねずみになった男がいた。道路に面した明るいこちら側と、男が座り込んでいる影の混ざり合ったそこは、対極に思えた。僅かに当たる明かりが、男のひどく美しく整った恐ろしさすら感じる容貌を照らしている。「おれを一度拾ってみてくれないかな」
// 光と闇の狭間で
『光と闇の狭間で』
報われる瞬間を待っている
生きたいも死にたいも知らぬまま
当たり前の明日がなくなって
形骸化した恋しさの塊を積み上げる
迎えなんて来ないことは
きっと始めから知っていた
それでも、いつか、いつかは
掬い上げられる川の水のように
その腕に抱かれたいのだ
息苦しさにあえぐような
愛に絡めとられ
そこから逃れられるなら
もういっそ
なにをほんとうの愛と呼ぶのか
古い衣服を脱ぎ捨てて
重い荷物を投げ捨てて
身一つになって
自分を真っ白にして
孤独に身を落として
生き直せるのならと思い
やっとここに立てたというのに
今さらなにをためらって
怖がって
地面の影に目を伏せて
ああ 眩しい
あなたを直視できないことが
こんなにもおそろしい
この罪に押し潰されてはなるまいと
必死に自分をとどめ置き
日々あなたの赦しの中で
光の中で
生き永らえたい
#光と闇の狭間で
#光と闇の狭間で
【行動】
光と闇の狭間で、人は何をするのか
つらさを我慢できず泣き叫ぶのか?
幸せを求め光へと歩き出すのか?
つらさを我慢して我を失うのか?
希望はないと自ら闇へと進むのか?
人は時に説明できないような不思議な行動を取る。これ以外の行動を取るかもしれない。
光と闇の狭間で1人になった時、
あなたはどんな行動を取る?
テーマ:光と闇の狭間で
なんだか、からだが軽い気がする。
青年はむくりとつらさなんてないかのような、そんな佇まいで起き上がった。
「ここはどこだろう。ぼくは…あれ、ぼくは、だれなんだろうか…ぼくは、ぼくは_________…」
自問自答をこころみるが、記憶がさっぱり抜けさっている彼からすれば、それは不可能だった。
「どうしたら、ここを出ていけるだろうか…?」
それは、考えても考えても、不可能だとわからせるようにでてくれはしなかった。
パチャ…パチャン…
水しぶきがおきた
なんだ、どうしてこんなところに?
そんなことを考えるひまもなくなって、青年はみずしぶきがなったところに向かっていった。
「…なぜ、ここに………」
なぜか、こんなところに水があった
さらに動こうとするものの、なにかひものような、綱のようなものに繋がれていて、それがうごくのをゆるさなかった。
なんで、ぼくはこんなところにいるんだ…はやく、はやく、ここから出して!ぼくの家族の元に…
あれ?
ぼくの家族とは、誰のことだ?
そんなひとつまみの疑問を出すが、答えてくれる人なんて人は、今の彼にはいなかった。
急に光がさしかける
そこから、頭をつかまれた。
やめろ、はなせ……そんな声も出せない
「おぎゃっ…オギャアッ!!うぅぁああっおぎゃきゃっぁあっ!」
さけべるが、言葉にならない
「お母さん、元気な男の子ですよ~!」
おとこのこ?
青年ではなく、赤ん坊だったようだ。
青年とよべる年齢になるまで、またなければ…
今日も今日とて、赤ん坊は生まれる
短編·終
人 は 些細な事 で 「死にたい」と 思い
単純な事 で「生きてて良かった」と 感じる。
この「心」は 「幸福」と「不幸」の 狭間 を 循環し
まるで 、流れる 血 が 巡るように
この 生きにくい 世界 の 中 で
「感情」を 震わせながら 、 動いている
嬉しい 時 に 、褒められると
幸せ が 増幅 するように
苦しい 時 に 責められれば
不幸 の 淵 から 抜け出せなくなる
ふと 見上げた 今日の空も
一面、無色 な 雲 で 覆われている。
重たくて 、重たくて
果てしなく 続く 空の向こう を 浮かべても
「光」など 、映らなくて
ただ、日々 の 重圧 に
押し潰されそうになる
「もう少し 頑張ろう…」
そう自身 に 言い聞かても
敵意 を 向けられた 一言を前に
この「心」は 、簡単に砕けてしまう
何 も やる気 が 起きない
「孤独」が 、いつも 、付き纏う
誰か の「頑張れ」は
無責任 な 「刃」で しかない
思わず 零れた 弱音 は 「本音」
傷 だらけ の 背中 を
押して 欲しい訳じゃない
この「苦しさ」を
君 には 、分かってもらいたかったんだ
世の中には
白黒はっきりつけられないことが
山のようにある。
善と悪。
正義ともう一つの正義。
光と闇の狭間で
悩みもがき苦しみながら
みんな生きている。
光と闇の狭間で
みんなにはこの世界は何色に見えているのだろうか。空の青か、草木の緑か、光に照らされた白と言う人もいるかもしれない。
私には、灰色に見える。人は白黒はっきりしたものを好むけれど、この世界の殆どはそのどちらでもない。白と黒が混じり合い、清濁合わせて成り立っている。
私が生きていくのは、そういう世界だ。
「光と闇の狭間で」
私はいじめに遭っている。毎日が光と闇の狭間。こんな日常もあなたがいるから頑張れる。そんな気がする。好きです。今日はこの言葉を言うんだ!
『光と闇の狭間』
私達は光と闇の狭間で生きている。
人々は皆、光へ行きたがる。
なぜなら、この世界は地獄そのものだから。
ここから抜け出したいと思っても、「明日、明日」と言ってここへと居させられる。
「貴方には希望がまだある。」そう諭してここに居させようとする。
そうやって生き地獄を味わされているここが地獄じゃないという方が可笑しい。
だが、ここから抜け出しても、人々はすぐに自分のことを忘れ、他の人の所へと向かう。
だから私は今日も息を吸う。
光と闇の狭間で
光。
希望。救い。道標。
明るくてキラキラしてて、その世界は楽園のような穏やかさに包まれている。
でも、この世界は闇を許してはくれない。
正しさが正義を掲げ、光がその象徴のように。
私には光が強すぎる。
闇。
出口のみえない暗闇の中で、在る者の足をしっかり掴んで逃さない。
この世界はないもない。
もう落ちているから、これ以上落ちても同じこと。
希望も期待も救いもない、ある意味では優しい世界。
光に目を奪われて、闇に心を奪われる。
あるときは光へ、あるときは闇へ。
光と闇の狭間で心がゆれる。
「光と闇の狭間で」
起きて、
目が覚めようと。
瞼を少し開ける。
眩しかった。
なんでカーテンしっかり閉めなかっただろ。
気分の悪い朝だ。
瞼を閉じて暗闇が心地よい。。
あぁでも起きなくちゃ、目を瞑ったまま立ち上がる。
立ち上がって目を開ける。
少し慣れてきたのか、気分が良い。身体を光が照らしてる。
カーテンを開けた。日の光がもっと身体を包み込む
暗闇なんてもう忘れた。でも今日は何をしようと。
そうだ。夜まで少し出かけてみようか。
いつの間にか薄暗い気持ちはどこへいったのやら。
天気が良くてありがとう。